絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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ある日のバベル。局長と皆本と斗真の間に緊迫の空気が漂っている。柏木の手には、謎の書類があった。

皆本「何かの間違いに決まってます!賢木がスパイだなんて!」

斗真「そうですよ!誤解かも知れませんよ!」

柏木「このファイルを見て。皆本さん。」

渡された封筒の中を取り出すと、謎の人物と密会してる賢木の写真があった。

斗真「な!?これは一体!?」

柏木「バベル局員が偶然撮影した写真です。密会相手は恐らく普通の人々。」

斗真「先生まさか・・・」

皆本「ありえません!」

桐壺局長・柏木「!?」

斗真「皆本さん?」

皆本(そう、賢木に限って・・・!)


MISSION21「皆本、凶弾に散る!?」

それは、まだ皆本と賢木が親友同士になる前の話。大学で賢木が学生達と喧嘩をしている。

 

学生「ま、待て!俺はまだ何も言ってない!」

 

止めようとするが、賢木自分の足を学生の顔に乗せた。

 

賢木「思っただろ?バケモンが来た。心が読まれるってよ。なら読んでやろうじゃねえか。」

 

サイコメトリーで学生の心を読む。

 

賢木「誰が超能力で論文を盗んだって!?ああ!?化け物は生まれて来るなだと?やっぱてめえらみてえな連中と一緒にやって行けねえよ!」

 

そこに賢木を見付けた皆本が仲裁に入った。

 

皆本「賢木さん!」

 

賢木「てめえも日本人か?日本語で説教すれば、俺が反省するとでも思ってるのか?」

 

皆本「あなたはサイコメトラーなんでしょ?喧嘩に強くて当たり前だ!相手の動きを先読み出来るんだから!」

 

賢木「何ならてめえも喰らうか?坊ちゃん。」

 

皆本「どうぞ。」

 

メガネを外して覚悟する。そして賢木が皆本の顔面にパンチした。それと同時に皆本の心を呼んだ賢木が顔を歪めた。

 

皆本『触れれば、あなたには分かる筈だ!僕の心の中が!誰だって心の中に弱さを持っているんです!自分より優れた人を怖がっている!あなたは、何を取っても人より優れているのに!』

 

賢木「え?」

 

皆本『子供じゃないんだから、自分の事ばっかじゃなくて、相手の事も分かってあげたらどうなんです!?』

 

賢木「え?いや、そう言われるとまぁ・・・確かにそうだ・・・ああ!」

 

言ってる間に皆本が倒れた。

 

賢木「此奴思念波を送り込む為にわざと・・・確か超能力研究家の奴かぁ・・・フッ。俺より年下の癖に・・・」

 

その後皆本と賢木は親友同士になったのだった。

 

 

 

 

 

 

そして現在では、皆本が賢木を心配している。

 

皆本(賢木がスパイだったなんてありえない・・・)

 

桐壺局長「兎も角、賢木君の調査を君達にいや、三宮君にやらせるんだ。」

 

皆本「え!?紫穂にやらすんですか!?」

 

桐壺局長「頼んだよ皆本君。」

 

皆本「お断りします!僕は賢木を信じます!」

 

斗真「俺も、賢木先生を信じますよ!」

 

桐壺局長「だが皆本君に斗真君・・・」

 

皆本「賢木の調査は、僕と斗真君達でやります!彼奴の身の潔白を絶対晴らしてみせます!」

 

桐壺局長「み、皆本君・・・」

 

 

 

 

 

 

局長室から出て賢木の所へ向かう。斗真は写真を見て考えてる。

 

斗真「ん〜・・・賢木先生、何でこんな事をしてるんだ?」

 

皆本「けど、これは何かの間違いだと僕は思ってる。」

 

斗真「俺もそう思いたいな。けど判決を白にする為には決定的な証拠を見付け出す必要があるな。この写真だと判決は黒ばかりだ。」

 

皆本(賢木・・・)

 

 

 

 

 

 

その頃賢木は、オペレーターの診察をしている。

 

オペレーター「ええ!?ぬ、脱ぐんですか!?」

 

賢木「う、うん・・・ただの風邪だと思うんですが・・・しかし透視して少し気になる事があってね・・・」

 

オペレーター「え!?」

 

賢木「いや!今の段階ではまだ気にする程は・・・」

 

オペレーター「な、何なんですか・・・?まさか悪い病気なんじゃ・・・」

 

賢木「ああ!!その早期発見に為にも!もう一度ジックリ!クッキリハッキリと!」

 

オペレーター「は、はい!」

 

言われるがままに服を脱ぐ。

 

賢木「おお!?ふふふ・・・ぶっ!?」

 

興奮してる賢木に皆本がチョップした。

 

皆本「嘘を付くな!」

 

斗真「オペレーターさんご安心下さい。脱ぐ必要はありませんよ。この先生なら手を握るなり、指先に触れるだけで十分なんです。」

 

オペレーター「え?」

 

 

 

 

 

 

それを知って賢木に強烈なビンタをした。

 

オペレーター「サイッテーーー!!!」

 

賢木「幾らお前らでも診察中に入って来るな!」

 

皆本「セクハラは見過ごせないだろ!」

 

斗真「そんな事をしてると周りの女子達から嫌われるぞ?」

 

賢木「このクソ真面目共がーーー!!!」

 

皆本(本当にこれがスパイなのか?)

 

斗真(何時もの先生だな。)

 

皆本「仕事は真面目にやんなきゃダメだろ?」

 

賢木「やってんじゃん!俺の診断は絶対だ!な!?それより、今晩付き合えよ。」

 

皆本「え?」

 

斗真「何を?」

 

賢木「スッゲー可愛い娘が揃ってる店発見しちゃったんだよー!っで、偶にはお前らもどうかと思って〜。」

 

斗真・皆本「分かった。」

 

賢木「まぁ、どうせお前らは、チルドレンの子守がどうしたこうしたと言って断るだろ・・・ってえええー!?」

 

皆本「い、行くから。そんなに驚かないでくれよ・・・」

 

斗真「後大河達も誘っておくからな。」

 

 

 

 

 

 

調査開始から数日が経った。

 

 

 

 

 

 

ある日の夜。薫達が部屋でぐっすり眠ってる。キッチンでは、斗真と皆本が水を飲んでる。

 

斗真「はぁ・・・やっぱ水が一番だな〜・・・」

 

皆本「あぁ・・・気持ち悪・・・流石に1週間連続は身に応えるな・・・(この1週間、特に可笑しな事は無かった。)賢木、僕は信じてるぞ!」

 

斗真「皆本さん、ちょっと良いか?」

 

皆本「どうした斗真君?もしかして何か分かったのか?」

 

斗真「いや、シャツの襟部分を見てみろよ。口紅付いてるぞ?」

 

皆本「え?ああ!!こんな所に!!」

 

斗真「早く消さねえと薫達に見付かったらヤベエぞ!」

 

薫「皆本!斗真!」

葵「皆本はん!斗真はん!」

紫穂「皆本さん!斗真さん!」

 

皆本「あああ!!!」

 

斗真「だー!遅かった!」

 

葵「お酒と香水臭い!」

 

薫「このピンクの名刺!」

 

紫穂「口紅付いてる!」

 

斗真「お前ら起きてんのかい!!!」

 

皆本「仕事だ仕事!!好きで毎晩飲み歩いてる訳じゃない!!大人には色々付き合いがあるんだよ!」

 

斗真「俺はビールや酒は好きだけどな!ここん所1週間仕事としてやってるんだよ!」

 

紫穂「そうね〜。私は皆本さんと斗真さんを信じてるわ〜。」

 

皆本と斗真の手を握って読み取ろうとしたのだが。

 

紫穂「え!?」

 

皆本「悪いな。透視プロテクターを使ってるのさ。こっそり心を読まれないようにね。」

 

斗真「PKメトリーシャット。サイコメトラーから読まれるのを切断出来る能力だ。」

 

紫穂「それはつまり・・・」

 

皆本「え?」

 

すると薫がサイコキネシスで斗真と皆本を押し込んだ。

 

薫「本気で掛かって来いって事か!?」

 

斗真「これ結構キツイな・・・!皆本さんの苦労が改めて分かる・・・!」

 

葵「行ってまえ!薫!紫穂!」

 

紫穂「了解!電気プロテクトと防げる超能力如きで、レベル7の透視を防げる事は出来る?」

 

皆本「職業上の規律が無いな!!」

 

斗真「この件に関して透視すると重罪ならぬ大罪確定だ!!」

 

皆本「と言う訳だからお休み!!!」

 

斗真「明日も学校だろ!?早く寝ろ!!」

 

ダッシュでそれぞれ自分の部屋へ逃げ込んだ。

 

 

 

 

 

 

薫達は提案を思い付いた。呉竹寮ので寝ている奈津子に電話する。

 

奈津子「もう誰よこんな時間に・・・薫ちゃん!?どうしたの!?」

 

 

 

 

 

 

その翌朝。斗真と大河と敦と皆本は疲れ果ててる。

 

皆本「もう勘弁してくれよ・・・」

 

斗真「こちとら骨がボロボロ寸前だよ・・・」

 

賢木「馬鹿野郎何言ってんだよ!」

 

大河「流石に1週間連続はきつ過ぎる・・・」

 

敦「こんな調査はレベル高過ぎる・・・」

 

幸菜「そんなに疲れるの?」

 

美里「見てると辛さが分かるわ。」

 

賢木「今度のは何時もと訳が違うんだよ!相手は超本命の強敵!我がバベルの看板娘!美人エスパー受付嬢チームとの合コンなんだぞ!?」

 

皆本「え?」

 

斗真「それって奈津子さんとほたるさん?」

 

賢木「そう!食事の約束は半年待ちのダブルフェイスが向こうから誘ってくれたんだ!しかもお前らと一緒じゃないとNGなんだよ!頼む!こんなチャンス二度と無んだからさ!」

 

皆本(そうか。その手があったか。)

 

賢木「そして!幸菜ちゃんと美里ちゃんにも参加させたいんだ!」

 

斗真「2人も?」

 

美里「そうね。ちょっとは良いかもね。」

 

幸菜「私もー!合コンはどんな感じか楽しみー!」

 

 

 

 

 

 

そして斗真と皆本は、ダブルフェイスの2人にある事を話した。

 

奈津子「賢木先生がスパイ!?」

 

皆本「いや!その疑いが掛けられてるだけで、僕達はそうじゃないと信じてる。」

 

斗真「俺達が合コンの席で賢木先生を酔っ払わせるから、その隙に奈津子さんとほたるさんは大河と幸菜と一緒に先生を透視して欲しいんです。」

 

ほたる「奈津子・・・」

 

奈津子「う〜ん・・・」

 

皆本「すまない!また別の機会を作るから、その時は奢らせて!」

 

奈津子「違うのよ皆本さん、斗真君。」

 

皆本「え?」

 

斗真「違うとは?」

 

ほたる「私達も実は・・・」

 

 

 

 

 

 

それは昨日の夜の事だった。薫が奈津子に電話してる時の出来事。

 

薫『彼奴ら何か隠してるんだ!ひょっとして女が出来たのかも知れない!』

 

奈津子『ええ!?』

 

葵『姉さんまでもほんまは皆本はん狙ってあるんやろ?』

 

紫穂『で、私達と組んで欲しい訳!』

 

 

 

 

 

 

皆本「彼奴ら・・・」

 

斗真「余計な事をしやがって・・・」

 

ほたる「どうします?」

 

奈津子「あの子達、きっと付いて来ちゃいますよ?」

 

皆本「あぁ〜・・・」

 

斗真「だったら俺が何とかしましょうか?」

 

???「お困りのようだね。」

 

そこに久具津が話掛けて来た。

 

皆本「く、久具津さん!」

 

斗真「いきなりどうした!?」

 

久具津「人形遣いの僕に、何か手伝える事はあるかい?」

 

皆本「そうか!人形遣いか!」

 

斗真「その手があったか!」

 

 

 

 

 

 

そしてその日の夕方。薫達が帰って来た。

 

チルドレン「ただいまー!」

 

薫「急げー!遅れるなー!」

 

葵「髪が痛い!」

 

紫穂「噛んじゃった!」

 

帰ってすぐに服を着替えてる。

 

斗真・皆本「ただいまー。」

 

そこに斗真と皆本が帰って来た。薫達はリビングをこっそり見ると、2人がソファーに座ってる。

 

薫「何してるんだ?皆本、斗真、今日は出掛けるんじゃなかったのかよ?」

 

皆本「ああ、行くのは止めたよ。」

 

斗真「俺も面倒臭いから止めた。」

 

皆本「今日はテレビでも観よー。」

 

テレビを見ると、何も映ってなかった。気付いた紫穂が2人を読み取る。

 

紫穂「これ!皆本さんと斗真さんじゃない!」

 

薫「え!?」

 

サイコキネシスで2人を攻撃した。すると2人が人形になった。

 

葵「に!人形!?」

 

紫穂「人形に意識を焼き付けて、サイコキネシスで操る能力・・・」

 

チルドレン「久具津さん!!」

 

 

 

 

 

 

その頃斗真達は高速道路を走ってる。

 

皆本「助かりましたよ久具津さん!」

 

久具津「いえ。礼には及びません。あんなの朝飯前ですから。ね〜モガちゃん。」

 

斗真「久具津のお陰で何とか退けたな。」

 

大河『なあ斗真、本当に賢木先生がスパイだってのか?』

 

斗真「俺は嘘だと信じたいんだ。」

 

敦『俺も同じだ。嘘だと良いんだが。』

 

幸菜『皆ちょっと聞いてくれる?』

 

斗真「どうしたんだ?」

 

幸菜『さっき先生を読み取ったんだけど、何か違和感を感じたんだ。』

 

美里『違和感?それってどんな感じ?』

 

幸菜『何だろう?強いて言えば、別人みたいな感じ?』

 

斗真「けど何時もの先生だったぞ?」

 

大河『何か裏がある筈だ。』

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回のしりとり。

 

賢木『とっくに分かれてるよ?』

皆本『う、嘘!?』

 

奈津子『それ無い!』

ほたる『うん無い無い。』

 

しりとり終了。

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そして一行は高級レストランに到着した。

 

賢木「と言う訳で!若い局員とエスパー同士!親睦を深めようって事で!カンパーイ!」

 

全員「カンパーイ!」

 

奈津子「さぁー!飲むぞー!」

 

ほたる「何時も後が大変なんだから飲み過ぎないでよ?」

 

奈津子「何よ!1人だけ可愛子ぶっちゃって!」

 

皆本「いやいやそうじゃなくて今日は・・・」

 

賢木「いやいや!今日は僕達が付いてますから!」

 

大河「あぁ〜!ワイン美味えなー!」

 

敦「お前も飲み過ぎるなよ?」

 

幸菜「私達はまだ未成年だから水でOKね!」

 

美里「未成年の飲酒は犯罪だからね。」

 

斗真「このワイン結構美味いな。」

 

ほたる「あの、私皆本さんとは前からゆっくりお話ししてみたかったんです〜!」

 

奈津子「ちょっとほたる!抜け駆け!?」

 

ほたる「テヘ〜。」

 

奈津子「テヘ〜じゃないわよ!」

 

皆本「今日もダメかも知れないな・・・」

 

斗真「そう気を落とすなよ。」

 

久具津「合コンなのに・・・人数が可笑しくないですか・・・?」

 

大河「ん?席が1つ空いてる?」

 

賢木「大丈夫!もう1人呼んであるから!」

 

皆本「え?もう1人って?」

 

そこに来たのはナオミだった。

 

ナオミ「ごめんなさーい!遅れちゃって!」

 

皆本「ナオミちゃん!?」

 

斗真「ナオミさん!?」

 

賢木「大丈夫!今始まったばかりだから!皆本ってロリ好きだろ?」

 

皆本「誰がロリ好きだ!!」

 

奈津子・ほたる「や、やっぱり・・・皆本さんって、ろ・・・」

 

皆本「違ーーう!!」

 

斗真「また変な誤解を招き入れたな。」

 

ナオミ「斗真さん。」

 

斗真「ん?」

 

ナオミ「宜しくお願いします!」

 

斗真「あ、はい、此方こそ。」

 

 

 

 

 

 

その頃チルドレンは久具津の部屋を調べてる。

 

薫「どうだ紫穂?」

 

紫穂「ダメ。久具津さんは高レベルエスパーだから、リミッターが聞いてる状態じゃ透視は難しいわ。」

 

葵「ダブルフェイスの2人も連絡取れへんし、どなんしよう?」

 

薫「くそ・・・!皆本と斗真の奴良い事してんだろうな!!!」

 

葵「不潔ー皆本はん斗真はん!」

 

紫穂「よしなさいって。」

 

調査中に薫達がある光景を目にした。何と谷崎が縛られていた。

 

薫「谷崎のおっちゃん!?」

 

サイコキネシスでガムテープを剥がした。

 

谷崎「ち、チルドレンの諸君か!?君達も一緒じゃなかったのか!?」

 

チルドレン「え!?」

 

 

 

 

 

 

それは、ナオミが合コンへ行く前の事だった。

 

谷崎『待てナオミー!将来の夫としていや保護者として未成年をそんな場所へ行かせる訳には行かん!やらさんぞ!事務所的に絶対NGだ!!』

 

ブチ切れたナオミがサイコキネシスで壁に減り込ませた。

 

ナオミ『いい加減にしろ!変態指揮官!!!これは皆本さんと斗真さんの手伝いで大事な任務だって言ってんだろーー!!!』

 

 

 

 

 

 

紫穂「皆本さんと斗真さんの手伝い!?」

 

葵「ちゅう事は!?」

 

 

 

 

 

 

そして3人は局長に事情を聞いた。

 

薫「賢木先生がスパイ!?」

 

桐壺局長「うむ・・・皆本君と斗真君は違うと言っていたんだがね・・・」

 

薫「あのバカ、何で私達に言わないんだよ・・・!」

 

柏木「皆本さんは、自分の親友を疑わなければならない今回の任務にあなた達を巻き込みたくなかったのよ。」

 

チルドレン「ぁ・・・」

 

桐壺局長「皆本君の決意は、これを私に預けて行った程固い物なのだよ。」

 

そして薫達に見せたのは、リミッター解除装置だった。

 

薫「リミッター解除装置!?」

 

そして解除装置を取った薫が何処かへ向かう。

 

紫穂「薫ちゃん何処へ!?」

 

薫「賢木先生がスパイじゃないって証明させるんだ!皆本と斗真が違うって言ってるんだろ!?なら違うに決まってる!」

 

3人は急いで皆本達の所へ向かった。

 

桐壺局長「あ!ま、待ちなさい!」

 

 

 

 

 

 

その頃斗真達は合コンを続けていた。全員が賢木を凝視してる。ナオミは料理を食べてる。

 

ナオミ「ん!この料理辛〜い!」

 

賢木「あははは!ナオミちゃん辛いの苦手?」

 

ナオミ「ごめんなさい!そうなんです・・・」

 

すると賢木が立ち上がった。

 

皆本「ど、どうしたんだ一体?」

 

賢木「ちょっと用を足しに。場持たせといてね〜。」

 

そう言ってトイレに向かった。

 

 

 

 

 

 

皆本達がこっそり尾行する。

 

奈津子「本当に覗くんですか・・・?」

 

大河「中を覗けば良いんだな?」

 

皆本「ごめん!この通り・・・!」

 

斗真「そうだ。頼んだぜ。」

 

2人が男子トイレの中を透視する。透視すると驚くべき光景を目にした。賢木が謎の人物と密会していた。

 

奈津子「あ!」

 

大河「何!?」

 

皆本「どうした!?」

 

敦「何かあったのか!?」

 

奈津子「ほたる!イメージを皆本さんに転送して!」

 

ほたる「分かった!」

 

大河「俺のイメージを斗真達に送ってくれ幸菜!」

 

幸菜「任せて!」

 

テレパシーで皆本と斗真達に送った。トイレの中では。

 

賢木「特務エスパーのリストだ。報酬は約束通り頼むぜ?」

 

男性「分かっている。」

 

皆本「賢木・・・!どうして・・・!?」

 

久具津「これで賢木先生のスパイ容疑は明白となった。」

 

敦「お前、何時の間に!?」

 

久具津「さあどうしました皆本さん?早く賢木を逮捕しなくては。」

 

皆本(可笑しい・・・何かが変だ!これは一体・・・あ!)

 

すると皆本は思い出した。

 

 

 

 

 

 

ナオミ『ん!この料理辛〜い!』

 

賢木『あははは!ナオミちゃん辛いの苦手?』

 

 

 

 

 

 

皆本(彼奴辛いの苦手だった筈!)

 

久具津「さあどうしたんだ皆本さん?君がしないのならこの僕が・・・」

 

斗真「その必要は無い!」

 

皆本「ああ!」

 

2人がダッシュでトイレへ駆け込んだ。

 

斗真「PKスパーク!」

 

右手から電撃を放って、賢木と謎の男を痺れさせた。

 

美里「斗真!?」

 

奈津子「斗真君!?」

 

斗真「皆!よく見ろ!」

 

2人を見ると、人形になっていた。

 

奈津子「ああ!」

 

ほたる「人形!?」

 

幸菜「これが違和感の正体!?」

 

 

 

 

 

 

皆本「動くな久具津!お前が裏切り者だったんだな!!何故こんな事を!!」

 

斗真「素直に白状しろ!」

 

 

 

 

 

 

久具津「賢木は裏切り者として死ぬ。これで僕の復讐は完了する筈だったんですがね〜。」

 

皆本「え!?」

 

ほたる「きゃーーー!!!」

 

コック姿の人形がほたるを襲った。

 

敦「な!?ブレイズストライク!!」

 

パイロキネシスで人形を燃やした。しかし複数の人形がぞろぞろ現れた。

 

奈津子「も、もしかして!全員人形!?」

 

斗真「お客さんが勢揃いだな!行くぜ敦!」

 

敦「おう!」

 

皆本「野分さん!ナオミちゃんを呼んで下さい!」

 

久具津「無駄だよ!一足早くエスパー錠で拘束させて貰った。そしてサイコキネシスの2人は奮闘中。残るはノーマルとただの超感覚者の君達。君達の負けだ。」

 

斗真「クソ!切りが無え!」

 

敦「のこのこ出て来やがって!」

 

皆本が銃口を久具津に向ける。

 

久具津「撃つのかい?別に良いよ?ここに居る僕も、人形だから!」

 

何と久具津も人形だった。

 

大河「美里!テレポート!」

 

美里「分かった!」

 

 

 

 

 

 

すぐに全員テレポートした。そして拘束されてるナオミを解放した。

 

斗真「ナオミさん!大丈夫!?」

 

ナオミ「すみません・・・」

 

そこに人形達が迫って来た。

 

幸菜「来た!」

 

敦「フレイムフィールド!」

 

斗真「サイマグネット!」

 

バリアを展開させて中へ入らせないようにした。

 

皆本「久具津の本体は何処へ!?近くに居る筈だ!」

 

奈津子「ダメ!ここからじゃ視えない!」

 

大河「クソ!何処へ行きやがった!」

 

ほたる「あ!」

 

皆本「どうした!?」

 

ほたる「賢木さんの思念波です!」

 

幸菜「こっちにも来たよ!」

 

 

 

 

 

 

そして本物の賢木はビルの屋上で重傷を負っていた。

 

皆本「賢木!無事なのか!?」

 

賢木『無事じゃないが生きてる。急いでくれ。撃たれてから結構時間が経ってる。』

 

皆本「え!?」

 

幸菜「拳銃で撃たれたって!」

 

斗真「何!?」

 

 

 

 

 

 

その頃薫達は、何かの気配を感じた。

 

谷崎「どうしたんだ!?君達!?」

 

薫「聞こえた!?」

 

葵・紫穂「うん!」

 

 

 

 

 

 

賢木『ザ・チルドレンを呼ぶんだ。通信は妨害されてるが、テレパシーなら届く筈だ。』

 

奈津子「皆本さん!」

 

皆本「ダメだ!来ても僕にはリミッター解除装置が無い!」

 

奈津子・ほたる「え!?」

 

敦「何!?」

 

ほたる「どうして!?」

 

皆本「今回の任務は、仲間を疑って逮捕する仕事だ!保護者として彼奴らにそんな任務付けたくなかったんだ!」

 

斗真「くそ!そろそろ限界か!」

 

敦「このままじゃ俺達お終いか!?」

 

 

 

 

 

 

???「ガキ扱いすんなって何時も言ってんだろ!」

 

 

 

 

 

 

全員「え!?」

 

何処からか声が聞こえた。

 

???「子供とか大人だとか言う前に。」

 

すると人形達が次々と破壊されていく。

 

薫「私らチームだろ!」

 

現れたのは薫達だった。

 

斗真「お前ら!!」

 

大河「遅えぞお前ら!」

 

皆本(そうだな。僕が間違ってた!)

 

薫「頼むぜ!」

 

リミッター解除装置を皆本に投げ渡した。

 

皆本(一言こう言えば良かったんだ。)

 

斗真「行くぜ皆!」

 

4人「おう!」

 

ファイブセブン「ライブ解禁!!」

 

皆本「特務エスパー!ザ・チルドレン!解禁!」

 

 

 

 

 

 

紫穂「悪に明日が無い事を!」

 

葵「うちらがこの手で教えてやる!」

 

薫「バベルのドブ払い!」

 

チルドレン「絶対可憐!チルドレン!」

 

 

 

 

 

 

斗真「神楽斗真!」

 

敦「芝浦敦!」

 

大河「栗栖大河!」

 

美里「赤坂美里!」

 

幸菜「篠崎幸菜!」

 

斗真「特務エスパー!」

 

ファイブセブン「ファイブセブン!」

 

 

 

 

 

 

皆本「僕と一緒に戦ってくれ!」

 

ファイブセブン・チルドレン「了解!」

 

 

 

 

 

 

そしてビルの屋上では賢木が本物の久具津を睨んでた。

 

久具津「まさかまだ息があったとは、計算外だったよ。お陰でザ・チルドレンが来てしまった。」

 

皆本「そこまでだ!」

 

そこにファイブセブンとチルドレンと皆本達が来た。斗真がESPジャッジを身に付けてる右腕を前に伸ばした。

 

斗真「久具津隆!賢木修二の襲撃、バベル裏切り、敵に魂を売った罪で!PKジャッジメント!」

 

ESPジャッジからモニターが出て、左右の『RELEASE』と『ARREST』が交互に発光する。

 

 

 

ナレーション『エスパー犯罪者に対しては、特務エスパーの要請により、東京都内某所にあるESP最高裁判所から判決が下される。』

 

 

 

そして結果は『ARREST』になった。

 

久具津「なっ!!」

 

斗真「アレスト許可!」

 

薫「サイキック!一網打尽!」

 

斗真「PKサンダーボルト!」

 

敦「ファイヤーストーム!」

 

一斉にサイコキネシスとパイロキネシスを放った。しかし、久具津のモガがバリアを張った。

 

薫「な!?」

 

斗真「此奴は!」

 

敦「奴の人形か!?」

 

皆本「超能力対抗装置か!」

 

久具津「それだけじゃない!彼女にはギミックが満載だ!僕の愛情がギッシリ詰まっているんだからねー!」

 

薫「キモ!」

 

斗真「おえ!」

 

すると真横から巨大な注射器が飛んで来た。葵が注射器を久具津の目の前までテレポートさせた。しかしナース姿のモガが注射器を受け止めた。

 

斗真・大河・敦・美里・チルドレン「コスプレ!?」

 

久具津「違う!飽く迄着せ替えだ!」

 

敦「同じだろ。」

 

久具津「どんなにスケールを大きくしてもモガちゃんは着せ替え人形!そこは外しちゃいけない所だ!」

 

斗真「着せ替えしたいならリカちゃん人形で遊べよ!」

 

久具津「五月蝿い!行け!マスターグレードモガちゃん!」

 

モガ「はい!ご主人様!」

 

一瞬にしてくノ一に着せ替えた。そして手裏剣を飛ばした。

 

斗真「サイマグネット!」

 

モガ「まだまだ行きます!快感!」

 

薫「いい加減にしろー!!」

 

敦「俺が行くぜ!ファイヤートルネード!」

 

熱風を放った。しかしモガが高速回転して竜巻を破壊した。

 

敦「何!?」

 

 

 

 

 

 

その頃皆本は倒れてる賢木を見付けた。

 

皆本「しっかりしろ!賢木!」

 

賢木『弱いサイコキネシスで出血は抑えたが、弾丸が心臓の血管に減り込んでやがる。この場で応急処置してくれ。君ら4人が手伝ってくれれば可能だ!』

 

奈津子「私達が!?」

 

幸菜「時間が無いです!やりましょう!」

 

 

 

 

 

 

そして薫はロープで拘束された。

 

薫「しまった!」

 

葵「薫!」

紫穂「薫ちゃん!」

 

久具津「良いぞ!最高だモガちゃん!」

 

斗真「この野郎!人形なら焼却だ!PKファイヤー!」

 

敦「ファイヤーストライク!」

 

パイロキネシスを放ったが、モガが全て防いだ。

 

斗真「此奴バケモンか!?」

 

 

 

 

 

 

皆本達は賢木の応急処置を開始した。奈津子が賢木の心臓を透視すると、弾丸が見付かった。

 

奈津子「見付けた!弾丸を確認したわ!」

 

賢木『そのイメージをナオミちゃんに転送してくれ。合図したら2秒だけ心臓を止める。サイコキネシスで弾丸を取り出すんだ!』

 

ナオミ「はい!」

 

 

 

 

 

 

久具津「遊びは終わりだーー!!」

 

斗真「ロケットランチャー!?」

 

モガ「モガ!撃ちまーす!」

 

薫「バカな奴。」

 

斗真「本当に。」

 

久具津「え?」

 

7人がテレポートした。

 

久具津「ああ!!」

 

7人は上空へテレポートした。

 

薫「サイキック!一撃必殺!!」

 

サイコキネシスでミサイルを掴んで振り回す。

 

薫「敦!パス!」

 

敦「おう!ワイヤーシュート!」

 

飛んで来たミサイルを炎のワイヤーで掴んで振り回す。

 

敦「斗真!フィニッシュだ!」

 

斗真「よっしゃ!PKフィニッシュ!!!」

 

最後は、斗真がミサイルを蹴って速度を高めさせて久具津に向けて飛ばした。

 

久具津「え!?」

 

薫「本物の弾じゃ、超能力対抗装置は効かないだろ?」

 

斗真「頭を使えよ頭。」

 

モガ「ドジっ子です!」

 

久具津「しまった!!!ギャーーーーーーー!!!!」

 

そしてミサイルが久具津とモガに直撃した。

 

 

 

 

 

 

一方ナオミは、賢木の体内から弾丸を除去した。

 

奈津子「成功よ!」

 

賢木『助かったぜ。エスパーが一致団結すれば、凄え事が出来るってもんだ!』

 

皆本「賢木・・・」

 

ナオミ「すぐに病院へ!」

 

奈津子「美里ちゃんに頼みましょう!」

 

幸菜「美里さん!お願い!」

 

美里「任せて!」

 

皆本「君がスパイだったなんて、残念だ。」

 

斗真「ハワイと言う名の独房でバカンスでも楽しめ。」

 

久具津「チィ!」

 

こうして裏切り者の久具津の逮捕に成功した。

 

 

 

 

 

 

そして翌日、ファイブセブンと皆本が賢木のお見舞いに来てた。皆本が賢木と大学時代の話をしていた。

 

賢木「あったっけそんな事?」

 

皆本「あっただろおい。」

 

賢木「アメリカ時代にそんな事がな〜。」

 

皆本「本当に覚えてないのか!?」

 

賢木「嘘だよ!忘れっこ無えだろ?」

 

皆本「な!」

 

賢木「けどお前だって、自分が言った事をあの子達に言われて思い出したんじゃねえのかよ。」

 

皆本「そうだな。」

 

賢木「あ・・・」

 

すると皆本は今までの言葉を思い返した。

 

 

 

 

 

 

皆本『子供じゃないんだから、自分の事ばっかじゃなくて、相手の事も分かってあげたらどうなんです!?』

 

薫『子供とか大人だとか言う前に。私らチームだろ!』

 

 

 

 

 

 

賢木「しっかしお前、良い嫁さんになれるぜ。」

 

皆本「え?」

 

手元を見ると、りんごうさぎを作ってた。

 

皆本「あ!いや!これはつい癖で!」

 

斗真「結構女子力高いな皆本さん。」

 

幸菜「将来良い旦那さんになれるかもね!」

 

皆本「こら!」

 

するとそこにチルドレンがお見舞いに来た。

 

薫「やっほー!」

 

紫穂「賢木先生生きてるー?」

 

葵「お見舞いに来たでー!」

 

賢木「よー!来たなチビ共ー!」

 

皆本「あ!そう言えば何で僕達が彼処に居るって分かったんだ!?」

 

敦「そうだ!どうやってだ!?」

 

谷崎「それは簡単な事だ。私には、ナオミの居場所を突き止める能力があるからだ!」

 

皆本「・・・」

 

斗真「ナオミさん。」

 

呼ばれたナオミが、谷崎をサイコキネシスで天井に減り込ませた。

 

ナオミ「一から順に喋って貰おうかーーー!!!!!」

 

大河「ナオミちゃん神出鬼没だな・・・」

 

美里「谷崎主任の事になると何時もああなのよね。」

 

紫穂「わぁー!りんごうさぎ!」

 

葵「上手に切れるやん!」

 

薫「なあ皆本!食べて良い?良いだろ皆本?」

 

皆本「こ、こら!これは賢木の為に切ったんだから!」

 

賢木は外の景色を見て微笑んだ。

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:花江夏樹
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
      賢木修二:谷山紀章
     梅枝ナオミ:後藤麻衣
      谷崎一郎:家中宏
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
      久具津隆:相馬幸人
    オペレーター:後藤沙緒里
        学生:金光宣明

次回「奪われちゃった・・・!」
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