エンドワールド ~転生者は最強剣道少女達と共にVR世界を席巻す~ 作:RipoD
アニメ、はたらく魔王さまより「魔王、力を取り戻す」
h ttps://www.youtube.com/watch?v=GJMD3eO7tpE
2023.9.23
12:00
Side 赤チーム
「そー・・・」
ノエルが建物の角から通りを覗く
バシッバシッバシッ
ヒュンヒュンヒュン
「ひゃあ」
すぐにパチンコ玉が勢いよく飛んできて首を引っ込めたノエルの頭のあった所に飛んで来る。
「ノエル、不用心に頭出さない!覗くなら手鏡だけ出して見てください」
エリスがノエルに手鏡を渡す。
「おおー!ありがとうエリス。では早速(バシッ ヒュン パリン)・・・割れちゃった」
ノエルが鏡を建物の角から出すやいなや鏡を狙ってダーツが飛んできて粉々に鏡面は砕けた。
青チームの射線に入らないように赤チームは表通りから2本手前の裏通りの建物の陰で様子を伺っていた。転移門広場での戦闘から2時間以上膠着した状態が続いていた。
「これはちょっと不味いですね。何人やられましたか?」
エリスはトトナに尋ねる。
「10人ですね。一パーティーをもう1本前の道確保のためにトライさせましたが全員弾に当たってしまいました。初めの広場の戦闘で敵側も無傷というわけではないでしょうが」
頭部防具をつけていないメンバーもいるため、パチンコ玉一発でも直撃すれば即死判定で試合から退場させられてしまう。
「あのスリングショット・・・ギルドの倉庫の奥にしまっておいたはずなんですが。いつの間にまた出されてしまったのやら」
屋根の上にも青チームの見張りが張り込んでいて、スリングショットを持って狙撃していた。
「他の道も全部塞がれているようです」
トトナはウィンドウを可視化してエリスに、メッセの内容を見せる。
〈右翼担当のルチアです。どの道もバリケードで塞がれてしまってて通り抜けられる所はありません。〉
「他からもルチアのような報告が挙がってきています。武器屋で防弾用の盾やヘルムを調達させて準備をしているところもありますね。」
「ったく、チマチマした攻撃ばっかりしてきて。あんたたち、ソードアートのタイトル通り剣で正々堂々と勝負しなさいよ」
アニエスは身動きが取れない状況に苛立ち、壁の向こうの青チームに叫んでいた。本来なら広場を主戦場として斬り合いをする予定が現実は影からこそこそと牽制しあうのが続いているだけだった。
「勝負はまだこれからですよ。接近戦に持ち込めれば私たちにも勝機はあります。他のみなさんからは何か情報はありますか?」
エリスが建物の影から飛び出しそうになってるアニエスの肩を掴み、引き戻す。
「地図で言うとここの建物だと勝手口からもう一つ前の通りへ通り抜け出来そうです。」
トトナは街の地図を広げながらエリスに場所を指さしていた。
「あのバリケードが厄介ですね。こちらから飛び道具を使っても塞がれますし。どうにかして壊せれればいいのですが・・・」
エリスは渋い顔をして首をひねる。
「あら、それならいいものがあるわよ」
七支刀を持つティリがエリスとトトナの元に来て提案をし始めた。
「───なるほど、それならいけそうですね。」
エリスの雲ってた表情も晴れてきた。
「でしょう?」
ティリは片目をウインクした。
さらに赤い鎧を着た少女がやってきてトトナに頭を下げる。
「すまない、班長。どうしても足が遅くて時間がかかってしまった。」
「大丈夫ですよ、助かります。指揮所守備隊から配置転換してしまってごめんなさい。危険な任務ですが敵の遮蔽物破壊をお願いします。」
トトナは向き直り、浅く頭を下げる。
「初動で働けなかった分、戦果を上げるさ」
エルミラは右脇に抱えてた赤いヘルムを被った。
13:00
「よしっ、解錠。おっじゃましま〜す」
リノの解錠スキルで裏通りの勝手口から建物の中に入る。そのまま表通りに面している正面玄関から出て、バリケードの裏取りをする。
青チームも赤チームの裏取りに気づいて接近戦が始まっていた。
大通り西側
「いっけぇー」
「どっかーん!」
ノエルとシュリーが爆薬を満載にした荷車を走らせてきて、手を離すとそのままの勢いでバリケードに向かって走り出した。
「やばいんじゃない?あれ」
リランは走ってくる荷車を見て冷や汗を垂らす。
「全員、バリケードから離れて!」
シエルが叫ぶと青チームはバリケードから離れる。
無人の荷車は青チームのバリケードにぶつかり爆発する。ティリがエリスに提案した物の1つは調合スキルで作った爆薬の使用だった。
「よーし、壊しちゃうよー!」
キィン シュッ バラバラ
荷車のぶつかったバリケードは半壊で済んでいたが、バリケードを守る青チームのメンバーがいなくなったのを狙って、エヴェイユがハンマーのソードスキルを使って叩き壊していた。
「ソードスキル撃てます、チャージ(突撃)!」
盾装備している赤チームの後ろでソードスキルのモーション準備をしていたカメリアがランスを持って走り出す。バリケードはランスのソードスキルで吹っ飛んだ。
「作戦通りね。全員、前進よ!」
ルチアがハルバードを前に向けると赤チームは遮蔽物の無くなった大通りへ駆け出した。
他のバリケードにも攻撃が仕掛けられていた。
大通り東側
赤チーム側から青チームのバリケードに球体が投げられる。
「けふん、けふん。やだ、何これ?」
リーゼロッテが咳き込みながら左手で煙を扇ぐ。
「煙幕!?、煙に紛れてくるかも」
コハルも口に手を当てる。
「みんな、とりあえず赤チーム側に向かって攻撃して!」
リーゼロッテの指示でスリングショットのめくら撃ちを始める。見えない敵への焦りで、始めは灰色の煙だったがだんだんと緑色の煙に変わっていることに彼女らは気づけていなかった。
「あれ、これってもしかして・・・」
煙の色が変わっていたことにコハルが気づく。
「レベル7の毒ですね。30秒でHP全損します。煙の中にいた青チームの皆さんは死亡扱いです」
黄色い腕章をつけたイナーシャが青チームが撃っている後ろからやってきて淡々と説明した。
「うわぁ、えげつないもの使うわね」
「ここで退場かー」
リーゼロッテ、コハルら青チーム5人が死亡判定で建物の中へ入っていった
「上手くいったわね」
「これで突破口が開けるな」
緑色の煙の中からガスマスクをつけた赤チームが姿を現す。
「班長、メッセで言われた地点に来てみれば、都合よく私の鑑定スキル使いたかっただけなんですね。職権乱用ですよ」
イナーシャがガスマスクの2人に言う。
「はは、すまない。他の審判員だと何が起きてるか判別できそうに無いからな」
ガスマスクを取ったラーチェはイナーシャに詫びを入れる。
「あんまりガスの有効時間は長くないのね。これは改善の余地がまだありそうだわ。ま、試せる機会があっただけ儲けものと思っておくかしら。」
毒ガスの製作者、ティリもガスマスクを外していた。
転移門広場北側
「あいつを止めろ!」
アニエスが歩く赤い鎧を指差す。
「全然びくともしない」
ヘルミナらがスリングショットで投擲武器やパチンコが撃たれるが、赤い鎧はびくともせず、歩み寄ってくる。
赤い鎧はバリケードの目の前まで来るとハンマーを振り上げる。
「うわあぁ、退避、退避」
バリケードについていた青チームは慌てて逃げ出す。
ブンッ ガッシャン
エルミラの振り回すハンマーによってバリケードは壊される。
まさに障害を粉砕し、道を切り拓く戦車(タンク)であった。
「私の役目を果たすときが来たか。ふんっ!」
ヘメラは大剣を叩きうち、バリケードの亀裂を広げていた。
「バリケードが壊れました。みなさん突撃―!」
後ろに居たエリスが号令をかけるとバリケードの亀裂から赤チームが入り込む。
「下がってください!予備の防衛線まで後退します。」
青チーム前線指揮をしていたミランダの指示で青チームは後退を始めた。
赤チームの攻勢に耐え切れなくなった青チームは広場を放棄し、青チーム側の広場の出入り口と、並行した東西の路地をを新たに塞ぐことで体制を立て直しにかかっていた。
広場は赤チームが奪取し、形勢が変わろうとしていた。
13:30
タタタタタ、タンッ!
街の建物の屋根をいくつもの蹴る音が響く。
シュッ
「うん?」
剣道着を着ているサナエが屋根の上を見上げる。
「どうしたのだ?」
青竜刀を持ったパウが足を止めたサナエに声をかける
「なにか不自然な影があった気がしたのですが」
「雲や鳥のエフェクトの影ではないのか?それより防衛線下がったようだから我らも加勢に行くぞ」
そのまま二人は第二防衛ラインのバリケードに向かってしまう。
建物屋根上
「よーし、まだ浸透できるみたい」
法被を着たホタルを先頭に軽業スキルを持った赤チームのプレイヤーが屋根を飛び飛びに南下していた。
「青チームはまだ気づいてないね、多分」
不思議の国のアリスのような服を着たモニカは眼下にいる青チームを見流しながら言う。
「まだ感づかれてませんよ。このままヴァイリさんの鼻をあかしてやりましょう!」
リュミルもホタルの後をついて行っていた。現実での陸上部の経験を活かして軽業スキルを取っていた。
「ハハッ、このまま一気に敵将討ち取ってやろうぜ」
後続のハティが笑い飛ばす。
「ごー、ごー。れっつごー」
「アタシたちが模擬戦のMVPとっちゃうニャ!」
ネコ耳カチューシャをつけたユルモニ、ルミカはトールバーナの建物の屋根を風を切って走っていた。
彼女らは軽業スキルで、屋根づたいに飛び越えていく。エリスの提案で編成されたチームだった。
「敵は屋根の上だ!であえであえ!」
屋根の上で残って見張りをしていたシャサールが叫ぶ。地上にいた青チームも防衛戦を越えられていることに気づく。
「うおりゃあ!止まれぇ」
シャサールが浸透部隊の進路を塞ぐように立ちはだかる。
「止まれって言われて止まるわけないよねー」
シャサールは単身、ホタルたちの動きを止めにかかるが、多勢に無勢、組み伏せられる。
ホタル達は抵抗続けるシャサールを簀巻きにして〈死亡〉の張り紙を額につけて屋根の上に転がす。
「こらぁ!まだあたしはやれるぞ。まてぇ」
「敵に存在バレちゃったからあとは時間との勝負だよ!」
モニカが若干焦った声を上げる。
「大丈夫、大丈夫。町の壁も近くなってるから間に合うよ」
先頭を行くホタルは南側の壁を指差す。
赤チームの浸透部隊は町の南端までたどり着き、屋根から道へ飛び降りる。
「この外壁沿いの道のどこかですね!」
リュミルは辺りを見回す。
「青チームの指揮所ってあれか・・・?」
ハティが指さした先にはテントを覆うように鉄板のバリケードが四方八方張り巡らされていて要塞化されていた
鉄板は街の鍛冶場を利用して制作されたものだった
「えー!こんなのありなの、ずるくない?」
ホタルは思わず叫んでしまう。
「ルール上特に明記されてなかったから禁止はされていないわ」
指揮所の防衛に回っていたエクレールが青チーム式所の前で仁王立ちしていた。
「ふわぁ、ぁぁ。もう敵来ちゃったの?昼寝終わりかー」
近くの建物の中からアイナが欠伸をして目をこすりながら出てくる。
「前線だと動くようだから防衛側に立候補したんだけどな」
テントを覆う鉄箱の上からリベルテが飛び下りてくる
そして要塞化されたテントの前に指揮官護衛の青チームメンバーが防備を固める
「素波よ、よくぞここまできた。拙者が主と王のためこのフブキが相手しよう」
フブキが名乗りを上げて刀を抜く。
「アンタ達の相手は私たちがしてあげるわ」
エクレールも盾を構え、他の少女たちも武器を手にしていた。
赤チーム指揮所
「指揮所にまで防護壁作るなんて嫌なことしてくれるわね」
アンジェラは頭を抱えた。
「壁を壊せそうな人は?」
キーナが名簿を確認する。
「ハンマーか、大型の武器のソードスキル持ってる人ね。まだ次の敵の防衛線は崩せてないから時間はかかりそうね」
「大型の武器や重い武器だと浸透部隊のように屋根づたいにぴょんぴょん飛んでいくことはできないわ。どこか一点突破して壁壊せる人たちをたどり着かせないと」
赤チーム指揮所は部隊の再編を急いでいた。
青チーム指揮所内部
「敵が軽装備だけで助かったわね」
リリオは背もたれに寄りかかりながら安堵する。
「はい、レインさんとミネルアさんのおかげですね。」
カスミは防護壁を作った二人に飲み物を渡す。
「はー疲れた」
ミネルアは手で仰ぎながら渡された飲み物を飲む。
「も、もうわたしたちの今日の仕事は終わりだよね?」
レインは指揮卓に突っ伏していた。
「あとはギルマスたちに任せるしかないわね。」
リリオはヴァイリが置いていった地図を見る。
「まおーさま達ならやってくれますよ。きっと」
カスミはリリオに微笑んだ。
14:30
赤チーム指揮所近辺
ランタンを持ったヴァイリを先頭に10人程度が一列になって薄暗いところを歩いていく。
ビチャ、ビチャ
「じめじめしてて、気持ち悪いところね」
カーラが嫌そうな顔をしながら不満を漏らす。
「夜は好きだけどこういうのは・・・」
アネットは顔色を悪くしながら歩いていた。
「私もこれは闇夜とは違うと思うなー」
チェルナもゲンナリとした顔をしている。
「早くここから出ることを進言……おばけ出そう」
マフラーで口元を隠しているフーリもガクガク震えながら歩く。
「服が汚れちゃうわぁ・・・」
ユウナギは足元を気にしながら歩く。
「うわーん、まだ目的の場所につかないのー」
フィリアは敵に察知しにくい場所ながらも大声で喚いてしまう。
「うっ、最悪・・・これ服に臭いついたりしませんの?」
ベティもコートを羽織りながら不快を訴える。
「我をこのような場所に連れだしたことは高くつくからな」
ミルローゼは剣をヴァイリの首筋に当てる。
「すみませんね、魔王さま。でも、我慢してこそ、この後敵将を王自らの手で討ち取ればより武勲が高まるでしょう。」
ヴァイリは冷や汗をかきながらも必死の弁明をしていた。
「王自らをこのような泥まみれにするものがあるか。まあ、よい。お前の案にここまで乗ったのだ。手柄は立てさせてもらうぞ」
ミルローゼは剣を下ろす。
「よし、目的地についた。クロン、ラーミル、よろしく頼む」
ヴァイリが立ち止まるとクロンとラーミルが前に出る。
「周囲にプレイヤーの反応はないわ。」
「特に足音や気配も感じない。いけると思う」
ラーミルとクロンのお墨つきをもらえたヴァイリははしごを登り、マンホールの蓋を開ける。彼らは街の地下水路を使って赤チームの目と鼻の先までたどり着いていた。
「よし、こっちだ」
ヴァイリが赤チームの指揮所がある方角を指差す。
「皆の者、我に続け」
ミルローゼが前に出る。
「ふふ、このストレスは敵を倒しまくって解消しないといけませんわ」
ベティは髪をかきあげてスターライトハンマーを実体化させる。
青チームの選抜隊は静かに早足で移動を開始した。途中、赤い腕章をつけたニーナとシルヴィーがテントへ続く通りの警備をしているのを見つける。ヴァイリが自分の首に手を当てた後、両手でギュッと握りこぶしを作るハンドサインをユウナギヘ、首を掻っ切るハンドサインをフーリにする。
ユウナギが後ろからゆっくり近づき、ニーナの頭の上から糸を輪っかにしてかけて背中越しに地蔵背負いをする。
「ぅんんんー!」
「ごめんねぇ」
ニーナは締まった首から声にない悲鳴をもらし、浮いた足をじたばたしてもがいていた。圏内なのでHPは減っていないがいきなりのことにパニックを起こしてしまっていた。
「喚くな。」
「ひぅっ」
フーリも後ろから左手でシルヴィーの口を塞ぎ、目の前に小刀をちらつかせる。
「ニーナとシルヴィーは死亡判定だ。声出すの禁止だからおとなしくするように」
ヴァイリがニーナの顔を覗き、口に人差し指をあててシーッとする。
ニーナとシルヴィーは背中に〈死亡〉と書かれた張り紙を貼られてタオルで猿轡をされ、涙目になりながらその場に座り込まされた。
♪♪♪
街の北の壁の通りにたどり着き、設営されている赤チームのテントを見つける。
「あのテントだな。我々にあるのは勝利か死だ。全員かかれ!」
ミルローゼの号令に突入部隊がテントへ走り込む。
「えっ、あれは・・・緑?」
赤チーム、指揮所守備隊のエルーが走ってくる青チームを見つける。
「どっから来たんだ!」
テントの護衛に付いていたミリーは驚きながらも剣を抜く。
「いつの間にこんなところまで!」
指揮所のテントの中からキーナが出てくる。
「・・・迎撃」
イルマーナが刀を抜く。守備隊はテントを守るようにして立ち塞がる。
「はあぁ!」
ガキィン!
「うわっ!」
ミルローゼが回転切りで剣を振り回し、行く手を塞ぐミチカをなぎ倒していく。
「誰かあのギルマス止めろ」
ミリーが突進しているミルローゼに斬りかかる。
「させないよっ!」
フィリアがソードブレイカーでミリーの剣を止めに入る。
「ぐっ、このぉ!」
ソードブレイカーのノコギリ刃にミリーの剣は身動き取れなくなり、テントの護衛を邪魔される。
「魔王様の活路を開くんだ」
ヴァイリの声に後続も続いて、ミルローゼを遮ろうとするテントの護衛を妨害していく。
赤チームテント周囲は剣がぶつかり合う音が響く。
テント前で乱戦になっている中、ミルローゼはテントの中に入る。
「降伏せよ、アンジェラ」
ミルローゼは指揮机の椅子に座っていたアンジェラの前に剣を突きつける
「はぁ・・・参りましたよ、ミルローゼ」
アンジェラはしぶしぶ両手を挙げて降参した。
赤チームのテントから青色の煙幕があがり、模擬戦は終了した。
18:00
ギルドホールに戻ってジュースと簡単なお菓子が出されて模擬戦の打ち上げが行われる。
審判員が記録用に撮っていた映像が編集されて上映されていた。
「
エリスはヴァイリから青チーム選抜隊の侵入ルートについて聞いていた。
「そう、鍵が掛かっている入口をフィリアのピッキングで開錠して入った」
ヴァイリはグラスに入ったジュースをゴクゴク飲みながら説明する。
「ミラージュスフィアには反映されてなかったルートですね・・・盲点でした」
エリスはジュースをストローで飲みながらがっくり肩を落としていた。
「はっはっは、どうだヴァイリ。我がアンジェラを討ち取ったシーンが映っているぞ。」
ミルローゼが本部の人員を引き連れてヴァイリに声かける。
「お見事でしたよ、魔王様。王にふさわしい立ち回りでしたよ。」
「そうだろう、そうだろう。なかなかの一興だったぞ。」
ミルローゼは上機嫌であった。
エンドワールドでは今回の模擬戦の戦闘データはギルド内全体で共有され、対人戦術の構築に役立てられた。
アニメ3話のサチの水路のシーンで彼女の奥に鉄格子で暗渠が伸びていたので思いつきました。
プログレッシブではタフトの地下水路も何か登場するかもしれません
毒ガスは黄金律のカノンからネタ引っ張ってきました
二次大戦ではスターリングラードやベルリンの戦いでも地下道など使って裏取りしたりすることが多かったとか