アニメキャラを呼び出して戦わせるマスターに選ばれた件   作:100¥ライター

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何で今になっても感想が来るのか未だによく分からないのですが、せっかくなので頑張ります…
最近のなろう小説系があんまり把握できていないので恐らくそこの範囲が薄くなります…
興味持った作品は観てみますので良ければキャラリクエストと教えていただけますと幸いです
すぐ筆を折った派生作品はいくつか出したんですけどSecond bulletはこっちと繋げる予定なので繋げたら消します。
revivalは2部的なやつです。何故1部を完結させてないのに2部作ってんのって突っ込みはご遠慮いただけると嬉しいです…

沖縄編は忘れていた層にも思い出してもらえながら読めるように出来ればと思います!

追記
そしてこの次からは最終地点に至るまでの道のりの一つ。最後のマスターサバイバル編を始めます。それでは!と、言ったな。すまん、ありゃ嘘だった。


沖縄編
81話〜いざ沖縄へ〜


穢土転生。NARUTOを詳しく知らない。なんて人でも死人を蘇らせる能力といったインパクトの強さから名前だけでも聞いた事のある人はいるのではなかろうか。

 

穢土転生を簡単に説明すると生贄と甦らせる死者のDNA(遺体や血液など)を用意してから術を発動させることで呼び出した死者を意のままに操ることができる術だ。

 

こんな倫理観が欠如した術が許されるはずもなく無事に禁術認定され、闇に葬られた。

 

…はずなのだが、この術は後世の忍に悪用されてとんでもない事態を引き起こした。

 

正直に言えば穢土転生はそこまで警戒していなかった。理由はいくつかあるが、まずこの戦いにおいて現代日本で墓荒らしをしてまで甦らせる価値がある者はほぼいないのが1つ。2つ目。穢土転生をするのなら生贄は相手キャラ、あるいは敵マスターに絞られると踏んでいたから。この2点が主な理由だった。

 

ある抜け道に気づくまでは…

 

 

『…もしもし?』

 

『蒼樹先生はどうやって忍術を覚えたのですか?』

 

 

俺が一番に思っていた疑問。なぜマスターが能力を得られるのか。

基本的に能力は先天的な物ばかりで後天的に得られる物の方が少ない。忍術もチャクラが一切無ければ使えないはずなんだ。

 

それを何故…

 

『私?まずは私の身体の内に秘めてあった才能を解放する。あとは座学と実技をひたすら頑張る…かな?君が魔術(ろくでなし魔術講師と禁忌教典世界の物)を使えるのと理由は同じだと思うよ』

 

『…なるほど?ん、内なる才能とはなんですか?』

 

『マスターに選ばれる存在は多かれ少なかれなにかしら異能の才能があるらしいの。大半のマスターは才能に気づかないのだけどそれを知覚する。あるいは何かの外的要因で才能をこじ開けられるとマスターは能力を使えるようになる…だって』

 

 

なるほど。俺が戦いの力を所望した時はトリガーが手に入った。

あれはつまり俺がある程度トリオン量に恵まれていたということだったのかもしれない。トリオン体なら死なない上にベイルアウトをすれば仲間共々危険から守ることが出来る。今考えてもこれ以上優秀な装備は他にあるまい。

 

 

『なるほど…つまりはチャクラの才能がある者は然るべくトレーニングを行えば色々な術を使えるようになる可能性もあるって認識で間違いはないのでしょうか』

 

 

俺の場合トリオンは才能由来だから元々。

魔術の才能は確かマシュと契約した時に出来た令呪によって魔術回路ができていたから他作品の魔術だろうと覚えられたのだろう。

 

 

『えぇ、稀に悪魔や吸血鬼と契約を交わしたりして異能を得るケースもあるけど基本独学じゃ絶対に辿り着けないから優秀な指導者はほぼ必須よ』

 

 

『分かりました。ありがとうございます』

 

 

電話を切り、一緒に話を聞いていたモモが想像したくない可能性に気づく。

 

「マスター。あの先生の発言が正しいのなら…」

 

そうだ。俺とてマスターが穢土転生をやれるとはあまり考えたくはない。

 

「よし、まずは今の戦力と次に戦う可能性のある相手を簡単におさらいをしよう。真由美も呼んでおくか」

 

 

現在の仲間(加入順)

 

ユウキ(SAO)

アイリス(このすば)

マシュ=キリエライト(FGO)

モモ=ベリア=デビルーク(ToLoveる)

システィーナ=フィーベル(ロクアカ)

モードレッド(Fate)

ルミア=ティンジェル(ロクアカ)

七草真由美(魔法科高校の劣等生)

 

 

まずは参謀役であるモモと真由美の2人に情報を共有すればあとは上手くやってくれるだろ

 

…正直に言えばこれだけメンバーがいても穢土転生部隊とは戦いたくはない。可能ならアンデッドの相手を倒すのに長けた仲間が欲しいところだが、今回はあくまで視察。損失は出さない命第一がベストだろう。

 

「マスターが穢土転生を習得していて退場したキャラ達を蘇らせようとしている。この仮説が正しいのならまずいことになる。偵察の時間すらも惜しい」

 

「エドテンセイ…?マスターが使うと何がまずいのかしら」

 

真由美は今回直接電話の内容を聞いていなかったためか現状にピンと来ていないらしい。なら改めてはっきりさせておこう。

 

「基本原則一般人を害することにロックがかかっているアニメキャラ達とは違い、マスターであれば一般人を異能で害することは可能だ。やろうと思えば犯罪行為に応用するのも容易いだろう。ただそれをしたらどうなる?」

 

 

「?そうね…今更言う必要は無さそうだけど間違いなく…捕まるでしょうね」

 

「あぁ、大半の場合は警察の世話になる。そうでなくとも悪目立ちして他マスターに情報を与えたり、内容によっては指名手配され逃亡生活を余儀なくされる。今のネット社会ならSNSであっという間に特定されるだろう」

 

 

故にマスターがその力で犯罪を行うのは現代日本ではリスクが高い。

まぁ、異能自体は認知されないから法律で罪に問えるかどうか怪しい場合もあるが。

 

 

「だが、生贄がそのまま死者の肉体になる穢土転生ならどうだ?」

 

 

全てが点と線で繋がったのか彼女はこのあと起こりうる最悪の結末を語る。

 

 

「…どれだけ使っても遺体は絶対見つからない。だから生贄はただの行方不明者として処理される…行方不明者の数字なんて余程伸びるか著名人が行方不明にならない限りは大きな事件にはならない。穢土転生で生き返った者が悪さをしても自分に疑いはいかないし、いざという時は尻尾切りも容易い」

 

 

「そう、だから穢土転生をマスターが覚えているマスターがいるって事実がまずいんだ。マスターに術を教えた者。そのマスターを消さねばならない。穢土転生が出来るものは全て始末する」

 

 

おまけにマスターにはアニメキャラ達のような縛りがない。故にやろうと思えば自由に人を殺せるし、生贄にできる。もし本当なら非常に由々しき事態だろう。

 

 

「そういうわけで沖縄に行って調査をする必要がある。何もなければみんなで旅行を満喫できる。どちらに転ぼうと悪い話ではあるまい」

 

 

真由美がこちらに妖艶な微笑みを向け、モモは何かを察したかのようにニヤニヤと笑みを浮かべる。嫌な予感が…

 

「そうね…ならやることは一つだと思わない?」

 

「…真由美?なんだ?」

 

 

「デパートかよ!今行く必要あるか!?」

 

「だって沖縄よ?なら水着は必要でしょ」

 

勢いに押し切られて来てしまった。水着か…確かに必要かもしれない。

沖縄に来たのに遊びすらせずに帰るのは可哀想だよな。

 

「ハヤトさん!これがデパートという場所なのですね!」

 

「ねぇ、ハヤト!何を選んでも良いの!?」

 

「うむ、好きに選んでいいぞ。金は払う」

 

あとでアスナのマスターにでも請求するか。奴は金持ちだし。

 

「分かった!見てくるね!」

 

「お、おい!あんま急ぎすぎるなよ!」

 

 

「これにするわね、隼人君」

 

水着を一番先に選んだのは真由美。黒単色のシンプルなデザインだが、大人っぽい水着だ。

 

「女の水着って時間かかるのな…ユウキとかシスティーナめっちゃ着てるじゃん」

 

もうかれこれ10着以上着ている。まぁ、色々な服を実際に来ておしゃれを楽しむ。なんてことが当たり前ではなかったのだから仕方あるまい。

 

「あらぁ、隼人君は乙女心が分からないの?」

 

「分かりません」

 

分かってたらシスティーナと揉めたりすることもないんだろうがなぁ。どうもよく理解できない。

 

「お姉さんが教えてあげましょうか?…そう、手取り足取り…」

 

「…七草先輩、達也君より反応が良いからって私をからかって楽しんでませんか?」

 

「もう、隼人君は変なところで勘が良いというか…」

 

 

「あっ、隼人!さてはお姉ちゃんにエッチな水着を着せるつもりだな!!」

 

「私達の目が届かないところで何をするつもりですか!?隼人さん!」

 

 

よりにもよって真由美と話しているタイミングで七草姉妹が乱入してくる。二人は呼んでいないんだが邪険にするわけにもいくまい。

 

「ま、待て。俺は何も…」

 

「みんなで水着を買うなんて…何処かに行くつもりでしょ!」

 

「すぐに白状した方が貴方のためですよ」

 

「…沖縄だ。禁術の使用者がいる可能性が浮上したから調査しに行く」

 

「…私達も行きます」

 

「なんだと?」

 

「あんたに着いていく。拒否権はないから」

 

「ついに来ちまったな。俺が最強の時代!」

 

「マスターの私も凄まじい力に目覚めました…貴方達のおかげです」

 

「マスター君。君の才能には恐れ入ったよ。多少アドバイスしたとはいえ、全く違う領域の能力で彼の力を部分的に再現するとは」

 

「この力を沖縄で振るうとなると俺もワクワクするなぁ!」

 

「私達の世界を作るのに必要なのは全マスターの排除。協力してくれるかい?」

 

「君が面白い世界を見せてくれるなら私はいくらでも協力するとも」

 

「マスター、願いの1つは俺ってことでよろしく頼むぞ!」

 

「…分かってる。さぁ、行くぞ」

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