女神世界の新生世代   作:Feldelt

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大変お待たせ致しました...
これよりまた女神世界の新生世代は歩み始めます。


では、どうぞ!


第26話 またか。また悪魔か。

ネプテューヌさんが盛られた毒に対する解毒剤を作るために、僕と白とベールさんはリーンボックスのとあるダンジョンに来ていた。

 

「とは言ったものの...ベールさん、なんでこうも白にべったりなんですか...」

「動きにくいです...」

 

ダンジョンに入った辺りから、なんて生易しいものではなく、教会を出てからずっとこの調子だ。白は僕の妹だっていうのに...

 

「いいじゃありませんの。それにこんなにかわいい女の子を手放しでダンジョンに連れて行くのは、わたくしとしては見過ごせないものですわ。」

「かわいいは認めますけど、白は僕より強いんですよ?僕が手放しでも無事なんですから白を離しても大丈夫です。」

「嫌ですわ!断固拒否でございます!」

「えぇー...」

 

この人、もしや某ワザリングハイツさんとかアークなんとかさんとひょっとして同じような人...?

違うよね、違うよね。頼むから違うと言ってくれ...これじゃあ女神様のイメージが総崩れだよ...

まぁ、ネプテューヌさんがあれで女神様だとノワールさんが気づかせてくれたし...女神様って、実は変というか、不思議な人が多いのかな...

 

「あ、あった。解毒薬になる草。」

 

なんて、僕が物思いにふけっているときに白がどうやら見つけたらしい。よし、これならすぐに帰れそうだ...

 

「お兄ちゃんそれフラグ...モンスターがたくさんいる上に、多分、悪魔っぽいシルエットの人影がある。ほら。」

「悪魔って...審判の悪魔のことですの?あの人影が?」

 

白の指さす方向を見ると確かにモンスターと人影がある。ちょっと遠いけど確かに、あの人影は悪魔の物だ。2、3かい戦ってるからわかる。

 

「ええ...ベールさん、悪魔を見たことがないんですか?」

「いえ、ありますわ。でも...わたくしはあの方を知っている気がするのです。あの方を...」

「夢の中で会った、ようなという感覚ならわからなくもないですよ...さぁベールさん離してください。とっとと解毒剤作って、よく食べるピンク髪を起こしますよ。」

 

白の毒舌が少し戻ってきた。でもね、白。それだとどこかでキャンプしてる人に思われちゃうよ...

 

「じゃあ、まず僕が先に行きます!」

 

変身して悪魔の所へ、単身僕は向かった。

 

 

───────

 

 

「運命というものの巡り合わせは、つくづく私と君たち引き合せるようだ...今日は緑の女神と共に、か...」

 

「今日はあんたに用はない...そこの解毒剤の素材が欲しいだけだ。」

「なるほど...私もこれが欲しくてね...では鍵の欠片とこの解毒剤のもと...どちらを選ぶ?」

「ふっざけんな...そんなの選べるわけないだろ!」

 

抜刀して悪魔に突撃する。悪魔はいつもの黒い剣で受ける。

 

「ほう...ところで君は彼女の正体を知っているのか...?」

「ネプテューヌさんは...プラネテューヌの女神だっ!」

 

剣を振り抜いて悪魔を退かせる。

ようやく白とベールさんが追いついた。

 

「...知っているか...彼女を失うのは私とて本望ではない...では今回はこちらから手を引こう。決戦はルウィーでつけようではないか。最後の粛清の地はあそこでなければ意味が無いのでな...無論、鍵の欠片はこちらの手にあるがな...」

 

斬りかかった次の瞬間には悪魔は消えていた。瞬間移動にも程がある...

 

「っ...いつも逃げ足は早い...」

「戦わずして勝てたし...いいことだとは思うよ...でも、次はルウィー...」

「しかも最後と言っておりましたわね...気になりますわ。でも、まずは解毒剤の調合が先ですわ。」

 

ベールさんはどこから出したかわからない本をめくって解毒剤の調合レシピを見つけて、「では調合しますわよ。」って言って次の瞬間には解毒剤ができてた。

 

「どゆこと...?」

「白ちゃん、これは調合コマンドといって、材料さえあれば1フレームで調合できちゃうものですわ。」

「...MHかい...!」

「だってこれぐらいしか出番がありませんもの...全て作者って方の仕業ですわ...」

「コメントしづらいですよベールさん...」

 

ツッコミが追いつかない...久々とはいえやっぱりギャグっぽいことは疲れるなぁ...

 

 

───────

 

 

今回のオチというか、落とし所。

無事にネプテューヌさんの命は救われた。

解毒剤を飲ませるためにプリンを作る事になるとは予想外だったけど、ね。

それに茜さんも少しは元気になった。けど、しばらくは第三分校に戻って休養を取るらしい。

 

「そっか。鍵の欠片は悪魔が持ってっちゃったのか...手遅れになっちゃったね...じゃあ、ベール。黒君と白ちゃんとネプちゃんをお願いね。次はルウィーか...ブランちゃんによろしく言っといて。」

 

「任されましたわ茜ちゃん。」

 

 

───────

 

 

「この頃の彼らは...悪魔を含めて誰も知らなかったんだよね...結末がどうなるのか。...ふふふ。姉さん...あなたの悲願は7年越しに叶えられそうだよ...」

 




次回、第27話「白くない雪国」

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