とある規格外のIS操縦者   作:右左右左右

2 / 32
今回は短いです(;´д`)


1話

俺の生活を取り巻くものは全て変わった。

 

 

部屋は前のような冷たく硬い石の上で寝るようなところではなくテレビ、冷蔵庫、ベッド、トイレ、ユニットバスなどなど完璧に揃えられた設備の部屋に移動させられ、食事は残飯のようなものではなく、高級レストランを思わせるような料理が毎日並んだ。人体実験の方も実験というより訓練になった。他にも今までに詰め込まれたISの知識を応用し俺の専用機となったIS『無影』の装備を開発していた。ここは開発関係の設備も整っているため、開発は滞りなく進み数々の武装を開発できた。これで俺が必要とするものは揃ったと言えるだろう。そんな時に『これから訓練を開始するので競技場まで来てください』という連絡が入った。断る理由がないため了解、と短く答えて通信を切った。今までやった訓練といえば、飛行訓練、射撃訓練、近接格闘訓練etc.....といった基本的なことばかりだった。だからどうせ今回も似たようなものだろう、と....そう思いながら俺は競技場へと歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

競技場につき訓練内容を聞いたとたん状況は変わった。多分今の俺を一般人が見れば、恐怖に震えるだろう....それほどまでに俺は何を企んでいる? なんて聞かれてもおかしくないくらい笑顔だった。そして何故このようなことになったのか、それは数分前――

 

 

 

 

 

 

 

競技場についた俺は近くにいた研究者に今回の訓練内容を気怠げに聞いた。

 

 

「今回はこの競技場内にある全てのものをISで破壊する訓練です。どのような武装、装備を使用してくれても構いません」

 

 

それを聞いた俺はあることを思った....これって施設ごとこいつら殺れるチャンスじゃね? と......たしか最近作った中にこの規模のモノくらい簡単に壊せるものがあったはず....そう思ってディスプレイを眺めているとそれはあった。音響式大量破壊武装『鎮魂歌(レクイエム)』、これは任意の範囲に特殊な音波をぶつけ、破壊する武装だ。出力によって異なるが、原子レベルの破壊も可能だ。研究者は『どのような武装、装備を使用してくれても構いません』と言っていた。ならば心おきなく使わせてもらおうか、ふふっ。

 

 

 

 

 

 

 

――というように一つ恨みを晴らせそうで、嬉しくて仕方がなかった。幸いこの顔を他のやつには見られてないため俺が今、何を企んでいるかなんて誰も知りはしない。俺はISを展開し競技場の中心に構えた。範囲はちょうどこの施設が収まる程度にしてある。あとは発動するだけだ。

 

 

では......始めるとしよう。

 

 

発動したとたん俺を中心にして音波は衝撃波となり、次々と競技場内のものを飲み込み、霧散させていく。そして一番近くにいた研究者が飲み込まれ霧散した。それを見ていた研究者達も次の瞬間には一斉に霧散した。逃げる者もいたがすぐに衝撃波に飲み込まれて霧散してしまう。建物の中も建物までもが霧散してしまうため意味がなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

....数秒で、先程まで多くの施設や設備があった場所は例外なく、跡形もなく何もかもが消滅していた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。