私は創通の使者!(仮)   作:誤字脱字

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捨てるゲルあれば拾うタツあり

「私はアーマラ・バートン!絶賛ストレスで胃が痛い!」

 

いやね?これが叫ばなくてはいられますカ?いや、叫ばなければやっていけないヨ!

シュルツ=サンと感動的かつ悲観的な別れを告げ、この後どうしようかな~?手紙(ディスク)届けなきゃな~?と思いながら宇宙を優雅に遊覧していたらガトラスの斥候と遭遇。

 

ラッキーと思いましたよ?このだだっぴろい宇宙の中で味方と合流出来た事も、シュルツ=サンの娘に手紙(ディスク)を届ける為にもガミラス軍との合流は絶対条件であり、シュルツ=サンもまだガミラス軍で戦うなら~うんたらと言っていたから斥候に云われるままついて行ったのに………

 

「貴様ぁ!敵艦を目前に捉えながら敗北!さらにはおめおめと生き恥を晒すとは何事かぁぁあ!」

「………」

 

絶賛、シュルツ=サンの上司であるゲール少将に怒られてま~す☆……まじでー

いや、大勢の前で怒られるのは慣れているので良いですよ?元日本人の社畜ですから上司に叱られるのは仕事の一環だと思っていたので苦ではないのですガ、耐えどなく飛んでくる唾はNGです!私、今はレディーですので中年の唾とか絶対にNGですわ!いや、レディーじゃなくてもNGですわ!

 

唾吐き将軍のストレスの捌け口とでもなっているのか口撃(誤字ではあらず)は止まらず、説教も止まらず、『ず』だらけのエンドレスでMEのturnデース!が続いて……あっ!顏近いですからセクハラですヨ?訴えますよ?裁判しちゃいますYO?

 

え?誰に訴えるって?誰だろうね~?ドドド、ドズル将軍?あっ!だから至近距離からの唾口撃はヤメテ!うにゃぁぁぁ!!口に唾がついたぁぁぁあぁぁ!!!

 

「これは……ッ!ゲール将軍!ネルゲ親善大佐を乗せたEX178から緊急通信です!」

「なに!繋げろ!」

 

天の救い!いや、友軍からの救い!

なんか知らないけど親善大佐とか云う偉そうな人からの通信のおかげで私への口撃(誤字ではあらず)は終わり、解放されましたん!とりあえず口に付いた唾を吹かなくては!ってくっさ!!

 

「ご無沙汰になっております、ゲール将軍。」

「そんな挨拶など後でいい!貴様、なに用での連絡だ!この船はテロン人の船を追跡中なのだぞ!」

 

こんなイタイケな少女に中年の唾を吹きかけるとか特殊性癖持ち過ぎだって!絶対アイツ結婚してないよ、むしろ結婚していたら相手の趣向を疑うよ!いや、むしろ唾吐き将軍の嫁だから同じ様な性癖を…………もう考えるのは止めよう。考えていたら悲しくなってくたヨ

 

と言う訳で、ちょっとそこの顔色がグリーンの貴方!うん、そこの君であってるよ!

見ての通り、あの唾吐きのせいで唾だらけなんよ。だからシャワー室へ連れて行ってくれたまえ!

 

「その事で……現在、我がEX178はテロン人の船と行動を一緒にしております」

「なぁに!?」

 

あっ、駄目?艦長の許可なく水資源の利用は出来ない?

イヨイヨ!私が許可するから早くシャワー室へ連れて行ってよ!臭いんだよ唾が!

 

「ッ!誤解されないようお願いします!テロン人と行動を共にしているのは艦長であるラング艦長の指示であります」

「ふん!二等ガミラス人に反逆を許すとは何たることか!……しかし、まぁいい、テロン人の船のゲシュ=タムアウトの座標を送れ」

「はッ!」

 

そこをなんとかさぁ~?見てよ、この光る唾!髪まで掛ってって……これで勘弁してくれ?

わぁ~!濡れタオルとか準備が良いネ!

なに?乗員はみんな持っている?唾吐き将軍対策?………ご愁傷様でース!

 

乗員からのご厚意でタオルを受け取り、顔や髪を丁寧に拭いて行く中、後ろから只ならぬ視線を感じキュピーン!私にも見えるぞ!って具合で後ろに振り返ったら案の上、先程までモニターに向って唾を吐いていた唾吐き将軍が口元をニヤ付かせながら私の事を見ていたのだ

 

鳥・肌・が・た・つ!

貞操の危機と何度目になるかわからない『唾』と云うワードのゲシュタルト崩壊によって私は後ずさってしまう!

Help!policeman!中年に視姦されてまス!裁判通り越して刑事訴訟問題でス!

 

「……貴様にも働いてもらう」

 

え?人権損害の抱き合わせ商売?いりませんよ、そんなモノ………拒否権はありますか?

 

 

 

 

はい、拒否権はありませんでした!裁判だぁぁあぁ!

強制出撃とかレベル上げていないと足手まといにしかならないと云うのにわかってないね!最悪、ランカスレイヤー現象が起きるよ?SP(スペシャルポイント)狙ってるのに、この忍者!ゆ・る・さ・ん!

 

まぁ、唯一の救いがケバフ?ネルフ?……まぁ、ピラフ親善大使が送った座標へワープするまで結構時間が出来て、心優しい女性乗員がシャワー室の使用を唾吐き将軍から勝ち取ってくれた事だネ!

同じ女性同士、唾吐き将軍の口撃(誤字ではあらず)には困っていたと云ったところだネ!その心優しい女性乗員の心使いに胸打たれ出撃を渋々決めたのだが一つ云わせてほしい!

 

「ゲール少将…!テロン人の艦と共にいる友軍機はディッツ提督のご令嬢のモノです!」

「なっ!」

「なお、EX178はこちらの射線上から動こうとしません!」

「構わん!撃て!この千載一隅のチャンスを逃す訳にはいかんのだ!」

 

いや、ちょ、ちょ待てよ(キムタク風)

提督ってアンタより上の地位のひとでしョ?そんな人の娘さん諸共一斉射撃とかいらない恨みを買いますよ?どうせ、買った恨みを他人になすりつける魂胆なんだコイツは!この人でなし!中年オヤジ!顔色緑!

どんだけ戦果をあげたいんだよォ~……まさか、シュルツ=サンの件をここでヤマトを落す事で挽回しようとしている訳?うわぁ~、あの唾なら考えかねないネ!

 

って、おいおいおい!本当に撃っちゃったYO!確かに今の流れでは某リアクション芸人の『押すなYO!押すなYo!』に通じる流れはあるけど貴方って芸人じゃないですよネ!?

うわぁ~、乗員の方はご愁傷様デース!www

案の上、20以上の艦隊群からの一斉砲撃に耐えられる筈も無くEX178は撃☆沈!

お嬢様が搭乗している真紅のツヴァルケは……生きてるスゲーぇ。あんな近くにいたのに被弾無しとか異能生存体?まるで主人公組に参入するみたいじゃないか!隠しキャラ?隠し機体なの!?羨ましいぃぃぃいいいいい!

 

撃ってはイケない船(EX178)が宇宙の藻屑となり、今度は本命のヤマトへと戦艦の砲身が向いた瞬間、使者さん(ガリルナガン)から異常な程の警告音がコックピット内に鳴り響いた

 

使者さん(ガリルナガン)の警戒する場所へとモニターを向けて見ればヤマトの後方にワープ反応!スルリと現れたのは、少しゴツイが交響詩篇エウレカセブンとかに出て来そうなKFOじみた機体群がワープアウトして来たのだ

 

え~ぇぇ、エウレカ参戦ですか?三大恥ずかしい告白が生で見られるんですカ!

ガンダムが参戦していましたし、ゲッターと云うイロモノも参戦していましたからガンダム繋がりでGX(ガンダムX)、イロモノ枠でKG(キングゲイナー)が参戦していても可笑しくない!ヤッバ!テンションあがりますゥ~う!

これは当初の参入時期より早く主人公組と合流し、あの告白に直接立ち会って少年達を思いっきり弄り倒すしかないジャマイカ!

 

って使者さん(ガリルナガン)、もう警報は大丈夫ですよ?私は早期参入を果たし翌々は出撃制限から溢れる二軍……いえ!Dトレーナーの番人となり『商売!商売!』と連呼し、資金集めに一役買う予定ぃぃぃいいいいいぃ!???

 

KFO擬きの乱入を好機と感じ取った我が無能なガミラス軍は、同盟相手である木星帝国のMSに前進させ、いざヤマトに攻撃を開始しようとした瞬間、宇宙空間が歪み始めたのだ

 

………\(^o^)/

使者さん(ガリルナガン)の警報って、この事(次元断層)を予期していたのですネ!あ、はい、ありがとうございまぁス!

というか近くにグレンラガンでもいるの!?時空裂断バーニングパンチングしちゃってるの!?えぇ!?まだ初期じゃなかったの!?まさか第〇次スパロボとか続編系なの!?

やばいヤバイやばい!第三次αの流れだったら初期に『真ゲ』や『カイザー』ががが!!!

 

は、早く逃げ出さなきゃ!

魔人皇帝や絶対進化するマンの参入に危機を感じ、急ぎ母艦へと帰還しようと使者さん(ガリルナガン)を反転さたが、あるはずの母艦が、そこには存在していなかった

 

………What?撃沈されたの?

 

そんなバナナとセンサーを最大範囲で展開し、母艦であるギルガメッシュを探して見れば遥か後方にワープの余波を纏ったゲルガメッシュが――――え、MEは置いて行かれるの?

 

MA・SA・KA!?と思い通信を飛ばして見れば『最後まで交戦しろ』とニタニタと笑みを浮かべながら必死な形相で死刑勧告をしてくるゲール。……その背後にはシャワー室まで案内してくれたり、タオルを貸してくれた乗員が気まずそうに項垂れていタンゴ

 

……うん、ゲールギルティ!慈悲はなイ!!

今度会う時は裁判所だからなぁぁぁあぁ!!!!

 

私の魂からの叫びはヤマトと共に次元断層に呑まれたのであった

 

 

 

 

 

 

あ~ア~亜~、ヒトキュウマルマル、本日は晴天ナリ~

わたくしアーマラは、次元断層に呑まれて早六日、元気に暮らしていますよ、シュルツ=サン

六日前は夜な夜なゲールくん人形(私作)に五寸釘を撃ち込む事が、マイブームでしたが、最近のマイブームは押入れの中に引きこもり、ペンライトで手元を照らし求人雑誌を読み漁りながら『こちら亀有公園前交番所』俗に言う『こち亀』を一巻から読み漁る事に変化するほどに心境が変わりました

この暗闇の中、僅かな光を頼りに雑学が多く書かれた『こち亀』を呼んでいると心が落ち着きゲールによって傷つけられたマイハートが癒される感じがしまス

 

あ!知ってましたカ!亀は生まれた時の温度で性別が決まるらしいですYO!

 

「アーマラちゃん、夕飯の時間だよ」

 

オットット!

外からの呼び声に応え襖を開いた先にはハゲ、いや、一歩間違えれば援助交際に見られていたかもしれないリスクを追いながらも私を駅前で拾ってくれた救世主(メシア)である神宮司辰ノ進(タツさん)68歳(マジで援交ダァァ!) が、この日最後の晩餐を告げた

 

タツさんの頭で反射した光がお祭りでも讀もうしているのかと幻想してしまうが、残念な事に祭りは開かれていない。

扉の先には昭和的な日本を感じさせる和室、タツさんが食すには油ギッシュ過ぎるメニューと納豆が最善されたちゃぶ台

この一コマだけで戦闘から離れた日常を感じさせてくれる、うん。今日はハンバーグだ

 

「アーマラは、どのくらい食べる?」

 

そして、私にライスの量を訪ねるタツさん曰く『心中に失敗した若夫婦』の片割れ、ないすばぁでぃのチトセさん

大変云い辛いのですガ……その、こぼれんばかりのオパーイはスパロボ名物乳揺れカットインでは存分に揺れる事でしょうネ!私?……バンダイに云えヨ…

あ、ライスはラージでお願いしまス!

 

「暗い所で漫画読むなよ、アーマラ。眼ぇ悪くなるぞ?」

 

さんを付けろよ、デコ助やろう!

年上だが、チトセさんのオパーイを思う存分に蹂躙する権利がある『心中に失敗した若夫婦』の片割れ、色黒チリ髪のソウジさん

くそ、若くて乳デカくて安産型の我が儘ぼでぃのチトセさんを嫁に貰うとか羨ま…裏山ぁぁぁぁぁあ!リア充死すべし慈悲はないぃい!!

あぁん?『こち亀』の最新刊借りて来たぞ、だと?………あざース!www

 

そんな訳で私、アーマラ・バードン18歳(見た目で判断)は、次元断層に呑まれた後、戦闘とはかけ離れた平和的な日常を送っていまス

そしてこれからも親の脛(タツさんの退職金)をむしゃぶりつきながら若夫婦の今後を斜め45度の位置からニヤニヤと眺め押入れの中で過ごすのであった

 

 

 

トゥルーエンド『戦争と離れた日常~猫型ロボット生活をエンジョイ~』エンド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに考え込んでんだよ。メシ冷めるぞ?」

 

うん、そんなエンディングあってもいいと思うんだよネ!

ガッチガチのロボ系アニメが二話目で日常アニメにストーリー変換され、今後一切ロボ要素が無くなるアニメ的な展開?タイトル詐欺も良い所だYO!的に方向転換しても許されると思うんダ!あ、ハンバーグうます!もしかしてチトセさんの手作り?…え?ソウジさんの手作りかよ、中年の作ったハンバーグとか誰得だよ!あ、すみません嫌な顔しないので取り上げないでください!私のハンバァァアァアァグゥゥウゥ!!!

 

「それで、働き口は見つかったのかい?」

「……いえ、すみません。|どうも俺達が住んでいた場所と勝手が違うみたいで《・・・・・・・・・・・・・・》」

「もう少し時間をください、お願いします」

「いやいや、逆に焦らせてしまってすまんな?働けば生きようと思えるモノだから、つい。年老いの戯言だと思ってくれ」

「タツさん……」

 

若夫婦とタツさんのアットホームムーヴィ一部☆完!!

………うん、役者である心中自殺に失敗した夫婦設定の乳がデカい(もう自重はせん!)チトセさんと私からハンバーグを取り上げようとする悪魔は、私と同じぐらいのタイミングで釣り帰りのタツさんにフィッシュオン!された居候仲間なのダ!

と云うか、引きこもり生活が楽しくてあえて触れなかったけど、チトセさんとソウジさんって主人公じゃネ?モブチャラの割にはキャラが立っているし、時期的に見ても私と同じ次元断層に呑まれた口だよネ?と言う事はあの武器庫くんのパイロットはお二人かぁ~、この世界の主人公機は二人乗りですネ!リア充くたばれ!

 

「アーマラちゃんはどうだい?」

 

そして私の事を家出した哀れな少女だと思っているタツさんは、私にも働く事を提案して来たのだダン!

本来ならタツさんの退職金で余生を過ごすつもりなのだが……

 

 

起 唾に捨てられタツさんに拾われる

承 使者さん家出中(ガリルナガン行方不明)だけどニートエンジョイ!やば!このままじゃマジの援助交際でござる

転 『こち亀』のDVDBOXが欲しい!、あ、シュルツ=サンとの約束を守らなくては!

 

ハンバーグおいしい

 

結、ガミラスへ戻るにも資金が無くては『こち亀』DVDBOXが買えない!バイトしよう←今ココ

 

 

と言う訳で『こち亀』で知識を深める傍ら資金調達を視野にいれた私は、バイトを探していたのだ!そう!バイトするならタウ〇ワーク!

ふふふ、タツさんに拾われてから傷心を癒すと言う項目でイチャイチャしていた主人公達とは違うのだよ!

 

私は三人に見せ付けるように赤い丸が書かれた求人誌を見せつけた

 

「へぇ~、バイト先見つけたんだ。時給……2500円!?」

 

私の手から求人雑誌を受けとったチトセさんは、そこに掛かれた給金の高さに驚きの声を上げた……良いぞ良いぞ、驚け驚け!驚いた分、乳が揺れるのだキミは!

 

チトセさんの乳揺れにホッコリとしていたけど、冷静に考えてみれば時給2500円とか凄くね?新人期間含めての2500円!週一4時間労働で4万円!

………勝ったな!

 

「時給に目が行き過ぎだが……深夜出張手当有って書いてあるけど大丈夫なんだよな?」

 

なにやら疑いの目を受けてくるソウジさん

うん、普通に考えたら怪しすぎる金額と手当だけど2500円ダヨ!?そのパワーワードはニートな私のパルスを熱くさせるのYO!決して内容が―――

 

 

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

 

オオサカアロマエステ

 

仕事内容: マッサージ件接客業

時給 :2500円+深夜出張手当あり

年齢 :18~45(高校生不可)

性別 :女性のみ

その他 :未経験の方も勿論歓迎!

     アリバイ工作対応

     本番対策あり

 

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

 

と言った怪しさしか無いとしても時給2500円のパワーワード(大切なのでもう一度)は見捨てられない!

 

「………私は止めておいた方がいいと思うよ?はい、ご飯の大盛り」

「同じ様な文面が電柱に貼ってあった気がするけどな?……ピンクのチラシで」

 

うん!二人からの視線が痛いネ!これが、職を見つけたモノといないモノの差と言うモノか!……と云うか私も薄々気づいているヨ!完璧に風俗だヨ!この野郎!

……でもお金が無いのは事実。手っ取り早くお金を稼ぐには給金が良い所を受けなければ……ほら、女性限定エステの可能性もワンチャンあるし!?

 

……と云うか3人には見せていないけど、まだ候補はある事にはあるんだけど、ネ?

条件は、自動車免許でも良いから乗り物の操縦経験ありだけで、年齢も戸籍も不問の今の私にはピッタリなバイト先なんだけど……

 

 

求人先:DG同盟(デンジャラスゴールド)~偉大なるホイ・コウ・ロウと愉快な仲間達~

 

 

 

うん、ブラック企業ダ(*^。^*)

DGとか見た瞬間、DG(デビルガンダム)細胞かと思って二度見しちゃったじゃないですカ!

嫌ですよ!自己再生自己進化を繰り返す組織なんて!怠惰と怠慢を愛し、この戦闘から掛け離れた生活を好ましく思っている私にそんな戦場の臭いしかしないデットワードなんてno thank youですよ!

軽くタメ息を付きながらチトセさんから大盛りご飯を受け取り、これはワンチャンに賭けるしかないかな~?とソウジさん作ハンバーグに八つ当たりの意味を込めて箸を突き刺しデッドエンドスラッシュ!すると中からドロットした白濁液のが……まさか!?

おそろおそろ白濁液をハンバーグに付けて口に入れてみれば口の中全体に広がるこの香……間違いない!チーズ入りハンバァァグだぁぁあぁ!こりゃぁ~箸が止まらねぇゼ!!

 

「……俺も伊達に図書館に通ってたわけじゃないぜ?おまえさん、チーズが好きみたいだったからな?」

 

してやったりと口を釣り上げるソウジさん。貴方が神だったか……

なにを隠そう私はチーズが大好きだ!どのくらいと気かと言えばハンバーグの次くらいに好きだ。ハンバーグ自体は3番目に好きだ。その大好物がセットで食べられるなんてドラッグラグーンの新宿END並みの衝撃が私を駆け巡る!なんだよ、自衛隊って……

そもそも何故にいきなり新宿に行くの?ねぇ、ファンシーと殺戮の世界観は何処に行ったんだヨコオタロウ!!でも2B可愛いから許す!……スカート付きのレオタードってイイよねェ?まぁ、私も同じような恰好いていたけど……今の格好?レオタード(あれ)は戦闘服だから着るはずないじゃないですか、今は勿論ジャージですよ、ジャージ。引きこもりニートの正装であるジャージこそ我が聖骸布。

あぁ、ハンバーグうめぇぇ……

 

支離爆裂

頭の中でチーズ入りハンバーグとヨコオタロウがジョクレス進化した結果、私の頭の中から完全にバイトへの不安が消し飛んだのであった

 

 

 

 

 

「……ソウジさん、起きていますか?」

「……あぁ」

 

居間と押入れから寝息が聞こえる真夜中、声を殺して二人は言葉を交わしていた

 

「彼女……アーマラちゃんって、本当にガミラス兵もしくは木星帝国の人間なんですかね?」

「………」

 

如月千歳の不安と期待が篭った声を聞き、叢雲総司は観察対象である彼女の事を脳裏に思い浮かべた

この6日間、何か掴めるかと思い色々な角度から観察していたが、欲しい情報は掴めないでいた。

情報の漏洩を防ぐ為か常に押入れに引きこもり、何かを調べている事は明白だが、聞いても漫画を読んでいたの一点張り

一応恩人であるタツさんには淡々とだがコミュニケーションは取ってはいるが、自分達は違う。まるで親の仇を見るかの如く時たま鋭い視線を送ってくるのだ

あの

 

「あんな真っ暗で密閉された空間(おしいれ)に長時間も居られる一般人はいない。……おそらく閉鎖空間の訓練を受けている筈だ。」

「でも、『こち亀』って云うあの漫画………私達からして見れば内容の意味が解らない此方側の漫画をカモフラージュで使うなんて兵士として考えられません。……本当にこっちの人間なのかもしれませんよ?」

「……だよな」

 

閉鎖空間の適応や感情を隠す高度な訓練を受けているのに関わらず、隠ぺい工作は素人並み

所々で生まれる認識のズレが彼女を敵軍の兵士だと決められずに二人はいた

 

「この六日間の収穫が、チーズを食うと表情が柔らかくなる。……なんだか悲しくなるな?」

「本当に此方側の人間だったらいいのですが……タツさんと拾われたタイミング、ですか?」

「あぁ、あの宙域にいて俺達と同じく次元断層に呑まれた兵士って可能性はある」

「…………」

 

確かに総司の言う通り自分達と同じ次元断層に呑まれココに流されたとしたら、全ての辻褄が合うのだが千歳にはチーズを食べて僅かに笑みを浮かべる彼女がどうしても兵士だとは思えなかった

 

「……どちらにせよ、まだ判断するべきではない。ですかね?」

「あぁ…まぁ、とりあえず云える事はアイツが明日面接に行くって言うバイト先は引き止めるべきだって事だな?」

「ふふふ、はい」

 

敵かも知れないと疑いはしても人生の先輩として引き止める時は引き止めようと二人は笑みをこぼしながら眠るのであった…




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