アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件 作:100¥ライター
みなさん、ありがとうございます!!
これからも皆様の期待に応えるべく全力で…
いや、その前にリクエストに応えなければなりませんねw
知らないアニメもあるので応えるスピードにはムラがありますが、言っておけば出現率がちょっと上がったり、同作品キャラが出てきたりするので活動報告にリクエストください!
特に最近主人公枠やラスボス枠が先行配布で一部解禁されたのでそちらのリクエストも遠慮なくどうぞ!
今回も見てくださると嬉しいです
人間はどれだけ自分を殺して生きていけるのだろうか。
自分の好きなことや自分の意見をはじめとし、自分に嘘をついて欲を殺して偽りの仮面を被り続ける行為には限界がある。
いつか必ず仮面を脱ぎ捨て、自分の本性を誰かに明かしたくなる。
え?どうしてこんな話をするかって?こちとらそろそろ色々な意味で限界なんだよ!!ユウキと二人きりで戦っていた時期ですら辛かったのにアイリスとマシュも増え、考える作戦や把握しなければならないことが増えたり、ついマシュのおっぱいに目線がいってしまったり…
そんな俺の場合は見栄を張りたいというかユウキ達が期待してくれている俺でいたいだけだからこうしているが他の理由で隠しているやつがいるとしたら…一体どんな理由で何を隠しているのだろうか
〜〜
《マシュside》
どうしてこうなっているのでしょうか。昨日の深夜は完璧な指揮でわたし達を勝利へと導いたあのマスターが…
『1・2・3・4・Dance!』
「はい!はい!はい!はい!はい!」
どうして最新ゲーム機でアイリスさんとダンス対決を…?
〜〜昨日深夜
隼人side
俺がこんな夜中に会ったのは首無し騎士でご存知のデュラハンである。それもただのデュラハンではなく、卓越した剣術を持つと言われるこのすばの魔王軍幹部ベルディアだ。
「まさか聖剣を持った勇者がいたとはな!」
「エクステリオン!」
アイリスはベルディアに向かい、聖剣から斬撃を放つが馬を見事に操り、やすやすと回避してしまう。
「こちらからいくぞ!」
「マシュ!耐えてくれ!」
「はい!」
さすがマシュの防御力…ベルディアの猛攻にもビクともしていない
「っ!」
マシュの防御を破ることはできないと判断したのかベルディアは後ずさった。さては試合終了時間まで粘る気だな。
「トリガー
まだ大したメンテナンスもしていないが、今は仕方ない。今後のことも考えると余力がある今撃破した方がいいだろうし、積める時に経験は積むべきだ。
とりあえず見た目はそのままで隊服はかつて空閑が来ていた黒い隊服で設定している
「
軌道はベルディアの周囲を囲むように展開!正面以外から攻める!!
「甘いぞ!」
っ!ただ前に進まれただけで軌道を曲げた弾が全てぶつかり、相殺する結果となってしまった。リアルタイムで軌道を調整するタイプのバイパーを上手く扱うのは無理か。だが、これでいい。
「お前はバイパーに気を取られすぎた上、前へ出た!
「何!?」
頭上と左右に展開させたパイパーによる視線誘導からの地面に仕込んだメテオラトラップ!!上手く決めさせていただきました!!
「ユウキ!」
メテオラの爆発に乗じてユウキを特攻させた…あとは任せたぞ
「マザーズ・ロザリオ!!」
ユウキから放たれた目にも留まらぬ11連撃がベルディアを襲い、ベルディアは戦闘不能状態になった。
「ぐっ…ここまでか…最期にこいつらのマスターである貴様に土産話でもしてやろうか」
「なんだよ」
「この世界に俺達の世界とは違う別の世界から来た魔王がやってきたらしい。やつは元の世界での仲間と共に魔王軍を立ち上げ、色々な世界から来た悪魔などを引き入れ、精鋭は悪魔大元帥とし、魔王軍の勢力を拡大しているらしい」
つまりはさっそく先行配布の主人公やラスボスを貰ったやつらが実装初日から動き始めたと。全く…新キャラ実装で騒ぐソシャゲプレイヤーかよ。あ、それ俺だわ
「全く…こんなことなら不信がらずに早く入るべきだったか…そして新たな魔王の名前は…」
「『エクスプロージョン』!!」
このすばの魔王軍幹部ベルディアの最期の言葉はめぐみんの爆裂魔法により、木っ端微塵に消し飛んだ。…いや、そうじゃなくて!!
「爆裂魔法の余波が来ている!!マシュ!!防御だ!!」
「はい!!」
俺もわずかながらフルシールドで背後を覆うようにバリアを…
「全員マシュの近くにいろ!!」
ボーダーのシールドは面積と硬度が反比例する。だから面積をギリギリまで小さくすれば俺のトリオン量ならなんとか…
「…ここまで…か…」
くっ…マシュもそろそろ限界か…?耐えてくれマシュ!!
『試合終了!!』
ふぅ…よかった…なんとか持ったか…
「危なかったな…」
「ありがとうハヤト、マシュ!助かったよ!!」
「ありがとうございます!ハヤト、マシュ!」
おっ、ユウキとアイリスがハイタッチを求めてきた。こうやって俺を肯定してくれたり、褒めてくれるのは嬉しい。
「いぇ〜い!」
「先輩、お疲れ様です!」
「おぉ、サンキューな。マシュがいてくれて助かったよ」
今回のMVPであるマシュとも軽くハイタッチをかわした。新しく入ったタンカーのありがたみというものを改めて実感した試合だったな。
「あの爆裂魔法はもしかして…」
「もしかしなくてもめぐみんだが…アイリスはまだ見たことなかったっけか?」
「はい、まだ見たことありません。今度探しに行きませんか?」
「あぁ、今日の戦いはもう終わったし…また今度な」
自分の言葉で気が抜けたのか一気に疲れがのしかかってきた。魔王軍…悪魔大元帥…誰が魔王かはなんとなく分かるが気掛かりは拭えない。でも今日はもう寝ようかな…
〜
「あれ?あのアタッシュケースは何?」
ようやく家へと帰るとユウキはあるものに気づいたらしい。
「何だろうかあれは…」
俺も恐る恐る…トラップがあるかもしれないので念入りにトリオン体に換装してからアタッシュケースを開けた。すると中に入っていたのは…
「い、い、1おー」
マシュが完全に言い切る前に俺はアタッシュケースを閉じた。
「あはは〜寝ぼけてるのかな?俺…ライアーゲーム始まりそうな金額なんて入っていなかったよな?」
「う、うん!見てないよ…?」
「なぁ?」
「は、はい…私達の気のせいかもしれませんね…」
ユウキもアイリスもこう言っている。そうだ。これは勘違いだ。さて、もう騙されないぞ
「えい!」
アタッシュケースを開けるとやはり1億円が入っていた…嘘だろおい…
「何だ?この手紙は…」
アタッシュケースに手紙が添えられていたのに気づいた俺はその手紙を見てみた。
『もしこの戦いが君の就職活動などに支障をきたすかもしれないし、送っておくね。まぁ、宝くじが当たったと思いなよ』
確かにこの戦いにより、単位を落としたとか無断欠席を重ねて仕事をクビになったとか女湯に入って社会的地位が地に堕ちたとか色々といるのかもしれない。そのための救済措置か?
「なるほどね…」
「とりあえず必要なお金を守るため朝一金庫と最新ゲーム機を買っておくか」
「先輩!最新ゲーム機は絶対関係ありませんよね!?」
〜〜
津島隼人
現ポジション:シューター
※ワールドトリガーが分からない方にはドラゴンボールとかの気弾撃ちまくるやつとか思っていただければ幸いです
メイントリガー
アステロイド
メテオラ
ハウンド
シールド
サブトリガー
アステロイド
バイパー
シールド
グラスホッパー
※隼人は同作品のトリオンを感知するやつやレーダー持ちとはそうそう会わないだろうとの判断で誰でもつけているのがセオリーなバッグワームを装備していません。
〜〜
《マシュside》
そうでした。先輩は持ち前の行動力で金庫と最新ゲーム機を買って、みんなで遊んでいたのでしたね。ですがやはりこの戦いのためにニュースなどで情報を得なくては…
「よっしゃあ!!勝ったぁぁぁぁぁ!!」
「もう1回です!もう1回やれば私が勝ちます!!」
「おう!来い来い!もう1回だぁぁぁ!!」
「終わりましたね?ニュースに変えますよ!」
「何をする!!」
少しお節介かもしれませんがさすがに少しくらいニュースを見た方がいいはずです。とりあえずチャンネルを…
「ニュースか?だが、マスターが殺された案件ならその場で最も違和感のない死因で世間一般でよくある事件として片付けられる。
そもそも現場のアナウンサーなりカメラマンとか報道や捜査関係者全員マスターでもない限り全体でこの事件に関われない。
たとえそれがクリアされてもこの戦いのことを一般人に伝えることも不可能だからそもそもアニメキャラが殺人事件を起こした…とは報道不可能なはずだ。」
ルールについて中々調べているのですね…これだけこの戦いに興味・関心を持ち、沢山のルールなどを把握しているとは…流石です、マスター
「仮におかしな事件を見つけたとして、警察に行っても無駄だ。たとえ警察がマスターだとしてもあまり話をしてくれるとは思わないし、警察がマスターならこちらもマスターであることを明かすことになる。明らかに相手の付け入る隙が増えるデメリットと釣り合わない。だからニュースなんてLINEでちょいちょい確認する程度で有益な情報を手に入れるにはー」
マスターは情報漏洩を防ぐために安易に自分がマスターであることや自分の所持キャラをあまり言いたくないようですね。マスターの考えに感心しながらニュースを見ているとニュースアナウンサーが…
『昨夜未明、ある一人の女性が行方不明になりました。原因は不明で警察も女性の行方を調査中です』
〜〜
《隼人side》
行方不明…だと?
「!?おいおい…この事件…俺達が昨日ベルディアと戦っていた時期と一致するんじゃないか…?」
ベルディアと戦っていた裏でか…?しかもこの近辺で起こっている…
もしこれがマスター絡みなら無視できないかもしれないな
「そ、そうだね…もしかして昨日戦った誰かの仕業ってこと?」
「確かにユウキの言う通りである可能性も高いが…行方不明で処理されているから偶然でただの誘拐事件って線もある」
「…殺人事件とは処理出来ない殺し方をされた…とは、考えられませんか?たとえば死体が発見できなかったとか…」
マシュが的を射た発言をした。これには思わず納得した。確かに宇宙空間に放り込まれたり、跡形も残らずに殺された可能性は大いにある…
「心当たりはいくつかある。ただし、仮にアニメキャラが一枚噛んでいたにせよ、HUNTER×HUNTERのノヴとか別空間が送ったからそう処理された…とかもなくはないな…」
マスターによる誘拐事件や殺人事件か…はたまた普通の事件か…どうなるかは全く予想がつかないな
「もしこれが何者かによる殺人事件なら私は放ってはおけません!」
アイリスが何かとやる気だな…確かにこの事件は下手したら大量殺人事件になり得る可能性だってある。広い意味で言えばこの戦いそのものがキラ事件のような大量殺人事件かもしれないが。
もしこれが殺人なら人間をたった一つの痕跡も残さず消せるやつには心当たりがある。だがしかし…
「この件に首を突っ込んだ際、事件の元凶にもよるが不利な可能性が高い…それでも…行くか?」
俺の推測が正しければ俺達は相手と圧倒的に相性が悪いのは確定的に明らかだ。そいつの場合マシュの盾など意味を成さないし、ユウキにとってはかなり高度な立ち回りが要求され、アイリスも無闇に距離を詰められない。
もし自由に構築が組めるならそいつ用にメタをガチガチに張らなければ正直勝てないと思う。
俺がもし3人でかかるとしたら迅さん(風刃有無は問わない)、スナイパーであるシノン、エミヤなどで挑む。
だが、みんなが本気なら俺も覚悟を決める。この3人で勝ちにいく
『はい!』
3人とも本気みたいだな…じゃあ、俺も期待に応えるべくやるだけやるしかないよな
「よし…それじゃあ、まずは情報収集だ。警察はダメ…だがただの警察じゃないなら?」
「それってもしかして!」
「そのまさか…」
前にアスナのマスターのついでに連絡先を貰ったあいつに連絡をかけてみよう
「そう。宇宙警察…エルドライブだ」
最後まで見ていただきありがとうございます!!
今回はあまり動きがありませんでしたが次回からは本格的なバトルを始めていきたいなと思っています!
あぁ、任天堂の最新ゲーム機欲しいなぁw
次回も見てくださると嬉しいです!それでは!!