アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件   作:100¥ライター

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前回は予想以上の高評価をいただき、驚愕しています!
頑張ってペース上げて書いていきたいと思います!
出して欲しいアニメがあれば感想にリクエストをください!
出来るだけ出せるように頑張ります!


2話 ガチャ解禁!!

〜サラッと某推理アニメ風前回のあらすじ〜

 

俺は高校生アニメオタク津島隼人。同級生で幼なじみなんて都市伝説的な存在がいない俺はいつも通りアニメを楽しみに一人で帰っていると友だち欄に人間の友だちが一人もいないはずのLINEに怪しげなメッセージが。その指示に従ってガチャを引いてみると…

 

 

突如ソードアート・オンラインのユウキが出てきた…!!

ユウキの存在もアニメキャラを戦わせるなんてことも全て半信半疑だったが今日実際に見てはっきりした… これは現実であると…

 

 

アニメキャラが原作と同じ能力を持っているのなら今こそその知識をフルに生かすべき…!!ユウキの病気を治すため…絶対勝つ!!

 

 

〜本編スタート!

 

 

「改めてルールを確認すると色々あるんだな…」

 

 

・呼び出したキャラが病死や寿命などで消えることはありません。あくまで相手キャラにより再起不能にされた場合のみです。

 

 

・インフレしすぎているキャラに関しては能力に調整が入っている場合があります。

 

 

インフレしすぎ…色々心当たりはあるが…まぁ、ユウキは特に下降修正されてはいなかったな。一部のジャンプアニメのキャラ達が主な対象か?特殊能力に関しても一部の技が使えないとかあるのだろうか。まぁ、それは実際この目で見たり、当たった際に試すしかないか。

 

 

・戦いの際、マスターと呼び出したキャラは半径1km以内から離れてはいけない。スタンド、そのキャラが呼び出した魔物などはその限りではない。

 

 

・呼び出したアニメキャラには一般人や設定を行えば戦闘時間に入っていない状態の相手マスターにも効果が効く認識阻害をかけることが可能です。

 

 

認識阻害か…学校や会社ある人でも一緒にどうぞってわけか。まぁ、学校でマスターと鉢合わせって可能性も考えたが戦闘に入らなければ問題ないか。逆に授業中に可視化されたら即バトルなんてのもありそうで怖いが。

 

 

・戦闘中マスターと呼び出したキャラが半径1km外から出た場合、強制的にキャラがマスターのすぐ近くにワープされる。

 

 

・相手マスターを殺しても相手の呼び出したキャラを奪うことは出来ない

 

 

・マスターはこの戦いで呼び出したアニメキャラ一人につき、可能な限り必ず従わせる命令を3回だけ行える。ただし、全ての戦いをひっくるめて3回まで

 

 

なんかどっかで見たことあるようなルールが…ん?可能な限り必ず…?あの時の形兆も最初はマスターの命令に従っていたらしいが…ということは愛するキャラ同士で争わせるなんていう鬼畜の所業も可能ってわけか… 恐ろしい戦いだな…

 

 

「大丈夫?さっきからずっとルールを確認しているけど…」

 

 

あ、いけない。ユウキに心配かけさせちまったか。

 

 

「気遣いありがとな。でもこういうのは安全だって分かっている内に確認しておきたくてさ」

 

 

この戦いにおいて最も危険なことはバトル開始の合図が5分前だということ。たとえ23時開始だったとしても日付が変わった瞬間また即バトルなんてこともありえる。傷は治っても疲れは取れない。今日の戦いは終わったから日付が変わるまでは安全…

今後は休めるようにしたいので今のうちに全てのルールを覚えるしかない。無論最も疲れるのはユウキだけど。

 

 

「ユウキはもう休んでいてくれ。俺はもう少しルールを確認する。お疲れ様」

 

 

「そっか。あまり遅くならないようにね。おやすみ!」

 

 

さて、ルールの抜け穴でも見つからないだろうか…都合良くあれば…

 

 

『ピロン!』

 

 

 

「通知?またか…」

 

 

『ガチャ解禁!ガチャは5回まで引けます!すぐにでも戦力を強化したいという方はぜひ!※主人公とラスボスは現在未解禁です』

 

 

※全王様など一部の神様などは排出対象外です

 

 

ガチャは闇しかない。SSRもっと出せよ。星5確率上げろよ。おまけに具体的な提供キャラも確率も出ていない。危ないしやめるか。

それに切り札は最後までとっておきたい。もしかしたら後半で主人公確定とかもあるのかもしれないし。

正直な話、ユウキを手に入れた時点でもう満足している。チートではないが明らかに能力が高い。そこまで強くない能力者よりはるかに格上だ。これ以上スペックが高いやつを求めたりはしない。

 

 

そして全王様とかはいなくて良かったと考えるべきか。何でもかんでも消されちゃバトルにすらならない。

あとは主人公は未解禁だがめぐみんがいたということはスピンオフは一切関係なくその作品の主人公のみということか。

 

 

初回は恐らく初回補正で強いキャラが出やすくなっていたんだと思う。俺が見た限り今日見たキャラは準主人公のメンバーが多く、形兆も能力のバッド・カンパニーは夜や暗い室内、森などで力が最大限発揮された状態で戦っていればあの能力はかなり厄介なものになっていただろう。早めに倒しておいてよかった。

 

 

そしてこの2回目。基本的に戦闘力が皆無なキャラは出ないというルールがガチャのルールにあったが戦闘力が皆無とはどのように定義付けされるのだろうか。少なくともバトルを一切行わないアニメは出ないと書かれてはいたが…

 

 

「ドラゴンボールの猟銃持ったおっさんとか出たら困るなぁ…」

 

 

仮にそんなのが10万6千人いたとしても戦闘力53万1人にあっという間に消し飛ばされだろう。爆死したやつを確認してくるしかないか。主人公やラスボスが未解禁ならまだ引かないやつが多そうだが、ここで引くやつは必ずいる。断言しよう。さて、今日はひとまず休むか。

明日は土曜日。部活なんて入っていないし、とりあえずユウキとの親睦を深めながら戦いに備えるか。

 

 

 

翌日。中学時代陸上をやっていたせいか朝は早くなった。辞めた理由?陸上なら個人戦しかないと思っていたはずなのに足が速くなったせいで皮肉にもリレーという俺の嫌いなチーム戦をやることになったからだ。まぁ、そんなのはどうでもいい…それよりも今日はユウキともっと仲良くなっておく必要があるな…

 

 

「隼人!朝だよ!」

 

 

「おう、ユウキ。おはー」

 

 

『試合開始5分前です!』

 

 

は!?待て、今日は6時からか!?飯食う暇なくなるじゃねーか!

 

 

「くそっ!こんな朝っぱらから…」

 

 

「俺は学校に行く最低限の準備をしてくる!ユウキも準備しておいてくれ!」

 

 

「うん、任せて!」

 

 

戦闘開始時に家にいるというのは非常に危ない。住所特定をされようものなら敵に狙われてしまう。家も直るらしいが壊されちゃあまりいい気もしないし。

 

 

「さて、ちょいと移動するか。」

 

 

ヤバい、この時間帯にいる人間みんなマスターに見える…まぁ、みんな認識阻害かけているだろうからこの時点で向き合っているやつなんていないだろうがな。

 

 

『カウントダウン!3・2・1… 試合開始!!』

 

 

 

第2回が始まった。やはり見える範囲内にはいないか。さて、探しに行こうか。

 

 

「さて、敵はどこに…」

 

 

探していると早速アニメキャラらしきやつが敵を探しているのかここらを駆け回っていた。

 

 

「見つけた!お姉さんがボクの対戦相手?」

 

 

「悪いけど貴方の相手をしている暇は…あれ?ユウキちゃん?」

 

 

よく見てみるとOLのような制服に長く赤い髪。そして手には進化聖剣・片翼(ベター・ハーフ)

 

 

「遊佐恵美か…」

 

 

「私、この戦いにはあまり興味はないの。私の目的は魔王の優勝を全力で阻止すること。それだけよ。まぁ、どうしてもって言うなら相手してあげるけど…」

 

 

おぉ…若干上から目線っぽくなってしまうがさすが勇者様と褒めてやりたいところだ。だが…

 

 

「あのさ、悪いんだけど真奥はいないぞ?真奥はまだ誰も呼び出せない状態だし…漆原なんかは探せばいるかもしれないが。」

 

 

俺はガチャの場所から真奥はいませんよと証明するために主人公は未解禁だということを遊佐に見せた。

 

 

「なるほど…情報提供感謝するわ。それじゃあ、あと…」

 

 

遊佐は律儀におじぎをして、その場を立ち去ると思いきや…遊佐は俺のすぐ真横をベター・ハーフで突いた。

 

 

「ぐはっ!!」

 

 

マジか… 全く気づかなかった。透明化していたのか?そいつは姿を見るよりも早く消えてしまったのでどんな能力だったのか、そして誰だったのかすら分からないが。

 

 

「背後には気をつけなさい。貴方が悪さをしないなら私は敵対しないわ。それじゃあね、ユウキちゃん。」

 

 

「お姉さん!じゃあね!」

 

 

さて、とりあえず遊佐恵美がいることを確認。他にはどんなやつがいるんだろうか。

 

 

「あ、隼人!あれを見て!!」

 

 

「あれ?」

 

 

ユウキが指差した方向を見てみるとそこで戦っていたのは…

 

 

「死ね!土方!!」

 

 

「おい、やめろ総悟!今は敵対している場合じゃないだろ!あの野郎もいずれこっちに来る!その時のためにー」

 

 

「それは違いますぜ、土方さん。この戦い、合法的に土方さんをいたぶるチャンス…俺のことを好き好き言ってくるマスターとやらとあんまり離れちゃいけないってのがちと面倒だが…この戦いはいくら斬っても死なねぇどころか再起不能で消えない限りは1つの戦いが終われば怪我は治るって話でさぁ…それを試してみましょうや…」

 

 

「だからって俺に攻撃すんのはやめろ!」

 

 

「実はこの戦い、マスターは俺なんかに命令もできるらしく…で、俺は今土方さんを倒せと命令されていて、仕方なく…」

 

 

「嘘つけ!総悟ぉぉぉぉ!!」

 

 

同じアニメのキャラが会うとあんな感じになるのか。なんか楽しそうな感じだな。もっと殺伐とした戦いになると思ったが以外とそうでもないのかもしれない。

 

 

「主人公はまだ未解禁だからキリトはいないけどさ…アスナは何処かにいるのかな?」

 

 

「分からん。まだゲットしたやつがいるのかすら分からないし、でも…」

 

 

「この戦いで見つかるといいな。アスナ。」

 

 

「うん!頑張ろう!」




字数がヤバいことになったので一旦切ります。
今回新たに出てきたアニメ
はたらく魔王さま!
銀魂の2作品です!
どちらもとても面白いです
今回は説明が多めになってしまいましたが次回からはもうちょっとバトルも増やせるようにします!
それでは!

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