ソードアート・オンライン Invisible Dark 作:お隣の池の中のプラナリさん
私の小説がSAOで埋まってく~!!
それもアリなのかもしれない。
と思う主の頭はどうでもいいとして、
ご覧くださいな。
キリトの一言で皆は死銃捜索作戦に
乗り込んでいく。
GGOという聞きなれない単語に首を傾げたり
したが、結局フィアはこのALOの世界で
奴やその取り巻きなんぞを探すこととなった。
しかし、フィアが考えているのは
少しズレた――にせよ重要だと思ったことだ。
「私......足手まといじゃないかな........」
実際自分の力不足を実感するようになっていた。
「大丈夫だよ!キリトくんがいない今、
あなたが皆を纏めるのよ!」
「そうですよ!私を助けてくれたじゃない
ですか!」
SAOデスゲームで長き時間をともにした
シリカやアスナにフォローされる。
「でもあんたって実際どのくらい強いの?
キリトの代わりっていったら大変なのよ?」
そこにリズベットが指摘を入れる。
キリト―即ち<黒の剣士>の実力と影響力は
このALOの実権をもつようなものである。
勿論キリトがいないと知ればその隙に
強大な存在が潰しにかかるのかもしれない。
そうなったとき、フィアはそれを背負わなくてはならない。
キリトのように命をかける場合だってある。
本当にそれは自分の器で賄えるか......
「........少し抜ける。じっくり考えたい。」
「怖じけつきやがったな~!」
クラインに茶化されるが、それをもスルーで
フィアはゆっくりと何処かへ向かう。
「クライン!考えてあげなさいよ!」
「なら多対1でも戦わせればいいだろ!」
クラインは周りから否定されるが、
正直その後のクラインの一言に押し黙る。
あの<黒の剣士>にかかれば多人数を
独りでも捌けるのかもしれない。
その覚悟や仲間を大切に思う気持ちは
恐らく類を見ない。
「フィアさんは......命を絶ちかけてました。
アスナさんは知ってると思います。」
「キリトくんと対峙したときね........。」
キリトにPKを指摘され、
思いきり吹き飛ばされた時、フィアはその
命を捨てにかかったのだ。
「そんなこともあるのね~....いかにも自分優先!って雰囲気なのに命を捨てにいくなんて......」
「それだけ負石は大きかったはずよ。」
「死なんてものをどう思ってるかなんて
ソイツにしかわからねぇ。俺もSAO帰還者としていうなら、死を求めるのは阿呆のすることだ。」
「それ......いまいうのー?」
各々の話の脱線具合。この際纏めるのは
誰になるのだろう..........
キリトがいない今、力を持ち、判断力の
鋭いSAOにて命をかけた盟友。旧友。
「いないのが現実よね........」
「誰も思い付きません........」
「いっそ俺っていうのは......」
「「「却下。」」」
そこには地に伏して涙を流しに流していく
24歳の男と、これからどうするかと
考える女子3人組がいた。
クライン(涙)
でも意外と的を得てはいるのね。
流石SAO帰還者。命の重さや小ささについては
人以上に感じているようで。