これが最初の投稿となります。
これは不幸な高校生の異世界生活のお話です。
暇つぶしに読んでいってください。
―「君、邪魔だから死んでもらうね♡」
始まりはそんな死刑宣告だった。
俺、今泉和希はとても不幸な生活を送っていた。朝起きれば時計が壊れていて学校に遅刻するし、
昼に購買でパンを買おうとしたら目の前で売り切れるし、そして放課後には担任から
「今泉君、バカだから補習ねー」とデートのお誘い。
極め付けには夕食のカップラーメンを台所にぶちまける始末である。
どうにかならないものかと試行錯誤する毎日だが努力もむなしく
日々悪化するばかり。
7か月前にとある高校に入ったのだが、入学して10日で補習を受けるという
とても偉大な記録を残してしまい、クラスでは「ウマシカw」という愛称で
親しまれていた。最初は我慢していたのだが、最近は2次元の方に逃げつつある。
エルフ美少女は俺の嫁、などと言っていたらあだ名が「オタクのウマシカw」にグレードアップ。
もう泣きたいね。
そんな日常(笑)を送っていたのだが、それは突然壊された。
ある日、いつものように夕食のカップ焼きそばを流しにぶちまけ、泣く泣く寝付いた俺は、
変な夢を見た。
俺はいつのまにか街の端にある教会に来ていた。
「あれ?なんでこんなところにいるんだ?」
あたりは真っ暗で人影は見えなかった。
「まぁいっか」と家に戻ろうとしたらいきなり後ろの教会の扉が開いた。
びっくりして振り向いたがだれもいない。
「この教会って自動ドアだったけ?」
そんな独り言を言いながら教会に入った。後から考えてみるとその行動のせいで俺の人生が
終わってしまったのだろう。
いきなり教会のドアが閉まった。
「なんだ!?」あわててドアを開けようとするが、鍵がかかったように開かない。
諦めて教会のいすをお借りしようと思ったのだが…
教会の檀上にあった大きな十字架が光りだした。
「目が、目がぁぁぁぁ!!!」
うん、ム○カごっこしてる場合じゃないな。
俺は光がおさまった檀上をみた。
そこには…… ジャージを着た少年が立っていた。
「目がおかしくなったのかな?」
『いいや、君の目は正常だよ?』
喋った!? どうやら幻影ではないらしい。
何も言えずに突っ立っていると向こうから声をかけてきた。
『はじめまして、僕は神様だよ。』
なにいってんのこいつ!?
『なにいってんの、だなんて、いきなりひどいじゃないか。』
「なんで心の中読んでるの!?」
『僕が神様だからだよ。』
ジャージを着てる神様って…
『今服がこれしかなかったんだよ』
「いちいち人の心を読むのやめてもらえます!?」
『仕方ないじゃないか。見えちゃうんだもの。』
もはやプライバシーはないらしい。
『あはは、神様に対してプライバシーを要求するのか。君おもしろいね♪』
「うるせぇよ!というかこれは一体どういう状況だよ!」
『わからないの?やっぱり人間はバカだなぁ。』
会話するたびにイライラするな。
『まぁまぁ、そうやってイライラしていてもいいことなんてないよ?』
「もういいよ!それでこの状況を説明しろ!」
『んー、そうだね。簡単に言うと神様である僕が君を殺しに来たんだよ。』
…ん? 今殺すって言った?
『そう、君の存在が邪魔になったから消させてもらうね♪』
神様は理不尽
これ、常識。
さあ神様に死刑宣告をされた和希君は一体どうなってしまうのか。
ご期待あれ!