私は今日も仕事デス....
だからといって街中でカップルをみて
(リア充め‼︎爆発しろ(ꐦ°᷄д°᷅))
なんて思ってませんよ.....?
......本当ですよ?
「副会長?」
「ええ、そうよ。蓮くんが委員会に属していて都合が悪いという事はわかったわ。でもね、学園最強である生徒会長の私に勝ったのだもの、それも完封よ?それくらいしてもらわないとほかの生徒に示しがつかないわ」
......言いたいことはわかった。わかったのだがちょっと待ってほしい。この人の日頃の行動からかえりみて、この生徒会長はサボリの常習犯だ。副会長とは生徒会長の補佐的役目だ。
つまり、この人がサボった仕事の殆どが俺の仕事になってしまうということだ。そんなことは勘弁願いたい。
「いや、それもちょ「篠ノ之、それくらいはやれ」ちょっ、織斑先生!?」
断ろうとしていたところに織斑先生が割り込んできた。
「お前は委員会所属である以前にこのIS学園の生徒だ。生徒である以上、この学園の習慣には従え。それにそんなことを言ったら知ってると思うが更識も暗部の人間だ。立場としてはお前の方がややこしいだろうが楯無もロシア代表で生徒会長だ。あまり我が儘を言うな」
....どうやら俺が副会長になることはもう逃れられることができない決定事項らしい。
「はぁ、わかりました。わかりましたよ」
両手を上に挙げ、ヒラヒラと降伏のポーズをとる。
織斑先生はそれでいい、と言わんばかりの顔をしていた。
はぁ、メンドくさい.......
◆
まぁ、こうなりますよね〜
昨日の今日で早速サボりやがったよあの会長⁉︎
目の前の机の上には書類の束が山のように積まれている。
それを虚さんは慣れた手つきで処理していく。
さすが楯無の従者だ。
「蓮くん? 何惚けているんですか? 早くその手を動かしなさい‼︎」
「は、はいぃぃぃいい」
怖いよ。怖すぎるよ。仕事モードの虚さん。もう目がマジだ。
早く終わらせないと.....。
俺はここで無駄にハイスペックな能力で虚さん同様に書類を処理していった.....。
◆
蓮が生徒会室で無駄にハイスペックを発揮していた時、肝心の楯無はというと、一夏を連れながらありとあらゆる部の襲撃を受けていた。
「もう、しつこいわね」
「な、なんでこんなことになってんですか〜〜っ!?」
涼しげな顔をしながら、襲撃をさばいている楯無に対して、何が起こっているのかわからない一夏は物凄くテンパっていた。
「た、楯無さん!? なんなんですこれは!?」
堪らずに一夏は今の状況について楯無に聞く。
「ああ、これはね一夏くんを学園祭の景品にしちゃったから、勝ち目のない部活動の部員たちが私を倒そうと躍起になってるのよ」
「なんで楯無さんを?」
「一夏くん、前に言ったでしょ? 生徒会長とは学園最強を示す役職だって、つまり私を倒して生徒会長になって一夏くんが景品っていうのを取り消そうとしてるのよ」
でも、まぁ。これじゃあ無理そうね。
突如ロッカーが開き防具に身を包みその手には竹刀が握られている、所謂剣道部の部員が姿を現した。
それを楯無は落ち着いた様子で上段から振り下ろされる竹刀を防ぎ、回し蹴りで相手をダウンさせる。
そんなことをもう何度か繰り返し、ようやく二人は生徒会室に辿り着いた。
「か、会長ぉぉぉおお.......」
しかし、扉を開けた先には生徒会役員たちの机に突っ伏した姿が広がっていた。