銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす   作:Haganed

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ザ・シリアス

『すずらん亭』

~キリトside~

 

「つまり、そのAIは銀さんがSAOで出会った最強の武器って訳なんだ」

 

「初めてこの姿見たときは驚いたが、今でも慣れない物なんだな」

 

「そんな事よりモキュモキュここのモキュモキュお餅モキュモキュ旨いモキュモキュですねモキュモキュ」

 

「モキュモキュモキュモキュうっせーんだよ!!!食うか喋るかどっちかにしろや!!ってか何で餅!?」

 

「いえねモキュモキュマスターが好きなモキュモキュ食べ物をモキュモキュ試しにモキュモキュ食べているモキュモキュだけですモキュモキュ」

 

「………兄様、そろそろ何でこのALOに居るのか教えてくれませんか?」

 

「ん、そうですねゴックンぷひー」

 

 

現在、俺たち4人はリーファの薦めで『すずらん亭』で軽食を取っている。

そこでkaimuが何故ここに居るかという理由を話していく事になったのだが………kaimuが居るだけで俺にツッコミの役割が与えられるのだ。分かるよな?つまりめんどくさい。

 

 

「では………話していきましょうか」

 

 

kaimuの真剣な表情に俺たちも真剣な表情をする。

 

 

「先ず、この世界に来た主な要因としては『マスターも実験台の1人だった』ことです」

 

「実験………?」

 

「『須郷伸之』………このALOを製作した『レクト』の人間が発案した物です」

 

「!?レクトって………まさか………!!」

 

「………須郷伸之の目的は『人間の支配』が簡単に伝わりやすいですね。もっと細かく言えば『人間の脳の支配』ですね」

 

「脳の支配………!?そんなこと………」

 

「レクトの人間です。つまり『SAOにも関与はしている』。それは『未だ目覚めない者たちの存続』。今蔓延っている噂を利用し、疑いの目を向けさせないようにしているんです」

 

「須郷………伸之………明日奈の病室に居た男か………」

 

「ええ。約300人を被験体とし、記憶の操作や人間の五感操作等を実験しているんです。そして、その第1号が………」

 

「銀さん………なのね………」

 

「………反吐が出る……」

 

「そしてマスターと私はとある部屋らしき場所に強制転移させられ、そこで延々とモンスターとの戦闘をしていたんです。しかし、幾ら倒そうとしてもレベルが上昇された状態でポップする為、どんどんマスターの精神も削られていったんです」

 

「………一体、どのくらいなんだ?」

 

「………集計して約3567体、レベルにして260程です」

 

「「「!!!?」」」

 

「耐えきれなくなったマスターは私に記憶の全てをコピーさせ、私だけを逃しました。そして1週間前、マスターが出るクエストの話を耳にしました」

 

「だが、それは操られている銀………シヴァであった」

 

「………そして、私はマスターの記憶から有力な情報を引き出し、カーディナルのプログラムを利用し能力を具現化させました。その能力こそ【幽波紋《スタンド》】」

 

「「すた………んど………?」」

 

「マスターが現実世界でも所有している能力の1つです」

 

「「…………えっ?」」

 

「といっても、現在マスターは使えません。この幽波紋の存在を須郷は認識出来ていない為です。もし使えていたら………マスターを救うことは出来なかったでしょう」

 

「………kaimuさん、そのスタンドってどんな感じなの?」

 

「そうですね………ここでもスタンドは見えないので、マスターの記憶から引き出すと『直すまたは治す』能力、『時を止める』能力etcetc………出せばキリがありません」

 

「「……………ハアァァァァァ!?」」

 

 

これには驚いた。時が止められるのだ、あの銀が。あのチャランポランが。

 

 

「と、そろそろ現実世界では4時ですね。私は他の方が来ておられないか探してみます。キリトさん、リーファさん、フレの登録をお願いします」

 

「「あ、うん」」

 

 

そして俺たちはkaimuとフレ登録をした後、すずらん亭でセーブし現実世界へと帰るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~“kaimu”side~

 

さて、探しに行きますか。マスターの使うスタンド【ダブルス】を発動させます。

 

 

「『ハーヴェスト』『ハイウェイスター』」

 

 

ハーヴェストで探知、ハイウェイスターで匂いを覚えて居場所を特定させます。

 

3時間後、4人の匂いと存在を確認。『ハーヴェスト』を『ザ・ワールド』へと変え、時を止めて先ずは………

 

 

「アスナさん!!」

 

「へっ?………ってシヴァさん!?何で………!?」

 

「いえ、kaimuです。知ってますよね?」

 

「あっ………kaimuなんだ。って、どうやって来たの!?」

 

「話は後で。後の3人を見つけましょう」

 

「そういえばキリト君は!?」

 

「キリトさんなら合流して事情を説明しました。後は貴女を含めた4人だけです」

 

「わ、分かった」

 

「では、集合場所として………この湖に集合してください。話はそこで」

 

 

アスナさんは頷き、私は時を止め残りの3人『シノン』『ユウキ』『フィリア』さんに事情を伝え、現在は湖で事情を説明が終わった所です。

 

 

「お兄ちゃんが………そんな………」

 

「しかも、総督が能力者って………不幸中の幸いというべきなんだろうけど………」

 

「kaimu、何でこの場所に?」

 

「貴女たちはここで待ってもらいたいのです。計算上、今からキリトさんが居るシルフ領に着くのは遅くとも現実で8時程かかります。そこで貴女たちはここで現実世界に戻ってもらい、私が貴女たちの体を死守するのです」

 

「でも………!!それだとkaimuが………!!!」

 

「あんな場所で3567体も共に戦い続けた事よりマシです。それぐらい簡単な事なので」

 

「………聞けないわよ、そんな事」

 

「………では、ここで死ぬと、また一から領のやり直しです。それは効率が良くない。つまり、救う事すら出来なくなります。理解のご協力の願いたいです」

 

「ッ!!………分かった」

 

「では皆様、また翌日」

 

 

そこで4人の体は崩れるように地面に倒れ込み、私は4人の体を死守する体勢を取る。

 

しかし、その周囲にはサラマンダーが52体。ですが………

 

 

「生温い」

 

 

その一言を告げると、私は時を止めてサラマンダーの30体をエンドフレイムへとさせる。

 

これぐらい、あの時に比べれば造作もないッ!!!

 

あの地獄に比べればッ!!!マスターの置かれている状況に比べればッ!!!

 

そうして、私は向かってくるモンスターやプレイヤーを倒しまくる。かつてのマスターの異名『破壊神』の如く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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