ソードアート・オンライン Invisible Dark   作:お隣の池の中のプラナリさん

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ついに要求値をクリアし、ディレイエンドを
再度装備したフィア。
彼女はやがて、死神として再度この世界を
統べる―っ!


<閃光>vs<地極>

 

「........ってわけだ。あんたらは俺らを

信用してない。俺らもあんたらを信用

してない。......フィアは信用出来てるがな。」

 

シダトンがその後、アスナとシリカを呼び、

仲間内で話すこととなった。

フィアはアスナとシリカに付き、シダトンは

ナノン、ヤマハと共に現状を語る。

 

「私達はフィアに指揮を執って貰いたいの。

リーダーたるキリトくんがいない今、

頼れる人材が彼女しかいないのよ。」

 

「私は........それを考えるにあたって訓練

してた..........。でもやっぱ無理だよ。」

 

「フィアさん~.............」

 

アスナは現状を伝えるが、フィアは自分に

なにかを守る力はない。と諦めた。

シリカはフィアにすがる一心だ。

 

「大体あんたたち!なんの関係があるのよ!」

 

ここでヤマハが煮えきらず叫ぶ。

するとフィアが頭を抱えて話す。

 

「命をかけあった旧友........だよ。」

 

「「「!!」」」

 

シダトン、ヤマハ、ナノンが驚く。

命をかけあうとはなんだと迫る。

 

「SAOで生き残った仲間........なんだ。」

「あのデスゲームじゃない!響歌ちゃん、

そんなところにいたの!?2年間!?」

 

ヤマハの驚きにこくりと頷くフィア。

それにはシダトンも固まった。

 

「じゃあ......俺らは引くしかないのかもな。」

「そういうことになるのん............」

「............」

 

シダトンは早々な諦めをつけた。

ナノンもそれに肯定した。

 

そして、フィアが他者と関わりたくない

その理由を察するシダトン。

 

「どちらか一人......俺と戦え。」

「なんっ!?」

「シダ植物!なにを!」

 

その場の硬直を無視してシダトンは

話を続ける。

 

「どんな意志があるのかしら?」

「強がりなんですかね............?」

 

「俺らとてフィアの芯の強さを知ってる。

お前らがフィアと仲間として戦ってきた

ことをなにも疑いはしない。

だが俺らだって響歌が大切なんだ。

友達だ。だから強さが本物でない奴に、

みすみす友達を明け渡したりなんかできない。」

 

その一言に、アスナは頷く。

 

「私がいくわ。勝負よ!」

「そのSAOの力を見せてもらう。」

 

アスナはレイピアを、シダトンは斧を構え、

戦闘準備をする。

 

(多分俺は勝てない。が、こいつの実力を!)

「いくわよ!」

 

 

そうしてつばぜり合いが始まった。

 

アスナは<閃光>の異名に遜色ない捌きを

見せ、攻めていく。

シダトンはそれを見切ってるのか、

斧でガードに入る。

 

そして、ガァン!という金属音が辺りに

響き渡る。

 

「流石の攻めだ。流石だ。」

「はぁっ!」ガァン!

 

突然シダトンが体勢をぐるっと曲げ、

地面を蹴り、羽による空中浮遊を活用し、

浮遊状態からアスナを斧で弾き飛ばす。

 

「えっ!?」

「ふおっ!」ガァン!

 

地面と空中の利を利用するALO特有の技。

しかし、スキル化されていないため、

それを編み出すのは自身がその利を理解する

ということに限られる。

フィールドアタックと呼ばれる地形利用の

一種だ。

 

「これがALOだ。腐ってなんかねぇ。」

「やるわね。腐ってるなんかいわないわよ。」

 

シダトンは地形利用のプロとサラマンダー

からは期待されていた。そのためか、

<地極>と呼ばれているのだ。

 

「なら..........貫いてあげる!」

「よし!こいや!」

 

アスナはレイピアの捌くスピードを上げた。

シダトンは防御交えて地形利用からの

回避をしている。

 

「あたらなきゃどうと..........」ひゅん!

「どう?これで終わりよ!」

 

アスナは素早くシダトンの後ろへ周りこみ、

レイピアで一閃する。

 

「!?」

「私の勝ちよ。」

 

シダトンはレイピアによる貫通ダメージで

ライフを奪われ、敗北。

アスナの勝利であった。

 

「........やはり凄いな。SAO帰還者。」

「貴方も強かったわよ。」

「それはどうも。」

 

シダトンはアスナの手を受け取り、

握手を交わした。

 

「フィアさん!GGOが始まりますよ!」

「じーじーおー........。キリトが出るな。」

「はい!一緒に見ましょ~♪」

 

フィアはシリカに誘われるがまま、

連れていかれた。

 

 

「あなたたちもどう?フィアが目指してる

SAO最強のプレイヤーが出るわよ?」

 

「へぇ......アスナより強いんだな。」

「勿論よ!」

「是非拝見するのん!」

「私も............」

 

 

アスナはにっこりと微笑み、

3人をシリカ達についていかせていた。





アスナさん強い。
バーサクヒーラーとか呼ばれたのも
この頃なんだよね?ね?
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