アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件   作:100¥ライター

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ちょっと間が空いてすみません!
今回はアクアやそのマスターにスポットが当たります
ちなみに前回、このすばから出せそうなのはクリスやハンスしかいないと言いましたが、ミツルギとかの存在を忘れてましたw
まぁ、出さない可能性の方が高そうですが…
そして今回のタイトルから何かを察した方は今回、そのパロディがいくつかあるのでそちらもお楽しみくださいww
今回も見てくださると嬉しいです


30話 迫真アクシズ教団広告部 信者増加の裏技

危機的状況でも欠かしちゃいけないのが敵勢力…というか所持キャラの確認だ。

 

 

まずは茅野美羽

めぐみん(このすば)

遊佐恵美(はたらく魔王さま)

 

 

次にダクネスのマスター

アスナ(SAO)

ユナ(同上)

ダクネス(このすば)

 

 

あとは魔王軍

 

魔王貞夫《サタン》(はたらく魔王さま)

芦屋四郎《アルシエル》(同上)

漆原半蔵《ルシフェル》(同上)

バニル(このすば)

ウィズ(同上)

 

 

そして俺に忘れられない衝撃を残した24歳学生のマスター

アクア(このすば)

不明

 

 

このすばメンバーが見事に引かれ合っている…スタンド使いは引かれ合うと誰かが言ったようにサトウカズマに皆が引かれ合ったのだろうか…

 

 

色々訳が分からない24歳学生のマスターが色々と危険すぎる。バカテスの世界で試験召喚戦争をした時、アクアは俺の案内役を担当していた。だからアクアに関しては隠し球がある可能性が高い。こいつは警戒しないとな。

 

 

今いるアニメキャラ達に俺とカズマを含めれば総勢17人…大乱闘が起きても全然不思議ではない…さぁ、どうしようか

 

 

 

 

「あぁーーー!!あんたもしかしてバカテス編で私を散々煽ってくれたやつね!」

 

 

あっ、俺の顔覚えていたんですね。確か…

 

 

〜回想(12話より抜粋)

 

 

「そこにある紙を開きなさい。その子の身体を貴方は借りるのよ!」

 

 

俺は勇気を出して紙を開いた。そこに書かれていた名前は…

 

 

「え!?こいつか!?いや、待て待て!ふざけんな堕女神!」

 

 

「うわぁぁぁぁ!堕女神って言った!謝って!私に謝って!」

 

 

「お前はバカ丸出しだ!!お前だって必ずあの戦いに参加することになる!あっちに戻ったらお前が登場するのをみんなで楽しみに待っていてやるぞ!!」

 

 

 

 

「まさかこんなにも早く俺のリクエストに応えてくれるとはな!サービス精神旺盛なこっだ!」

 

 

「リクエストに応えた…?馬鹿ね、私はあんたを鉄拳制裁しに来たのよ!くらいなさい、水の女神アクア様の怒りの鉄槌!!ゴッドブロー!!」

 

 

「マシュ」

 

 

「はい!」

 

 

名前を呼んだだけでその意図を理解したマシュはすぐさま俺の前に立ち、アクアの拳を盾で防いだ。

 

 

いずれ名前を呼んだだけであらゆる指示を出せるような関係になりたい。

 

 

「っ〜!!」

 

 

ストレートに殴りに行ったアクアが痛みに悶絶している。勢いをつけすぎるのも考えものだな。この場は戦わずに済むのならそれに越したことはないがどうすればそれが出来るか…

 

 

「…私の素晴らしい知能であんたの目的が閃いちゃったわ…あんたさては…」

 

 

まぁ、普通にサトウカズマをスカウトする目的がバレたか?まぁ、バレるよな

 

 

「悪魔を仲間にしている…つまり魔王軍に入る気ね!」

 

 

とんちんかんにも程がある名推理だった。いや、もうサトウカズマのスカウトは大前提ということにしておこう。

 

 

「ん?そういやあれ女の悪魔か?」

 

 

魔王がモモに興味を示している。そういや、エンテ・イスラでは女の悪魔は大していなかったな

 

 

「我々の魔界だと女の悪魔は珍しい存在でしたね。あれは異世界から来た悪魔でしょうか」

 

 

「僕もあんな悪魔は見たことがないし…異世界から来た悪魔で決まりじゃない?」

 

 

厳密に言えば宇宙人、身も蓋もない言い方をすればデビルーク星人なんだけどな…まぁ、知識がないやつらからしたらそう定義づけ…いや、待て…

 

 

「お前、モモのこと知ってて言ってんのか!?」

 

 

「当たり前でしょ!」

 

 

「そうだよ」

 

 

何故かあのマスターも便乗した…いや、便乗する必要あったか?

 

 

モモが狙われているのだとしたらかなり危険だが…はっ!もしかしてアクアは…

 

 

「お前の目的は…」

 

 

『私はね…この大義名分を得た以上、悪魔とアンデットをこの世から…いえ、全世界から駆逐してやるのよ!1体も残らず!!』

 

 

とか思っているんじゃ…

 

 

「分かっちゃった?そう、アクシズ教を更に広めるのよ!そして信者をいっぱい増やすの!」

 

 

…え?

 

 

「今も私がネットで活動したおかげで結構増えたけど、広告部はまだ私のマスターである田所くらいしかいないの!だから敬虔なるアクシズ教徒は広告部に入れて、これから全国に広めるためみんなでもっと頑張るのよ!そしていずれ国教の座もエリスから乗っ取ってやるんだから!!」

 

 

アクシズ教恐るべし…あの世界からアクシズ教のやつらは来なくてもこっちで数を稼いできたか…まぁ、一般人にはアニメキャラ達を認識することすら出来ないが…

 

 

ん?田所?

 

 

「そいつは田所って言うのか?」

 

 

「えぇ、そうよ?田所って言ったらみんなホモで淫夢厨なんじゃないの?」

 

 

全国の田所さんに謝れ!…と、俺が突っ込む間も無く…

 

 

「そのためにはまず、悪魔を滅する必要があるわ!くらいなさい!セイクリッド・エクソシズム!」

 

 

あれは悪魔特攻の魔法!効くかは知らないがグレーゾーンであるモモは絶対に庇わなくては!ん…あの軌道は…

 

 

「アルシエル!かわせ!」

 

 

「くっ!」

 

 

「私の技を分かっていたとは…あんたもマスターのようね…」

 

 

「すまない、感謝する。」

 

 

「よーし!新井さんにお任せなのだ!ってな…ここからは俺が指揮を執ろう。」

 

 

新井さん…?魔王軍を統一しているマスターか。ヤバい、けものフレンズが頭をよぎり始めてきた。

 

 

「アクシズ教…思い出したぞ、さては貴様!ネットで魔王様を散々愚弄していたやつだな!」

 

 

アルシエルがご立腹の様子…主をボロクソ言われたらこうなるよな…だが、アクアのことだ。どうせ魔王に対して憶測でテキトーな悪口を書いていたんだろう。

 

 

「あ〜、確かに僕があのサイトで見たやつと一致するね。ほら」

 

 

アクア様はアクシズ教の特設サイトを作っていたのか…

 

 

「これだけの活動をしていたのか。たまげたなぁ。」

 

 

おい、マスター。お前が知らないでどうする。

 

 

「じゃあ、田所!あの悪魔達をぶっ飛ばすわよ!指示をお願い!」

 

 

「†悔い改めて†」

 

 

いやいやいや!ここで大乱闘する気か、こいつら!!

 

 

「あいつら本気だよ?それにさっきのは悪魔特効の技っぽいし…生かしたらいつか絶対手に余るし、ここで消しとく?」

 

 

ルシフェルの意見には一理ある。モモが宇宙人と分類されるか悪魔と分類されるかは俺もよくは分かっていない。だが、アクアが目の敵にする以上は万が一の可能性も積んでおくべきか…?

 

 

「いや、無駄に争うな、ルシフェル。アクアはカズマの仲間、カズマも仲間がやられるのにいい気はしないだろう。仲間にするのに支障をきたす方が困る。」

 

 

新井は思いの外冷静だった。やつもこの場を丸く収める気なんだな。

 

 

「ちぇっ、つまんないのー」

 

 

「だから…最小限度の力で捻じ伏せろ」

 

 

「…そう来なくちゃね、魔王も異論はないでしょ?」

 

 

「あぁ、ここはきっちり平和的にやつを倒すぞ。」

 

 

「ふふっ、エンテ・イスラから来た悪魔共…堕天なんかしょーもないことした元天使ごとこの女神アクア様がしばき倒してやるわ!」

 

 

魔王軍にアクア一人で挑むとは…やはりここには見えないが隠し球はいそうだな…

 

 

「ルシフェル、念のため忠告しておくが…」

 

 

「死ねっ!」

 

 

マスターの忠告を無視したルシフェルがアクアに熱線を放つが…

 

 

「こ↑こ↓」

 

 

田所の指示でアクアは完璧に回避している…

 

 

ユウキの剣など最近様々な速いものを見慣れた俺でも注意して見ないと地面に当たる少し前まで気づかない速さだったぞ…

 

 

あいつはもしかしてかなりの動体視力を持っている?

 

 

「全く、しつこいなぁ…分かってるってば。一般人を巻き込む威力にすると技がキャンセルされるから威力を抑えろ…でしょ?新井秀斗」

 

 

「分かっているならよし!ルシフェル、任せたぞ」

 

 

「はぁぁっ!」

 

 

ルシフェルの熱線の量が増えた…!

 

 

「こ↑こ↓こ↑こ↓こ↑こ↓」

 

 

「っ!」

 

 

だが、田所の素早い指示がアクアを的確に回避させ、ルシフェルの攻撃を許さない

 

 

「新井秀斗!僕は先にやつを潰すよ!」

 

 

「落ち着け、ルシフェル!今相手マスターを倒せば…」

 

 

マスターの制止も振り払い、魔力弾を放つが田所はいない。

 

 

「そっちか!」

 

 

一瞬で田所はあの位置まで!高速移動か!?それとも…

 

 

「ルシフェルさん!横に誰かいます!」

 

 

「『ライト・オブ・セイバー』ッ!!」

 

 

ウィズの右手に宿った光の力が剣となり、ルシフェルが出した魔力を纏った黒い手刀と共に真横を薙ぎ払った。

 

 

「ニート堕天使よ、どうやらあのレズツインテールが宴会で盛り上がれば大抵のことは忘れる鳥頭女神の隠し弾らしいぞ」

 

 

「そうみたいだね…あとバニル。次その言い方したら殺すから」

 

 

さっき一瞬で消えたのはテレポートだったか、このすばのアークウィザードなども可能だが、あれは長距離転移が主な上、かなり魔力を食うから安易に連発は不可能だから別の能力者になる。あんな説明されたらあいつしかいないけど…

 

 

「全く…この戦いはどこもかしくも異性の出会いを求める者が多すぎですわ。異性のどこが良いのやら…」

 

 

「大半の人間は異性を意識しちゃうからね、しょうがないね」

 

 

やっぱりさっきの瞬間移動は白井黒子だよな…そして地味に田所と意気投合してんじゃねぇか。

 

 

やめろよ、ホモとレズのコラボレーションじゃねぇか。

 

 

そして魔王は…

 

 

「恵美!一体何のつもりだ!」

 

 

遊佐恵美と戦っていた。勇者と魔王がこんな所で戦うとは…

 

 

「それはこっちのセリフよ!聞いたわよ、あんたの数々の悪業を!」

 

 

「は!?何の話だ!!」

 

 

「聞いたわよ、魔王!!あんたこの世界で好き放題やってるんですってね…魔王が幼い少女を誘拐しただの魔王が敵の女戦士を無理矢理…」

 

 

「謂れもねぇ批判をすんじゃねぇよ!誰だよ、そんなこと言ったやつは!」

 

 

「彼女よ!前に回復や支援魔法で助けてくれた時に言ってたわ。魔王はこの戦いが始まって早々、そういった事を起こしたってね!!」

 

 

アクアか… お前はもう聖職者を信じるのやめろよ…

アクアが聖職者に当たるかは知らんが。

 

 

「なら犯人は別人だろ!俺が来たのはちょっと前、主人公枠だのが先行配布された時だ!最初からはいねーよ!!」

 

 

「そ、そうなの?」

 

 

「そうだ!安易に知らないやつを信用しすぎんな!」

 

 

「そ、それは…ごめんなさい…魔王って言っても貴方以外にもいるみたいね。」

 

 

「さて、そろそろあいつらを止めるか…あれじゃあ取り引きにならねぇ」

 

 

魔王が指指した報告を見ると酷い有様になっている。

アクアを拘束するだけだったのにアルシエル、バニルがやたらアクア打倒と暴れ、それに迎え撃つアクアと黒子、そしてアクアが攻撃される様を見過ごせなかったダクネス、アスナなどもいる。

 

 

「魔王、エミリア…ここは俺に任せておいてくれ。アイリス、とりあえず全力で」

 

 

「はい…」

 

 

「『セイクリッド・ライトニングブレア』!!」

 

 

閑静な住宅街で起きた戦いは突如吹き荒れた光の暴風が全てを吹き飛ばした。

 

 

 

 

「さて、こっからがまともな交渉か。」

 

 

テキトーに試合時間を消化した後、カズマが提案してきた条件は5つ。

まずカズマのマスターの家で行う。

マスターは必ず出る。

結論は本日中に出す。

どう転ぼうと恨みっこなし。

最後に認識阻害はかけてもいいが、このすばのキャラは認識阻害を外すこと。

 

 

最後の条件は全員認識阻害を外せから譲渡した結果だ。カズマもこうなると分かっていて条件を提示したんだろうな…

 

 

「(自信が)ないです」

 

 

「大丈夫よ、田所!カズマと一番長い付き合いなのはこの私!だからカズマが私を選ばないわけ…」

 

 

「よし、それじゃあ最初の取り引きの前に俺がまず入りたいチームを言う。これは俺が熟慮した結果、一番勝てると思ったチームだ」

 

 

カズマはかなり頭が回る。だからカズマは合理的な選択をするだろう。

 

 

「俺、魔王軍に入るよ」

 

 

プチッ…カズマの答え自体はなんとなく分かっていたが、カズマはこの駆け引きの火蓋と一緒に切ってはいけないものを大量に切ってしまった。




今回はカズマが特大の地雷を置いていくというレアな展開になりましたw
ここからは取り引きとか駆け引きの要素が強まっていきます
またゲームで決めようとかなるかもしれませんが…
次回もお楽しみに!それでは!

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