銀髪スタンド使いの転生者はSAOの世界で第二の人生を過ごす   作:Haganed

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うーむ、そろそろ終わりも近い頃だなぁ………

『あれから経ちまして』

~“kaimu”side~

 

いやはや、ここまで長かったですねぇ。

 

何かユージーンさんはキリトさんを認めてたり。キリトさんはシルフとケットシーとのクエスト攻略資金を差し出したり。

 

そして、今………私たちは世界樹に来ています。

 

今現在ではシルフ&ケットシーの連合隊。ユージーンさん率いるサラマンダーの部隊。そして、元【奇兵隊】+αが集合して………あ、リーファさんこっち見ないで下さい。お願いしますから。

 

兎も角、そうそうたる面子が集まっている事には変わりありませんね。私もアクティブモードに移行し皆様に姿をお見せする。

 

 

「さて………皆様。本来ならばグランドクエストを攻略しなければ成らない所を、態々マスターの救出の為に来てくださりありがとうございます」

 

 

深々とお辞儀します。んで、顔を上げると皆様結構真剣ですね。

 

 

「………私の様なAIが言うのもあれですが………マスターを必ず連れて帰ります」

 

「kaimu………とか言ったな、貴様」

 

「ユージーン将軍………」

 

「この件に関しては気にするな。本来ならばグランドクエストの唯一の突破法だったのが、貴様のマスターとやらを洗脳から解き放つクエストに変わっただけの事よ」

 

「!!!………ありがとうございます」

 

「kaimu、そろそろ行くぞ」

 

「えぇ………皆様、始めましょう!!」

 

『『『オオオオオォォォォォ!!!』』』

 

 

そんな大きな一致団結の声と共に、私たちは世界樹へと走る。

 

扉の先に待っていた物は、ガーディアンだったが………本来の目的はマスターの部屋に到着すること。

 

ただ、その部屋は一直線上に続く部屋であったのだ。つまりガーディアンのポップ数が一番少ない。

 

のにも関わらず、この時だけは一番ポップしていたので皆様駆け出して道を作ってくれています。

 

魔法で倒して、武器で道を作りetcetc………その間に私たちは一直線上の部屋へと向かう。

 

そして、その部屋に到着し扉を開けて中に入る。

 

そこは見慣れた部屋であった。あの時の部屋だった。

 

 

「………ここに銀が居るんだな」

 

「えぇ。そして、ここは………私どもが最初に訪れた場所です」

 

「銀!!どこ!?返事をして!!銀!!」

 

「お兄ちゃーん!!」

 

「シヴァー!!」

 

 

そんな叫び声も虚しく、こだまが響く。

 

そんな時、私はある違和感を感じ【ダブルス】を【ザ・ワールド】と【クレイジーダイヤモンド】にさせます。

 

その予感は的中。直ぐ様時を止め、動けないマスターが持っている薙刀をザ・ワールドで受け止めて時を動かします。

 

どうやら狙いは先ずストレアからでしたかッ!!

 

 

「kaimu!!」

 

「ストレア!!先ずは逃げてください!!」

 

「わ、分かった!!」

 

 

ストレアが逃げると同時に薙刀を折って、マスターの体に蹴りを入れる。

 

しかし本来ならば見えていない筈のスタンドの攻撃を、マスターはいともたやすく避けた。これには驚きを隠せませんよ。

 

そしてマスターは距離を取って出方を伺っている様子です。

 

私はキリトさんたちに近付き、先程起こった事柄を伝えに行きます。

 

 

「キリトさん」

 

「どうした?kaimu」

 

「幽波紋が見えている様です、マスター。恐らく本来の使用者なので使えなくても見えているのかも知れません」

 

「もうとっくにチートの域を越えてるじゃねぇか!!」

 

 

その時、1つの足音。それと同時に聞こえてくる声。

 

 

「全く、妙なバグが彷徨いていると思ったら………」

 

 

その声の主は『須郷伸之』。ここでは『オベイロン』ですね。気持ち悪い姿しやがって。

 

 

「須郷………貴方の悪行もここまでですよ」

 

「ん~………?お前の事は知らないが、誰に向かって口を利いてるのかなぁ?僕の名は妖精王オb「ザシュ!!」あれ?」

 

 

何故か矢が刺さっていたのでシノンさんの方を見る。

 

そこには………般若の形相をしていたシノンさんが居ました。

 

 

「御託は良いのよ、さっさとくたばりやがれゴミ」

 

「ちょっと待てぇぇぇ!!何その口の悪さ!?ってか名前ぐらいちゃんと言わせろ!!」

 

「知らないよそんな下らない事。それよりお兄ちゃん解放してよ。じゃないと永遠に地獄見せるよ」

 

「そこの妖精に関しては目が死んでるんだが!?ってか、何これネタ回!?ネタ回なのか!?」

 

 

その隙にザ・ワールドで時を止めて私の手刀でマスターの体を貫き、セーブモードに移行する。

 

移行されたと同時に時は動きだし、マスターの体は前に倒れる。

 

その音に気付いた皆様はマスターの方向を見る。

 

 

「ば、バカなッ!!何時の間に実験体の体に!?」

 

 

その言葉が地雷となってシノンさんから弓矢が乱れ撃ちをもらった須郷。

 

その行動に堪忍袋の緒が切れた須郷はゲームマスター権限で麻痺属性を与えて、ジェネレートした剣でシノンさんを刺そうとしていました。無駄なのに。

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

~シノンside~

 

あー………ヤバいわね。麻痺をもらってしまった。そして、近付く須郷。

 

須郷は何を思い出したのかコンソールを弄る。すると、私たちの体に痺れる様な感覚が伝わる。

 

 

「驚いたかい?ペインアブソーバーをゼロにしたんだよ。お前らを!!じっくりと!!痛めつけて!!殺すために!!」

 

 

私の喉元に剣が突き立てられた。

 

 

「死ねえぇぇぇえ!!!」

 

「お姉ちゃーん!!!」

 

 

剣が振り下ろされた…………かに思えた。

 

何時まで経っても痛みは来ない。まだ意識もあった。

 

ゆっくり、閉じていた目を開く。

 

そこには須郷の心臓部分に刺されていた【神壊刀・壊無】の刀身が見えていた。

 

須郷の体が宙に浮かぶと、その体は壁まで吹っ飛ばされた。

 

そして、そこに………シヴァの姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   「よぉ、待たせたな。お前ら」

 

 

 

 

 

 

 

 

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