英雄サムライ・リョーマ 黒鉄龍馬を輩出した黒鉄家は大戦を期に日本の魔導騎士社会にて発言力を強めていったが影響力は一番にはなり得ない。では最も影響力を持つ家系はなんなのか。
その家系の名は零仙。零仙家の歴史は古く千年近く続いているという。驚くべき事にその家系の者はほとんどがBランク伐刀者だ。
そして零仙家を語るうえで外せない事柄がもう一つある。そしてそれを語るうえで外せないのが天城家だ。
天城家も同じく千年近く続く家系だ。天城家は伐刀者の家系ではなく日本を経済面で支え続けて来た。
この二つの家系は密接な関係にある。
では本題に戻るとしよう。
零仙家の者は天城家の者に恋情を抱く。熱烈を通り越していっそ狂的なまでに。
そして零仙の者は天城の者に対して倫理観は振り切れており天城の者が冗談半分にあの国滅びないかなぁなどと国名を挙げたのならば3日もしないうちに更地とかすだろう。
それゆえ零仙家と天城家は日本で否、世界で危険物と恐れられている。
アフリカの某国は今現在大規模な内乱を繰り広げている。現政権側は魔導騎士連盟の連なっているが反政府側は大国同盟の支援を受け解放軍の一部を雇っている。
現政権側は自力でなんとかしようとしたのだがいかんせん根本的に
魔導騎士連盟は
どの国も
たった1人しかもそれが成人たる15歳になったばかりと思われる
反政府側の前線指揮官は大国同盟や解放軍から借り受けた戦力を見て魔導騎士連盟から
増援ありと報告を受け指揮官が目にしたのはたった1人の10代半ばの腰まで届きそうな青混じりの白髪を一つに縛った
指揮官の脳裏に警戒が浮かんだが周囲の人間が嘲笑を浮かべるのを見てそれは消え同じく嘲笑を浮かべていた。遠目に見ただけだが
1対10以上の圧倒的に不利だというのに紅刃は慌てず霊装を取り出す。
「敵を討て
紅刃が手にしたモノは双銃剣型の霊装だった。
紅刃の背後に7つの波紋が現れそこから砲門が並ぶ。
砲門から無数の弾丸が放たれ彼等の視界を埋め尽くす。
紅刃は前線基地の跡地で討伐した
「もしもし紅刃です」
「おや?もう終わったのかい?さすが零仙だね」
「はい。どいつもこいつも手ごたえがまるでありませんでしたよ」
「ははは、頼もしい限りだよ。ところで紅刃君”例の件”考えてくれたかな」
「暁学園の件ですね。前向きに考えておきますよ」
「頼んだよ」
「はい。それでは獏牙さん」