「やめろーーーーーーーっ!!!」
蓮が箒に斬りかかろうとした時、背後から
その左手には、多機能武装腕『雪羅』が装備されており、零落白夜のクローで箒に攻撃しようとしている蓮に背後から斬りかかった。
その左手は蓮の身体へと吸い込まれるように近づいていく一夏はそれを見て入ったと思った....しかし
「えっ......?」
その攻撃は蓮の身体をすり抜けて無防備に背中を晒す箒に直撃する。
「ぐわぁああああああああ!!?」
箒のシールドエネルギーは一夏の零落白夜をもらったことで完全になくなりその多大なダメージにより紅椿の生命維持システムが発動、箒は気を失いシャルロットと共に海へと
後戻りとなった。
なんで....。俺は、俺は箒に斬りかかろうとしていたISを攻撃したはずだ。なのに何故、俺の攻撃が箒に当たるんだ....。
一夏はただ、海へと落ちていく箒とシャルロットを見ながら唖然としていた。
自分の攻撃が箒を攻撃しできてしまった現状が、信じられなかった。
しかしそんな一夏を蓮が見逃すはずがなかった。
『織斑、戦場でそんなにボケっとしてたら、死ぬぞ』
「くっ...!?」
蓮は唖然としている一夏に向けて量子変換していた全距離万能型ライフル『五月雨』をコールし一夏に叩き込む。
実弾とレーザーを操縦者の意思で自在に撃てるそれと、瞬影と単一仕様能力の力によって四方八方から放たれる攻撃は確実に一夏のシールドエネルギーを削っていく。
面白くないなぁ....。
蓮は攻撃している一夏を見ながらそんなことを考えていた。
俺はさっさとアメリカとイスラエルが共同開発したものの性能を見てみたいのになぜこいつらはこんなにも俺の邪魔をするのだろうか...。
それにしても...と蓮は言い攻撃をいったん止める。
『よくこの程度で「俺はみんなを守る」などといったものだな』
「はぁ....はぁ....俺は....みんなを、守る。絶対にだ」
はぁ、と蓮は溜息を吐き一夏の目の前に移動したと同時に回し蹴りをする。放たれた回し蹴りは一夏の横腹にクリーンヒットし一夏は身体はくの字に曲がりながら豪快に吹っ飛
んだ。
『無理だ。今のお前にはな。みんなどころか一人守れるかすら怪しい』
蓮は蹴り飛ばされながらもなんとか空中で姿勢を立て直した一夏を見ながら呆れたように言う。一夏は蓮を睨むが蓮にとってそんなものは赤子のようなものだった。
「そんなこと、やってみなきゃわかんないだろ!!」
『やってみなきゃわからない...か。じゃあお前はもしどちらかを選べと言われた時選ぶことができるのか?』
「選ぶって....」
『そうだな....お前の身近なやつで例えるなら、お前の姉である織斑千冬一人と、篠ノ之と代表候補生の五人、お前はそのどちらを見捨てるのかということだ』
「そんなの、両方助けるに決まってるだろ!!?」
両方助ける....か。
『お前は人の話を聞いていたのか?どちらかを選べと言ったんだ。お前が動いた瞬間両方とも殺され、お前は誰も助けられずに終わるんだ』
「それでも俺はみんなを助ける!!そう、誓ったんだ」
一夏の言葉を聞いた蓮は一夏の背後に回り込んだ。
『話にならんな。幼馴染と仲良く海で寝てろ』
蓮はそう言ってエネルギーブレードで一夏を斬り落とし、一夏は福音の時と同様に海へと落ちていった。
『あとはお前だけだ。
蓮がそう言うと呼応するかのように福音は姿勢をこちらに向けてスラスターを大きく広げ戦闘態勢に入った。
いかがでしたでしょうか( ´・ω・`)?
次回から福音戦です。
相変わらず戦闘描写が下手ですが下手なりに頑張って書きたいと思います。
全距離万能型ライフル 五月雨
操縦者の意思で実弾とレーザーの切り替えが可能
本文中にあったように高速戦闘下でも使用可能
ちなみにすり抜けたのは明鏡止水の応用でぬらりひょんの孫の明鏡止水・桜を参考にさせていただきました。
感想お待ちしております(。・ ω<)ゞ