史上最強の武術家の弟子伐刀者マコト   作:紅河

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こんにちは、紅河です
なんとお気に入りが40件突破し、日に日に読者数が増えていて不安が募るばかりです。
増えているという事はそれだけ期待されてる事だと思うので頑張って続けたいと思います。
誤字脱字やご指摘等はメッセージの方にお願い致します。

それではどうぞ、お楽しみ下さい


BATTLE.8 梁山泊と破軍学園

 ここは梁山泊。武術を極めた達人が集う場所!そこでは様々な達人達が暮らし鍛練に励んでいた。そして近衛真琴が武術を学び、育った場所でもある。

 

「しかしよぉ、真琴が留年しちまうとはなぁ・・・。友の為とは言え理事長を殴っちまうとはな、チェスト!!」

 

 ビール瓶で鍛練を行うのは ❰喧嘩百段の空手家❱“逆鬼至緒”!!

 

「話を聞けば聞くほど馬鹿な話だ。生徒の能力が足りないからとはいえ、授業を一切受けさせないとは・・・・!子供の将来を何だと思っている!」

 

 そう言って石で仏像を掘っているのは ❰哲学する柔術家❱“岬越寺秋雨”!真琴がジョギングの時に身に付けている仏像を作製したのは、何を隠そうこの岬越寺秋雨なのだ。

 

 

「そうよーマコトとマコトの友達が可哀想よー」

 

 

 タンクトップを身に纏い、動物達に餌付けをしているのは ❰裏ムエタイ界の死神❱“アパチャイ・ホパチャイ”昨日、真琴の電話を受け取った人物だ。

 

 

「その理事長は教師の風上にも・・・おけな・・・い」

「ヂュヂュヂヂュ!!」

 

 

 せっせーのヨイヨイを遊んでいるポニーテールの女性は ❰剣と兵器の申し子❱“香坂しぐれ”そしてペットの“闘忠丸“

 この闘忠丸はネズミなのだが、本来のネズミよりかなりの長命である。実は真琴や一輝より長生きだったりする。

 

「まぁ近ちゃんが退学しなかっただけマシね」

 

 縁側でエロ本を片手に香坂しぐれの尻を触ろうとしているのは ❰あらゆる中国拳法の達人❱“馬剣星”

 

 

 

「真琴は友の為に行動し、その結果留年してしまいました。ですけどその選択に後悔はないはずですよ」

 

 

 道場から本を読書しながら歩んで来たのは真琴の師匠であり梁山泊の一番弟子 ❰史上最強の凡人と吟われる❱”白浜兼一“その人だ。

 

「兼ちゃん、ノルマは終わったのね」

「はい、師父」

 

「お父様ーただいま帰りましたー」

「皆さーん、そろそろ朝のご飯にしましょう?」

「「「「「「はーい!」」」」」」

 

 兼一に走りながら駆け寄って来たのは白浜兼一の一人娘”白浜一翔“。一翔は風林寺の遺伝子を受け継ぎ、齢9歳ながら弟子級開展に至り、緊湊間近という“神童”である。

 そして全員に声を掛け朝食を皆に知らせたのは❰風を切る羽❱“風林寺美羽”改め白浜美羽だ。この梁山泊を束ね武術の世界では❰無敵超人❱と吟われる“風林寺隼人”の孫娘である。その長老からやっとの想いで結婚の許しを貰い、数々の冒険の末、白浜兼一と結ばれ一翔を授かっていた。

 

「やれやれ、長老は南郷殿の自宅からまだ戻らないのか・・・」

「昔話に花が咲いてるんだろ?ほっとけよ秋雨」

「そうよー、長老も懐かしくて帰るのが惜しいんだよーアパパーそれよりご飯よー!」

「そうね、朝ご飯楽しみっね!」

「ふん!」

「あーーー!!カメラが・・・」

 

 剣星がしぐれのパンツを盗撮しようとすると、しぐれからの容赦ない斬撃がカメラを襲う。綺麗に真っ二つだ。だがしかし、これが梁山泊の日常である。

 

「真琴、元気・・かな?」

「ヂュヂュ!」

「きっとあの子なら大丈夫、心配ないさ」

「そうだ・・・ね」

 

 そんな会話をしながら平穏に時間は過ぎていった。一方破軍学園では三人の伐刀者達が朝のジョギングが終了し休憩を取っていた。

 

「ふぅー、朝のジョギング終了!一輝、ドリンクだぜ、そら!」

「うん、有難う真琴」

 

 真琴は身に付けている重しの仏像を取り、ドリンクを飲み始めた。その後二人に遅れてステラが息を切らしながら到着した。

 

「ハァハァ、アンタ達速すぎよ・・・何で・・・重り付けて私より速いのよ・・・・」

「そうか?ステラが居るから普段のランニングより、距離は短くしたつもりなんだがな。俺は走り足りないぜ?」

「そ、そうなの!?」

「うん、いつもは重し付けて20㎞は走ってるよ」

「これを20㎞!?ば、化物ね貴方達・・・」

 

 何故ステラがランニングだけで息を切らしているかというとそのランニングの方法が普通とは違っていたからだ。普通なら一定の速度で一キロを5分以内に走りきるのが一般的なランニングと云われている。だが真琴達が行うのは毎日20kmのランニングで全力疾走をしつつジョギングで緩急をつけ高負荷をかけるスタイルだ。そこに重しを付けて走るのだから常人が走ったら失神するレベルだろう。

 そのランニングノルマを毎日欠かさずやってのけている事にステラは驚きを隠せなかった。

 

「(ありゃステラ用のドリンク忘れちまった)」

 

 真琴がバックに入っている用意したスポーツドリンクを確認していると、どうやらステラの飲み物だけ忘れてきてしまったようだ。

 

「あれ?私のドリンクは?」

「ん?ステラのドリンクが無いのかい?んじゃこれ」

「(それって間接キスになるんじゃ・・・)」

「か、間接キス!?」

「あ、ゴメン!僕と間接キス何て気持ち悪いよね」

「ぃゃ・・・・むしろ・・・っていぅか」

「え?何?」

「(ステラの奴、何で嬉しそうなんだ?)」

「か、貸しなさいよ!」

「あっ!」

「ングングプハァ!有難うイッキ」

「(ははぁーん、もしかしてステラの奴一輝に惚れたな、少しからかってみるか)」

 

 真琴の顔はさながら、意地悪小僧の顔そのものだった。

 

「ステラよぉ~」

「何よ?」「一輝の味は美味しかったか?」

「ゴホッゴホッ」

「ステラ大丈夫!?真琴も何ふざけてるのさ!」

「わりぃわりぃ」

「味何て分からなかったわよ!」

「んーそうか?でも耳まで真っ赤だぞ?」

「え!?ウソ!!」

「嘘だよ」

「マコト、騙したわね!」

「アッハハハハハハ!」

「待ちなさいよ!」

 

 そんな会話をしながら時間は刻々と過ぎていった。朝食も済ませて破軍学園へ向かい授業を受ける三人、中庭近くのピロティに差し掛かる三人の前に一人の少女が姿を現した。

 

「お久し振りです、お兄様・・・」

 

 するとその少女は一輝を押し倒た。唖然と見ていたステラと真琴だったが突如その少女は一輝の唇を奪ってキスを始めたのだった!

 




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