ストライクウィッチーズ~日章の桜翼~   作:toryu

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初戦果

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初戦果を挙げた。

2番機の俺の機体に、黒い六角形を貫く矢の撃墜の印が入れられた。

他にも星の数だけ多いがせいぜい10機落としたばかりだ。

 

と言っているうちにすでに夜だがな。

扶桑と言う国から送られた服も帝国海軍同様。

まあ違和感無いだけマシだ。

 

食後の終わりに広々とした"居間"に案内されたが特に話す事も無く、ロマーニャの夜景を3人で見るだけだった。

と、坂本少佐が本を2冊ほど抱えてテーブルの上に置いたではないか。

「まあ最初は緊張するかもしれないが、これでも読んで覚えてくれ」

それほど分厚くはないけど何だこれ。

手にして適当なところを開くと、金髪の短髪の少女の写真が。

 

ほうほう・・"エーリカ・ハルトマン中尉"

で次のページでは今朝であった髪を束ねた、"ゲルトルート・バルクホルン大尉"

そして、"ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐"か・・。

どれも200以上のエースと書かれていた。

 

次のページ、扶桑の一覧と書いてあるが、"坂本美緒少佐"の事だけしか書いておらず後他は居なかった。

いや、あの茶髪の子が居ただろ・・。名前わかんねえ。

 

それはそれで置いといて、次はブリタイアか。

"リネット・ビショップ曹長"

胸があ・・あっ。

こいつは覚え易いから良いな。

料理もあの子と一緒だったから仲良しさん?

 

次に、銀髪の"エイラ・イルマタル・ユーティライネン"と"サーニャ・V・リトヴャグ"

 

ガリアと来てメガネっ子"ペリーヌ・クロステルマン"

家元が貴族。

恐らく態度か何かで示せれば分り易い子。

リベリオン、ロマーニャ。

"シャーロット・E・イェーガー"と"フランチェスカ・ルッキーニ"

大人と子供の差が出てるからこれも覚えられるんじゃ・・ないか?

後は知らん!

 

とにかく顔を覚えるだけで精一杯だ!

ぱたんと閉じてテーブルに戻す!

「ハァ・・」

溜息を吐いたのは俺だけで、隊長とタケムラは楽しそうに会話をしていた。

 

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風呂場下の所で・・。

風呂に入ろうと思ったけどすでにお客さんが居て、とてもじゃないが入る気はまったくしなかった。

空っぽのドラム缶を洗ってそいつを風呂の代理にすると言う。

 

「んあーどうだ湯加減は?」

極楽そうに隊長は頭にタオルを乗せながら俺達に言う。

「良いですよ。でも古新聞紙や拾ってきた、枝や木で燃やしてますからすぐに冷めますね」

「贅沢は言えないな」

俺を除いた2人の会話。

「明日の朝、射撃訓練でもしませんか? 飛行した時射撃場があったので」

 

「思う存分撃てるなら撃ちたいさ」

隊長は空を見上げながら呟く。

ラバウルに居た頃には無駄に銃は撃てなかった。

多分ここでは撃て無いと確信しているんだろう。

「明日許可を取ってみます」

 

と、プロペラ鳴く。

後を振り向くと大きな武器を手にした少女が飛ぶのが見えた。

夜間哨戒か。

「サーニャ待ってくれヨ~」

今度は棒読みの子が後に。

あ、あれは・・うん。

 

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