チートでポケモンのトレーナーらしい   作:楯樰

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やっちゃった感満載です。



群れてるらしい

ハードマウンテンに跳んで、地熱で暑い洞窟の中を進んできたのはいいものの……。

 

「居ない?」

『ねぇ今どんな気持ち? 意気揚々と来てみたのはいいけど会えないってどんな気持ち?』

 

あの伝説っぽく、専用技があるのに他の伝説ポケモンと比べて普通なヒードランは居なかった。

……それよりもさっきからN(ねぇ今)D(どんな)K(気持ち)するロトムうぜぇ。

ウインディからかぎわけるを教わって波導弾撃ってやろうか。

 

『ひっ! それだけはご勘弁をぉぉ!!』

「……まったく」

 

顔面から四肢が生えた膝丈程のロボットに入ったロトムが怯える。

 

 

……愛嬌ある姿をしている元人間の彼が入っているロボットは……ガ○メンだ。

 

ギガドリルブレイクでお馴染みドリルが体中から突き出したり、ドリルで貫いた敵ガ○メンの制御を奪ったり、気合で異空間転移出来る様になったり、最終的には銀河を投げたり出来るサイズになる浪漫溢れるロボットだ。

 

制作期間は三日。

主な製作者は俺とピカチュウ、そして素材提供者のアルセウスである。

 

ロボットの体内の関節部には五つのロトモーターを搭載。

また、内四つのモーターによって、それぞれ『ほのお』『みず』『くさ』『こおり』の四タイプの技の威力が1.5倍程度まで上がるようになっており、スピンフォルム含むの五つの専用技がロボットの性能上使えるようになっている。

 

また、ロトモーターから発想を得て、ピカチュウが電気玉について自己分析をして分かったことを参考に作ったコンデンサ等の専用電子部品を使っているため、ロトムだけでは足りない電力を回路で賄い、結果として全体的な能力値の底上げとなった。

 

……別に俺がロボットにしたわけではなく、ロトムが『乗り移るならロボットが良い』と言い出したからであり、決して俺が望んでロボットにしたわけではない。

まぁ、どうせならという理由でガン○ンにしたのは俺だけど。

 

暇つぶしに覚えた機械工学を発揮する機会があってよかった。

 

このフォルムのタイプは『でんき』『はがね』。

特性の浮遊も健在で、弱点は実質『ほのお』と『格闘』のみで、半減するタイプも多い。

加えてピカ姐さんの調教が入ったので電磁波で砂鉄を操り、ドリルを生み出すことが出来るようになり、そのドリルを電子機器に突っ込むことで、ダイレクトにハッキングが出来る。

 

 

『そんなことが出来る様に機構を付けたご主人が悪い。私は悪くない!(キリッ』

浪漫が滾ってやった。反省はしてる。ただ、後悔はしてない!(キリッ

 

……自分は悪くないとかいうピカチュウもノリノリで教えてた気がするんですがねー?

 

『……誰も悪くないという事で』

『無責任な! 大体僕はブリキのロボットで――』

 

そうだな。

ロトムがなんか言ってるけど何もなかったし、誰も悪くない。

 

ちなみにガ○メンにはハッキングして手に入れた情報をコピーして保存できるよう、パソコンで使えるUSBポートと記憶領域も備えてある。

 

『だから僕の扱いがぞんざ――』

 

なんというかロトムがちょっとした便利ツールになっている気がしないでもないが、まぁ、気のせいだろう。

……さて。

 

「にしてもヒードランの奴どこにいるんだろうか。まさか、上から来るぞ、気を付けろ! ――なんてことはないだろうし」

 

当たり前のように上を見てもいない。火山の置石があるこの部屋にいると思ったんだけども。

 

「まぁ、でも石を退かすのはまずい」

 

この火山噴火するらしいし。

……うん? 石の下か?

 

「……。……おおう、視覚的ダメージデカい……」

 

置石の下にはマグマだまりがあり、中で百体は下らない量のヒードランが空洞壁面を這っていた。

それはまるで……いや、よそう。

こんなこと言っても誰も救われない。

 

『無視しやがって。……やーい、ゴキブロスー!』

「あ、馬鹿! ロトムお前……っ!」

 

反響したロトムの声が下の連中に届いたようで、ぎろりと何匹かがこちらを向く。

……ひぃっ!!

 

「――帰るぞ!」

 

手早くロトムをボールに戻して、ハードマウンテンの入り口に跳んだ。

 

-------------------------

 

ハードマウンテンから少し降りたところ。

わらわらとダンバルが大量発生していたので、一匹ナツメちゃんへのお土産にと思い、捕まえることにしたのだけども。

 

「……あれ、ダンバルって伝説のポケモン並に捕獲率低かったような……」

『主、一体全体何言ってんのさ』

『ご主人はいつものやつだ、気にするな』

『はーい』

 

それにしてもなんでただのモンスターボールで捕まえれたし。

……捕獲率UPとか神様が付けてくれたらしいけど、もしかして伝説も捕獲率が同じくらいまで上がってる?

 

「あーなんか、こうメタモンの時はどうとでも出来たけど……捕まえれるか捕まえれないかの駆け引きがないのは、なぁ」

『こんなところで膝ついたら怪我しますよ。礫が多いんですから』

「……あ、ほんとだ。膝切っちゃった。……地味に痛いな」

 

どうせなら早く言ってほしかった。

忠告されたときにはもう時すでに遅しだし。

時すでに……時か。

 

「……お、おぉ……俺って相当人外してるのね……」

〈へー時間戻したんだ〉

 

逆再生のように、傷口がふさがっていく。

正直見ててちょっと気持ち悪い。

 

あーミュウたちだったらこれ、俺よりうまく出来そうな気がするけどな。

司ってる三神見てるはずだし。

 

〈いや、私たちはいわば全ポケモンの予備みたいなものだから、神様たちが死なない限り神様やトウカ程時間操ったりできない。ここの神話にある混沌とでもいうのかな、それが僕たちだから〉

〈……。そういうことー〉

 

……こんなところで衝撃の事実。

ミュウが全てのポケモンの始祖とされるのもあながち間違っていないというわけだ。

巨大な渦。混沌から指向性を持ち、強力な力を持ったのが初めに生まれたとされる各タイプのレジギガスたちとアルセウス。

もしミュウ以外のすべてのポケモンが死に絶えたとき、若しくは一匹しかいないようなポケモンが死んだときには……

 

〈その種族の起源、または代役としてそのポケモンに成らなきゃいけない〉

 

なるほどなー。

過酷な宿命だ。

……で、古代生まれのミュウ。

お前実はよくわかってないだろ。

 

〈……うん、ばれた?〉

 

アホの子可愛い。

むしろそのままの君で居て。

読書馬鹿のミュウみたいにはならないで。

 

〈……失礼な〉

〈アホだなんて酷い!〉

ごめんなー。

でもお前たち、ピカチュウと一緒で何かと規格外なんだもの。

例えるなら究極生命体前の油断無き○ーズ様と頭の弱いカー○様的な。

……っていってもわかんないか。

〈うん、意味わかんない。……ねぇ、ずっと此処にいるつもり…?〉

〈つまんなーい!〉

 

はいはい、わかりましたよ。

 

「……そうだな、次は……」

 

意思を司る神の眠る場所。

――リッシ湖へ跳んだ。

 

 

「……なんで傅いてんの」

〈……。――あの、え? ディアルガ様じゃ……え、でも雰囲気が〉

 

リッシ湖についたと思ったら青い意思の神様が湖から飛び出してきて、俺の前で傅いていた。

 

な、何を――(ry




憑依合体って素敵な響きだと思うの(乱心)

ロトムはいじられ体質。
悪戯してた罰があたったんだね、しょうがないね。

一応ロトムについて追記。

ロトム - ロボットロトム(ロボロトムでも可)
でんき・はがね
特性:ふゆう
・見た目は天○突破グレ○ラガ○からシモ○の乗るガ○メン
・種族値はゲーム表記の上から順番に130/130/132/140/132/6の構成。電化製品にとりつくことにより、種族地が上がったり下がったりすることからこんなことに。ちなみに超古代の陸海と同じ合計670。見事に600族の厨ポケ。
・素早さが低いのは他のバランスの良い高ステータスに対する仕様と、実際に足をついて走ったときの速さが最高時速6キロ程度のため。ただし、ピカチュウから超電磁砲方式による移動法を教わったので素早さの高低は有って無きがごとし。
・ギガドリルブレイクは男の浪漫。
・圧倒的低い素早さの差から撃つタイプ一致のジャイロは浪漫。

個体値レベル等の独立したステは、機会があれば他の手持ちと一緒に設定集出して載せます。
……色々と手持ちがバグるのは主人公とピカチュウのせい。
このバグっているピカチュウも、元をただせばポケモンと意思疎通が出来た主人公のせいなため、やっぱり主人公のせい

まともなの、メタグロスしかいないんじゃなかろうか。


あとがきをロトムに持ってかれた伝説(笑)で、図鑑の記述からゴ○ブロス扱いされるヒードランさんはやっぱり不憫。
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