ソードアート・オンライン Invisible Dark   作:お隣の池の中のプラナリさん

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キリトはこの小説であとなんかい
尻に敷かれるのでしょうか?

楽しみナノン!


<黒の剣士>vs<影の死神>

 

今日――キリトが帰ってきた。

このALOの世界に。

 

帰ってきたからには、勝負しよう。

フィアの頭の中には

それが大半を占めていた。

 

そして彼女は自分の愛鎌を磨いては

キリトとの戦いを楽しみにしていた。

 

「おう。明日全力でやろう。」

 

そうキリトに言われたとき、フィアは

とても嬉しかった。初めてかの笑顔を見せ、

レイドを抱き上げていた。

 

実際そういわれた後、アスナに蹴られていた。

それには苦笑いしていた。

 

 

「今なら死んでも悔いなんてない。」

 

彼女は瞳を輝かせていた。

憧れの<黒の剣士>と遂に構えるのだ。

全力を尽くそう。

 

 

≧≦

 

 

ステラヨンドの街~大広場

 

そこには既に人が集まっていた。

中心にはフィアとキリト。

レイドはシリカに抱えられている。

 

「響歌........勝てるのか?」

「キリトさんもフィアさんも頑張れー!」

 

キリトとフィアは互いを眼光で覗く。

キリトは片手剣を。フィアは左手で鎌に

手をかけている。

 

「全力を尽くすぞ!フィア!」

「........こい!」

 

 

「バトル!スタートだ!!」

 

デュエル開始!というアナウンスと共に

キリトは黒い片手剣を持ち、

フィアに斬りかかる。

 

「いくぞ!」

「..............♪」ひゅっ!

 

キリトの斬撃を体術を駆使して躱す。

その顔には余裕と嬉々とした表情がみて

とれる。この日を待ちわびたかのように。

 

「メサイア・ダーク!!!」

「..............っ!?」

 

シャアン!という地面を抉る音と共に

黒い禍々しい棘がキリトを追う。

 

「こいつっ..........いつの間に!?」

「................♪」

 

フィアは目を閉じてリズムに乗っている。

まるで余裕。その一言だ。

 

キリトは棘を避け、フィアに斬りかかる。

 

「なっ!?」

「短調ね..........キリト♪」

 

その斬りかかったキリトの剣を踏み台に

攻撃を回避。それは常人技ではない。

 

まるでモンスターだ。

 

更にそれにとどまらず、射出した棘を

利用して素早い移動をする。

 

「..........死神かっ!流石だな。」

「..............」

 

それら全て、目を閉じて行っていた。

そしてそれにキリトは気づいた。

 

 

また........

 

 

 

 

 

 

自分が包囲されていることも。

 

「もう少し楽しみたいなっ♪」

「なんでこんな風になった............」

 

キリトはフィアの行動をみて、疑問を持つ。

 

今キリトの周りには幾つもの分身が囲って

いることで、包囲されている。

 

「俺に勝つために........こんなことを........」

「人間やめた..........って思う?」

 

フィアは笑みを無くし、ほんの少しだけ、

ほんの少し涙を浮かばせた。

 

「いや........それも人間の心情じゃないか?」

「キリトに勝ちたい。それだけ。」

 

キリトはきっぱりと息を吐いて叫ぶ。

 

「俺はそんな大層なものじゃないぞ!」

「....................?」

 

するとキリトは不意討ちと言わんばかりに

剣を降り下ろす。フィアは鎌で弾く。

 

「俺だって人間だ!姑息なのさ!」

「もう私......なにを信じていいのかわかんない!」

 

フィアの体は赤い霧に包まれる。

モンスター化の兆候ではないようだが......

 

「それが私........なのよ。」

「..........言い過ぎたか........?」

 

フィアは本格的に黒くなった。

全身から影の煙が漂う。よく言う

ブラックライダーのようなあれ。

その瞳だけが赤く染まっている。

 

今は瞳を除いた......顔そのものまで

真っ黒だった。

 

「姑息でネクラで誰も信じないし相手に

されない。それが私なの。」

 

「言い過ぎだろお前!」

 

フィアを形成していた黒い感情が浮き出た

ようだ。プログラムにはなかった

はずなのだが......................

 

 

シダトンはううむとそれをみて

なにかわかったような素振りを見せる。

 

 

「シダトン!あれなにかわかるのん!?」

「........invisible dark。溶け行く黒い感情。」

「何その中二チック。」

 

キリトはシダトンの話だけを聞いて、

決意をもつ。

 

「あいつを........助け出さないと!!!」





フィアはキリトと戦うことで自分に溜まった
負石を取り除こうとした。
しかし、キリトとの交戦中にその闇が具現化。
VR機器とリンクして、モンスターとして
形成されてしまう。
キリトはフィアを助け出すため、この
戦いに本気を出す。
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