Sword art online~Ein Retter aus werden wollen~ 作:鴉紋to零
お久し振りな方はお久し振りです
阿喪to鴉紋です
ソードアートオンラインの映画を見て感化された愚か者です。はい……
ま、まあ、そんなことは置いておいて、どうぞ!
ペンが走る音がする
コツコツ……コツコツ……
書き終わるとストレージに戻して次へ、そして更に次へ
終わらない書類の螺旋の中で、俺は……
「…………副団長権限行使してサボっていい?」
「「働け」」
副官が厳しい…………
さて、唐突だが自己紹介をしようか
俺は
プレイヤーネームはアインファースト。よく略されるけどね
そんでもって転生者だ
大事なことなので二度言うが、転生者だ
なので、無論、ソードアートオンラインについて知ってるわけでね、うん
そんな俺が何故
「アイン副団長。追加の書類です」
「あい……は?」
え?何?ここに来て追加?
「鬼畜過ぎないか?」
「「貴方の倍近くやってる私達の前でそれ言いますか?」」
うわーん……副団長職が鬼畜だよぉ…………
《数時間後》
「死ぬ……これ、割りとマジで逝く……」
俺は机の上で溶けていた
だが、俺はこうしているわけにはいかないのだ……
こうしているわけには……
こうして……
「…………寝よっかなぁ」
もう疲れたし、体動かしたくない……
「予定、いいんですか?」
と、副官の白いのが…………
「今失礼な扱いを受けた気がします」
…………この子鋭すぎぃ
この白いのはユリカ。一応、俺の副官だが、よく立場が逆転する
記憶違いではなければ、
なお、本人はお気に入りらしい
「で、どうするんです?」
と、黒いの……
……ごめん俺が悪かった。だからジト目をやめておくれ……
こっちの黒いのはクロカ。そしてこっちも副官。更に同様によく立場が逆転する
察しのよい人なら分かるだろうが、ユリカとクロカは双子である
それ故にか、渾名は
「あー…………やっぱり行ってくるわ……」
重い腰を上げ、疲労困憊の体で出口へレッツゴー
「分かりました」
「護衛はいつも通りで?」
「おう。いつも通りいらない」
そう告げて、俺は扉を開いてこそこそと外に出る
見付かると護衛なしがどうのこうの言う輩がいるからである
あれほど面倒なものはない
辺りはもう暗く、街灯が勤勉に辺りを照らしている
「お、アイン!」
唐突に後ろから声が響いた
「んぁ?」
気の抜けた返事で声の主に返事をする
ぁ~、そういや、今日だっけか
目の前にいるのは、ラフな格好をした黒の剣士様だった
「ようキリト。おひさ」
「ああ、久しぶり。最近どうだ?」
面白いことでもあったのかと、この野郎は聞いてくる
「書類地獄に埋もれながら、レベリングの日々だよ」
力なく笑いながら、俺はそう返す
「そうか、大変そうだな」
苦笑いを浮かべるキリト
「ああ……」
それにつられるように苦笑いを浮かべる俺
ほんと、辛い人生なのです……
でも、少しは良いことがあることを俺は知っている
何故なら……いや、今はいいだろう。時期わかることだ
今はただ、姉と義理の兄の所に行くことにしようか
これは、王道の物語
バッドエンドの悉くをあの手この手で破壊していく少年の話
美麗悠哉
ログイン時では十三歳
転生前は十八歳だった
オリジナルソードスキル
何かと損な役回りをすることが多い少年
よく上司に弄られる系男子である