リインのアトリエーアインクラッドの錬金術師ー   作:kaenn

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此方のほうが進む進む、リインが勝手に動くのでサクサク書けます
まぁ短いんですがね。


第3話 刀剣類販売始めました *

暁の大狼のレア素材から出来た刀をリズに作ってもらった2日後、リズから呼び出しがあり工房へ向かうと

「ねぇ、リインの所って武器とか扱う予定無い?」

と、聞かれたので

「考えてもみなかった、確かに雑貨と転移結晶だけじゃなくて他にもいろんな商品を扱ったほうが良いのかな?」

と、聞き返す。

そして現在の商品棚を考えてみる

私は特殊な方法で転移結晶を作ることが出来る、かと言って大量に作って販売してしまっては何かと危険だと言われたので今の商品棚は雑貨と特殊なインゴットのみになっている、悩んだ末に私が出した結論は、

「じゃあ先ずは包丁とかナイフの取扱いでも始めようかな?」

私の呟きに反応したリズが

「じゃあ短剣って処でいいでしょ…あっ、後は刀扱ってくれない?ウチに来るお客さんだと刀使う人少なくて、その点リインの店はよくクラインとか風林火山のメンバー来るだろうから売れるんじゃないかと思ってるんだけど?」

リズが出した”クライン”という名前を聞いた途端に頭が真っ白になってしまった私はぼーっとしてしまい何を言っているのか分からなかったが、

「…あぁ…そうだな…」

と、相槌を打ってしまいこの通り刀剣類販売する事になった。

リズの巧みな話術?に踊らされて販売を開始した刀剣類だが私の予想を遙かに超える売り上げを記録していた。

というのもリズの打った刀剣類は私がエンチャントを施したインゴット製の為、レアドロップと遜色ない性能の刀剣類になっていて、クラインら前線メンバー行きつけの店という事もあって猫の手でも借りたいくらい忙しかったのだった。

それからしばらくしてクラインの勧めもあって今日の刀として最高品質二歩手前、魔剣クラスの刀を展示していると朝からじーっと刀を見つめるメイド服の少女が居る

もう昼だと言うのにオープンから彼此4時間程だろうか?時折溜息を吐きながらまだ熱心に見つめている。

時々来るこの少女は武器を見て手に取っては置くだけ、お客さんも少なくなりそろそろ昼休憩にしようかと思ったが少女がまだ刀の前に残っている事に気づく、何時もは昼前にはっ!とした様子で店から出て行くのだが今日は全く動く気配が無い声を掛けようと近づくも反応が無い、凄い集中力だ。

仕方なく肩を叩こうと更に近づくと小声で呟く様な声で

「…いなぁ〜、父様の刀より綺麗だし欲しいなぁ〜…………でもいったいいくらで売ってるんでしょう?少しは蓄えがあるとは言え宿にも泊まれなくなったらどうしようもなくなってしまいますし…うーん…でも…いなぁ〜…」

どうやら無限ループに陥っている準常連さんの少女に声を掛けると驚いたのか跳び上がった

「ひゃぁっっ!!」

少女は跳び上がると可愛い悲鳴をあげ少し涙目で此方に振り向いた

「今から昼食にするけど良かったら貴女もどうだい?」

声をかけ、目を白黒させていた少女は、私だと気づきホッとしたのかフゥと息を吐くと

「え!?もうお昼ですか?そんな…」

と驚愕していた。

何でも今日は彼女の所属ギルドが下層階のダンジョンの財宝のありかが描かれた地図を発見した為そのダンジョンへ宝探しに行く予定だったそうだ、時間までに来なければ不参加とみなし集まったメンバーだけで出発、となっていたのだと

ガックリという表現がピッタリくる表情の少女にもう少し早く声を掛けてあげれば良かったかな?

少女はギルドメンバーにメッセージを送ると此方に向き直り

「い…いいえ!ご迷惑お掛けしました!失れ《グゥーー》……御相伴に与っても宜しいでしょうか?」

と、聞いてきたので快く引き受け、中のリビングに入り2人で昼食を摂った

「そう言えば、あの刀が気に入ったのかい?随分熱心に見ていた様だけど?」

「いえっ…あの、私の実家にも日本刀が有りまして…実家の物より綺麗で思わず見入ってしまった様なのです…」

消え入るような声で俯き恥ずかしそうに喋る少女が凄い可愛い

「そう言えば君の名前は?」

「申し遅れました、私は星空蒼華と申します」

「いや、それリアルネームじゃ?」

私が驚いて確認すると

「ああっ…えっと、ステラと申します重ね重ね無礼を失礼致しました、宜しくお願い致します」

慌ててHNを自己紹介してくれた

「私はリイン、此方こそよろしく…っと私も本名を教えようか?」

そう質問したがステラはもう頭に血が上り過ぎたのか

「うぅ………………きゅう。」

そのまま気絶して朝まで起きなかった。




オリキャラのステラちゃん登場しました!
設定とかは後日改めてという事で
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