エンドワールド ~転生者は最強剣道少女達と共にVR世界を席巻す~ 作:RipoD
SUPER CUTIE SUPER GIRL聞きながら書いてました。
アニメより声優ライブの映像のほうが振り付け全てわかりやすいかも
h ttps://www.youtube.com/watch?v=feqVO5qpcEA
2025.3.3 15:03
エンドワールドのVRルーム クレムリン
ガラスのアーケード屋根の下で7段飾りの雛人形が噴水のそばに飾られ、2階の欄干から吊るし雛が並んでぶら下がる。
赤の広場を挟んでクレムリンの反対側にあるグム百貨店の中央、噴水広場でひな祭りパーティー兼、ベティの誕生日パーティーが開かれていた。
「ベティちゃんお誕生日おめでとー」
「おめでとー」
「ありがとうございます。また一つ年を取ることができましたわ」
ノエル、エヴェイユからのプレゼントをベティは冗談交じりにお礼を言いながら受け取る。ベティの肩にはパーティー開始時に皆から浴びたクラッカーのテープが数本引っかかっていた。
「オードブルそこのレストランにあったから持ってきちゃった」
ノエルが惣菜の乗った大皿を持ってくる。グム百貨店のテナントにはチェーン店やブランドショップの無人店舗が入っていた。
「ベティちゃん何歳になったの?」
「本日で12歳ですわ。四月からは中学生になります」
「あっ、あたしベティちゃんとおなじだー」
「そっかー、エヴェちゃんとベティちゃんはひとつ下なんだ」
ノエルが歳を聞いて3人がそれぞれの年齢を言い合う。
「では4月からの学校が始まりましたらノエルさんはわたくしたちの先輩ですわね」
「先輩!?でへへ~そんなふうに呼ばれるの初めてだよー」
ベティが煽てるとノエルはその気になる。
「おぉっ、ノエルお姉ちゃんなんかカッコいい!」
エヴェイユはよく分からないまま褒める。
「学校でも仲良くしてくださるとうれしいですわ」
「もちろんだよ」
ベティのお願いにノエルは快く返事した。
「ふふ、こうしてデスゲームの怖さなく皆さんと祝えることができてうれしいですわ」
誕生日デコレーションされたロールアイスをスプーンで掬いながらベティは感慨深そうに言う。
「去年の今頃はまだSAOの中だったからねー」
ノエルも去年どうしていたかを思い出す。
「今年はみなさんといろんな世界を見て回れそうですわ。エンドワールドにもいろんなゲームから招待を受けてますの。最近ですとアイドルゲームから招待を受けてるようですわ」
「アイドル!?」
「セブンちゃんみたいになれるのかなー?」
ベティの言ったアイドルゲームにノエルとエヴェイユは興味を示す。
「わたくしも少しは歌唱に自信がありますわ」
「ベティちゃんALOでもプーカで歌上手いもんねー。もしアイドルゲームやることになったら3人で何か歌おうよ」
ノエルが提案する。
「いいですわね」
「うん、約束だね!指切りげんまん嘘ついたらハンマーで1000回たーたく!」
「エヴェちゃんそれは流石に怖いよ!」
エヴェイユが物騒なゆびきりをして、ノエルは慌てていた。
2025.4.1 17:00
ODORIBA! ビーチ
夜ステージに変わってから既に8時間経過していたため再び陽が差している昼ステージに戻っていた。
グループランキングでは初動の初回ライブ開催ボーナスでスコアを稼いだエンドワールドがライブ回数を重ねながら2位のグループと大差をつけて逃げている状況だった。
フィールドマップ北側に広がる砂浜に設営されたステージではライブ申請していたユニットがバックヤードで順番待ちをしていた。
「どお?エレガントなあたしもかっこいいでしょ?」
「ノエルお姉ちゃんかっこいいー」
「ドレス姿のノエルさんも素敵ですわ」
「でしょ?なのにみんな『馬子にも衣装』って言うんだよ」
ノエルは他の人達から言われた感想を思い出し、プンスカと怒る。
「ベティちゃんの衣装もポップな感じしてグッドだね!」
「ありがとうございますわ。動きやすくてダンスもしやすいです。エヴェイユさんもフリフリのドレスでかわいらしいですわ。」
「そうなのぉ。このリボンもトレードマークなんだよ」
エヴェイユは左右につけたリボンを指さす。
『次は1位独走中のエンドワールドからかわいい3人だぁ!曲はSUPER CUTIE SUPER GIRL!』
ステージ司会のサングラスをかけたDJがアナウンスする。
「あっ、呼ばれたよ。それじゃいってみよー!」
「「おー!」」
ノエルが拳を上げると二人も続いた。
エヴェイユを先頭に3人が縦一列にステージに立つと鐘の音のようなイントロで曲が始まる。
後ろ向きのエヴェイユの影からノエルとベティが顔をひょっこり出してパンパンと手を叩く。
二人が両側に広がると、エヴェイユが正面に振り返る。
時計回りに立ち位置を移動してベティがセンターになる。
歌い出しはベティのパートから始まり、リズミカルな歌声で観客の心を惹く。
次のパートでノエルは横に歩きながらベティとノエルの間をすれ違う。
エヴェイユの歌うパートに変わり、ステップしながら後列のエヴェイユと前列のノエルベティが入れ替わる。
3人が胸元に両手でハートマークをつくる。
曲のテンションが上昇していく中、エヴェイユの周りをベティとノエルがぐるぐると駆け回る。
3人が横一列に並び、左手でアーチのウェーブを作り、一緒に右足を蹴り出す。
指さし合いながらエヴェイユがベティ、ノエルと顔を見合わせる。
ノエルを先頭にして行進し、ベティ側にゆっくりとした足取りでステージ中央に戻ってくる。
ステージのスポットライトが曲のリズムに合わせて3人をランダムに照らし出す。
左右に横跳びして頬を撫でるような振り付けの後、両手を交互に前へ差し出す
左手を口元にあてて呼びかけるポーズをしながら右手を前に出して回す。
伸ばした腕で左右にゆっくりと弧を描く。
3人が両手を丸めて肘を曲げて猫のようなポーズをとる。
『ねこさんですねえ!』
観客からもコールで反応が来た。
最後、3人は両手を頭の上で交差してポーズをとった。
『わああああああ!』
「クオリティたけー!」
「かわいー!」
「こんなんファンになっちまうわ」
いろんな歓声を受け取りながら3人は両手を振ってステージ裏へ戻った。
「やったね、ライブ大成功!」
「「「いえーい!」」」
バックヤードでノエルが二人に話しかけ、3人でハイタッチした。