今年初投稿。
いつもどおり短めですね、ハイ。
IS学園の臨海学校終わって数日が経ち、蓮は束の隠れ家とも言える研究施設の自室に戻ってきていた。そんな蓮はというと――
「どうしてこうなった....?」
――机に突っ伏していた。蓮の机の上は書類の山、山、山。そのほとんどは先日の瞬影の戦闘データを細かく書き記したものだ。しかしそれ以外の中にとんでもないものが紛れ
ていた。
『本日より貴方を国家IS委員会直属のIS操縦者に任命する IS委員会委員長』
――と書かれた手紙が紛れていた。これを見つけた蓮は顔を青くしていた。そもそも何故蓮がIS委員会の専属操縦者になることになったのか....。
それは少し時間を遡る。
臨海学校二日目、福音戦
急に蓮が現れたことによってその戦闘映像を見ていた各国のお偉い方は右往左往の大忙しだった。
今までに見たこともない兵装を自由自在に操りハイパーセンサーですら捉えられない速度で移動する。さらには、中国、ドイツ、イギリス、フランスの国家代表候補生と束お手製のISに乗ったその妹の箒、第二次移行を成した今、世界で最も注目を集めているであろう織斑一夏。この六人を軽く戦闘不能まで追い込み、福音をも撃墜したその性能に各国は恐怖した。
しかし次の映像で状況は一変する。
衛生が福音の撃墜を終えたISが旅館へと戻り織斑千冬と話している映像を捉えたのだ。
これにより後日、織斑千冬は委員会に呼び出されあのISについて聴取されることになった。
あのISはなんなのか。どういったつながりなのか。操縦者は誰なのか。どこの国のものなのか。そして――――奴は味方なのか。
千冬は話しても大丈夫だと思われる部分のみを話した。しかし、それがいけなかった。まず名前だ。篠ノ之蓮。この時点で篠ノ之束博士の関係者だとわかるだろう。日本でも篠ノ之なんて名前はそう聞くものではない。いつもは冷静でよく物を考えてから行動する千冬だが、この時だけは失言だと思った。
あのISとその操縦者が篠ノ之束に関わっていると知った者は蓮を巡っての抗争が始まった。自国に属してもらうと主張する国、それに反発する国と様々な国が自国の利益のみを考え口論を始めた。
そんな時に一人が言った。
「なら、IS委員会に所属させてはどうでしょう? 織斑千冬も委員会所属ですし、問題ないはずです」
その一言で全員が渋々納得した顔になる。
「では篠ノ之蓮はIS委員会所属とし今会議を終了します」
――という事があり、蓮は絶賛机に突っ伏し中だ。
そんな時
「レンく~ん」
ダダダダダダダッという音と共に束の声が聞こえた。ドンと激しい音を出しながらドアを開け放った束は嬉々とした表情で近づいてきた。
「レンくん、レンくん、レンく~ん。やったね!! レンくんのIS学園入学が決まったよ! はいこれ学校案内」
「ああ、サンキュ―――じゃねぇだろ!? えっ? なんで入学することになってんの!!?」
「だってもうレンくんがISに乗れること世界的にバレちゃったし....」
「えっ、なんで!?」
「私が大々的に喋っちゃいました(。・ ω<)ゞ」
「なにやってんだよもぉぉおおおおおお!!!」
こうして蓮がIS学園に入学することが決まった。