僕はマーリン。趣味は人間観察さ!   作:ゼルガー

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今回はお遊びで書きました。

※追加でマーリンのステータスを書きました


エピソード外伝「もしも、staynightで士郎がマーリン(苦労人)を召喚したら」

それは、奇跡の出来事だった。

 

青い全身タイツから逃げる一人の少年。

 

一度は心臓を潰されたが、何故か生きており自宅である武家屋敷に逃げ帰った。

 

だが、全身タイツはそんな彼の命を狙い追いかけてきた。

 

少年は魔術師だった。義理の父から魔術を学びはしたが才能は無く、使えるのは強化のみ

 

それでも、たまたま手に取ったポスターを丸め、強化の魔術で補強し、何とか応戦するもあっけなく敗れ、庭の倉庫に蹴り飛ばされてしまった。

 

もうダメかと諦めかけた時、彼は思い出す。幼き日、あの夜に義理の父との約束を。

 

死んでしまった彼の理想を受け継いだのではないのかと。

 

死ねない。ここで俺は終われない。

 

こんな訳も分からない状況で、死んでたまるかよ!

 

彼は強くそう想った。

 

そしてその想いは、彼の真下に存在していた魔法陣に反応し、手の甲に刻まれた聖痕が令呪と変化した。

 

魔法陣は輝き、中心からソレは現れた。

 

白い法衣に白い長髪。

 

片手にはゲームに出てきそうな杖を携えていた。

 

 

 

「うん?おかしいなぁ、なんで僕が召喚されてるの?コレは円卓の騎士かアルトリアの役目だよね普通は。第一、僕は英霊じゃないしアヴァロンに閉じこもってたのに・・・・・・まあいいか。丁度いい暇つぶしにはなるね。いい加減、ヴィヴィアンの糞女にウンザリしていたんだ。

 

―――さて、君が僕のマスターかな?」

 

「え?え?マスター?アンタは一体・・・・・・」

 

「僕はサーヴァントセイバー・・・・・・って、はぁ!?セイバー!?キャスターじゃなくて!?ってことは、あのガラクタを使わないといけないのか!?ちょっとどうなってるのさ!」

 

「えっ!?俺に言われても・・・・・・」

 

「あー糞っ、これもあの駄乙女の仕業だな!そんなに僕が嫌がる姿が見たいか!仕方ない、このクラスで戦うしかないか。マスター、君はそこで大人しくしているんだ。外のサーヴァントを追い払ってくるよ!」

 

「あ、おい!?」

 

 

見た目は魔法使いっぽいのになぜか剣士と名乗った怪しげな男は少年をその場において蔵の外に出る。

 

そこには全身青タイツが赤い魔槍を構えて待機していた。

 

 

「お、やっと出てきたか・・・・・・あ?その姿、貴様キャスター・・・・・・なのか?いや、キャスターは既に召喚されていたな。何者だ」

 

「あーうん。本来はキャスターのクラスが正しいんだけどねぇ。何の呪いか、適正は一応あったセイバーに当て嵌められたんだ。残念なことにね」

 

「あーなるほど。気持ちはわかるぜ。俺もクラスはランサーだが、ドルイドでもあるからキャスターの適正があってな。戦車で戦うライダーならともかく、戦いなれないクラスはやり辛くて仕方ねえ。で、そのクラスでやれんのか?出来れば俺は本調子の奴とし合いたいんだが?」

 

「成程、君は戦闘狂か・・・・・・まあ、問題はないよ。これでも王様に剣を指南していたことがあってね。今でも僕が勝ち越してるよ。でも、剣では戦う気はない。アレは僕を精神的に殺しにくるからね」

 

 

とセイバーと名乗った白い男は杖を構え、青タイツも槍を構えた

 

そして同時に駆け出し、槍と杖が激しくぶつかった。

 

 

 

「おいおい、杖で槍兵の真似事か?俺を舐めてる・・・・・って訳じゃなさそうだ。むしろそっちが本業か?」

 

「まあね。僕は魔術よりも武術の方が得意なんだよ。だって、戦闘中に術を発動なんて面倒だし、剣は使えるけど使いたくないからこれしかないんだ!ホント、性悪女は嫌だね!」

 

「はっ!それは同感だ!」

 

 

脳筋だしね!仕方ないね!

 

そこからの二人の攻防は激しさを増した。

 

 

「ハハハ!やるじゃねーか!俺の槍にここまで着いてこれたのは師匠くらいだ!何処の英霊だよテメエ!」

 

「残念だけど僕はまだ英霊じゃないさ!君の師匠と同じく死んでないしね!」

 

「あ?俺の師と・・・・・・テメエ、俺の真名を!てか、死んでないのかよ」

 

「その槍裁きに赤い魔槍。ランサークラスでも間違いなくトップサーヴァント。アイルランドの光の神子しか該当しないよ」

 

「よく言った。なら、この一撃必殺受けてみるか?」

 

 

ランサーは槍を構え、魔力を高めた。

 

しかしセイバーは涼し気な顔でうーんと唸っていた。

 

 

「出来ればそうしたいんだけどね・・・・・・今こっちに別のサーヴァントとマスターが向かってきてるみたいだね。どちらも赤いけど」

 

「あ?・・・・・・ちっ、あのいけ好かねぇアーチャーと嬢ちゃんか。あーあ、萎えちまった。間違いなく邪魔されそうだわ」

 

「会ったことがないから僕は何とも言えないけど、いいのかい?宝具の発動を止めて」

 

「いいんだよ。あの弓兵に遠距離で撃たれたらせっかくの仕合が台無しだ。だから・・・・・・次にあった時、テメエの心臓をもらい受けるぜ円卓の魔術師」

 

「あはは、バレバレかい?」

 

「死んでもないのにサーヴァントになるヤツは師匠のスカサハか貴様位だろ?んじゃな」

 

「ああ、次に再会した時は僕も死力を尽くそう」

 

 

まあ、尤も・・・・・僕は全力を出せないんだけどね

 

さて、とりあえず何もわかってないマスターに説明と、この場に来る一組をどうするかだね。

 

彼の話が本当なら敵はアーチャーかぁ。人妻大好きトリスタンみたいな変人じゃなければいいんだけどね。

 

それにしても、この僕が聖杯戦争に召喚されるなんて本当に予想外だよ。

 

自分が生まれるよりも前の時代に召喚されるならまだわかるよ?でも、今も生きているのに何で?

 

マスターをざっと調べたけど、触媒になってるのは彼女(アヴァロン)みたいだし・・・・・てか、あの子なんでマスターの体内にいるんだろ?意識無さそうだし。

アーパー聖剣と常にセットで、アルトリアと一緒に塔に来た筈なんだけどなぁ?

 

さてと、僕の宝具はクソウザ聖剣(プロトカリバー)のみか・・・・・・ははは、ヤバイ負ける気しかしない。キャスターで呼ばれれば陣地作成とか道具生成とかできたのに・・・・・・

 

それもこれも全てヴィヴィアンの所為だ!召喚される少し前まではアルトリアとモルガンと一緒にお茶を楽しんでたのに!なーにが「アンタが楽しそうにしてるのを見ると腹が立つ」だよ!ふざけんな!あー、畜生!こうなったら聖杯戦争に勝ち残って、聖杯を手に入れたら聖杯爆弾を作ってヴィヴィアンにぶつけてやる!

 

 

 

 

僕の千里眼でちょっと確認したら、この冬木って街いろんな意味でヤバイ。

 

聖杯もそうだし、召喚されているサーヴァントも、教会に居座っている英雄王もやばい。

 

聖杯は汚染・・・・・いや、ゾロアスター教のアレが何で聖杯の中にいるのさ

 

まあ、まだ人類悪にはなってないからいいけど。もしビーストになったら僕は冠位として戦わなくてはならないんだけど・・・・・・ああ、だから僕なのか?でもアルトリアだって邪神を倒したよ?

 

特に一番ヤバイのは、銀髪の女の子が引き連れているマスターと同じ髪の色をした少女のサーヴァントだ。アレはヤバイ。

そして同じ位にヤバイのは、山門の入口にいるサーヴァントだ。

アレはいてはいけないナニカだ。猫を模したナマモノだ。

 

片や人類悪っぽいなにか

 

片や真祖っぽいなにか

 

 

 

正直、この聖杯戦争・・・・・・オワタ

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

真名:マーリン・シルベスター

 

クラス:セイバー(本来はキャスターだがヴィヴィアンの呪いの所為。ちなみにカルデアに召喚されるときもこのクラス)

 

属性:秩序・善

 

好きなもの:料理、家事、修行、勉強

苦手なもの:ヴィヴィアン、ウーサー王

 

天敵:ヴィヴィアン、母親

 

人物:

本作の主人公兼語り部。

殆どは彼の一人称の昔話が基本となっている。

原典では、母は身分の高い女性、父は夢魔(物語によっては悪魔とも妖精ともされている)。生後、このままではマーリンは邪悪な存在になってしまうと考えた母がすぐに教会に行って身を清めさせたので、マーリンから邪悪な部分が消え、不思議な力だけが残ったと言われる。

伝説のブリテン王、アーサー王の助言者で、強力な魔法使いとして語られている。その最後は愛した女に騙され塔の中に幽閉され死ぬ運命となっている。

Fateでは、アーサー王の師で、剣の師匠として鍛えた。また、王となる為にケイを含めた三人で旅をしたとも言われている。

正確はロクデナシの傍観者。ハッピーエンドが好きなくせに自分から関わろうとする気はめったにない。例外としては、Fate/stay night [Realta Nua]の少女に戻った王と正義の味方の再会に関わった時と、FGOの第七特異点位である。

千里眼持ちで、現代を見ることが出来る。その為、父親の夢魔の血の所為か、半分は人間ではあるが、人間として必要な感情が致命的に乏しい。

アヴァロンに幽閉されており、世界が焼却されてもアヴァロンだけは無事らしい。

この物語のマーリンは、前世が日本人の魂らしく、生きた人生の記憶は全く皆無であるが、現代知識が豊富にあり、感情も人間らしくなっている。

その代わり、魔術師としての実力は原作のマーリンよりも低く、冠位魔術師としての力はなかった。だが、グランドキャスターになってしまった。何故だ。

また、苦労人体質でチートな母親に外道のウーサー王、因縁の天敵であるヴィヴィアン、認知したくない息子のランスロット。濃い円卓の騎士と彼の胃を追い詰めていった。

ちなみにトドメとなったのはアヴァロンとエクスカリバーとプロトカリバーである。

原作のマーリンは宝具として「永久に閉ざされた理想郷」を発動するが、この苦労人マーリンの宝具は「呪われた試作の聖剣(プロトカリバー)」である。

なお、魔術の腕は低いが、剣術に武術、家事料理スキルは超一流で、脳筋魔術師の典型である。

この作品でもロクデナシと書いているが、事実ロクデナシになる。(原作よりはマシ)

元凶は大体ヴィヴィアンとアヴァロンとプロトカリバーなので是非もないよネ

 

 

 

能力:

優秀な魔術師ではあるが、比較対象が母なので自分が凄いとは思ってない。むしろ剣で戦った方が早く、剣が無ければ拳で叩けばいいと言う脳筋である

 

 

 

ステータス:

筋力A

耐久B

敏捷B

魔力A

幸運F

 

保有スキル:

夢幻のカリスマ:C  原作のマーリンはAだがこのマーリンは苦労人なので高くない

幻術:A

英雄作成:EX

 

 

クラススキル:

対魔力A

騎乗B

 

 

 

宝具:

『呪われた試作の聖剣(プロトカリバー)』

対城宝具

ランク:A

詳細:エクスカリバーの試作として開発された兵器の剣。本来はただビームを出すだけにしか役に立たない剣だったが、ヴィヴィアンの魔改造で自分の意思を得たナマモノと化した。

それ故に1000の項目を守らないと宝具を発動できないと言うメンドクサイ使用となり、更にナマモノの性格は最悪で人の神経を逆なでにし温厚なマーリンをキレさせたことが何度もある。

だが、そのデメリットを克服すれば原作のエクスカリバーと同等かそれ以上の威力を発揮する(この世界のエクスカリバーにはかなわないが)

 

 

 

会話集

 

絆Lv1

「うん、君はとても面白いマスターだね」

 

絆Lv2

「僕は碌でもないサーヴァントなのによく親しくしようとできるねぇ?」

 

絆Lv3

「ああうん、大分君のことが理解できた。お人よしだねぇ」

 

絆Lv4

「僕をここまで信頼したのはケイとモルガンとアルトリア以外で君が初めてかな」

 

絆Lv5

「約束しよう。必ず、君の人生をハッピーエンドに導いてあげるよ。それが僕の役目だ」

 

 

 

「花畑はいい。心が安らぐ。胃が癒されるんだ」

 

「好きなモノ?そうだね・・・・・・料理しているときはとても落ち着くよ」

 

「嫌いなモノ?ヴィヴィアンだね!それ以外あり得ない!大っ嫌いさ!」

 

「いいかいマスター。恋をしたら諦めちゃダメだよ?僕みたいになるからね」

 

「どうやら異変のようだね。よし、行こうかマスター」

 

「聖杯?願いは得にないからいらないねぇ。でも、ヴィヴィアンを滅ぼせる爆弾にはできそうだ」

 

「ハッピーバースデー、マスター。特別に僕がケーキを作ってあげよう!」

 

 

 

アルトリア

「幼い頃からの彼女は知ってるけど、別の彼女を見るとなんともねぇ・・・・・・まあ、可愛げはあるんだけど」

 

ランスロット

「別の存在だってわかってるけどっ!ああ糞。僕の世界だとアイツは血筋的には息子んだよ!認めたくないけど!」

 

トリスタン

「ちっ・・・・・・・〇ねばいいのに」

 

マーリン(原作)

「別の僕か・・・・・・僕と違って人間性が殆どないみたいだ。ああ、母さんに感謝しないとね」

 

ガウェイン

「モルガンの息子か。思う所はあるね、うん」

 

マシュ

「あの子の生まれ変わりなのかな?え?違う?でも見た目はそっくり・・・・・まあいいか。彼女は孫と認めてるしね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




マーリン「ちなみにこの番外編は一種の嘘予告のようなネタだから続かないよ!絶対にね!続いてたまるかぁ!僕が死ぬ未来しかないじゃない!なんでリヨぐ〇子とネ〇アルクが召喚されてるの!?」

アルトリア「余談ですが、この世界は私達直接的な未来ではなく平行宇宙の未来です。つまり、別世界の存在だからこのマーリンを召喚できたそうです」

マーリン「嬉しくない!まったく嬉しくないぞ!大体、アルトリア種はたくさんいるんだから、彼女たちを呼べばいいじゃないか!何で僕!?」

アルトリア「ヴィヴィアンが呪ったんですから仕方ないですよ。ドンマイですね」

マーリン「畜生めーーーーー!」
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