これからはもっと投稿出来ると思う多分。
今回はカラミティ・メアリを虐める話です。
そうでも無いかもしれないけど、とりあえず残酷注意。
それではどうぞ。
☆カラミティ・メアリ
彼女はその日、酒を楽しんでいた。
最近はマジカルキャンディを集めるために色々していて、ゆっくりする機会が無く、久しぶりに飲んだ酒はうまかった。
だがそんな時、一人の男が急ぎながら部屋へ入ってきた。
久しぶりの酒を邪魔されて殺意が湧いたが、次の瞬間にはその殺意が別の人物に向けられていた。
「失礼します!先程入ってきた情報なのですが、近くに姐さんの言っていたライデンなる人物が確認された模様です!」
「あ?」
ライデン。彼女は今までの中で、最もカラミティ・メアリを侮辱した人物だろう。
初めてあった時もさる事ながら、
あの日、カラミティ・メアリはライデンからの屈辱に怒りを抑えきれず、公演を原型を留めないほど破壊した。
その報復に次の日から3日間。ライデンはカラミティ・メアリに対して、陰湿としか思えない嫌がらせを始めた。
最初は些細なことだった。
ものに触る時にやたら静電気が起きたり、電球の調子がおかしくなったり。
その程度のことは、機嫌は悪くなるにしても運が悪いで片付けられた。
しかしそれらは段々エスカレートしていった。
まず、冷蔵庫やテレビなど電気製品が全て故障。
スマホに送られるチェーンメールなどの迷惑メール(何故メールアドレスを知っているのかは謎だが)。
終いには盗聴されて、意外に可愛い所もあるねと一言添えられて送られてきた、カラミティ・メアリの変身する時の言葉を録音したテープ。
あの時は本気で殴り込みに向かおうかと思った。
だが、彼女は何故か色々な魔法少女に会いに行っており、捕まらない。
そもそも彼女のテリトリーは知っていても、彼女の住んでいる場所は知らないのだから、分からないのは当然ではある。結果、それに対する報復は未だに出来ていない。
そんな矢先にカラミティ・メアリの縄張りに現れたライデン。
どんなつもりなのかは知らないが、これは仕留めるチャンスだ。
グラスに残っていた酒を飲み干すと、カラミティ・メアリはライデンを目撃した場所へ向かった。
ーーーーー
そこは廃ビルだった。
中を探そうと入口に立った彼女は、後ろの気配に気づき躊躇なくそちらへ発砲した。
しかし、まただ。
また彼女は一歩しか動かずに彼女の銃弾を避けた。
「ちょっと危ないじゃん。一般人にも被害が出ちゃうよ?」
「どうでもいい」
一言呟くと、また発砲するカラミティ・メアリ。
しかし、今度は少し動いただけのライデンに、一発だけ銃弾が当たった。
有り得ない。
カラミティ・メアリによって強化された銃弾はビルのかべをも容易に破壊する。
それを受けて無傷でいられるはずが無い。
カラミティ・メアリはライデンを睨む。
ライデンの魔法を、初めて会った時のことから、相手の動きを止める魔法だと思っていたのだが、違うのだろうか。
暫く動かないでいると、ライデンの方から話しかけてきた。
「いやー、やっぱりかー。体が鈍ってる。一発当たっちゃった。…魔法について知りたそうだねー。折角だし、土産として教えようかな」
「……」
ヒントが少なすぎる。
嘘を言うような雰囲気ではない。カラミティ・メアリは彼女の魔法についての推測を止めて、話をきくことにした。もちろん、銃口を向けながら。
すると彼女は虚空から棒のようなものを二本取り出す。
カラミティ・メアリはそれを訝しげに見つめた後、呟く。
「バチ…?」
「ピンポンピンポーン。私の魔法は、『四つの太鼓でそれぞれの魔法が使えるよ』っていうものでね?太鼓をバチで叩くとそれぞれの魔法を使えるのさー」
「…私に使った時はそんなことしてなかっただろ」
「いや、してたよ?会う前に」
「……チッ」
カラミティ・メアリはそこで発砲するが、魔法少女としてもかなり速いだろう速度で動いて躱すライデン。
そしてそのまま右上の太鼓を叩く。
「これがいつも展開してる一つ目の魔法。『見えない電気のバリアで色々なものを防ぐよ』っていうものなんだけど、1回限りの魔法でねー。どんなに強くても1回は防ぐけど、
そう言うと、次は左上の太鼓を叩く。
「これが二つ目。『魔法の電波で周りの様子を探るよ』。これはちょくちょく使っとくだけで不意打ちとか防げるから便利なんだぜー」
そして右下の太鼓を叩く。
「そしてこれが三つ目。『電気に魔法をかけて、自由自在に操るよ』これが本当に汎用性高くてねー。超便利。まあこれに頼りすぎているような感じは否めないけどね」
そう言うとライデンは廃ビルに向けて手を出す。
そこからバチバチとした音が鳴ると同時に、強烈な光がカラミティ・メアリを襲った。そしてその直後にさらに強烈な音がする。
カラミティ・メアリが目を開けるとそこには、黒焦げになった廃ビルがあった。
「まあこんな所。どう?凄いでしょー」
えっへんと胸を張るライデンに対して、カラミティ・メアリは冷や汗を流していた。
今の音と光からして、恐らく今ライデンは雷を出したのだろうが、そんなものを使われたらカラミティ・メアリに勝ち目はない。癪だが、今は一旦引いて…。
「そうそう。今日はメアリちゃんに先輩としてやってもらわないといけないことがあってね」
「……何」
「実はー」
「っ」
得体の知れない悪寒を感じ、答えるのを待たずに跳躍してビルに逃げるカラミティ・メアリ。
下を見ると、先程までいた場所にバチを叩きつけているライデンの姿がある。かなりの衝撃を受けているはずのバチは傷一つない。
「色々あって貴女には消えてもらおうということになったんだけど、この先の戦闘を見据えて、三つ目の魔法を使わずに貴女を倒そうと思ってね。さっきもちょっと言ったけど、私は三つ目の魔法を頼りすぎているようだし。という訳で、私の魔法は
するとビルに向かってくるライデン。やむを得ずビル内に潜伏するカラミティ・メアリ。
今彼女は激しい屈辱を感じているが、それと同じくらい恐怖を感じていた。
卓越した身体能力。
自分を瞬殺できる三つ目の魔法。
そして、一つだけ明かしていない四つの魔法。
恐らく話せないレベルの切り札なのだろうが、三つ目であれだと言うのに、それ以上のものを持っているのだとしたら、今のカラミティ・メアリでは到底勝てない。
今は逃走しながら、チャンスを待つしかない……。
「あのさあ」
声が聞こえた途端にカラミティ・メアリは蹴飛ばされる。
強烈な衝撃に襲われながら、そこら中に魔法の力を加えた銃を連射する。
「わざわざ貴女に魔法を教えたの、聞いてなかったの?」
それに対しライデンは、呆れたように語りかけながら銃弾を避けたり、バチで防ぐ。
カラミティ・メアリはそこら辺に地雷を投げ捨てながらライデンから逃げる。
しかし彼女の魔法は、無慈悲にもカラミティ・メアリの居場所を特定していた。
階段に逃げるカラミティ・メアリを、下から天井を突き破りながらライデンが襲う。
「かはっ」
叩きつけられるカラミティ・メアリ。
とんでもなく激しい痛みが襲ってきたが、今は逃げなければならない。
しかし右半身を捕まれ、また叩きつけられる。
銃口を向けながら逃げようとするが、何故か右腕が動かない。
魔法を使わないというのは嘘だったのかと絶望しかけるが、そうではない。
カラミティ・メアリは右肩から先が千切れていた。
悲鳴を上げようとするカラミティ・メアリをボールのように蹴飛ばすライデン。
壁に叩きつけられ、動くこともできずにライデンを恐怖の眼差しで見つめる。
「じゃあこれで終わりね」
そこで彼女が近づいた時、天井が少しだけ崩れた。
ビルの倒壊を警戒し動きが止まるライデンに、崩れた小さなコンクリート落ちる。
小さいため大した防御を見せなかったライデンだが、そこで自分が全くダメージを負っていないことに気づく。もちろん耐久力には自信があるが、ダメージどころか当たってすらいない様だ。そこで彼女は気づいた。
一つ目の魔法が作用したことに。
あのバリアは
それに気づいたカラミティ・メアリは最後の反撃とばかりに手榴弾を投げる。
ライデンはバリアを新しく張るも、別のコンクリートが落ちてきてすぐに消えてしまう。
不味いと感じたライデンは急いでビルの外へと逃げるが、カラミティ・メアリの魔法が込められた手榴弾はそんな間も与えずに爆破した。
それは投げた本人も巻き込みながら、ビルを内部から破壊していく。
カラミティ・メアリはそれに巻き込まれながら意識を落とした。
カラミティ・メアリのだいばくはつ!
効果はあったのか?
という訳でカラミティ・メアリ戦。
実は初のずっと同じキャラ視点ですが、如何でしたか?
思ってたとおり、戦闘描写は苦手です。
魔法に関しては申し訳ないです。
当初は違う魔法だったんですが、クラムベリーに勝てないかもということで変えました。
複数の魔法を使います。狡いとか言わない。
四つ目の魔法はとても強いと思いますが、ねむりんレベルの不条理さはない……はずです。
ちょっとしたヒントを言うと、ハードゴア・アリスとか夢の島ジェノサイ子を倒せるような魔法ではないです。
後、なんと評価9を付けてくださった方がいました。ありがとうございます!嬉しかったです(小並感)。
駄文かもしれないけど、頑張って行こうと思います。
感想や評価、お待ちしております。
モチベとか湧きます。