エンドワールド ~転生者は最強剣道少女達と共にVR世界を席巻す~ 作:RipoD
ヴァイリ「Question. 誰が大きいでしょう」
《レイン コハル クレハ》
リュミル「レイン」
ブー
ヴァイリ「NO」
カーラ 「コハル」
ブー
ヴァイリ「違げーよ貧乳」
カーラ 「は?」(半ギレ)
クロン 「クレハ」
ブー
ヴァイリ「違う。だけどクロンよりはおおき「キレそう」すみません」
ヴァイリ「The answer is ・ ・ ・same」
《B80》
♪空耳歌詞♪
(crossing fieldサビ)
実はフィリアのほうが選択肢3人より大きかったりする
h ttps://sao-game.jp/special_index.php?ms_id=127&html=philia.html#philia
2024.12.16 19:37
───アスカ・エンパイア
弊闇京
東山地区にあるこの寺をギルドホームとする二人の侍プレイヤーが境内で侵入者がいないか見張っていた。当初次男親王派が多数派だから戦況も余裕とタカをくくっていたところ皇太子派のエンパイアワールドが親王派につくプレイヤーを各個撃破しているということで警戒の守りに入っていた。
「ねね〜」
寺の境内に遠くから鳴き声が響く。
「番犬がわりの鵺が鳴き始めた。」
「これで今夜も安泰だ」
いつ襲撃があるか緊張していた二人の顔に安堵が浮かぶ。
寺の麓の祢々の道は夜になると時間限定モンスターの鵺が現れて圏外エリアとなる
栃木県の鳴虫山に「ねーねー」という奇妙な泣き声をあげる虫の妖怪が住み着いていたという言い伝えがある。祢々と呼ばれる妖怪だが、鵺がなまって「祢々」になったという説もあり、運営はリアルでいうところの寧々の道と掛けて絞台寺の麓の通りを夜間に京妖怪の鵺の出現するエリアとして設定していた。
「ねね〜」
「ああ、うるせえ。あの間の抜けたような声どうにかならんのか」
「あの声があるうちは表通りにプレイヤーは近づけないんだ。我慢しろよ」
「鵺は俺たちでも倒せないからまたこの寺に缶詰か」
「ねね~」
鵺は普段四足の獣形態をとっているが霧状の形態の時はろくにダメージが入らず、上位のプレイヤーでもなかなか倒しきれないモンスターである。
普段絞台寺を拠点とするこのギルドでは夜間出現する鵺の存在は都へ自由に行き来できない邪魔者扱いだったが今回の戦乱イベントでは敵勢力を近づけさせない自然の要所となった。
「せっかくの大規模イベントなのに暴れられないのは蚊帳の外になったようでそれはそれで悶々とするな」
不満のあるプレイヤーは暇つぶしにマニ車をガラガラ回す
「ねね~」
「じゃあエンパイアワールドとやらと一戦やるか?」
「とんでもない。まったく、八裂も法翔寺も平地に変えるとか狂った連中だ。ここも狙われたらすぐ吹き飛ぶわ」
「ねね~」
「ここは山の頂辺だし小規模だから奴らの優先順位は低いだろう。とある情報筋によるとあいつらの大砲装備はハンドメイドだからそろそろ砲弾が底をつくらしい」
「明日あたりが狙い目か?あっちはギルドランキングも1位だし、弱いプレイヤーを1人でも倒せばかなりポイント入るな」
「だからといって本拠地の六条院は守りが堅い。もう一つ仕入れた情報があってだな、愧園を拠点にしてる奴らの銃弾運びをしているパーティがあるらしい。そいつらはSAOでも生産職だったからそんなに戦闘強いわけではないはずだ」
「狙い目だなそれ。護衛とかついてないのか」
「六条院から川を渡るまでは“たいらけ”がついてるようだが、その後愧園までのルートは単独になる確率が高い。愧園にいる連中は今も毘沙門天といがみ合ってたり鎮后寺のリスキルやってたりで忙しいらしいからな」
「適当に一人裏路地に連れ込んでいたぶったりとか?」
「ちいっと脅せば泣きながら何かアイテムとか貢いでくれるかもな」
「そういうの嗜虐心そそるな。よし、のった。明日もっと人集めようぜ」
二人が下劣なことを考えていたが片方のプレイヤーはあることに気づく。
「ん?おい、なんかおかしいぞ」
「なんだよ」
「鵺の声聞こえなくなってないか」
バゴッ ベギャッ
二人が気づいたとき、寺の正面勅使門から破壊音が聞こえる。
「オープンザセサミ」
そう言って巨大な鉄槌を振り回す無表情のラシチーは門の扉を破壊した。
「御用改めだぁ!」
クラリスがノリノリで叫ぶ
「乗り込め―!」
松明は建物に投げ入れられ火がつけられる
「おいまじかよ」
「あいつら鵺を越えてきたのか」
突っ立っていた侍プレイヤー二人も、寺の奥にいたプレイヤー達も駆けつけて乱戦となる。
「とりゃあ!」
「ぐっ」
寺の本殿に乗り込んできたロッサに斬りかかられた侍プレイヤーが刀に受け止める
「チャンスだよクロ、グウェン」
「うん」
「キル数いただき」
「げへぇっ!」
ロッサが言うと、侍プレイヤーの背後からクロとグウェンが現れ、彼を仕留めた。
人数と連携で勝る彼女らは屋内戦闘として正面から一人が対峙している間に後ろから二人が攻撃する一向二裏の戦法で敵を各個撃破、家屋の部屋をひとつひとつ確保していった。
広大な池泉回遊式庭園も今は血飛沫飛ぶ戦場と化していた。
「もぐもぐ、あとはみんながんばれー」
提所坂の階段に腰掛けて左手に持った皿の中の草わらび餅を楊枝で口に運ぶヘメラの背中に3mを超える長さの大太刀、鵺に対して必中補正が入り特効ダメージを与えられる祢々切丸が斜め向きで背負われていた
絞台寺は一時間もしないうちに炎に包まれた