エンドワールド ~転生者は最強剣道少女達と共にVR世界を席巻す~   作:RipoD

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Barra Barra聞きながら執筆
BHDで米兵の射撃訓練中流れる曲



131話 2025.2.9 ハワイで親父に(ry

2025.2.9 13:37(GMT-10) 

 

Koko Head Honolulu

冬真っ只中の日本に対して熱帯の温暖な晴天の中、大きなクレーターのある山のふもとに銃声が散発的に反響する。

「うひゃあ!肩にすごい衝撃くる」

ノエルこと聖子は選抜射手ライフルとして開発されたMK12で撃つ度に声を出していた。

「ゲームと反動の重みが違いますね」

エリスこと英梨はスタンダードなM4カービン銃で射撃していた。

日本とは19時間時差のあるハワイの屋外シューティングレンジでアロハシャツを着た少女達がほぼ人生初となる実弾射撃を体験している最中だった。

アスカエンパイアで銃を使ってた経験もあり、慣れたように撃っていく

「持つだけでずっしりとくるな。単発しか撃てないのが残念だけど」

サングラスをかけている興平はマシンガンM249のセミオートタイプ、M249Sを担ぐ。

「よーし、あたしの番ね」

ソファでくつろぎながら順番待ちしていたカーラこと蘭華はキャップとヘッドホンを被り、興平と入れ替わりで射座につく。

朝9時にホノルル空港へ着いた一行は、荷物をホテルに置いてからあらかじめ予約を取っておいた射撃場に来ていた。

「いいですねーこれ、良く当たります。料金高いだけあって」

リュミルこと流星は人気の高いドイツ製のHK416で射撃していた。

今回の実弾射撃体験は4月からサービス開始するGGOで“ラインなし射撃”を出来るようにするため興平と舞が立てた計画だった。

 

ドン

 

「こいつは・・・反動が大きい。突き飛ばされるようだ」

テレサこと照子はショットガンのベネリM4を使っていた。

反動の分威力も凄まじく、50メートル先の的のボーリングピンは粉々に砕け散っていた

 

「ジャムった、インストラクターさんおねがーい」

M4SOPMODⅡで射撃していたミヅキこと楯岡 美月が手を上げるとインストラクターがやってきて詰まった薬莢を取り除く。

 

一方、インストラクターも一目置くほど中央に弾痕が集まっているターゲットがあった。的に命中するたびに10点の枠内に穴が空いていく。

 

「嬢ちゃん筋がいいね。コインチャレンジしてくかい?」

ボルトアクションライフルのM700を伏せ撃ちで射撃していたクロンこと瑠希にインストラクターが提案する。

「コインチャレンジ?」

「ターゲットに4センチのコインを使うのさ。当たったコインは持ち帰ることもできるぞ」

「やりたい」

「OK、12番のターゲットにコインを設置している。」

インストラクターに案内されて瑠希は移った射座でライフルのバイポッドを伸ばして伏撃ちの準備をする。

「スポットする。」

興平は隣で三脚を立てた単眼鏡を覗き込む

「風は海から4メートル」

興平の情報を聞いて瑠希はスコープのノブを調整する。

狙いを定めてトリガーを引いた。

発砲音のあと、的の外側の枠に穴が空く。

「あと3センチ右だな」

「分かった、次は当てる」

着弾位置を聞いて、瑠希はボルトを弾いて再装填する。

「フー・・・」

瑠希は息を吐ききると再び覗いてトリガーを引いた。

2射目を撃つと的のあたりの空中に小さなものが光を反射しながら舞い上がった。

「命中」

興平はコインに当たったことを言った。

「もっと小さい銃は撃たないんですか?両手だけでもつアレ」

流星は興平に聞く。

「拳銃は街中とかにも屋内射撃場があるしそっちでいつでも撃てる」

 

 

ビー

「インターバルだ。全員射撃止めて」

ブザーが休憩時間を知らせるとインストラクターが大声で言う。

射撃場のスタッフが散らばった薬莢の回収やターゲットの交換作業に入る。

 

この時間にシューティングレンジ後ろの土手に揃って腰を下ろし、持ち込んでいたプレートランチの蓋を開く。発泡スチロール製の四角いランチボックスのなかにセルフで選んだ総菜が盛り付けられている。

 

 

「さてと、昼飯だ」

興平は黄色いターメリックライスとチーズソースのかかったバーベキューチキンを選んでいた。

 

「またそうやって体に悪そうなものを」

瑠希は興平とは対照的にふりかけとゴマのかかったサーモンのグリルとサラダの詰め合わせといったヘルシーなものを選んでいた。

 

「ま、食事楽しめるメニュー選んでいいんじゃない?あたしもこれぞハワイってものを選んだし。もちろん食べた分のカロリーは消費するわ」

蘭華の選んだプレートは目玉焼きが乗ったハンバーグのロコモコと山葵ソースをかけたマヒマヒフライのセットだった。

 

「カラフルで映えますね。写真あげとこっと。みなさんのもまとめて撮っていいですかー?」

流星はマグロ、アボカド、野菜にオイスター醤油がかかったポキ丼を写メで撮る。

 

 

 

「あ、そのアヒステーキすごくおいしそう!」

 

「そっちのシュリンプとひとつずつ交換する?」

 

「え、いいの?お願い」

 

「いろいろなものをちょっとずつ食べるのが味楽しめるのよね」

コハルこと本多 小春、ソラナこと黒木 日向、リーゼロッテこと甘利 桜3人で具材の交換をし合う。

「アメリカンサイズのハンバーガー・・・食べ応えあるぞ」

比較的小柄な照子は自分の顔とほぼ同じ大きさのハンバーガーに齧りつく。

 

 

休憩時間が終わった後半も彼女たちは射撃を続ける。

 

最後は的にした車のナンバープレート等をお土産として持ち帰り可能だった。

瑠希はど真ん中に撃ち抜いて穴をあけたコインに紐を通して首から下げていた。

 

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