アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件 作:100¥ライター
応援してくださり、ありがとうございました!
これからはまたマスター達の戦いに戻ります!!
最後の話も見てくださると嬉しいです!
いつもよりもちょっと字数多めです
『スマブラ…?』
『大乱闘スマッシュブラザーズをご存知ではない?』
『いや、それは知っているわ。問題はあっちもこっちもまだ3人いるってことよ!』
『んー、だから8人乱闘でもするんじゃね?』
『なんだか戦いがカオスな展開になりそうな予感が…』
〜〜
「ルールは至ってシンプル!8人乱闘でこの戦いの全てを消化する!」
「ストックは1つ!倒したやつに1点入る!簡単な戦いだろう?」
明久と雄二が説明してくれたが、二人とももうマスターだと隠す気ないな。
『こちらが最初のやつらに何勝しようと最終的に二人が帳尻を合わせる予定だったと…明久、雄二…中々の策士だな』
『なんか既視感あるんだけど』
『気のせい気のせい』
だが、まずいぞ…Fクラスは実力があると分かっているからスマブラにしたのだろうが…俺はそこそこ強い自信はある…だが、Aクラスのメンバーの実力が分からん…下手したらこちらが雑魚連中であっという間に全滅ってのも…
「待ちなさいよ。残ったアタシ達を全員含めても6人にしかならないわよ!8人乱闘にはならない!」
「ならそっちの負けたやつらを使っても構わないぜ?」
俺達の質問に答えたのは雄二だった。工藤愛子と久保も入ってくるのか。
「要するに…僕と雄二と姫路さん、あとはAクラス5人で来ても構わないよ」
負けたやつらにもチャンスがある…今更これを反対なんてのは無理そうだな
「ルールはこうなっている。確認しておいてくれ。」
・8人乱闘で行う。(チームマッチなし)
・敵を倒した場合に1点入る。
・味方を攻撃することも可能だが、殺しても点は入らない。
・単調な試合を避けるため同じ技を過度に使う行為を禁止する。
・キャラはドラフト形式で決め、キャラ被り禁止。
・使用するキャラに制限はない。
・ストックは1つ。
・アイテムはスマッシュボールのみありとする。
・ステージはおまかせで選ばれる。
・最終戦績は関係なくあくまで撃墜数を競う
・リアルファイト禁止。正々堂々戦う!
おけ、理解した。こんなルールになっているのか。
『津島君に任せるけど大丈夫?』
『あぁ、もしもって時少し周りを見てもらうくらいかな。普段は俺に任せろ』
スマブラは一応俺の得意分野なんでね。まさかこのような形でスマブラ好きなことが生きるとは…人生どうなるか分かったもんじゃないな。
『では、皆さん!最初に第一希望キャラを書いてください!』
よし、来た…
『津島君は誰を使うの?』
『ある程度候補は決まっている…だが、ここはあえて多数派のやつが使いそうなキャラを書いていくぞ』
このルールはドラフト形式…最初の希望を通すと次からはそれをメタってくるやつが多くなる。だから最初は比較的みんなが使いそうなやつを狙う。俺が使えればいいし、相手に渡っても対策しやすいとプラスに捉えることができる。
『それでは、皆さん!オープン!』
第一希望
Aクラス
霧島翔子 ゼロスーツサムス
木下優子 アイク
工藤愛子 アイク
久保利光 リンク
佐藤美穂 ピカチュウ
Fクラス
坂本雄二 リトルマック
吉井明久 キャプテンファルコン
姫路瑞希 カービィ
早速アイク被って…いやいやいや!俺達のクラスか!つーか意外と被らないもんだな…ん?そしてクラウド達はいないのか…まぁ、いいけど
「愛子、アイクは譲るわ。頑張って!」
「ありがとね、優子!」
『では、木下優子さん。第二希望を書いてください!』
明久と雄二は威力が重く、吹っ飛ばし性能にも長けたやつらを採用してきたか…
そして最後の切り札は当たれば死ぬ
リンク、アイク辺りも最初に当てれば殺せるやつだ。スマッシュボールありきだとやはりその辺に落ち着くのな。緊急回避…しっかり決めないとな…
『で、どうするの?』
『…俺が愛用しているキャラを使う。弱いって言うやつもいるけど俺はこいつが好きなんだ…』
木下優子 ルキナ
『さぁ、皆さんのキャラが決まりました!そして気になるステージは…神殿です!それでは張り切っていきましょう!』
「…雄二」
「どうした?翔ー!?」
何だ?目と目が合う瞬間好きだと気付いたかのように止まってるな。
「…雄…二?」
「翔子…」
「…雄二、この戦い…私が勝ったら結婚してくれる?」
「は!?いやいや待て待て!わけが分からなー」
3!
2!
1!
GO!!
「またあとでな!」
「…待ってるから」
「さて、覚悟しろよ…Aクラス…」
「…負けない」
ん…二人の雰囲気が元に戻った?もしかして雄二と翔子のトリガーは二人とも目を合わせることだったとかか?
いや、まず最初にやることはFクラスメンバーの撃破!一番いけそうな姫路から狙う!この勝負は潰せるやつから潰していくのがセオリーのはず!
カービィの対策は…吹っ飛びやすい、基本リーチが短い、足が遅め!
歩く速度が1位のルキナなら立ち回りで優位を取るのはそんなに苦にはならない。カービィは使いやすいが故に実力差がはっきり出やすい。初心者なら…
「ストーンは起点よ!」
ストーンを緊急回避でさけ、掴んで投げ飛ばした。このまま崖に落として…
「吸い込みます!」
カービィの吸い込み!?コピー能力…いや、歩いて…
『自爆するつもり!?』
いや、自爆にはならない!!このまま落ちてから吐き出して自分は復帰するつもりだ!
「横に距離を稼がなくては!」
神殿の右上からやられたから左へいけばあの足場には着ける!急げば…
「そうはさせないよ!」
明久のキャプテンファルコン!?もしかしてこのまま追尾する気か!?ヤバい、空中回避の準備を…
ドォォォン!!
カ、カービィがいきなり叩きつけられて死んだ!?明久の野郎…下空中のメテオ決めやがったな…
『メテオ?』
『空中にいる敵に特定のキャラの特定の技の特定の場所に当てた場合にのみ起こる現象だ。下方向へぶっ飛ぶから下に地面がないのなら相手は死ぬ』
『特定特定うるさいわよ』
いや、もうこんな感じにしか説明できない。つかこの状況で説明を求めないで!!今死ぬか死なないかの瀬戸際ーよしっ!!崖は掴んだ…オッケー…
だが…あれは本当に俺を狙っていたのか?もしかして俺に点を取らせない作戦じゃ…はっ!!
『まずいまずい…明久に敵を倒させちゃいけない!』
『どういうこと?』
『分からないか!?俺の撃破数は14!明久が2体倒せば追いつく…だが、この勝負…俺が雄二と明久を倒しても16!そして明久が俺以外の4人を倒しても16だが、最終決戦での勝利数ボーナスがある!あの対決も含めて俺は3勝…だが明久は4勝ということになる!!だから俺の負けが決まる!急いで倒さないと…』
現在みんなは主に明久(ファルコン)と愛子(アイク)、雄二(リトルマック)と翔子(ゼロスーツサムス)の2グループに分かれている。一方美穂(ピカチュウ)は傍観しながら雄二達にちょくちょく電撃飛ばしている。なんていやらしい戦い方だろう。こいつがマスターなら絶対友達いない。
ちなみに久保は既に雄二が倒した。
さて、今は雄二達の撃破か… 神殿の入り組んでいる場所だと吹っ飛ばしにくいから困る。だが、雄二のキャラはリトルマック…なら…
「おいおい、掴みばっかしやがって…挑発のつもりか!?」
よし、殴ってきた!今!
「カウンター!」
「何!?」
「くそっ!しまった!」
…まだか…吹っ飛ばないものだな…やれやれ…やはり決め手に欠けるか?
「さぁ、かかってこー」
グサッ!
「うわぁぁぁぁぁぁ!!目がぁぁぁぁ!目がぁぁぁぁ!」
「…雄二、他の女の子…見ちゃダメ」
「くらいなさい!」
よし、スマッシュが綺麗に決まって吹っ飛んだ!リトルマックの復帰力は最低クラス。まぁ、これはやったな。これで俺に1点…あとは…
『あいつらをジェノサイドするか』
『スマッシュボール!来たわよ!』
雄二に対して雑魚を装い、カウンターで仕留められたのは大きい。さて、このスマッシュボールを…
「よし、割った!」
『狙いはどうするの?』
ルキナの切り札は当たれば必殺。だから選んだ。でなければネスとかゼロスーツサムス使ってる。さぁ、やつを仕留める!
「はぁぁぁぁっ!」
『ちょっと!どこ狙って…』
ルキナの切り札は何かに当たったり、地面が途切れない限り移動をやめない。(厳密には限界あり)だからフラットゾーンなんかで外せば大抵自滅する。だが、この場合は…
「害悪はくたばれ」
「きゃっ!」
ピカチュウの狙い撃ちに成功し、見事0%だったピカチュウを撃破。
さて、明久は…翔子と愛子をとっくに撃破済みか。つかほとんどダメージ受けてないな。あいつ…
「邪魔者はもういないわ…さぁ、ラストバトル…楽しみましょ」
俺は圧倒的格上の相手に虚勢を張るのが精一杯だった。
〜〜
バカテスト
日本史
問 607年、隋と国交を結ぶために小野妹子に国書を持たせ、煬帝のもとに行かせたが、煬帝は怒ってしまった。理由を答えなさい。
姫路瑞希の答え
国書で隋が日本と同等の立場で扱われていたから
教師のコメント
正解です。隋は取るに足らない国である日本に失礼な態度を取られたと思い、怒ったのですね。礼儀がどれだけ大切か分かりますね。
吉井明久の答え
小野妹子の顔が生理的に無理だったから
教師のコメント
過去の偉人になんてことを…
〜〜
「最後だから聞かせてほしい。君はマスターなんだよね?」
「えぇ、もちろんよ。そういう貴方もそうよね?」
「あぁ。そりゃあ、そうさ…」
「他は大したことなかったけど…貴方もそうなのかしら?」
「そう見えるかい?木下さん。調子に乗れるのも今の内だよ」
ヤバい。ダメージ的にもこちらが不利…!まずは即バーストから逃れるために複雑な地形に逃げ込んで…
「はぁっ!!」
「っ!!」
不意のファルコンキック…あぶねぇ…受け身を取れなきゃあのままバーストしていた… さぁ、どうする…
殴ってくるタイミングに合わせてカウンターを…
「既に読んでいるさ…」
「くっ!!」
カウンターのモーションの長さを逆手に取られた俺は余裕で捕まれて投げ飛ばされた。
「さて、もうおしまいにしよう…」
「…」
打つ手がもうない…勝てるイメージが思い浮かばない…
『諦めないで!絶対に突破口はある!!アタシに憑依している以上半端な真似は許さないわよ!!』
『あ、あぁ…すまない…そうだよな…』
そうだ。こんなところで諦めてちゃあいつらにも示しがつかないよな… ちょっとセコいが…あれをやってみる価値はあるか。
「吉井君のバーカ!!!」
「くらえ!」
「あぁっ!」
紙一重…もう回避だけで手一杯…万事休すか…
「ふっ、程度の低い煽り…バカはおまーあれ?ボクは何をして…」
「ゲームセット!!」
ルキナの横スマッシュをダイレクトに決めてフィニッシュ!!
『決まりました!!優勝は…Aクラス!!そして撃墜王は16点!木下優子さんです!!』
「よっしゃぁ!!」
『…何をしたの?』
『実はさ…俺は俺なりに明久へ入れ替わる手段を考察していたんだ。そこでありとあらゆる候補を探っていて…誰もあいつにバカって言ってなかったし、あいつも誰かにバカって言ったことはなかった。だからもしかして…って思ってな』
スマブラだったら負けていた。すげーゲーマー様が憑依していたんだな。まっ、もう終わった話だが… ー!?
暗転から目覚めると先ほどいた熱気に溢れた体育館とは対照的な静かで殺風景な謎の空間に俺達はいた。
「おめでとうございます!貴方方Aクラスにいるマスター10名の優勝を祝わせていただきます!!」
そう言って俺達を祝福してくれたのは女神の名に恥じない銀髪の美少女。エリスだった。
…え?確かアクアは全クラス均等に分けるとか言ってなかったか…?おいおいおい…あいつ嘘つきやがったか…?だが、そうならあの時最初のバトルロイヤルのメンバーを勝手に上位10人にしたのに誰も文句を言わなかったことなんかに説明がつく。今思えばおかしな話じゃないか。
「では、優勝したAクラスの方々には主人公かラスボス!どちらか1人を先行配布させていただきます!」
先行配布!?つまり主人公ならキリトや承太郎、ラスボスならDIO様やギルガメッシュなんかが他のマスターより早く使えちゃうと!?
それはやらなくては…!!
「すみません。どれだけ選ぶ時間を貰えますか?」
早速質問が飛んできた。やはりどちらを選ぶか悩むものだよな。
主人公は大体安定した強さを持つキャラが多い上に性格も特に問題があるやつは少ないから連携なんかもやりやすいはず。
ただ、このすばのカズマのようなシンプルな強さはパッとしない主人公やヒロアカの出久のような才能はあるがまだ強くない主人公、はたまた弱いと烙印を押されている主人公なんかもいる。
それに対してラスボスはどのキャラも大抵のキャラを凌駕するスペックを持っている。だが、手に余るキャラが多い。大人しくマスターの言うことを聞いてやるやつなんていないはずだ。
要するに安定性を取るかシンプルな強さを取るか。この2択を俺達は強いられている。
「そうですね…かかっても5分で決めていただけると助かります」
5分か…だが、俺はもう決まっている。
「主人公でお願いします」
「主人公ですね。主人公ですとサイタマさんのような一部チート主人公が出てこなかったり、ニャル子さんのような主人公が戦わないキャラだとヒロインの方が出てきたり…などの注意事項がありますがよろしいですか?」
そうか。確かにそれは懸念事項であった。主人公が無双したり、この主人公でどうやって戦うんだ?なんてのがあったらつまらないっちゃつまらないよな。まぁ、ヒロインの方が出てもその場合大抵強いし、いいか。
「主人公でお願いします。」
「了解です。結果とキャラは元の場所へ戻る時にお送りしますね。そして撃墜王の貴方はこちらへ…」
「は、はい…」
女神エリスの案内に従い、他のメンバーとは別の場所へ行くとどこからともなく声が聞こえた。
『優勝、そして撃墜王おめでとう!津島隼人くん』
「そりゃどうも」
声の主は不明。こいつが主催者か?アクアの言うことが正しければ神様の誰かだと聞くが。まぁ、こいつはその神様とやらが立てた代理という可能性もあるから口調だけで特定とかは無理だな
『撃墜王の特典。さぁ、キミは何を願う?』
「…戦う力…戦う力を俺にください」
『へぇ…どうしてだい?』
「マスターが足引っ張るわけにはいかないので…と、だけ言っておきます」
あいつらを守りたいとかは言えない。恥ずかしくて死ぬ。
『ふふっ、そうかい…じゃあ、この中から選びなよ。副賞と共にプレゼントするよ』
「副賞?」
『それは届いてからのお楽しみ!どうやらハヤトくんは飛行機にいるみたいだから一つはキミの家に転送しておくよ。もう一つは飛行機の中に来るはずだよ!』
全く…さっきから曖昧なことばっかだな…さて、肝心な能力選びだが… バランスが良く、汎用性高いやつを選んでおこう。
「じゃっ、能力はこれにする。これも付いているんだろうな?」
『そうだよ!それはハヤトくんへの特別サービス!受け取って!』
今の段階でも二つの副賞にある能力の特別サービス…サービス精神旺盛すぎやしないか?逆に怪しくなってくるんだが。
『それじゃあ!ハヤトくんの活躍を期待しているよ!!』
謎の声の主がそう言い残したところで俺の意識は暗転した。
「ん…」
身体が重い…動きすぎたか… いや、待て…この感触は…人肌!?
もう何年も触れてないから忘れかけてはいたが…というかもしかして…目の前にいるこいつが…
「はっ!すみません。わたしはマシュ・キリエライトです。これからよろしくお願いしますね、マスター」
マシュか。FGOの主人公のマスターは士郎みたく戦わないからマシュが来たわけか。マシュは防御に特化していてあのセイバーオルタの攻撃すらも…あぁ、頭が全然回らない…寝るか…
「マスター?マスター!!返事をしてください!マスター!!」
今更疲れが重くのしかかってきた。とりあえず後のことは起きてから考えよう。任せたぞ、起きた後の俺よ
最初とかちょっと雑な所が多くてすみません!
スマブラもギャグみたく流してしまいましたし…
今眠気を堪えらながら書いているので最後のは実は作者の心情も含まれていたりいなかったり…w
次回からはハヤト達一行にFGOからマシュが参戦!
お楽しみに!それでは!!