第0話 転生
俺は死んだ。
別に死んだ理由は自殺とかじゃない。友達もたくさんいたし、家庭もある程度は裕福だった。
死んだ理由は単純な話交通事故。映画を見に行きその帰りに横断歩道を渡っているとき当然左から現れた車に引かれた。
親にはきっと悲しい思いをさせただろう。
高校2年生で彼女もいない状態で死んだ俺も悲しい。
そんな僕だが今なぜか真っ暗な空間にいる。
何時間いるのか、何日間いるのかは分からない。
俺はその空間に長い時間眠ったり起きたりを繰り返してる。
体は自由に動かせない。ただ退屈な時間を過ごすだけだった。
そんな生活を送っているときいきなりいきなり光が見えてきた。
これはなんだ。
俺はそっと光に包まれていった。
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気づけば俺は瓦礫化した町の中にいた。
う、なんだここは。俺はどうしてここにいる。確か突然光に包まれて。
「目標を確認。見たことのない精霊だ。」
当然俺の上から声がした。上を見てみると空飛ぶ少女たちが十数人こちらに飛んでくるではないか。
「かまうな。攻撃開始。」
隊長らしき人の掛け声と主に少女たちは突然銃で撃ってきた。
「わあ、やめてやめて。」
俺は銃弾をかろうじて避けながら銃撃をやめるように少女たちに言った。
「しぶといわね。逃がすんがないわよ。」
「お前らに慈悲はないのか。」
「問答無用。」
「ですよね~。」
戦闘が素人な俺が長い時間銃弾を避けきれるわけもなく右足をかすってしまった。
「痛っ!」
「よし、好機よ。一気に畳みかけなさい。」
やばい。やばい。どうしよう。
説得はほぼ不可能。いきなり襲ってきた連中に通じるわけがない。
どうすれば生き残れる。
そんな時俺の中に何か目覚めたような気がした。
なんかこう自分のピンチに対し自己防衛能力が働いたみたいな。
俺はその目覚めた力を行使できると確信した。
そしてその力を使えば生き残れるとも確信した。
それじゃあ使うしかない。
俺は叫んだ。
「『
叫んだとたん俺の前に本が急に出てきてそこから白く透明な壁のようなものが作成され、銃弾を防いだ。
「―仕留めた!?。」
少女が少し興奮した声で言った。
だが甘い。
俺は白く透明な壁を面いっぱい広げた。
「総員、退避。」
「あれで仕留められないだと。」
「総員怯むな。撃て!」
少女たちは俺に対し撃ってくるがすべて白い透明な壁に防がれた。
俺はこのままではらちが明かないと思い壁を黒くし内部が見えないようにしてそれからマンホールをから逃げた。
「隊長、壁が消えました。それと同時に精霊もロストしました。」
「くそ!」