エンドワールド ~転生者は最強剣道少女達と共にVR世界を席巻す~   作:RipoD

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13話 2022.12.4、7 Let’s together

2022.12.4

 

レベリングはエンドワールド全体での義務となったが戦闘を得意としないメンバーも一定数在籍している。ギルドには自動徴収がわずかなパーセントとしてもあるのでメンバーが破産するようなことは避けたかった。レインには固定客が付き始めてるようだが生産メインのギルメンが安定して稼げる体制を築く必要があった

 

 

 

1層 リーナの雑貨屋

 

「ウェルカム!何をお探しですか?」

緑のメイド服を着た店員に接客される

 

「ごめん、今日は売り買いじゃないんだ。リーナさんに相談があるんだが。」

 

「リーナさんはビジーですね。何かご用ですか?」

 

「転移門広場で露店が開けないかなと思ってね。出店クエストのことを聞きに来たんだ。」

 

「アイ、シー!リーナさんが帰ってきたらヴァイリさんのアポについて伝えます。」

 

「よろしく頼む。」

 

 

需品班滞在宿屋

需品班長のところへ行き、露店の出店を提案する。

 

「露店ねえ」

桜色の髪を伸ばした班長、リーゼロッテが答える。

 

「1層広場は、うちが模擬戦やってる以外はろくに使用されてないし、外に出るプレイヤーはまずあそこを通るだろう。今のうちにあの場所を確保して生産スキル持ってる人たちで屋台を出せばギルドの財源確保に充てられると思ったんだ。そうすれば需品班は本部の点を稼げる。」

前世のソードアート・オンライン・ビギニングでは始まりの街広場に露店が立ち並び、バザールとなっていた。ベータでも頑張ってた生産職数人が開店していた。

 

「貴方も提案者として評価されることを狙っているんじゃないの?あの授業制度みたいに」

 

「別に提案書の名前はリーゼロッテでいいけど?需品班のレベリングノルマ、緩和されるだろうし。」

 

「なんだかいいように使われてる気がして釈然としないけど。いいわ、前向きに検討してあげる。」

需品班の班員はあまり戦闘を得意としていない。生産職スキルでギルド財源確保の幹となれば、戦闘ノルマ緩和の理由ができて悪いことではない。

 

 

「料理はどういうのがいいかな?」

 

「ジャンクフードがニーズ高いかなと、ゲーマーだとデリバリー頼ったりするし。」

 

「それはダメよ。健康的ではないわ。もっと手作りなものじゃないと栄養バランスが悪くなるから。」

 

VRで食事バランス考慮するかねぇ

「・・・では両方やってみてどちらが売上がいいか試してみるのは?」

 

「そうね、売れるものじゃなきゃ意味がないし。出すお店は食べ物だけ?」

 

「もちろん鍛冶師もいるから武器屋もいけるな。裁縫スキルとってる人もいるから良いデザインがあれば洋服店も開ける。」

 

「じゃあ裁縫の一番レベル高くなってる人を呼ぶわね」

 

しばらくして部屋に一人入ってくる。

 

「お呼びかしらぁ?」

 

「彼女が現在一番できるのか?」

 

「ええ、そうよ。こちらがユウナギさんです。」

 

「どうも、よろしくねぇ。」

 

「あなたは店売りの服より良いもの作れるのか?」

 

「私だけじゃなくて裁縫持ってる子はそれなりに良いもの作れるようになってるわよぉ。」

 

「そうか、露店を出す計画なんだが、そちらにある程度回せたりできないかな?」

 

「出来るわよぉ。ギルドの子達のために作ったお洋服で余っちゃってるのもあるからぁ。」

 

「分かった。うちの班長の知り合いに既にお店を開いている方がいて、お店を開くクエストの方法を教えてもらえないか掛け合ってるところなんだ。了承もらえたら教えに行ってもらってくれ。」

 

「分かったわ。」

 

「わたしもみんなに伝えとくねぇ」

 

 

 

 

共同鍛冶工房

 

「───というわけで武器屋よろしく。」

 

「いきなりだね!何の準備もしてないのに」

グレーの職人服を着たレインが答える。

 

「でも、鍛冶する量が増えるってことはこのハンマーをもっと使えるようになるのね。」

レインと同じく職人服のようなのを着た新しく入団してきた鍛冶プレイヤー、ミネルアが答える。髪色を薄いサーモンピンクにしたメガほむにしか見えない。

 

「さあ、お店に武器を出すなら並べる武器を作らなくちゃ、鍛冶あるのみよ!レイン、鍛造場に戻るわよ。」

 

「えー!ちょっと待って。やっと休み入ったばかりなのに、お師匠ポマギーチェ!」

ミネルアがレインの首根っこを引っ張って奥へと入っていった。

 

 

2022.12.7

 

出店クエストを完了したあと、1層広場には料理店2店、鍛冶屋1店、服屋1店、リーナさんの雑貨屋の出張店が並んで建ち、ベンチやテーブルも用意されてフードコートのような一角ができた。エンドワールドの人員にリーナさんのところから派遣されてきた緑のメイド、ミシェルが接客を教えていった。クリスマスになれば圏内イベントも発生するだろうし、書入時には間に合いそうだ。

 

お店にはエンドワールド団員募集のポスターも数枚掲示された。

 

 

 




全然テレビで見なくなってたけどまさか茶道師範とは・・・

レインの職人服はメモリー・デフラグの星3レプラコーン服をイメージ

プロットが尽きたのと新年度の生活変化などの関係で投稿間隔空きます。このような稚拙なお話にお付き合い頂きありがとうございます。

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