銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす   作:Haganed

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タイトル思い付くのが面倒だったので、第31話としまーす

~ヒースクリフside~

………戦闘音が聞こえなくなったな。そろそろか。

 

 

「まだ封鎖をしておけ」

 

「了解」

 

「おい待て!!ヒースクリフ!!」

 

「………何かな?これから残された人物を確認しに行きたいのだが?」

 

「何で………何でシヴァだけを行かせた!?」

 

「(………もう構わないだろうな。)………愚問だな」

 

「何………!?」

 

「君たちのギルドリーダー『シヴァ』は自ら志願したのだよ。この【ラフィンコフィン殲滅】をね」

 

『!!!!?』

 

 

私の言葉。【ラフィンコフィン殲滅】という言葉1つ。それだけを言い放つと、周囲がざわめく。

「殲滅?どういうこった?」や「監獄エリアに送るんじゃあないのか?」等という、あの『カモフラージュ』の話をしていた。

 

 

「いやはや、君たちのギルドリーダーは中々滑稽だな。態々私どもに頭を下げ、『たった1人で片を付ける』と言ってきた」

 

「シュミット」

 

「おっと、これは失敬ヒースクリフ。だが、今は誰が居るか見てきた方が良いんじゃあないか?」

 

「たった………1人………なん………で………アイツ………は………」

 

 

すたすたと私は広場に向かっていく。

 

ふと、上に影が射し込んだ。その影の正体は着地し、広場に向かって走っていった。

 

あれは………狙撃主と、ギルドリーダーの妹………とかだったな。まぁ誰が来ようがどうでも良いのだが。恐らく、誰かを踏み台にし跳躍力で来たのか。

 

 

 

 

 

 

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~シノンside~

 

走り続けていた。アイツが居るという期待と、『もしかしたら』という不安で。

 

ユウキも走っていた。1番傍に居てくれた『兄』という存在が、消えているのではという不安から。

 

走り続け、広場に着いた。アイツの姿はあった。だが、倒れていた。何も考えずアイツの元に駆けつける私たち。

 

ユウキはソイツにすがり付き、涙を流した。

 

 

「ヒッグ………エッグ………良かっだ………お兄ぢゃん………良かっだ………」

 

 

生きていた。それだけで安心した。

 

 

「涙を流すのは良いが、少々退いてくれないか?」

 

 

ふと、後ろから声がする。ヒースクリフ。コイツを、シヴァを1人で行かせた内の1人。

 

怒りが治まらない。ソイツに敵意の目をぶつけた。

 

しかし、ヒースクリフはシヴァの頭の隣に行き声をかける。

 

 

「奇兵隊ギルドリーダー。そろそろ起きたらどうだ?」

 

「………………おいこら、俺疲れてんだよ」

 

「!!!お兄ちゃん!!!」

 

「シヴァ!!!」

 

「その割には受け答えする気力はあるようだな」

 

「ラフコフの実力者を相手どったんだ。それでも気力があると言えるか?絞り出してんだよ」

 

「まだある。という風に捉えられるが?」

 

「いんや、結構限界。だから寝るわ」

 

 

目を瞑り、意識を眠りに持っていったシヴァ。

 

ヒースクリフが眠っているシヴァを運び、全員が帰還した。

 

 

 

 

 

 

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『第49層 奇兵隊ギルドホーム』

 

「血盟騎士団団長さん、良ければ何故総督を1人で行かせたのか………それに答えてください」

 

 

私たちのギルドホームに【血盟騎士団】団長『ヒースクリフ』が居る。ここは本来、皆が集まって雑談をする部屋なのだが………今はアスナがヒースクリフに問い掛けていた。

 

 

「答えれば良い………ということか」

 

「はい」

 

「………いや、やはり止めよう。君たちのギルドリーダーから口止めされているのでね」

 

「ッ!!!何で「知りたくば、君たちのギルドリーダーに聞きたまえ。私は口止めされているからな」…………ッ!!!」

 

「では、私はこれにて」

 

「………分かりました」

 

 

ヒースクリフがホームから出ていく。私は我慢出来なかった。

 

 

「………アスナ」

 

「シノン………ごめんなさい」

 

「………何で………アスナが謝るの?」

 

「だって………あの人から、総督の話を………」

 

「それでもアスナには非は無いさ」

 

「キリト君………」

 

「それより、シヴァが目を覚ました。そんで………」

 

 

キリトの言葉を聞かず、私は一目散に走り出した。アイツに言いたい事を全部ぶつけてやるという思いを持って。

 

 

 

 

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~キリトside~

………速くね?戦闘の時以上に速かったぞ。

 

 

「それで、キリト君。私たちは部屋に集まれば良いの?」

 

「………あぁ。これからの事を言いたいってよ」

 

「これから………ね。分かった」

 

「それじゃあ………行きますか」

 

「そうだね」

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

~シヴァside~

 

「すぅ………すぅ………」

 

 

………ふぅ、しんどい。ユウキが来て早々に抱きつかれて、そのまま泣かれて、落ち着かせたら、寝るって………どんなシステムなんだか?

 

 

「お………兄………ちゃん………」

 

「(俺の夢か)」

 

「行か………ないで………お兄………ちゃん………」

 

 

…………ユウキの頭を撫で、安心させようとする。

 

 

「大丈夫、俺は居るよ。お兄ちゃんは、ちゃんと居るよ」 

 

 

そこに、扉が開かれる音。見てみるとシノンが居た。

 

シノンは服の襟を掴み、怒気の含んだ声で俺に言う。

 

 

「………アンタ、何で無茶したのよ」

 

「……………『出来たら』つったろ」

 

「………知らない」

 

「だから「知らない」………」

 

「アンタが何を言おうが何を言ったかなんて知らないし聞きたくもない!!お願いだから無茶しないでよ!!」

 

「……………シノン」

 

「お願い……だから………」

 

「………言ったろ。俺は全部の重荷を背負う。お前らの総督として。1人のプレイヤーとして」

 

「………聞きたくない。アンタの都合なんて知らない」

 

「………許せなんて言わない。許しを乞おうなんて思わない。お前らが望む通りに俺は行動しよう」

 

「だったらシヴァ、俺の案だ」

 

「キリト………お前は急に来んな。つーかノックしろよ」

 

「したわ。聞こえてなかったんじゃねぇか?」

 

「………ふぅ、んで?お前の案って?」

 

「なに、簡単な話だ。『背負うな』」

 

「………はい?」

 

「これから背負うなつってんだよ。後は普通にしてろ馬鹿」

 

「………えぇぇぇ。何それ?」

 

「と・も・か・く!!!お前は背負うな。今さらあれだがよ、お前は俺たちに頼れ。というか任せろ」

 

「いや」

 

「ハッキリ否定すんな!!!つーか、ここは「そうだな」とか言うところだろ!!」

 

「んじゃあ聞くが、お前はギルド代表として毎度毎度グランザムやら何やら行けるか?自分の時間を割いてでも」

 

「………無理だな」

 

「だろうな。アスナとかはまだ良いんだよ、きちんとしてるし」

 

「んじゃあアスナに頼れば「それは駄目」何で?」

 

「そりゃあアスナにも自分の時間があるんだしよ。俺の場合はやりたいからやってるだけだ」

 

「物好きだなオイ!!」

 

「ったりめぇだ。それこそ、お前らは責任を背負えるのか?その小さな背中でよ」

 

「お前も背中小さいだろ」

 

「細かい事は良しとしてだな「いや、良くねぇんだよ」兎に角、お前らは好きにやっとけ。こんなくそったれな十字架背負うのは俺で良いのさ。ガキはガキらしく、この世界から脱出の手伝いでもしとけバカヤロー」

 

「お前だってガキだろ!!!」

 

「………プッふふっ」

 

「???何か笑うとこでもあったか?アスナ」

 

「い、いえ………やっぱり、何時も通りだなってww」

 

「………何時も通りか。………よし!!お前ら」

 

「「「???」」」

 

「飯食うぞ!!!」

 

「待て待て待て!!何で飯になった!?つーか話あるって来たんだろうがよ!!」

 

「良いじゃねぇか。ユウキが腹へったって言ってんだから」

 

「えへへ♪」

 

「え?何?まさかのオチこれ!?」

 

「よーし、飯食うぞー」

 

「「「おー!!!」」」

 

「お前ら聞けよ!!!って、暗転すんな!!!ちょ!!!これで終わりなんk…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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