もし織斑一夏がアリー・アル・サーシェスみたいな奴だったら   作:ナスの森

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聖戦-降臨せし神‐

 ――――奴は、ワタシという神を復活させるには贄が必要だと言った。そして、その“贄”というのは、おそらくこの学園の生徒達、および来賓のこと、いやもしかしたらこの学園の外の人間達すらも指しているのかもしれない。

 

 まあ、そんな事はどうでもよかった。

 

「ここだな……」

 

 第三格納庫のライトを付ける。

 瞬間、一斉に付けられたスポットライトに当てられ、そこに一機の打鉄が現れた。

 予備の一機といえど、きちんと整備班の手は行き届いており、その武者を思わせる装甲も健在なままだった。

 

「エネルギーは……よし、満タンだな。一次移行と最適化(フィッティング)をする時間はないが、それは別にいいか」

 

 そう、別に打鉄の性能そのものは今の千冬にとってはどうでもいい事だった。

 重要なのは、この打鉄という量産機の形状が、自分がかつて使っていた暮桜に似ているという所。

 リヴァイヴでは駄目だ、打鉄でなければならない。

 そういう意味ではこの残り一機の訓練機が打鉄であったのは不幸中の幸いだった。

 

 コックピットに身を預ける。

 

 その瞬間、どうしようもない重みが千冬を襲った。

 

「……ッ」

 

 決して身体的にも、性能的にも問題がある訳ではない。

 問題があるとすれば己の精神。

 千冬はブリュンヒルデという己の二つ名があまり好きではなかった。

 その名で弟を、唯一無二の家族を守れるのであればその名を利用してやろうと思っていた時期もあったが、実際はその名のせいで弟は行方不明になり、一度は見つけたものの、またもやブリュンヒルデという名前が災いして再度弟と生き別れてしまった。

 もうブリュンヒルデとして世には出まいというのも、千冬が日本の代表から身を退いた理由の一つであった。

 

 だが、今回は違う。

 “ブリュンヒルデ”として、今回は出なければならない。

 ブリュンヒルデとして出なければ、この戦いは終わらない。

 世界最強と呼ばれた自分が再びISに乗れば、世間が如何に騒ぐかなどと、容易に想像できてしまう。

 マスコミも新聞記者も、各国の政府すらも次々と騒ぐ事だろう。

 

 それでも、今回だけは“ブリュンヒルデ”として出なければ意味がなかった。

 ブリュンヒルデを神に仕立て上げて仕掛けられたこの紛争を終わらせるには、皮肉にも己のブリュンヒルデという名を利用しなければならなかった。

 

 故に。

 

「織斑千冬。打鉄、出る!」

 

 迷っている時間などはない。

 行先は首切り人と化した偽物ブリュンヒルデが待ち受ける、処刑場と化したアリーナ広場。

 大切な生徒達、そして大切な妹分を助ける為に、暴走した教え子を止める為に、織斑千冬は“本物の”ブリュンヒルデとして、格納庫から飛び出した。

 

 

 彼女達は、“自分”という神を完全なモノにするために、贄を次々とあの黒い暮桜に差し出している。

 しかし、所詮偽物は偽物、いくら贄を差し出そうが本物のブリュンヒルデが出て来る筈がない。だから、この聖戦に終わりなど存在しない。

 

 だから、この聖戦を止める方法があるとすれば、ただ一つ。

 

 考えてみれば、それは簡単な事だった。

 

 ――――“本物の神(ブリュンヒルデ)”である自分が出れば、それだけでこの聖戦は終わるのだから。

 

 

     ◇

 

 

「あ……アァ……」

 

 その存在を見上げた簪は、あまりの恐怖に何も言えなくなってしまった。

 あれの存在を形容するのであれば、そう、自分が所有する打鉄弐式の、その反対に位置する機体とでも言えばいいのか、とにかくそれくらいあの機体は簪にとっては受け付け難いものであった。

 

「あれが、打鉄(うちがね)(カスタム)zwei(ツヴァイ)……」

 

 あらかじめあの機体のデータを閲覧していたシャルロットも、畏怖の目でそれを見上げる。やはりデータで見るのと、実物を見るのとでは段違いであった。

 シャルロットはあの機体が、元々はアインが東欧の紛争地帯で強奪し、あのリヴァイヴのパイロットを惨殺した打鉄を改造したモノであると知っているため、その抱く恐怖は補正込みで大きい。

 

 元々は第二世代型であった打鉄の装甲を軽くし、第三世代型の改造スラスターを搭載して威力を底上げし、更にイギリスのマインド・インターフェイス兵装であるBT兵器を搭載した魔改造機。

 改造過程を見るとそれは同じく量産型ISの改造機であるシャルのラファール・リヴァイヴカスタムⅡと似ているが、やはり最大の違いは、あの打鉄がその改造の過程で第二世代型から第三世代型まで進化しているという点であろう。

 

「ったく、スポンサーから前払いで渡された奴を使いたくはなかったんだがな……」

 

 してやられたぜ、とツヴァイの搭乗者であるアインはぼやく。

 ツインアイの付いた頭部装甲のせいでその表情こそ見えないものの、本人としてはご機嫌半分、不機嫌半分と言った所か。

 新しい専用機に対する昂揚と、新しい専用機に乗らざるを得なくなった己に対しての不甲斐なさに、内心で複雑になるアイン。

 

「ああ、アレがアインさんの新しい専用機……!!」

 

 まるで神を崇めるような視線でツヴァイを見つめるセシリア。

 他の洗脳された生徒達とは違い、彼女だけは唯一、ブリュンヒルデではなくアイン自身を神として見るように洗脳されているため、その目は妄信的である。

 アインは彼女にツヴァイがイギリスから新しく支給された専用機であると騙してあるため、ようやくアインがイギリスの代表候補になると決心したと勘違いしている事が余計拍車にかかっているようだった。

 

「アインさん……!」

 

 喜びを全身で表すかのように、ブルーティアーズのスラスターを吹かしてアインの隣に並び立つセシリア。

 アインを前にしてあたかも小動物のような甘える視線をアインに向ける。

 

「セシリアか。ビット、助かったぜ」

 

「いえ、アインさんのためですもの。それに……ようやくこれで、お揃いになりましたね!」

 

 キャッ、と恥ずかし気な仕草をしながらも嬉しそうにセシリアはほほ笑む。

 自分の全てというべき存在が、自分と同じBT兵装を使ってくれるというのが、彼女にとって何より嬉しかった。

 アインもそんなセシリアに対して微笑ましげに対応する。……マスクの下は愉快げな表情であったが、それはセシリアからは見えなかった。

 

「アイン……」

 

 自分が雇った傭兵が戦いを終えた事を確認したシャルロットもまた、リヴァイヴカスタムⅡを展開して、アインの横に並び立つ。

 そんなシャルロットを見たセシリアは、心底憎々しそうにアインの隣に立つシャルロットを睨む。

 そんなセシリアに対して、シャルロットはただ哀れな者を見るかのような目で一瞥した後、自分達の下で倒れている更識姉妹を見下す。

 

「さあて、間もなくお別れの時間だ、お嬢ちゃん」

 

「っ!!」

 

 宣告するアイン。

 左腕に装着されたBTエネルギーハンドガン『流星』の銃口が簪と楯無の方へ向けられた。

 

「お、お姉ちゃんっ!」

 

 気を失った姉に対し、簪は必死に呼びかける。

 両足に傷を負った自分では姉を連れて逃げる事ができない。

 しかし、そんな簪よりも楯無の状態は酷かった。

 元々アインとの戦闘で重傷を負っていたにも関わらず、更に妹の簪を庇って、更に怪我を負い、こうして意識がない状態に陥ってしまった。

 自分の呼びかけに対しても反応しない姉に対し、簪は更に涙を流して姉に呼びかける。

 

「お姉ちゃん、おねえちゃん、お姉ちゃん!!」

 

 ここに来て簪は都合よく、無意識に姉を頼ってしまっていた。

 よくも悪くも楯無、否、刀奈が簪に対して「貴女は何もしなくていい」と言った言葉が、簪の脳裏に刻み込まれ閉まっていた影響なのかは定かではない。

 

 自分と違って、姉は何でもできる。

 姉なら、どうにかしてくれる。

 

 そんな淡い期待を無意識に涙に込めて、縋る。

 しかし、それは終ぞ届かなかった。

 

「姉妹仲よく消えちまいなァ!」

 

「ッ!!」

 

 キュインッ! 耳をつんざくような独特の音と共に、BTエネルギーハンドガンの銃口から真紅色のビームが発射される。

 直前、思わず簪は姉に当たらないように自分の体を盾にして守ろうとするが、ISの武装から放たれた銃弾など、人体を容易く貫く。

 ここで簪が姉を護るために己の身を盾にしようが、その銃弾の前ではまったく意味がなかった。

 

 しかし、その銃弾は一筋の炎と共に消える事となった。

 

「何ぃ!?」

 

 その紅いビームは、突如割って入って来た一機のISによって止められる事となる。

 

「あ、貴女は……!?」

 

 自分達姉妹を守ってくれたISの搭乗者に、簪は呆然としながらも問う。

 

 犬頭の形状をした特殊な両肩から噴き出る炎。

 ダークグレーの装甲を持つIS。

 

 突如として現れたそのISの搭乗者は、簪の方へ振り向く。

 

「IS学園、3年生。アメリカ代表候補生、ダリル・ケイシーだ」

 

 勇ましき褐色の猟犬(ハウンド)が、そこに現れた。

 

 

     ◇

 

 

 惨き処刑場と化したアリーナにて、三機と一機の激闘は未だ続いていた。

 否、激闘というにはそれはあまりにも一方的と言わざるを得ないだろう。

 二機の打鉄と、一機の専用機。

 三機とも、猛攻を仕掛けてくる黒桜に対して手も足も出ず、ただその攻撃をいなし、やり過ごす事が精いっぱいである、三機のISのダメージレベルはとうにDまで達していた。

 

「く、くそぉ……!」

 

「こんな事って……」

 

「織斑先生とも動きが違う、これは一体!?」

 

 ただ単にブリュンヒルデをコピーしただけの劣化品であるなら、この三人は愚か、この中の教員一人が相手でもどうにかなっただろう。

 だが、今回はその劣化したブリュンヒルデの剣に加え、ある戦争屋の戦闘データまでもが加わり、戦場における立ち回りが遥かに上昇している。

 そのため剣の太刀筋そのものはブリュンヒルデであっても、VTシステム独特のアドヴァンテージを生かした戦法とその戦上手さによって、もはや教員の駆る訓練機二機と代表候補生の専用機一機だけでは手の付かない程の強さになっていた。

 

「この、ままじゃあ……!!」

 

 ヨレヨレの機体を何とか動かして立ち上がる鈴であったが、いくらISの搭乗者保護機能があろうと、やはり彼女の体力は限界だった。

 なまじ他の代表候補生のように長時間にわたる訓練を受けず、この一年間の才能と努力のみで代表候補生にまで成り上がった彼女の戦い方は、あの黒桜には百歩先まで読まれてしまっている。

 

 そんな彼女の様子を見かねた教員は二人は、鈴を黒桜から庇うように前に立つ。

 頑丈さが売りである打鉄は今のようなダメージレベルDの状態でも、鈴の甲龍よりはまだ動けた。

 

「鳳さん、もう逃げなさい」

 

「後は、我々二人でなんとかする」

 

 そんな二人の言葉に、鈴は唖然とする。

 一体何を言っているんだと、そんな顔で二人を見上げた。

 

「な、何を言っているんですか!? 私はまだッ……」

 

「そんな機体ではもう戦えないわ! 私達が食い止めておくから逃げて!!」

 

「ISの搭乗者保護機能だけは解くなよ。逃げるための体力だけは保っておけ!!」

 

 そんな鈴に構わず、二人は何とか鈴を前線から下がらせようとする。

 いつまでも子供扱いする二人に対して、鈴はとうとう堪忍袋の緒が切れた。

 

「二人の機体だってもうボロボロじゃないですか!? そんな状態で言われたって、言われた……って」

 

「それでも!!」

 

 一人の教員の声に力が入る。

 

「君はまだ子供だ。こんな所で将来を無駄にするものじゃない。君たち生徒の将来を護るために、我々教員がいるんだ!」

 

「お願いよ、逃げて!」

 

「……ッ」

 

 強い意志で言い返してくる教員に対し、鈴は項垂れて何も言えなくなった。

 彼らの言う事は正しかった。

 子供を守るのが大人の務め、そんな信念を持つ彼女らは、鈴にとっては尊敬すべき大人であり、鈴もできることならそんな彼らの思いを無駄にしたくはない。

 

(それでも、私は……私は!)

 

 それでも鈴は、嫌だった。

 また傍観者に徹してしまうのが嫌だった。

 実際は傍観者どころか、この場から逃げなければいけない状況でもある。

 それでも鈴は、もう()()()見捨てたくはなかった。

 

「私はァ!」

 

 

 

 

 

 既に大破寸前の機体を、必死に起こそうする。

 そして

 

 

 

 

「もういい。そこで休んでいろ、鈴」

 

 突如、その手によって止められた。

 

「――――え?」

 

 ハイパーセンサーで、その手で制してくる人物をはっきりと目視できているにも関わらず、鈴は顔ごと其方へ振り向く。

 そこには、打鉄を纏った自分の姉貴分が立っていた。

 

「千冬、姉さん?」

 

 信じられない、といった風に鈴は千冬を見る。

 一時期共に過ごしていた頃、鈴は千冬があれだけISに乗る事を拒否していたのを知っている。

 そんな千冬が、打鉄を纏ってこのアリーナまでやってきたのだ。

 

「どう……して?」

 

「話は後だ。これでこの馬鹿げた聖戦を終わらせる!!」

 

 そう叫ぶや否や、千冬はその場から疾風の如く消える。

 気が付けば、打鉄を纏った千冬は既に黒桜の元へと接近していた。

 スラスターの出力だけでなく、スラスターを吹かす直前にアリーナの床を蹴って加速し、一気に黒桜の元へと肉薄した。

 

『ッ!?』

 

 突如として乱入してきた千冬に、黒桜も、そしてそれと戦っていた教員も信じられないといったような驚愕の表情になった。

 

 その剣には、迷いも一切ない。

 ただ唯一無二の家族を守るためだけに鍛え上げてきたその強さ。

 誰もが憧れる美しき在り方、誰もが憧れ、それになりたいと願ってきたその鬼神の如き強さ。

 世界最強と謳われたその剣が、黒桜に襲い掛かる。

 

 黒桜も千冬と同じように居合のような構えで迎撃しようとするが、遅い。

 それは彼女にとってはあまりにも遅すぎた。

 

 一閃。

 

 一筋の光が、黒桜の装甲を横切る。

 それと共に、黒桜は崩れ落ちていった。

 

「す、凄い……」

 

 その呆気ない終わりを見た、鈴はただそういう事しかできなかった。

 たったの一太刀、しかも量産機であの化け物を葬るという、正真正銘のブリュンヒルデの姿を目の当たりにし、鈴は興奮せずにはいられなかった。

 

 ――これが、ブリュンヒルデ。

 

 第一回モンド・グロッソを剣一本で勝ち抜いたその強さの一端を、その場にいた大衆に見せつけ、焼き付けた。

 

 黒桜の装甲が崩れ落ちていく。

 最初に現れた時とは反対に、形成した装甲がまた黒い泥に変貌していき、搭乗者から剥がれていく。

 やがて、その中に囚われていた少女が出てきた。

 

「ラウラ!」

 

 倒れそうになったその眼帯の少女を、千冬は間一髪で受け止める。

 自分が手塩にかけて鍛えた教え子。

 その安否を確かめんと、彼女の心臓に手を当てようとした、その瞬間――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 周囲から、一斉に歓声が上がる。

 

「ッ!?」

 

 その歓声にビクっとなった千冬は即座に周囲を見渡す。

 自分をブリュンヒルデだのお姉さまだのと言って騒ぐ生徒達には慣れていた彼女であったが、それにしてもこの歓声は異常すぎた。

 

 騒いで、歓声を上げていたのは、先ほどまで学友達や来賓達を黒桜に突き付け、切らせていた女子生徒達。

 崇拝していた神をより絶対の者として信じ込まされ、学友や来賓達を贄として黒桜に差し出していた大勢の生徒達が、ようやく降臨した“(ブリュンヒルデ)”を見て一斉に歓声を上げていたのだ。

 

『ああ、神様! ブリュンヒルデ様!』

 

『とうとう降臨なさったのですね!?』

 

『ついに……! ついに私達を認めてくださったのですね!』

 

 彼女達はただただ喜ぶ。

 “彼”に言われた通りに殺し、彼に言われた通りの犠牲を払ってきた。

 そして彼の言う事は正しかった。……現にこうして、彼女達の前に神は降臨してくれたのだから。

 

『見てください!』

 

『貴女様を侮辱する不信仰者共をこんなに片づけました!』

 

『不信仰者共を贄にして本当に貴女様が現れてくれるのか、とても不安でした!』

 

『たくさん、戦って、力のまま殺しました!! どうか私達を御認めに!!』

 

 妄信盲目。

 ブリュンヒルデという偶像を信じ込まされ、後戻りのない所まで来てしまった哀れな少女たち。

 その少女たちの狂喜の視線を、千冬は一斉に浴びる。

 

 

「や、やめろ……」

 

 

 その俯きながら、顔を青ざめながら、千冬はただそう呟く。

 こんな事をされたくて自分はここに出たのではない。

 その名を呼ばれたくてここに来たのではない。

 

『ああ、ブリュンヒルデ様!』

 

『どうか私達を見てください!』

 

『どこまでも付いて行きます!』

 

『その眼差しを、どうか私達へ……!』

 

 そんな千冬に構わず、彼女達はただやだ歓び声を上げる。

 尊敬、畏敬、信仰。それら一斉の視線に千冬は耐えられなくなる。

 

「やめろと言っている……!」

 

 必死に、そう叫ぶ。

 もうそんな名前で呼ばれたくない。

 家族の人生をめちゃくちゃにしてしまった、その名で自分を呼ぶな。

 もう、二度とそんな名前で呼ばれたくなどなかった。

 

『ブリュンヒルデ様!』

 

『ブリュンヒルデ様!』

 

『ブリュンヒルデ様!』

 

 

 

 

 

 

「ヤメロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォオオオォォッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 ブリュンヒルデではない、家族を失った一人の女性の慟哭が、アリーナ中に響き渡った。

 

 

 


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