ストライクウィッチーズ~日章の桜翼~   作:toryu

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最期の零戦隊

零戦隊、再編成。

<<攻撃目標!前方の超大型ネウロイ!>>

さあミーナ中佐の声と一緒に、ウィッチ隊は空を賭け出す!

先頭、ミーナ中佐と編隊をそろへながらシールドを展開。

 

各ウィッチは身体を捻りながらそのまま、降下する。

それと同じ、操縦桿を倒しながら機体を下へ持って行く。

人数分が多いため下部、上部と攻撃が可能。

パートナーごとに攻撃が開始された。

 

赤い光線が真正面に来る時、ウォッケウルフの機体は大きく360度と零戦同様な機動力を発動しながら攻撃を交わす。

どんなに上昇しようがエンジンはフルパワーに鳴き続ける。

2機の零戦と共に、大型ネウロイの側面を機銃で攻撃。

同じ様に機銃発射機を手に・・ん?

「ああ・・」

操縦桿に発射機が装備されていた。

親指で赤いボタンを押す。

すると、強い振動と一緒に20mm弾が主翼と合計で2挺から撃ち出された。

引き金を引くと13mm機銃が機首から弾が発射される。

 

一掃しつつ、ネウロイの脇を抜き出した。

後ろを向いたその時、ライン川から46cm砲を撃ち放つ戦艦大和の砲雲が見える。

その砲弾は超大型ネウロイを傾けさせるほどの威力で、周囲には剥がれた装甲が砕け散った白い煙が沸き出る。

「ネウロイのコアだ!」

紅に染められたその宝石。

ウィッチ隊とミーナ中佐を先頭とする横一列編隊で再度編成。

<<このまま行きます!>>

宮藤さんが前に出ると一斉に魔法陣のシールドを展開させ、そのまま突っ込む。

<<総員、宮藤さんに火力を集中!>>

彼女らもシールドを広げ、手にする銃を休まず、銃口から吹き出る火が連続して吐き出される。

ネウロイの子機も守備隊系に入り光線を一斉に射出しだした。

弾かれる光線と逆に、ネウロイのコア一直線。

 

彼女、ウィッチ隊はネウロイの母機丸々貫き撃破した。

息の根を失った時、ゆっくり母機は落下していく。

・・終わった?

<<各機、俺の後ろに来い。祖国の空へ戻るぞ>>

「え、でも・・」

<<まだやる事があるんだ・・な?また来れば良いさ>>

・・ああそうだ。

隊長の言う通りかも知れないな。

別れを告げたいが、知られないまま俺達はライン川の上を飛行する。

「有難う、さようなら」

 

<>

 

彼女らが地中型のネウロイを破壊後、バルクホルン大尉がガリアの緑の地を見渡し零戦隊を探していた。

バルクホルン大尉意外は勝利と喜びで零戦隊のことを忘れていた。

「思いだそうにも思い出せない・・彼らはどこへ・・?」

 

<>

――太平洋 中部

「・・・」

広き黒い太平洋の上空、3機の零戦の中2番機のシデンだけ薄らと涙を流した。

「く・・うっ・・」

(なんで泣いているんだ・・。どこかで少女と戦い、喜ぼうと思った・・)

零戦隊のシデン以外に誰も泣いていないが、そのうちは思いだそうにも思い出せない思い出があった。

だがそれも脳の奥深くに。

 

<<現在後部に敵11機。グラマン、マスタング>>

1番機の隊長は機に告げ、機体を操ろうとした時。

彼ら3機は桜の花びらとなり海洋へ散って行く。

 




終わりです
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