貴方だけの歌 ~ラブライブ! School idol IF~ 作:貫咲賢希
J( ・`д・´)し「ちょっと、次はにこの番じゃないの!?」
/cVσ_VσV「原作通りなままですと在り来たりですからね。是非もありません」
J( `д´)し「むき─────!」
たった一つの照明の下で、白いドレスを着た少女が舞う。
一人踊るプリマドンナ。ここは彼女だけの高座。クラシックに合わせて緩やかに舞台を奔る。
美しきバレリーナは清流のように、時には疾風のように。円舞曲の中で少女は観客を魅了した。
一足、二足で端から端へ舞い踊り、一本の足を支えにして螺旋を描く。
一糸乱れぬ舞踏で微笑みは絶やさず、与えられた演目を着実にこなして行す。
ああ、なんてすばらしいのか。
バレエのことを何も知らない人間でも胸を焦がす感動は解るだろう。
曲が終わると同時に中央で少女が御辞儀をする。
彼女を称えるように万雷の拍手が響き渡った。
▼
「すごい……」
賞賛は誰が言ったものか。
それは、その場にいた人間が皆、同じ気持ちである。
ここはμ'sのリーダーである高阪穂乃果の家、《穂むら》の居住スペースにある居間。μ'sのメンバーたちは一つのノートパソコンに注目している。
シンデレラプロジェクトのファーストライブを見終えた後、しばらくしてから仲間の色明と別れ、穂乃果の妹、雪穂の友人である亜里沙が言ったμ'sたちに足りない踊りの技術を持つ人材。そのバレエ動画を見ていたのだ。
件の人間は、亜里沙の姉であり、音乃木坂の生徒会長である絢瀬絵里だった。
彼女はμ'sのスクール活動に否定的であるため、あまり良い印象がない。
最初は怖いもの見たさが半分。そして無垢な笑顔で勧められた手前、全く考慮しないのも気が引けたから。とりあえず勧めるまま、彼女たちは教えらた動画を見ることにした。
なお、勧めた当人の亜里沙は自宅に帰っており、踊りの指導については相談してから決めるのでこの事は姉には話さないでほしいと念を押している。
少し残念そうな顔をしていたが、微笑んで納得したので彼女の口から絢瀬絵里に今回の件が伝わる可能性はないだろう。
そして、いざ亜里沙に教えられたサイトを調べて、目的の動画を見つけてそのまま見ると、全員が言葉を失った。
投稿日や幼い顔立ちから数年前の舞台だろうが、誰もが心を揺さぶられていた。
海未たちもアイカツをしていてから踊りに関して何も学んで来なかったわけではない。同じスクールアイドルやプロのアイドルのダンスを何十回も見て、それを参考にしステップを真似たりもした。
ゆえに動画の幼き絢瀬絵里が踊ったものは感嘆せずにはいられない。
始まってからは誰もが刮目した。終わるまで言葉を失った。認めざる終えないその実力を。
こんな踊りができるならば、μ'sや他のスクールアイドル。一部のプロアイドルすらも絢瀬絵里にはお遊戯をしているようにしか見えないかもしれない。
それほど、圧倒されたのだ。
「本当に生徒会長、バレエをしてたんだ。しかも、すっごく上手いよ」
「信じがたいですが認めざる終えないですね」
穂乃果の呟きに海未が頷く。
踊りに違いはあれど日本舞踊という舞踏に携わる人間として。海未が一番絢瀬絵里の実力を感じている。
「偶々見かけたなら他人の空似だと片付けたかもしれませんが、当人の妹直々の推薦ですからね。ここまで来て疑うのは往生際が悪いでしょう」
「でも、だからってどうするんですか?」
やや不満げに口を出したのは真姫だった。
実は真姫もすぐ辞めてしまったがバレエの経験があり、動画で見た絢瀬絵里の実力は海未の次に解っている。
それでも彼女は難色を示したままだった。
「会長に踊りの経験があると解っても、だからと言って教えを請うのは話が別だと思いますけど?」
「それは……」
「言って素直に教えて貰えるとは思えない。仮に教えてもらって、それを口実に潰されたら堪ったものじゃないわ」
「えぇ、そこまでするかな?」
何処までも厳しい意見に穂乃果は渋らせた。
「穂乃果は生徒会長に踊りを教えてもらうのは賛成なのですか?」
穂乃果の顔色を見てそう思った海未が尋ねると、穂乃果は少し悩んだ後でこくりと頷く。
「うん、そうだね。他に当てを探すよりも同じ学校の人の方が接し安いし。今更妥協なんてしたくないから、会長のように踊りが上手い人から教えてもらいたいと穂乃果は思うよ」
「なら、反対一賛成一ってこと?」
真姫がそう確認すると穂乃果はすぐ首を横に振った。
「多数決で決めるつもりはないよ? 大事なことだし、全員が納得しないなら生徒会長にお願いはやめよう。折角、教えてくれた亜里沙ちゃんには悪いけどね」
「どのみち多数決で決めないにしろ他の人の意見も聞いてみませんと。私は駄目もとで頼んでみても良いと思いますが、ことりはどうです?」
「ことりも別に会長さんに頼んでみるのは賛成かな。実際に会長さんのダンスを見てみたいし」
海未が尋ねるとことりがそんなことを言った。
確かにあのダンスを間近で見てみたい気持ちは海未にもある。今はバレエを続けてるかは知らないが、それでも自分たち以上のものが見れるかもしれない。
「生徒会長、ちょっと怖いですが私もダンス見てみたいですね」
「凛は楽しいのがいいんだけど、他の人が興味あるなら賛成にゃ。ちなみに新田先輩はなんて言ってるの?」
「先程メールが私の方にありましたが、彼も動画を見たようです。けど、教わるのはお前たちなのだがから自分たちで決めろ、と」
「もっともな意見ね。というか、これなら反対は私だけじゃない。なら、私も別にいいわよ」
海未の言葉を聞いた真姫が納得がいかなそうな顔のままでそう言った。
「いいの? さっきも言ったように別に多数決で決めるわけじゃないし、真姫ちゃんが嫌なら」
心配そうに真姫を見つめる穂乃果だったが、彼女は口を尖らせたままはっきりと答える。
「私の我儘だけで全体の意見を捻じ曲げたほうが角が立つでしょう。もっとも、教わるにしろどうやって頼むんですか?」
「確かに、普通なら突っぱねられるだけだよね」
教わる方針で決まったのはいいが、今度はどうやって頼むか考える一同。
しかし、ただ一人だけ悩んでない人間がいた。
「大丈夫、私にいい考えがあるよ」
我らがμ'sのリーダー、高阪穂乃果である。
「穂乃果? いい考えとはいったい?」
「まぁ、明日の朝、私が頼んでみるから任せて!」
海未の質問には答えず妙に自信満々で穂乃果は豪語した。
度胸あるなと一年生が少し尊敬してる中、幼馴染二人は何も考えてなさそうと思っていたが水を差すので口には出さない。
結局、絢瀬絵里との交渉は穂乃果に一任することにした。
▼
「では、朝の会議はこれで終了します。議題に対して各自放課後までに意見をまとめるようにお願いします」
『はい』
翌日、音ノ木坂学院の生徒会室。
そこには生徒会長である絢瀬絵里を始めとする、副会長の東條希。他役員も勢揃いしていた。
通常は放課後に会議をするのだが、このように議題に対して考えさせるためや連絡事項の伝達のため早朝に小時間執り行われることがある。
「それでは、解散」
時間にして三十分も満たない会議が終わると、各自教室に向かうために荷物をまとめる。
そこで生徒会室の扉がノックされた。
「? はい、どうぞ」
こんな早い時間から誰だと皆が疑問に思う中、一人の役員が声をかける。
次の瞬間、扉が吹き飛ぶように開かれた。
「生徒会長! 私たちにダンスを教えてください!」
『(正面突破だとッ!?)』
一人で生徒会室に突撃した穂乃果に残りのμ'sのメンバーが廊下の片隅で愕然とする。
最初は同じ学年である海未やことりも付きそうつもりだったのが、穂乃果は一人で大丈夫だと言って委ねた結果がこれだった。
一年生組は驚きのあまり口を開いたままであり、どうせ馬鹿正直に真っ向から頼むのだろうなと考えていた幼馴染組もこのような突貫するやり方とは想像しなかった。
(流石穂乃果ちゃん! 私たちのできないことを平然とやってのける!)
(そこに痺れはしますが、憧れはできませんね)
(凛ちゃん真似したら駄目だよ)
(え? 流石の凛もあんな風に突撃するなんて恥かしいからできないよ)
(どうかしらね……。凛ならやりそうだけど)
μ'sのメンバーが影で呆れたり不思議そうにする中、生徒会室の人間たちは突如現れた穂乃果に鳩が豆鉄砲を食ったように驚いていた。
「……いきなり、なに?」
当初周りの役員たちと同様驚いていた絢瀬絵里は冷ややかな目を穂乃果に向ける。
射殺しそうな氷の視線だったが、穂乃果は全く怖気ずに笑顔のままだった。
「ですから、生徒会長にダンスを教えてもらいたくて頼みにきました!」
「……そういえば昨日は亜里沙に会ったようね。妹から私が昔、バレエをやっていたことでも聴いたのかしら?」
「はい、その通りです!」
聡明な絵里は何処から情報が漏れたのか察し。
「断るわ」
迷いなく断る。どのような流れで妹が自分のことを彼女に教えたか知らないが、だからと言って引き受けるかは別だ。
そもそも、絵里はスクールアイドルを快く思っていない。
過去、バレエに費やしていた彼女にはスクールアイドルなど遊びにしか見えなく、それで学校をアピールするなど幼稚な発想にしか見えないのだ。
どうにかして学校存続しようと奮闘している時に、無駄なことをしている暇はない。
「貴女たちに私が踊りを教えてどんなメリットがあるというの?」
「会長の言葉も尤もです」
だが、穂乃果も最初から引き受けるとは思っていなかった。
そして、彼女も伊達や酔狂でこの場に突撃したわけではない。
「だから聴いてください! 私の歌を!」
「……────。はぁ?」
思いがけない言葉に絵里の思考が一瞬停止した。
「カモン! ヒムミトリオ!」
『あらほらさっさ!』
その合間に穂乃果がバッチンと指を鳴らすと、廊下から台車にスピーカーなどの音響機器を運んできたヒデコ。無線マイクを持ったフミコ。ただついてきたミカが現れる。
このクラスメート三人には昨晩予め打ち合わせしていたのだ。
「ち、ちょっと! いきなり何を! そもそも、歌なんて聴くつもりは──」
「まぁまぁ、えりち」
穂乃果がヒデコからマイクを受け取ったところでようやく回復した絵里だったが、行動を止める前に親友である東條希に宥められる。
「なんか面白そうやし、ちょっとくらいいいやん。授業までまだ時間もあるしな」
「希ぃ……」
視線を巡らせると他の役員たちも穂乃果の行動に注目している。
観念した絵里は一先ず穂乃果の行動を見守ることにした。
これから穂乃果が歌う曲は、花陽が介入して勧めた練習曲の一つである。
準備は終え、ポップなメロディーがスピーカーから響き始めた。
「なに、この曲?」
「ご存知ないのですか?」
聞き覚えのないイントロに絵里が眉間に皴を作っていると、役員の一人が信じられないように彼女を見た。
「この歌こそ代役からチャンスを掴み、スターの座を駆け上がった《超時空シンデレラ》ランカちゃんのデビューソングです!」
知らない曲だと思った瞬間、穂乃果の歌声を聞いた絵里が驚いたように彼女を見つめた。
言葉を失う。
音楽に疎って振り付けをしながら歌う穂乃果。
正直言って、踊りはファーストライブからほとんど成長していないように感じた。
だが、絵里が言葉を失ったのは呆れたわけではなく、穂乃果の歌声に惹かれたからである。
(この子、こんなに歌がうまかったかしら!?)
原曲が聴いたことない絵里でも穂乃果の歌が曲に沿ったものだと解る。一切ぶれない安定した声。音楽に関しては素人同然な絵里でも、ファーストライブから穂乃果が上達したことは解った。
しかし、技術だけの問題ではない。
意識せずにはいられなかった。ファーストライブのときは見定めるために眺めていたが、今は穂乃果から目が離せない。離したくなかった。
他の生徒会役員たも穂乃果に夢中になっており、副会長の東條希は含み笑いをして静かに見ている。
穂乃果がキラッ☆とアピールしたその時。
『ワァアアアアアアアアアアアアアアア!!』
歓声が爆発した。
それは何処からか穂乃果の歌声に誘われてやってきた生徒たちである。
全校生徒まではいかないが、少なくとも両手では足りない数の人間が彼女の歌声に惹かれてやってきたのだった。
突然の声援に驚くも、絵里は穂乃果から目を離すことを止めない。
束の間のライブが終わを向かえ、アウトロが流れ始めた。
「хорошо……」
「スピリチュアルやね」
「ヤックデカルチャー」
曲が終わるとそれぞれ溜息のように思いを呟く。
「ふぅ……。!? あわわ、いつの間にこんな人が!?」
歌い終わった穂乃果は夢中になって気づかなかった周りに人間に驚いている。
集まった人間は曲が終わっても解散することなく、穂乃果に視線を集中させていた。
「他の曲は歌わないですか?」
「次はホシキラがいいです!」
「いや、ここはオリジナルのSTART:DASHで! 高阪先輩のソロで是非に!」
「え、ええと……」
「はいはい、そこまでや」
周りからの要望に穂乃果が困っていると、希が手を叩きながら廊下に出た。
「穂乃果ちゃんゲリラライブはこれでお終い。みんなそろそろ教室に戻ったほうがええよ」
『えええ!』
「でないと、騒ぎを聞きつけた先生に皆まとめて怒られしまうで」
『わかりました!』
不満を漏らした生徒たちは希の言葉を聞いて即座に撤収した。
穂乃果は去っていく生徒たちを見て安心しつつ、わざわざ見にくれたことへのお礼を言った後、事態を収拾してくれた希を見た。
「ありがとうございます、副会長」
「ええよ、別に。面白いもんも見せてもらったし。なっ、えりち?」
「え?」
いきなり呼びかけられた絵里は戸惑うが、じっと見つめてくる穂乃果に気づいてわざとらしく咳払いをする。
「まぁ、確かに。歌はうまいと思ったわ」
「本当ですか!」
穂乃果は嬉しそうに微笑む。絵里に自分の歌を聞かせることが目的だったが、はっきりと褒められるとは思いもしなかったのだ。
「新田君が貴女たちの手助けをしたのは聞いているけど、その上達は彼の仕業?」
「それもありまずが、音楽の才能がすごい一年生が新しくメンバーに入ってくれて。その子と新田くんのお陰で日々歌を練習してます」
まさか自分のことを言われると思わなかった真姫は廊下の隅で凛に弄くられながら顔を赤くする。
「けど、まだまだです」
「まだまだ?」
絵里からすれば十分な歌唱力だと感じた。
プロの歌手が関わったとはいえ、一ヶ月ほどでここまで上手くなれば重畳だろうに満足していない穂乃果へ彼女は戸惑う。
「はい、まだまだです。学校を存続させるくらい注目を浴びるなら、これだけじゃ足りないんです。例えばSoleilぐらい歌もダンスも上手くならないと!」
「Soleil、ですって?」
意外な目標を聞いて、絵里は更に戸惑った。
先程歌った曲は知らない彼女でも、Soleilの名前は知っている。
アイカツランキング一位、星宮いちごが所属するトップアイドルグループの一つ。彼女はスクールアイドルでありながら、プロの中でも更なる上の存在を目指しているようだ。
それが冗談ではなく、本気で語っているのだと穂乃果の目を見えれば理解できる。
「新田君の受け売りですけどね」
苦笑する穂乃果だったが、すぐに顔を引き締めた。
「けど、歌は新田くんと真姫ちゃんがいれば大丈夫ですが、ダンスは今の私たちだけではこれ以上、上手くなるのは難しいです。だから、お願いします。会長の力を貸してください!」
そう言いながら穂乃果は頭を下げる。
「会長には何もメリットがないかもしれません。満足にお礼もできないかもしれません。それでも、私たちには会長が必要なんです」
「……とりあえず、頭を上げてもらえるかしら?」
言われたとおり穂乃果が顔を上げていると、困った様子で両腕を組んでいる絵里がいた。
「ダンスが上手い人なら、他にもいると思うけど?」
「会長の踊りを見て、会長がいいと思ったんです!」
「そう……」
瞳をとじた絵里はしばらく黙った後、ゆっくりと瞼を開いて穂乃果を見た。
しばらく、彼女は穂乃果と見つめあった後、吐息のような溜息をする。
「いいわ。ダンスを教えてあげる」
その言葉と共に穂乃果は晴れたように笑い、廊下の片隅で見守っていたメンバーたちも驚き半分喜び半分で笑い合う。
絵里はスクールアイドルをまだ認めていない。しかし、穂乃果の歌の上達は確かなものだったので、その進歩に免じて協力する気にはなれたのだった。
どのみち、生徒会が学校存続問題で動くことを学園長から認められていないので、小さなこどでも取れる手段はするつもりだったのである。
「貴女たちが努力しているのは確かなのようだし、私も助力することで学校存続に繋がるかもしれないなら引き受けましょう」
そのためにμ'sを利用する。だが、利用するのはお互い様だ。
無駄だと解ればすぐに見切りをつけえばいいだけである。
「けど、やるからには私が許せる水準まで頑張ってもらうわよ。いい?」
「っ──はい!」
「そう、なら後はよろしくね」
「はい! ……ふぇ? あと?」
「こ―う─さ─か」
どす黒い声が背中から聞こえ、恐る恐る穂乃果は振り向くと、其処には鬼の形相をした彼女の担任である青いジャージの女教師、山田博子がいた。
「ひっ!」
「廊下で騒いでいるやつがいると聞いたが、お前かぁ?」
「えっと、これはその」
助けるを求めるように視線を巡らせるが、絵里を始めとする生徒会の人間は既に荷物を纏めて部屋から撤収しており、パフォーマンスに協力したヒフミトリオはいつの間にか機材を回収し、かなり先で台車を走らせている。
最後の頼みの綱であるμ'sの仲間に目を向けるが、廊下の隅で一年生組たちから合掌され、幼馴染二人からは声の無いエールを送られた。
「おい、なに黙ってるんだコラ!」
「ひいいぃ! これには深い、深い事情がありまして」
「言い訳は職員室で聞こうか。説教だ、説教」
「そ、そんな────っ!!」
かくして、仲間のため、学校のために孤立奮闘した少女は常識という罪によって裁かれたのである。
μ'sのアイカツはまだまだ続く!
ギリギリ! 週一投稿現在継続中!
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