エンドワールド ~転生者は最強剣道少女達と共にVR世界を席巻す~   作:RipoD

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何気なくエンドワールドでググったら他サイトでエンドワールド小説2作品発見、同一作者だったけど明るい世界線と修羅の世界線の対比でどちらもありえたかもしれない分岐と思えました。


ALO ロストソング編
111話 2024.12.22 妖精の世界へ


2024.12.22

 

須崎家 興平の自室

 

13:30

 

ガチャ

「よーし、できあがったかなー」

自室に入った興平はアミュスフィアの液晶画面を見ると『データ移行率 100%』と表示されていた。

 

彼は総務省から帰ってきたナーブギアのSAOデータをアミュスフィアに移してALOへコンバートしていた。

 

ベッドに寝転んだ興平はアミュスフィアを被って、鳥居のアイコンの隣に出ている妖精の翅の描かれたアイコンを選ぶ。

「リンクスタート」

 

 

『アルヴヘイム・オンラインへようこそ』

キャラクリエイトルームでアナウンスが流れる。

 

興平はプレイヤー名をこれまで通りヴァイリで入力する。

 

『それでは種族選択を決めましょう。9つの中から1つを選んでください』

 

「タンク役やるようだしノームだな」

ヴァイリは迷うことなくノームを選択する。

 

『それではノームのホームタウンに転送します。幸運を祈ります』

 

転送されると初ログイン演出で選択した種族領首都の上空から自動飛行で地に降り立つ。

 

ヴァイリは雪積もる採石場のような大地からえぐり取られた大穴に作られた街、ノーム領首都の中央広場に立っていた。

 

 

「14時組はー、エルミラとー、ミーアとー、ヘルミナとー、ステラとー・・・・」

ヴァイリは編成予定のパーティの名簿を確認する。大楯や大剣など重量ある装備のメンバーがノームを選んでいた。

 

 

コンバートなのでレベリングの手間はなく、各種族領首都の集合場所で集まってからコンバートで貯まっているユルドで店売りの一番高い装備で揃え、攻略Wikiで調べたアルンへの最短ルートで飛ぶ。

クレムリン内の飛行MODで既に随意飛行をマスターしていた彼女らは午前組と午後組、どちらかのパーティーに入ってログイン初日でアルンに集結する予定だった。

 

 

 

 

 

 

 

14:22 アルン北側 大テラス

 

午前組でアルンへと到着していた本部メンバーは古代ギリシア風の彫像が立ち並ぶ噴水庭園に集まっていた。

 

「さて、我々の城を建てるぞ。候補地はどこだ?」

ミルローゼはテラスのバルコニーから街並みを見下ろす。

 

「せっかくお金いっぱいあるし一等地でいいんじゃない?」

アルシエはログインしているメンバーのユルド金額を計算する。大抵の物は買い揃えることができる金額まで膨れ上がっていた。

 

「残念ながら古参のプレイヤーさんがメインストリート近くのホームを確保してしまってるので、今まとまって大きい敷地が取れるのは市街地外周の崖際のところですね」

カスミはアルンのマップで候補地を表示する。

 

「街の外れじゃない。中央市街から遠くて不便だわ」

キーナは嫌そうな顔をする。

 

「街の外周のほうがフィールドには出やすいですわ。崖の上でしたら離陸の高度も稼げますし」

ベティは立地のメリットも挙げる。

 

 

「ギルド設立アイテム取ってきたわよ」

リリオとアンジェラが合流する。

 

「よし、早速設立しよう」

アイテムの設立書類を受け取ったミルローゼは手続きを始める。

 

「エンドワールド、エンパイアワールドと来てお次は名前どうするつもり?」

アンジェラが聞く。

 

「もう名前は決めてあるぞ」

《 ギルド登録名  Ein World(統一された世界) 》

ミルローゼは打ち込んだ後、ギルド設立ボタンを押した。

 

 

 

16:22

アルン とあるレストラン

 

カランカラン

「二人共、こっちこっちー」

ドアベルの音で待ち人達を確認したヴァイリは座っていたカウンターへ呼び寄せる。

 

「ヴァイリのほうが先についてたか」

「シルフのほうが飛ぶスピード早かったんじゃないの?」

種族シルフを選んだクロンとカーラがヴァイリの両隣に座る。SAOコンバートなのでアバターに大差はないが、妖精らしく耳が長くなり髪の色はシルフのイメージカラーの緑がかったものに変わっていた。

 

「モンスター避けのアイテム使ったから道中一戦もしなかったな」

ヴァイリは首都で買ったアイテムの残りを見せる。

 

「新天地来たからにはまずは慣らさない?そこは」

カーラは呆れて言う。シルフ組は道中モンスターとの空中戦を試していた。

 

「リュミルは来てないのか?」

「さあ?午前組だったし街をふらふらしているんじゃないか?」

クロンが聞くが、ヴァイリは特に気にした様子もない。実際にリュミルはアルン中央市街でウィンドウショッピングを楽しんでいるところだった。

 

「トホホ、100層で使った最強装備はALOには非対応か」

ヴァイリはアイテム欄を上にフリックしながら?マークが羅列した装備に落胆する

 

「パラメータが引き継がれた分良しとしよう」

対してクロンはステータス画面を開いていた。スキル熟練度は既にALO廃人プレイヤーと同等になっていた。

 

100層ボス戦前に予備の武器もコルに変えていて、その分はユルドに置き換わっていた。

 

しかし文字化けしていない一つの装備がヴァイリの目に止まる

 

「エンドカオス・オーレオール・・・」

それは100層でリリエラを倒したときに手渡された赤と黒の剣だった。

 

(パラメータとしては店売り装備より断然強いな。なんでこれだけALO仕様に対応できたんだ?)

ヴァイリは確認のためインベントリから実体化する。空中に現れた剣を握ると突如光りだした。

 

「何だ?」

「ちょっとなにやってるのよ。その光消しなさいよ」

「んなこといったって消し方分かるか」

クロンは警戒し、カーラはヴァイリに文句を言う。

 

「あら?ようやく外へ出られたようね」

光の中から3人に聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

 




Ein Volk, ein Reich, ein Fü(検閲により削除されました)

アニメ版だと領主会談に介入した上でスイルベーンからアルンまで半日で行けてたし時間配分は大丈夫だろう
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