絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER 作:naogran
皆本(大丈夫・・・大丈夫・・・大丈夫・・・大丈夫!)
斗真(心配するな・・・心配するな・・・心配するな・・・心配するな!)
催眠術の事でまだ不安を抱いてた。自分に自信を持たせる。そして勇気を振り絞ってドアを開ける。
斗真・皆本「朝だぞーーーーーーーーー!!!・・・・ん?」
目を開けて見ると、子供姿の薫達がぐっすり寝ていた。
斗真「良かった・・・」
皆本「ああ・・・」
すると薫が目を覚ました。
薫「皆本・・・?斗真・・・?」
皆本「ああ、早くしないと遅刻するぞ?」
斗真「早く着替えて朝飯食えよ?」
そう言い残してドアを閉める。
薫「うぃ〜す・・・」
そう言って2度寝する。
皆本「はぁ・・・」
斗真「ふぃ〜・・・」
皆本「もう、大人に見える筈は無い。」
斗真「そうだ。京介の催眠が消滅したんだ。」
その後薫達が服を着替えて朝飯食って学校へ行く準備をした。
薫「皆本ー!斗真ー!早くしないと遅刻するぞー!」
葵「どないしたんやろう?」
紫穂「誰かと携帯で話してたけど。」
そこに皆本と斗真が3人に呼び掛ける。
皆本「皆!緊急出動要請だ!」
チルドレン「!?」
斗真「先生に電話しておいた!早く来い!」
バベルのブリーフィングルームで局長の任務を聞く。大河達も居た。
桐壺局長『今回の君達の任務は、タンカーと衝突し沈没してしまった漁船「波風丸」からの被害者救助だ。』
モニターで沈没した波風丸を映す。
敦「沈没船ですか。」
桐壺局長『うむ。船内に残された乗員は6人。他に救助作業中、沈没に巻き込まれたダイバー2人が乗船している。』
紫穂「本部予知課の方で事前に事故を知る事は出来なかったんですか?」
柏木『事故の発生自体は予知されてました。ですが、海上保安庁からの連絡が遅れて。』
葵「間に合わんかったっちゅう事か。」
美里「何で遅れたのかしら?」
幸菜「何でだろう?」
薫「私に任せとけ!海上まで船ごと一気に運んでやる!」
葵「いやいやいや!それよりもうちが乗員をテレポートさせた方が!」
柏木『それがダメなの。』
薫・葵「ん?」
大河「どう言う事ですか?」
柏木『サイコキネシスで浮上させてる間、事故で破損した波風丸の船体が水圧で耐えられる保証が無いの。』
薫「あう!」
斗真「確かに深海に行くほど水圧が重過ぎるな。」
葵「せやからテレポートで!」
柏木『波風丸は海の底。海上の救難亭までの長距離テレポートはリスクが大き過ぎるわ。』
葵「あう!」
大河「確かに下手したら水中にテレポートしてしまって、そのまま水圧に潰される可能性があるな。」
皆本「となると、どうすれば・・・」
桐壺局長『忘れたのかね皆本君?我がバベルにはこんな時の為の装備があると言う事を!』
皆本「そうか!完成したんですね!」
斗真「おお!遂にですか局長!」
桐壺局長「うむ!君達にはバベル2で現状へ向かって貰おう!」
薫「ん?バベル3、4、5、27・・・バベル2!?」
桐壺局長「そう!!最新鋭の特殊潜航艇だ!」
薫「おおー!特殊潜航艇!」
葵「ほんま特撮やな!」
紫穂「寧ろアニメね。」
皆本「すぐ出動準備に入ってくれ!」
全員が男子と女子それぞれの更衣室で着替える。女子更衣室では、チルドレンと美里と幸菜がダイバースーツに着替える。その中で薫が泣いてた。
紫穂「どうしたの薫ちゃん?」
幸菜「何処か具合でも悪いの?」
薫「この格好・・・どう見たって肌の露出が少な過ぎるだろ・・・海って言うから・・・」
想像してたのは水着の事だった。
葵「いやいやいやいやいやいや!!!何で露出する必要があんねん!!海水浴や無いねん!!」
紫穂「寒いし嫌だ。」
美里「何で薫は親父みたいなの?」
幸菜「ああ言う性格だって斗真さん言ってたよ?」
薫「じゃあせめて!!耳とか尻尾付けてよー!」
皆本「いらねえだろそんなの!!」
そこにダイバースーツに着替えた皆本がドアを開けた。
皆本「さっさと着替えて出動だっつーに!!」
チルドレン・幸菜「いやーー!!!変態!!エッチー!!」
すぐにドアを閉めた。
皆本「兎に角急ぎなさい!!」
斗真「ダイバースーツ初めてだが結構引き締まってて良いな。」
大河「よりグッとスリムになった気がするな。」
敦「お前らの体、私服着ても変わんねえだろ。」
そして全員がダイバースーツに着替えてブリーフィングルームに戻って椅子に座る。
皆本「ザ・チルドレン!ファイブセブン出動!」
すると椅子が後ろ向きになって、床が開いて螺旋状のように下に降りる。そして椅子が移動してそれぞれのポッドに入る。シートベルトが締まって、ガードが降りる。そしてポッドからジェットが噴き出して発進した。その中に幸菜の顔が真っ青になった。
9つのポッドが到着してバベル2に入る。
皆本「搭乗完了しました!」
操縦士『了解!ロックオン!注水開始!』
左右から海水が流れた。
オペレーターA「注水完了!」
操縦士「ゲート開放!」
ゲートが開いた。
オペレーターB『タラップ収納!』
そしてタラップが全て収納された。
操縦士「エンジン始動!」
オペレーターC「エンジン始動!」
操縦士「全速前進!潜航開始!」
エンジンが始動して潜航を始めて全速前進。
オペレーターC「バベル2!規定速度維持!ルート7よりルート5へ!」
オペレーターA「自動追尾システム正常!ノイズラベル安定!」
オペレーターB「メインゲートに到達!これより東京湾に入ります!」
メインゲートが開き、東京湾に入った。
操縦士「最大船速!」
オペレーターA「出力最大!」
オペレーターC「オーバードライブへ!」
こうしてバベル2が無事発進した。薫達はバベル2内を歩く。
薫「凄えー!これが特殊潜航艇かー!」
葵「ワンバタっぽいわー!」
紫穂「CGの勝利ね。」
美里「幸菜大丈夫?」
幸菜「美里さぁん・・・私もう・・・」
敦「お前絶叫マシーン系苦手だったよな。」
大河「まあ仕方無えな。でもさっきのポッドスリルあったな〜!」
皆本「こう言うの珍しがってる辺り、流石にまだまだ幼いな。」
斗真「確かにな。」
すると2人が何かを感じた。瞼の上を擦って落ち着きを取り戻した。
葵「どうしたん?」
薫「何か凄え物でも見た?」
皆本「い、いやいや!」
斗真「大丈夫だ!皆本さん。」
皆本「ああ。作戦を確認しておく!」
ブリーフィングルームで作戦を確認する。
皆本「現状に到着次第、紫穂と大河君は、漁船内の状況を確認。」
紫穂「はい!」
大河「了解!」
皆本「そして葵と美里君。君達は僕と薫と斗真君と敦君と幸菜君を連れて漁船内に移動。」
葵「任しとき!」
美里「分かりました!」
皆本「薫と斗真君と敦君は、水圧による漁船の倒壊を防いでくれ。」
薫「よっしゃ!」
斗真「OKだ!」
敦「了解!」
皆本「その間に幸菜君は、取り残された乗客とダイバーの精神を確認してくれ。」
幸菜「ラジャー!」
皆本「そして葵と美里君は、乗客とダイバーをバベル2に移送。最後に僕らが戻れば。」
葵「作戦終了ちゅうこっちゃな!」
皆本「ああ!」
美里「でも油断すれば命取りになるわよ。慎重にね。」
葵「任せときな美里はん!」
操縦士『前方に沈没船あり!』
バベル2が波風丸に到着した。
操縦士「波風丸を確認しました!」
皆本『バベル2を接触させて下さい!』
操縦士「了解!」
ファイブセブン「ダイナ解禁!」
皆本「ザ・チルドレン!解禁!」
薫「広がる海の彼方には!あ〜〜!!」
葵「何がうちらを待つのやろ〜〜!!」
紫穂「希望の星か絶望か!!」
薫「オリハルコンの力を借りて!!」
チルドレン「絶対可憐!チルドレン!!」
斗真「神楽斗真!」
敦「芝浦敦!」
大河「栗栖大河!」
美里「赤坂美里」
幸菜「篠崎幸菜!」
斗真「爆発!特務エスパー!」
ファイブセブン「ファイブセブン!!」
船内に煙が蔓延してる。
皆本「いや誰も見てないから・・・」
操縦士『机に乗らないで下さい・・・後煙も・・・』
オペレーターC「船尾!船艇に接近!」
オペレーターA「マニピュレーター展開!」
マニピュレーターを展開した。
紫穂「マニピュレーター、作動正常。」
マニピュレーターを紫穂が作動させて、大河が透視する。
大河「そのままそのまま・・・そこだ!」
マニピュレーターが船尾に接触した。それと同時に紫穂がサイコメトラーで読み取る。
紫穂「生存者、確認・・・え!?何これ!?」
大河「どうした紫穂・・・え!?何じゃこりゃ!?」
皆本「どうした!?」
斗真「何があった!?」
早速葵と美里が斗真達を船内にテレポートさせた。船内は荒れ果ていた。
斗真「何だこりゃ・・・粘土のようにグニャグニャになってるな。」
薫「ギョ!?」
突然薫がびっくりした。上から魚が落ちて来たのだった。
薫「驚いちゃった・・・」
敦「魚か。まあ海の中だしな。」
葵「驚くのはそっちやないで!!」
美里「下を見て!」
何と下には大勢の人々が取り残されてた。
薫「紫穂と大河の言った通りだ・・・8人所じゃないじゃん・・・」
幸菜「う〜ん・・・皆生きてるけど、限界に近づいてるみたいよ。」
斗真「丸でゾンビみたいだな。」
葵「ざっと見積もっても20、いや30人は居るな!」
皆本「だけど、どうしてこんな大勢に?」
ダイバー「密航者が船倉に隠れてたんです!」
敦「殆どは密航者か。」
皆本「救助作業中沈没に巻き込まれたダイバーの方ですね!?」
ダイバー2人「ええ!」
紫穂「急いで!もう船体がそんなに保たないから!」
大河「にしても密航者が居たのかよ。世話を焼かせるなおい。」
薫「はいよ!サイキック!!丸ごとバリアー!!」
斗真「サイマグネット!!」
敦「ビッグリフレクター!!」
3人が沈没船にバリアを張って倒壊を保たせる。
皆本「これで、しばらく船は大丈夫だな。葵、美里君。すまないが・・・」
葵「分かってる・・・連続テレポートや!」
美里「了解です。テレポート救助!」
取り残された乗員やダイバーそして密航者達を連続でバベル2に移送させる。
葵「あたたたたたたたたたたた!!!!」
美里「はあああああああああああ!!!」
そして殆どテレポートさせたのだが、葵と美里が疲れ始めた。
皆本「大丈夫か?少し休め。」
葵「話し掛けんといて!気が散る!」
皆本「す、すまん。」
斗真「美里、大丈夫か?」
美里「ええ・・・でもまだ行けるわ。」
幸菜「無理しないでね?」
その頃バベル2内では満杯になっていた。
紫穂「ちょっと触らないで!」
密航者A「私違うよ!」
紫穂「何も言わないで!!」
大河「狭え!!おい押すな!!」
密航者B「ごめんなさい!」
そして波風丸船内では。
葵「これで最後!」
美里「フィニッシュよ!」
残りの2人を無事救助完了した。
操縦士「もう・・・これ以上は・・・」
全員救助した葵と美里がその場に崩れた。
皆本「葵!」
斗真「美里!」
薫「大丈夫か!?」
葵「そんな心配しそうな顔せんといて・・・見ての通り楽勝や・・・」
薫「だな!」
敦「美里、大丈夫か?」
美里「ええ・・・やっと救助出来たわよ・・・」
敦「良くやった。」
皆本「一休みしたら僕らも戻ろう。」
紫穂『聞こえる!?皆本さん!!』
大河『斗真!聞こえるか!?』
そこに紫穂と大河の通信が入った。
皆本「紫穂か!」
斗真「大河!どうした?」
紫穂「バベル2は完全に定員オーバー!浮上の為の推力を確保する為には、後子供1人が限界だそうよ!」
大河「そう言う事だ!」
皆本「な!何だって!?」
斗真「んなのアリかよ!!」
何とバベル2が定員オーバーになってしまった。斗真達が完全に取り残された状態になってしまった。
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今回のしりとり。
オペレーター『え!?私はオペレーターです!』
やまべ先生『素晴らしいやまべのクラス!』
しりとり終了。
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その頃学校では給食の時間になっていた。
将「明石のプリンもーらい!」
ちさと「東野君プリン好きね?」
将「プリンは体に良いんだぜ?」
ちさと「明石さん達よく3人でお休みするわよね?」
将「ん?家族ぐるみの付き合いなんだろ?3人揃ってお出掛けじゃねえの?」
ちさと「良いな〜!学校お休みしてお出掛けなんて!」
将「そうか?」
教室にあるテレビのニュースを観る。
キャスター『波風丸の乗組員救出作業は、現在も海上保安庁及びバベルの・・・』
将「野上と三宮のプリンも貰って良いかな?」
ちさと「東野君プリン好きね?」
将「プリンは体に。」
そしてその頃波風丸船内では。斗真達が取り残されたままだった。
薫「皆本ー!ここ寒いし魚臭いよー!」
斗真「確かにそうだな。魚がそこら中遊んでるようだな。」
皆本「我慢してくれ。バベル2が救助者を下ろして戻って来るまでの辛抱だから。」
薫「っつか何で私まで残らなきゃいけないんだよ!!」
敦「明石お前分かってるだろ?あの状況で野上がバベル2へテレポートするのが最善の選択だったんだぞ。」
皆本「それに、君達のバリアが無ければ波風丸の倒壊してしまう。」
美里「その通りですね。」
薫「でも寒いよ!!魚臭いよ!!我慢出来ないよ!!」
皆本「我慢してくれ・・・」
幸菜「さっき精神見たけど、薫ちゃんの頭の中早く脱出したいって言ってるわよ?」
斗真「はぁ・・・これだからガキは・・・」
皆本「本当にガキだなお前・・・」
すると突然斗真と皆本の頭の中に何かが走った。
皆本「何だ?今の感じ・・・」
斗真「この感じ、まさか・・・」
2人が恐る恐る薫を見ると。
皆本「うわああああああ!?」
斗真「ギョエーーーーーー!!!」
何と薫が再び大人になっていた。
敦「どうした斗真!?」
幸菜「あの催眠術が復活したわ!」
美里「何ですって!?」
薫「今さ、ガキって言ってなかった?」
皆本「え!?いや、あの・・・その・・・」
斗真「お、俺達何も言ってねえぞ!決して!」
皆本(ば・・・バカな・・・!もう兵部の催眠は解けてるのに・・・どうして!?)
斗真(冗談じゃねえよ・・・!こんな時に催眠なんていらねえだろ・・・!!)
薫「罰として・・・温める!!」
突然薫が皆本に抱き付いた。薫の豊富な胸に当たった。皆本が薫を押し飛ばした。
薫「な!何すんだよ!!」
皆本「来るなーーー!!!これ以上一歩足りとも近付くなーーー!!!」
しかし薫は理解してなかった。
薫「皆本ー。寒くて我慢出来ないよー。温めて?」
皆本「いやーーーーー!!!!はぁはぁはぁはぁはぁ・・・・」
美里「斗真、敦、2人の超能力で薫を温める事出来ないの?」
斗真「いやダメだ。超能力を使ったらバリアが倒壊してしまう。」
敦「そう言う事だ。皆本さん、すまないが見守る事しか出来ねえ。」
皆本「そ、そんな・・・」
薫「イ・イ・じゃん。」
またしても皆本が後ろに下がった。
皆本「それ以上近付いたら舌を噛む!!」
薫「乙女かお前は!!そんな年齢じゃあるまいし!!」
皆本「寧ろお前がどうあるべきじゃないのかーーー!?はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
斗真「もう切ないなこれ・・・」
薫「しょうがねえな。根性無し。」
幸菜「どうしよう・・・どんどん水が上がって行く・・・」
そして深海では、京介がバリアを張って波風丸を傍観していた。
桃太郎「本当根性無し!最近の男は情けねえな!取り敢えず言っておけやこら!」
京介「いやそれはちょっと。」
桃太郎「え?」
京介「取り敢えずこれで良いのさ。」
桃太郎「ん?何で?あ!妬けるから!?なら何であの催眠掛けたの?京介やっぱ変態だな。」
京介「今あの2人の坊やはクイーンを女性として認識している。それが致命的なミスとも気付かずに。」
桃太郎「致命的なミス?って何だよ?」
京介「フッ。僕の狙い通りさ。」
桃太郎「人の質問に答えろーーーーーーー!!!!!!」
京介「お前人じゃないだろ!!黙って見てろこの齧歯類!!!」
その頃バベル本部では。
オペレーターB「海上保安庁より、救助者の移送完了との事です。」
オペレーターD「バベル2。急いで6人の救助に向かって下さい。」
操縦士「了解!」
桐壺局長「うーん・・・」
救助者の移送を完了したバベル2が再び救助へ向かう。
紫穂「もう少しスピード出ないの!?」
操縦士「これでフルスピードですよ!」
大河「兎に角早く到着して下さい!これ以上もたもたしてたら俺達の大事な仲間の命が危ないんですよ!」
すると大河が透視を発動する。
大河「このまま真っ直ぐです!」
操縦士「は、はい!」
その頃波風丸の船内では、薫が寒がっていた。
薫「さ・・・寒い・・・」
皆本「薫・・・」
薫「寒い・・・」
幸菜「あわわわわわ!皆本さん!薫ちゃんが大変です!」
皆本「え!?どうした!?体が氷みたいに冷えてるじゃないか!!」
敦「流石に限界が近付いて来たか。」
斗真「このままだと凍死するぞ。」
するとそこに京介が現れた。
皆本「兵部!!」
斗真「京介!!」
敦「彼奴が兵部京介か。」
美里「見た感じ嫌な男ね。」
幸菜「読み取れないよ〜!」
京介「彼女はただ君をからかってた訳じゃないのさ。」
桃太郎「本当に寒かったんだ。」
皆本「ええ!?」
斗真「催眠術のせいで巫山戯てると思ってたんだ!」
すると薫が更に苦しんだ。
皆本「薫!!」
京介「この冷たい海の底で、水圧に逆らうバリアを張る為に、エネルギーを放出し続けてるんだからね。」
皆本「はっ!薫・・・」
京介「当然、斗真君と彼も使い続けてるから冷えてるみたいだよ?」
斗真「確かに冷えてるな。」
敦「けどそんな事で挫ける俺達じゃねえな。」
京介「強いんだね君達。でもその姿に惑わされそんな事にも気付かないとは。」
皆本「まさか!それが狙いで!?」
京介「人聞きの悪い!この事故は偶然だよ?ただ、君と斗真君に掛けた催眠には細工を施してたけどね。」
皆本「細工?」
敦「どんな細工だ?」
京介「再び催眠効果が出る為のトリガーを、君達に絶対使う言葉にしておいた。」
皆本「僕と斗真君が絶対に使う言葉・・・」
斗真「まさか・・・!」
皆本「ガキ・・・か!それで薫の姿が!」
斗真「エグ過ぎるな京介の行動は。」
京介「僕のクイーンをガキ呼ばわりとは、失礼にも程がある。その罰さ!」
美里「最低な男ねあなた!」
すると倒壊が進んで海水が入り込んだ。
桃太郎「そろそろヤバそうだぜ。」
京介「そうだな。皆を上に連れてってあげよう。」
皆本に近付いた京介が、皆本の首を上げた。
京介「君がただ、一言「お願いします」と僕に言えばね。」
幸菜「もう何なの此奴ーー!!!」
しかし皆本は外方向いた。
京介(そうだ。皆本君。罪悪感と敗北感。そして無力感と共に僕に屈しろ。そうすればそうすれば君により強力な催眠を掛ける事が可能になる。)
そんな事をしてる間に、波風丸の倒壊が進んでる。
敦「ダメだ!これ以上耐えれねえ!!」
斗真「俺達このまま水圧と押し競饅頭しろってのか!?」
倒壊の振動で薫が倒れた。
皆本「薫!!」
しかし京介が薫の前に立った。そして薫の体を触ろうとした。
皆本「薫に触るなーーーー!!!」
しかし皆本が京介に体当たりした。そして薫を抱いて温めようとしたが。
皆本「薫・・・!?」
薫の顔が赤くなっていた。
京介「血流を操作して体温を調節した。」
斗真「温めただと?」
京介「君にこんな真似は出来ないだろ?バリアを張ってる今の君達も出来ないだろ?」
幸菜「どんどん倒壊が進んでるよ〜!」
桃太郎「京介、まだ?」
京介「さぁ、早く上に行こう。ただ一言、君が「お願いします」と言えば良いんだ。」
敦「懲りねえなこの男!」
京介「さあ!!」
皆本「お・・・お願い・・・します・・・」
京介「ハッ!」
桃太郎「ヘッ!」
美里「皆本さん!?」
斗真「これまでか・・・」
皆本「などと、僕がお前に言うと思うか!!!」
しかし皆本はまだ屈してなかった。
皆本「そうやって僕を屈服させて、半永久的な暗示を掛ける事を可能にする事がお前の狙いだな!!」
京介「ほお?よく気付いたね。」
皆本「僕もESP研究者の端くれ!催眠能力「ヒュプノ」は相手の心が弱っていればいる程掛けやすいもんだからな!」
京介「!?」
皆本「最終的には、僕を操り人形にしてチルドレンを思い通りにする気なんだろうが・・・お前のような奴に僕は屈しない!!」
京介「クッ!!」
斗真「俺もだ!テメエみてえな変態やロリコン野郎に屈する俺じゃない!!」
敦「斗真と同じだ!」
美里「私もよ!」
幸菜「うんうん!」
京介「・・・時間切れか。」
丁度そこに葵と紫穂と大河が救助に来た。
紫穂「兵部少佐!?」
大河「此奴が!」
葵「何であんたがここに!?」
そこに倒れてる薫に気付いた。
葵「薫!?薫!!まさか!!」
紫穂「まさか、あなたが!?」
大河「許さねえぞ貴様!!」
皆本「いや!彼奴が何かした訳じゃない。」
京介「フフフフフ・・・ん!?」
笑ってるその瞬間、皆本がESPロックで京介を捕らえた。
京介「ESPロック!?」
皆本「一緒に来て貰おう!!」
京介「フフフフフ・・・ハハハハハハ!!」
皆本「何が可笑しい!?」
京介「君がこんな物で僕に勝った気で居る事がさ!!」
皆本「な!?」
京介の言葉で皆本が察した。どんどん倒壊が続いていく。
皆本「葵!急いで!な!?」
既に京介がESPロックから脱出した。
皆本「逃げられた!?バカな!?このESPロックを!?」
京介『返しておくよ。』
皆本「返す?な!これは!!僕の!?」
ESPロックには皆本のハンカチがあった。
京介『きちんと洗濯して、アイロンを掛けて置いたからね。』
斗真「ハンカチを使って逃げたって事か!相変わらずだな京介の野郎は!」
皆本「くそーーー!!!くそ!くそ!!くそ!!!ん!?」
怒った後に薫達を見ると、子供の姿に戻ってた。
薫「な、何だよ?」
皆本「戻ってる!!戻ってるー!戻ってるーー!!ガキだーーー!!ガキに戻ってるーーー!!ガキで良かったーーーー!!!」
薫「ガキって言うなーーー!!」
サイコキネシスで皆本を吹き飛ばした。
敦「斗真、催眠はどうだ?」
斗真「俺も治った。これで完全に解放されたぜ。」
すると波風丸が水圧に押し潰されて外装が次々と凹んだ。そして遂に波風丸が爆発した。
その頃バベル本部では、バベル2の通信にノイズが走っていた。
オペレーターB「通信回復します!」
モニターには皆本が映っていた。
皆本『ぶ、無事任務完了しました・・・』
桐壺局長「うむ!って子供達は!?子供達は無事か!?お前は良いから子供達を映せ!カメラを引け!」
やっと任務を無事終えた。チルドレン達と斗真達は無事だった。
大河「はぁ〜・・・危機一髪だったな・・・」
美里「全くよ本当に。」
幸菜「でも今私達生きてるじゃない!」
敦「まあそうだな。」
斗真「押し競饅頭回避成功だな。」
薫「ねえ皆本、本当なの?さっき言ってた事を。」
皆本「さっき・・・?」
薫「彼奴が何かした訳じゃないって事。」
皆本「ああ。」
薫「そうか。」
皆本(そう。彼奴は君に、エスパーに危害を加えたりは絶対にしない!)
そして海底に京介が現れた。
京介(予想より楽しいおもちゃだな。今日はそれが分かっただけでも収穫だ。)
桃太郎「京介お腹減った・・・帰ろうよ・・・」
京介「そうだな。」
そして京介はテレポートで去って行った。
その夜。皆本と斗真を検査する。
賢木「真相心理テストまでやったが、丸で異常無し!今度こそ完璧に大丈夫だ!」
皆本「そうか。ありがとう。」
斗真「ふぃ〜・・・」
桐壺局長「これで一件落着だな!」
柏木「本当に災難でしたね。」
賢木「1つ気になるのが・・・お前の催眠何の痕跡も無く消えてるんだ。斗真も一緒だ。丸で・・・」
皆本「丸で?」
斗真「何だ?」
賢木「兵部自身によって消されたみたいなんだ。」
皆本「兵部自身によって!?」
斗真「マジか!?」
賢木「ああ。あの男なら催眠を掛けっ放しにしとく事も出来るだろうに・・・」
検査を終えた2人が1階に降りた。
奈津子「皆本さんが!?」
薫「嘘じゃないってば!!」
皆本「ん?」
斗真「え?」
ほたる「ガキで良かったって大喜びしたの!?」
葵「うん!珍しくうちらに抱き付いて来よった!」
奈津子「信じらんない・・・!」
紫穂「でも心から喜んでたみたいで。」
チルドレン「ねー!!」
奈津子「じ、じゃあ・・・」
ほたる「皆本さんって・・・」
奈津子・ほたる「正真正銘のロリコーーーン!!!」
斗真「な・・・何だこの誤解トークは・・・」
誤解を話した薫達を見て斗真が愕然とし、皆本が持ってるカバンを落とした。
薫「お!噂をすれば!」
ほたる「ロリ・・・」
奈津子「コン・・・」
皆本「ち・・・ち・・・・・・・違ーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!」
また誤解を招いてしまった皆本であった。
「NEXT」
キャスト
神楽斗真:松下優也
栗栖大河:花江夏樹
芝浦敦:佐野岳
赤坂美里:大久保桜子
篠崎幸菜:矢野優花
明石薫:平野綾
三宮紫穂:戸松遥
野上葵:白石涼子
皆本光一:中村悠一
桐壺帝三:小杉十郎太
柏木朧:浅野真澄
賢木修二:谷山紀章
梅枝ナオミ:後藤麻衣
谷崎一郎:家中宏
常盤奈津子:中尾衣里
野分ほたる:佐藤利奈
東野将:佐藤利奈
花井ちさと:福原香織
操縦士:四宮豪
オペレーター:後藤沙緒里
三宅華也
大竹みゆ
桃太郎:釘宮理恵
兵部京介:遊佐浩二
次回「湯けむりに光る目」