アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件 作:100¥ライター
ストライク・ザ・ブラッドのコンビ復活ですね!
これから二人の声がまた聞けるとなるととても嬉しいです。
これを言いたいがために番外編作ったのは内しーゲフンゲフン
前にやった人気投票の1位はジャンヌとキリトになりました!
男枠と女枠ちょうど一人ずつってことでw
ちゃんと二人の番外編も後々書かせていただきます
今回は作者が久々にマリパやったら楽しかったのでそれをネタにしますw
時系列は京都に行く少し前です
※察している方もいるでしょうが時系列的にモードレッドはいません。
「今日はこのマリパなるゲームをやりませんか?」
「…え?」
またなんともえげつないゲームを持ってきたものだなぁ…。これも下手をしたら友情破壊ゲームになり得る。
当時小学校低学年の俺がマリパ6でスターを奪い合うゲームをやった時に圧倒的大差を付けただけでリアルファイトになったんだから間違いない。あの時は4人だったし、酷すぎた。悲しいなぁ…
いや、無論このゲームくらいで俺達の友情は壊れないと信じている。
「わぁ、面白そう!やろうやろう!!」
「先輩、では私はここで見ていますね」
「…ん?このゲームは5人プレイだし、みんなでやればいいんじゃね?」
アイリスが持ってきたシリーズは最新の10。4人で1つの乗り物を操作するという賛否両論のあった前作のシステムはそのままで更にパッド側がクッパを操作し、マリオ達側とクッパ側が戦うクッパパーティが追加されている。
それなら5人でいけるな。俺はただ横で見ているだけでも楽しいし。それに妨害アイテムとかは特にないから割とストレスフリーで遊べるだろう。
「いえ、先輩。私は先輩が楽しそうにゲームをしているのを見ていることも楽しいので」
「お、おう…じゃあ、遠慮なく。システィーナ!モモ!せっかくだからお前らもやるぞ!」
急遽始まったマリパ10。不穏な気がしてならないなぁ…
〜
マリオ ユウキ
デイジー 隼人
ロゼッタ システィーナ
ピーチ モモ
クッパ アイリス
「隼人女の子使うのね…」
「甘く見るなよ?俺と言ったらデイジー使いっつーぐらいには有名だったんだぜ?」
マリオテニスだろうとマリオベースボールだろうと必ずデイジーを使う。それが俺だ。
「おっとアイリス。クッパ役になったんだから少し離れろよ?」
「はい、今日こそは負けませんよ!」
「おうおうかかってこいや!」
「ちょっと待って!私ルール知らなー」
ステージは水中ステージのドキドキオーシャン。よく分からない方はゲームを買うなり、某動画サイトでプレイ動画を見ていただきたい。
ちなみに一緒に遊んでくれる方がいない人にはあまり勧められない。だってゲームが好きなユウキやアイリスに会うまでこのゲームを買ったことを凄く後悔した。何度も万代送りにしようと思ったことか。
〜
「よし!20!これで安心だぜ」
「私のターンですね!」
クッパは4回サイコロを振れる。そしておまけに追いつけなくても1回だけなら振り直せる。
俺達は20だ。そうそう抜かれることはあるまー
「21です!」
うわぁぁぁぁぁぁ!!マジかぁぁぁぁぁぁぁ!これ抜かされちゃうのキツいなぁ…
「追いつかれちゃったけど大丈夫なの!?」
「大丈夫だ。ミニゲームでやられなきゃいける…」
ライフは全員4。何事もなく終わっていただきたい。
「クッパのキラースロットか…」
ルーレットでターゲットが決まり、決まった相手にホーミング性能のあるキラーが飛ぶ。
だが、スロットが揃ったら3倍のキラーが1人を追尾するという恐ろしいシステムだ。
「いきますよ!」
〜
先ほどのキラーのゲームでマリオを操作していたユウキがやられ、次のビンゴゲームでまさかのフルビンゴを出したことでシスティーナのロゼッタがやられた。そのあと何度か復活もあったが、結局生き残ったのは俺のデイジーとモモのピーチだった。
「みなさん、お菓子持ってきー」
「ハヤト、今日は勝たせていただきますよ!」
「ふっ、俺とモモ…どっちもゲームはかなり上手い。さぁ、戦いはこれからだ!」
「えぇ、やられた二人のためにも!」
「ハヤト、頑張って!あとちょっとだよ!」
「モモさんも頑張って!」
「皆さんかなり盛り上がってますね…」
マリパは大勢でやる方が楽しいってはっきりわかんだね。
「さて、これでラスト。スターは誰が持っているかですね…」
「今預けますので皆さん見ないでくださいね?」
ノコノコ、クッパJr.、デカハンマーブロス…誰かにアイリスがスターを預ける。そして俺達は誰か一体をターゲットとして狙う。
スター所持者を見きれば俺の勝ち。見きれないと戻される。そして戻った先にはアイリス。
今はアイリスが自由にミニゲームを選べる状態…残り体力的にもミスすれば勝ち目は薄くなる。
これが決まれば俺達の勝ち…俺達の勝ち…俺達の勝ち!
「お前が仕掛けたのはクッパJr.だな」
「…違います」
よし、クッパJr.は違う。声に動揺や震えなどが一切感じられなかった。当たりを指摘されなかったからといって油断したな。
「モモはどう思う?俺はノコノコかと」
「私もノコノコだと思います」
うむ。やはり俺と同じでクッパJr.は切るよな。
「よし!ならばノコノコだ!」
「…」
…これが当たるか否か…いや、俺は勝てる勝てる勝てる!!
「よっしぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
よし、勝った!!心理戦とチームの勝利だ。
「いぇぇぇぇぇい!!はぁい!はぁい!はぁぁい!」
俺は一緒に戦ったユウキ、システィーナ、モモにハイタッチを決める。やはりマリパはみんなでやるゲームだなぁ。
「くぅ…次は絶対勝ちます!次は8で勝負です!」
マリパ8!ちょうどこれが世代なんだよなぁ…1つ前の7が出た頃は幼稚園児だったし…当時カタカナの切り替え方が分からず、『べじっと』とひらがなで名前を付けてしまったのは今となっては良い思い出。
そう思ってると7もやりたくなってきたな…いつかは7でも8人対戦をやってみたいものだ。
「よし!なら2人1チームを2つ作ろう!総合的に勝利数が多い俺とモモは一人でやるとして4人でチームを組んでくれ」
「今度は敵同士だよ、ハヤト!」
「馬鹿野郎お前たとえ3人がかりでかかってこようが俺は勝つぞ!」
『いざ!勝負!!』
〜
マスター、私は…あの戦いに呼ばれてからずっと終戦までは張り詰めた空気が広がるものだと思っていました。ですが、こうやって皆さんと楽しい一時を過ごせるだなんて…これもマスターのおかげ…ですかね…
「さぁ、お前らキャラは選んだな?みんなでマリパ大会だ!」
…少々子供っぽい気もしますが…私は良いマスターに巡り会えました。これからもぜひ一緒にいさせてください。マスター。
マリパはやっぱり沢山人がいる時にやるものだと作者は思います
一人マリパする時にパーティーモードだと何だか寂しくなるのでやりませんw
8の時はよくWiiリモコンをみんなで持ち寄ってマリパ以外にも色々なゲームを4人プレイしたものです。
1位以外の誰かを執拗に狙うと必ずリアルファイトになるのでそれだけはやりませんでしたが
次回はちゃんと本編に行きます!それでは!