グダグダですww
施設破壊後、これからどうしようかと二日程考えたが自分にあるものといえばISと実験で得た驚異的な身体能力と戦闘力....どうしたものか、と街(300km程のところにあった)を歩いていた。
そんな中見つけたのはPMCの傭兵募集だった。
俺にあるのは人体実験で得た、身体能力と戦闘技術そしてISだけだったのでちょうどいいんじゃないかと思い応募しようとした。
しかし問題があった、それは――
あれ....俺って名前なくね?
――ということである。今までは識別番号で呼ばれていたため名前がなかった。
名前が無いことを伝えるとあっさりOKしてくれた。
そして、実戦形式の試験も難なく通過し俺は傭兵になった。
*****
傭兵になってから六年が過ぎ、俺は十五になった。今まで数々の任務を行い全て完遂させてきた。ISを使用するものは少なかったがそんななかで俺は『死神』と呼ばれるようになった。
人体実験で得た戦闘技術や身体能力で俺を見た相手を俺は容赦なく殺していたのでそんな名前がついた。
そんなこんなである日、俺は政府軍対反政府軍の戦闘に反政府軍の依頼のもと参加していた。戦況は、俺が本格的に出るまで全くと言っていいほど動かず膠着状態が続いていた。そんな中動いたのは政府軍の方だった。あろうことか政府軍はISを三機投入してきた。アラスカ条約で禁止されているはずなのに出してくるとは....まああってないような条約だが....。俺もISを展開し上空に躍り出る。相手は反政府軍がISを出してきたことが予想外だったのか、その場で止まった。
「貴様、何者だ!?」
『私? 私はただの雇われ兵ですけど......何か?』
俺は男だとバレないようにマシンボイス使って声を変え口調も変えた。
「何故ただの傭兵のお前がISを持っている?」
『そんなこと聞かないでくださいよ。こっちにもいろいろと事情があるんですから。』
『「..........」』
しばしの沈黙のあと先に口を開いたのは相手の隊長らしきやつだった。
「お前には聞きたいことができた。お前を倒した後、ゆっくり聞くとしよう」
俺を倒す? たった三機のISで?
『はっ!!』
俺は鼻で笑ってやった。
「何が可笑しい!!?」
『いや、ふふっ。あなたがたった三機で私を倒すとか面白い冗談を言うから......くくっ』
「私たちにできないとでも?」
『できないよ』
俺はそれが当たり前だとでもいいたげに、言い放った。
この瞬間、この場は殺気で包まれた。俺は軽く当てたつもりでいるが三人は意識を保つのでやっとのようだ。しかし普通なら気絶しているほどだが、気絶していないあたりさすが軍属といったところだろう。しかしただ一人、その自分たちからしたら圧倒的な殺気の中で、攻撃を仕掛ける。
「は、はぁぁぁぁぁ!!」
俺はおもむろに右手を前に掲げた。突っ込んで来ている奴は、警戒はするが勢いを緩めずこちらに突っ込んでくる。
....無様だな。
「ぐはっ!?」
「「っ!??」」
不用意に突っ込んできた奴は俺に届く数メートル手前で地面に叩きつけられた。残された二人は、何が起こった? といった感じに目を見開いている。
『1st単一仕様能力・重力掌握!!』
「ぐっ!? くぅ!?」
『どうです、動けないでしょう? あなたには通常の10倍の重力をかけているので動くことすら困難なはずです。』
ただしこの能力には制限があり自分から半径5km圏内しか能力が使えない。しかし半径5km圏内であれば無敵と大差ない状態になれる。いくら圏外から狙撃したところで圏内に入っていまえば弾は圧倒的な重力に負けて地面に突き刺さるのだから....。
そして、そういえば...といった感じで今まで放おっておいた残る二人にも同じように重力をかけ地面に叩きつける。どんどんと重力の倍率を上げていき15倍ほどにした頃にはISが危険を知らせるアラートが鳴り続けている状態になり、20倍にするとISは強制解除され操縦者は気絶していた。待機状態に戻ったISを三人から外し戦闘に戻った。
その後はIS三体がやられたことで政府軍はどんどん後退し勝利を収めた。
そして依頼の報酬ももらい自室に帰ってくつろいでいた時だった。
「やぁやぁやぁ、君が噂の『死神』君かい?」
「..........」
天井から兎が現れた....。
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