ここから始める夢物語   作:千矢姫

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初めまして!千矢姫と申します。
これが最初の投稿となります。
これは不幸な高校生の異世界生活のお話です。
暇つぶしに読んでいってください。


1章 幸か不幸か①

―「君、邪魔だから死んでもらうね♡」

始まりはそんな死刑宣告だった。

 

 

 

 

俺、今泉和希はとても不幸な生活を送っていた。朝起きれば時計が壊れていて学校に遅刻するし、

昼に購買でパンを買おうとしたら目の前で売り切れるし、そして放課後には担任から

「今泉君、バカだから補習ねー」とデートのお誘い。

極め付けには夕食のカップラーメンを台所にぶちまける始末である。

どうにかならないものかと試行錯誤する毎日だが努力もむなしく

日々悪化するばかり。

7か月前にとある高校に入ったのだが、入学して10日で補習を受けるという

とても偉大な記録を残してしまい、クラスでは「ウマシカw」という愛称で

親しまれていた。最初は我慢していたのだが、最近は2次元の方に逃げつつある。

エルフ美少女は俺の嫁、などと言っていたらあだ名が「オタクのウマシカw」にグレードアップ。

 

もう泣きたいね。

 

そんな日常(笑)を送っていたのだが、それは突然壊された。

 

ある日、いつものように夕食のカップ焼きそばを流しにぶちまけ、泣く泣く寝付いた俺は、

変な夢を見た。

 

俺はいつのまにか街の端にある教会に来ていた。

「あれ?なんでこんなところにいるんだ?」

あたりは真っ暗で人影は見えなかった。

「まぁいっか」と家に戻ろうとしたらいきなり後ろの教会の扉が開いた。

びっくりして振り向いたがだれもいない。

「この教会って自動ドアだったけ?」

そんな独り言を言いながら教会に入った。後から考えてみるとその行動のせいで俺の人生が

終わってしまったのだろう。

 

いきなり教会のドアが閉まった。

「なんだ!?」あわててドアを開けようとするが、鍵がかかったように開かない。

諦めて教会のいすをお借りしようと思ったのだが…

教会の檀上にあった大きな十字架が光りだした。

「目が、目がぁぁぁぁ!!!」

うん、ム○カごっこしてる場合じゃないな。

俺は光がおさまった檀上をみた。

 

そこには…… ジャージを着た少年が立っていた。

「目がおかしくなったのかな?」

『いいや、君の目は正常だよ?』

喋った!? どうやら幻影ではないらしい。

何も言えずに突っ立っていると向こうから声をかけてきた。

『はじめまして、僕は神様だよ。』

なにいってんのこいつ!?

『なにいってんの、だなんて、いきなりひどいじゃないか。』

「なんで心の中読んでるの!?」

『僕が神様だからだよ。』

ジャージを着てる神様って…

 

『今服がこれしかなかったんだよ』

「いちいち人の心を読むのやめてもらえます!?」

『仕方ないじゃないか。見えちゃうんだもの。』

もはやプライバシーはないらしい。

 

『あはは、神様に対してプライバシーを要求するのか。君おもしろいね♪』

「うるせぇよ!というかこれは一体どういう状況だよ!」

『わからないの?やっぱり人間はバカだなぁ。』

会話するたびにイライラするな。

『まぁまぁ、そうやってイライラしていてもいいことなんてないよ?』

「もういいよ!それでこの状況を説明しろ!」

『んー、そうだね。簡単に言うと神様である僕が君を殺しに来たんだよ。』

…ん? 今殺すって言った?

 

『そう、君の存在が邪魔になったから消させてもらうね♪』

 




神様は理不尽

これ、常識。

さあ神様に死刑宣告をされた和希君は一体どうなってしまうのか。

ご期待あれ!
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