【GE作者合同投稿企画】MMOだよ、神喰さん!   作:GE二次作者一同

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【オリジナルアラガミ】【原作(?)既読をオススメ】

投稿作品「アラガミ転生記~ザイゴートからの成り上がり~」

コラボなんて初めてなので、どことなくぎこちない部分もあるかも知れませんが、そこは「まぁ作者が作者だしなぁ」と思ってくだされば......思って下さい。
今回は作者の小説を読んでないと意味がわからないので『めんどくせぇ!!』って方はスルーしても良いですよ。っていうかした方がいいです。あと、ここだけのオリジナルの話です。
ちなみに、『作者』とは自分のことです。


褐色少女の1日【トイレの紙が無い時の絶望を司る神 様】

『コハ、朝だよ』

 

オカアサンが呼びかけてくる。

 

日の光が目に痛い。

 

瞼を開けるのが億劫だ。

 

「オカアサン、オハヨウ」

 

声に出してオカアサンにオハヨウを言う。

 

そうすると、オカアサンは嬉しそうにするから。

 

オカアサンが嬉しそうにすると、コハも嬉しい。

 

やっと光に目が慣れると、優しく微笑むオカアサンが顔の前に居た。

 

その後にはヒャッキやマキナも居る。

 

目を擦っていると、オカアサンが頭の中に喋りかけてくる。

 

『コラコラ、目を擦らないの。腫れちゃうから』

 

頭をポンポンしてくる。

 

言われた通りに、目を擦るのは止める。

 

マキナが面白そうに笑っている。

 

ムゥ、後で追いかけてやる。

 

 

マキナを追いかけ回した後、前からオカアサンに聞きたかったことを聞いた。

 

「オカアサン、コハ、アラガミナンダヨネ?」

 

『そうだね。俺も百鬼もマキナも、コハと同じでアラガミだよ』

 

「ジャア、コハ、ナンデシャベレルノ?」

 

『むむむ、これは.....子供に「どうやって赤ちゃんはできるの?」と聞かれたような答えにくさ......。』

 

オカアサンが珍しく頭を抱えている。

 

ウンウンと唸るオカアサンは少し置いておいて、オカアサンの髪の毛に手を通す。

 

サラサラで、いい匂いがする。

 

思わず顔を埋めてしまった。とても気持ちがいい。

 

『あぁそうだ......コハ、何してるの』

 

「オカアサンノカミ、サラサラ」

 

『そうだね。それは俺も思う。......じゃなくて』

 

オカアサンがコハを抱えて膝に乗せて撫でてくる。

 

『元々が人間に近かったからじゃないかな?喋れるのは』

 

「オカアサンモ、シャベレルヨ?」

 

『俺のはどちらかと言うと家族限定の通信回路みたいなものだからなー。家族にしかわからないんだよ』

 

コハが『家族』になったのは、今から少し前だ。

 

オカアサンをイタダキマスしようとしたら、負けた。

 

気がついたら、オカアサンに抱かれて寝ていた。

 

理屈じゃ説明できないけど、その時にはもうオカアサンはオカアサンだった。

 

白かったコハは黒くなって、少し強くなった。

 

『あぁ、聞こえるかな?』

 

その時初めてオカアサンの声を聞いた。

 

とっても、安心する声だった。

 

それはそれはもう、本当に安心する声だった。

 

 

 

 

もう、オカアサンの声が無いと死にそうなくらいに、安心できる声だった。

 

 

 

 

ヒャッキやマキナも同じみたいで、オカアサンの悲しそうな、苦しそうな声を聞くと、オカアサンの大切な『声』をそんなふうに変えてしまった人間を、何度も殺してきた。

 

人間でなくても、殺してきた。悩みがあったなら、一緒に悩んだり傍に寄り添ったりした。

 

もちろん、オカアサンの声だけが好きというわけじゃない。

 

ただ、オカアサンの声が凄すぎるだけなのだ。

 

『そういえば、コハはいつ言葉を覚えてるの?』

 

オカアサンが話しかけてきた。

 

「オカアサンノ、ハナシカラ」

 

そのせいか、考え方や言葉使いはオカアサンに似ている。声にするのは難しいから出てないけどね。

 

『とんでもない学習力だなぁ......。恐ろしい子っ!?ってか?』

 

オカアサンがブツブツ言ってる。

 

オカアサンに寄り掛かっていると、前からマキナが引っ張ってきた。

 

「キュウウウウン!!」

 

代わって欲しいみたいだ。

 

「ヤーダー」

 

「キュン!?キュウウウウン!!」

 

ダメー。オカアサンの膝はコハの物なのだ。

 

胸を張って自慢してやると凄く悔しそうにする。

 

ンフフ、面白い。

 

意地悪しすぎたので、せめてコハの膝を貸すことにした。

 

「.......キュウウウウン」

 

悪くないらしい。

 

それなら良かった。マキナを抱えてオカアサンに寄りかかると、オカアサンがコハを抱えてきた。

 

『仲がいいねぇみんな』

 

オカアサンの方を見てみると、肩からヒャッキが顔を出してオカアサンに擦り寄っていた。

 

空を見ると、もう日が落ちそうだった。

 

相当な時間オカアサンとゆっくりしてしまっていたらしい。

 

もう寝る時間だ。

 

いつもみたいに家族全員寄り添って寝る。

 

『おやすみ、みんな』

 

オカアサンの声を合図に、コハは眠りに落ちた。

 

 




ほ、本当に読んでないとわからない内容になっちゃった(汗)
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