アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件 作:100¥ライター
メイヴちゃんを単発で当てた作者です。
その裏でかつてあった特異点ピックアップなどで爆死してますがw
既に先駆者がいそうですが、作者考案の書いたら出る教…どうでしょうか?
ただ小説に自分の欲しいキャラを出すだけ!
作者はモーさんを書いてからサモさんを当て、今回でメイヴちゃんが当たりました!(モーさんが当たったとは言ってない)
まぁ、それはさておき…今回も見てくださると嬉しいです。
追記
ラノベ天下一武道会となっていますが、一応ライトノベルのみというのをルールブックにも書いておきます。
56話 まずはキャラを決めよう!
「まずはルールブックの確認…」
基本ルール
1:全10チームによるサバイバル
2:マスターは7人のキャラを選び、その選んだ7人をこの戦いにおける所持キャラとする。
3:参戦キャラは基本的にライトノベルのキャラ限定であり、リストに全て記してある。選ぶのは早い者勝ち。
4:マスターは与えられた能力以外の能力使用を禁ずる。
5:自分の所持キャラが全員退場、自分が再起不能状態になる、自ら降参するのいずれかで敗北。
6:自分以外のチーム全員の敗北で勝利。
7:勝者と勝者が選んだキャラ達には素晴らしい特典あり。
特殊ルール
1:魔法及び魔術の消費で使うエネルギーは全て魔力のみとする。
ただし、魔法科高校の劣等生の魔法のみ例外とする。
2:洗脳されたマスターが降参を宣言しても無効とする。
3:1kmルールは適応されない。
4:フィールドを全壊させる行為を禁ずる。またそれらに該当する行為は全てキャンセルされる。
5:敗者のキャラはマスターに対し、プレゼンを行うことが可能。マスターはそのプレゼンに来たキャラを優先的に2人まで選ぶことが可能。
6:命令権、令呪に関しては本戦と同じ仕様とする。
7:特権ルールは本戦と同じく使用可能。
8:召喚権を使う特権ルールを使用する際、条件を満たしているなら自分の枠が開けば本戦の召喚権を使わず、使用可能。
9:魔術師、異能持ち、
10:そのキャラが作中で使ったあらゆる武器は好きに具現化させ、自由に使用可能。
「他にもあるが…とりあえずはこの辺りに目を通すべきかな」
今回の戦いは今までの1日30分を1セットとする戦いとは全く違う制限時間なしのサバイバル。今回は長期戦に強いキャラが強いと思う。
例えるなら漫画のキャラになってしまうが、スタミナ無限の永久エネルギー炉を持ったドラゴンボールの人造人間17号とか。
フィールドは…時間は真夜中で先ほどのステージをほぼそのまま使うのか。そしてルール上夜明けは来ない。
この戦いだからこそ輝けるキャラも結構いそうだな。さて、スカウトするメンバーは誰にしようかな〜。
コンコン…
「おっ、早速プレゼンのやつらかな… はいはい、入ってどー」
「あの…ハヤテさん。ですよね?」
いや、ありえない…何でお前が?ちょっと前まで普通に会っていたのに…
「ルミア!!何故敗者の枠にお前が…!?」
いや、とりあえず今はいい。今やるべき事は…
「ルミアは採用する。だから詳しい話を後で聞かせろ。そして他のやつも全員来い」
「ありがとうございます。ハヤテさん」
「はいはーい!おじゃましまーす!」
「ふん、この俺が仲間になってやろう。お前が…俺のマスターか?」
「なっ!お前はこのすばの魔王軍幹部デュラハンの…デュラハンの…なんだっけ?」
「ベルディアだ!」
「あぁ、そうそうベルディアか。とりあえずお前は不採用で」
「な、何故だ!まさか俺が貴様の仲間になっていやらしいことでも企んでいるとか思っていそうだからなどではないだろうな!?」
あ、いや。別に弱いとか思ってるわけじゃない。剣の腕はもちろん、死の宣告はこの戦いでは役に立たないが、時間をかける本戦ならまず重宝する。おまけに対アンデットのスキルも魔王の加護により、生半可な威力のものなら無効可能。
だが、強い弱いの話じゃないんだよなぁ…
「あのさぁ、その反応だと俺の募集要項…つーか縛りを見てない?」
「募集要項?」
そう。俺は男の娘を除く男キャラを入れることが出来ない。
男キャラ禁止は今考えれば俺が本戦でずっとセルフ縛りをやっていたが、こうなると正直厳しい。
主な弊害としてラノベ天下一武道会の最強格、落第騎士の一輝やSAOのキリト、劣等生のお兄様。ダークホースのロクアカのグレンやとあるシリーズの上条、緋弾のキンジなどを入れることが出来ない。
「そして仮にそれがなくとも俺の縛りだと作品は1作品しか重ねられない。このすばの枠はもう誰を入れるか決まってるんだわ。ごめんな」
「くそぉぉぉぉぉぉ!!」
さらばベルディアさん。貴方を採用してくれる方がいることを切に願います。本音を言えば死の宣告が厄介だから来てほしくないが。
「そして結局集まったのが…」
ストレア(SAO)
沙々宮紗夜(アスタリスク)
レフィーヤ(ダンまち)
姫木千冬(いのバト)
五和(とあるシリーズ)
「ふむ…こんなもんか。よし、決まった。とりあえず1人は採用する」
全員のスペックはこの頭に入っている。ならこいつしかないな。
「…ストレア。俺と一緒に来てくれるか?」
「はーい!アタシ頑張るよ!マスター!!」
俺が手を差し出すとストレアはこちらこそと言わんばかりに俺の手を握ってくれた。
「よろしくな。ストレア」
2人目はストレアに決定。さて、あとは5人だな。
〜
「ねぇ、君の名前は?」
「私は…ルミアといいます。貴方は…?」
「アタシはストレア!よろしくねっ、ルミア!」
さて、早い者勝ちの残りメンバーの選出は誰にしようかな…
「早い者勝ちの選出はまだなんだよな?」
「はい、本来このプレゼンの時間は沢山ありましたから」
他のやつより時間を多く取れたのならその分を全体の選出に回そう。いくつかの構築を決めといて頭に入れた方がいいな。
まずルミアを取っているからヒーラーにはあまり困らない。
ルミアの法医呪文はロクアカの世界ではプロ顔負けの実力を誇る。
ルミアの評価が低いのは黒魔法や実技が苦手なだけであり、他のやつが別の役割をしっかりこなせばかなり強い。
あとはネトゲの嫁辺りから猫姫先生を取って完璧なヒーラー2人体制とかもありだろうか。
次にタンカー。
必要ない、必要ない、タンカーなんて必要ない!だって?
さてはタンカーを甘く見ているな!
タンカーがいなければ誰がみんなを守るんだ!?
断言する。ヒースクリフやルシアンを採用するやつは必ずいる!
魔術や魔法を軸にするってことはそれだけ近接戦の弱いキャラが増えやすい。だからこそタンカーは必須だ。
長期戦なら尚更タンカーがいないパーティは早死にする。
ストレアは女の子でタンカーをやれるってだけで相当希少価値がある。
ダクネスは耐久力は最強クラスだが、近接戦が出来ないというデメリットが目につく。
マシュはFate禁止だから使えない。そもそもFGOはラノベじゃないから使えないかもしれないが。
だからこそ耐久力二人より劣る分、火力のあるストレアを採用した。無論、ストレアの採用理由は他にも理由はあるけど。
次にアタッカー。
魔術や魔法で攻める遠距離アタッカーと近接系アタッカーが欲しい。
本当ならダンまちのアイズが欲しかったが、主人公属性に引っかかるから採用不可能。
魔法系のキャラを少し多く取るのを意識しながらそれらを守る近距離アタッカーが少し欲しいところだな。
あとは可能なら絡め手が得意なやつが欲しい。
一見ただの捻りのないスタンダートなパーティに見せかけていればその分絡め手キャラがその実力を遺憾なく発揮する。
簡単にまとめればアタッカー、それ以外のサポーターを4:3ぐらいで採用出来れば理想。
サポーター2人を採用したからあとは絡め手枠かヒーラー枠、アタッカー枠か。
絡め手枠は必須じゃないし、もし手に入らなければ普通にアタッカーを採用かな。
他にはアニメで大活躍していたことで対策しやすい主要メンバーよりまだアニメに出ていないキャラやアニメではまだ本気を出していないキャラを出すべきか?
それなら知識のない相手やアニメしか知らないに対してある程度有利に立ち回りが可能。
だが、会話が成立しなさそうなやつとかは入れたくない。
それらを踏まえて採用するべきやつは…
「ぎゅ〜!」
「うぉあ!?」
「む〜、そんなにびっくりしなくてもよくない?」
「こちとらさっきの準決勝で女共に散々追いかけ回されたんだ。それが終わっても…いや、それ抜きでもいきなり抱きつかれたら驚くさ…」
やっべ…死ぬかと思った…。あの戦いの直後だと心臓に悪い…。
「で、ストレアはどうしたんだ?」
「えへへ…マスターが何か思いつめていた様子で考え事していたから…ちょっと落ち着いた?」
「そ、そっか。まぁ…ありがと」
そういやストレアはユイのようなメンタルケアを目的としたNPCだったな。
SAOにいるプレイヤー達の精神を癒すためのプログラム。最初に聞いた時は驚いたなぁ…
「アタシで良ければ相談に乗るからいつでも言ってね」
あぁ、そうか。自分の事を心配してくれるって…こんなにも嬉しいことだったんだな。
「ありがとう、ストレア。俺、お前を選んで本当にーっ!」
俺が感謝の言葉を告げようとするとストレアは人差し指で俺の口を塞いで…
「ちょっと気が早いよ、マスター。その言葉は…私達が勝ってから聞きたいな」
「…そっか。じゃあ、その言葉が言えるように…頑張るよ、俺」
ストレアと約束を交わしたのはいいけど、何か忘れてるような…
「あっ、そうだ。唐突で悪いが、ルミアは何故グレンのマスターやリィエルのマスターの場所へ行かなかったんだ?」
確かに俺はシスティーナを所持していたが、もしやつらがいるならそいつらの場所でいいはず。縛りで入れられなかったとか?
「あの…リィエルのマスターは予選で落ちてしまい、グレン先生のマスターは…準決勝で完璧に隠れていたはずなのに何故か見つかってしまい、小学5年生くらいの女の子に…」
あれ?ちょっと待って。小学5年生くらいの女の子?隠れていたのを見つけられた?
それってつまり…
〜回想
「守る…か。ならあそこの電柱の後ろに隠れてるやつ。警戒した方がいいぞ。やつはジリジリとこちらに寄ってきている」
「わにゃ!?それは本当ですか?」
「あぁ、お前の位置からは見えないが、あそこにいるぞ」
「は、はい!教えてくれてありがとうございます!」
〜
これが本当だったら犯人俺じゃないか…。ルミアのマスターを敗退させたのは俺のせいだ。
「は、はは…大変だな、そっちも」
ピロン!
俺がやったと悟られたくはないので上手く誤魔化していると突如通知が来た。
「むっ、この通知は…」
『今から10秒後にキャラ選出が始まります。制限時間はありませんが、キャラは早い者勝ちです』
「パーティはもう決めてるの?」
横からストレアが不安そうに聞いてくるが…
「あぁ、ばっちり決まってる。キリトとか一方通行みたいな反則級に強い奴らが来ても問題ないさ」
2人既に取ったからあとは5人。何の問題もない。全ては決まっている。一番の希望が通らなくても大丈夫だ。二番、三番、二十番ぐらいならもうとっくに決まっている。
スタート!
「まずは作品が出るのか…とりあえずメジャーなこのすばを先に取り、次に前期アニメだったロクアカ!あとはネトゲの嫁…猫姫先生はもう取られたか。なら落第騎士!劣等生!ノゲノラでトドメだ!!」
被らせたのはロクでなし魔術講師と禁忌教典。あとはこのすば、落第騎士、劣等生、ノゲノラから1人ずつ取った。
特にノゲノラは何故誰も取らないのかと疑問に残るやつがいたので遠慮なく取らせてもらった。
「さぁ、こいつらが俺の最強チームだ。ほぼ全ての希望が通った。この構築なら勝てる」
ロクでなし魔術講師と
1:ルミア=ティンジェル
2:セリカ=アルフォネア
ソードアート・オンライン
3:ストレア
この素晴らしい世界に祝福を!
4:ウィズ
落第騎士の
5:東堂刀華
魔法科高校の劣等生
6:七草真由美
ノーゲーム・ノーライフ
7:プラム
ん?何人か普通に強いキャラが入ってる?気にするな!
これぐらいいなきゃ主人公連中には勝てん。
「さぁ、行くぞ。勝利はこの俺達が頂く」
80人のサバイバルが徐々に始まろうとしている。だが、不思議と負ける気はしない。ルミア、任せろ。必ずお前は俺が復活させる。そしてストレアも…絶対。絶対に。
遂に決まりました!代表キャラ達!
こちらでも改めて…
1:ルミア(ロクアカ)
2:セリカ(ロクアカ)
3:ストレア(SAO)
4:ウィズ(このすば)
5:東堂刀華(落第騎士)
6:七草真由美(劣等生)
7:プラム(ノゲノラ)
以下の7人で戦います!
次回はちょっとした顔合わせ兼作戦会議からの本戦開始となる予定です!それでは!最後まで見てくださり、ありがとうございます!