絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER 作:naogran
斗真「PKシューティング!!」
サイコキノ神楽斗真は、約500m離れた的を狙って光の弾丸を撃つ。すると的のど真ん中に命中した。
ナレーション「この青年もエスパー。」
大河「ん〜・・・倉庫の中には無数の爆弾が仕込まれてるな。」
クレヤボヤンス栗栖大河は、倉庫の中を隈なく透視してる。
ナレーション「この青年もエスパー。」
敦「サイコグラビティ!」
サイコキノ芝浦敦は、落石を軽々と持ち上げて救出活動してる。
幸菜「捉えた!彼処に隠れてる!」
美里「よっと!」
テレパスの篠崎幸菜が犯人の精神をキャッチして、それをテレポーターの赤坂美里が犯人の元へテレポートした。
美里「残念だったわね。」
ナレーション「この3人もエスパー。」
零慈「ボディフレイム!」
パイロキネシスの和泉零慈は、冷凍庫の中で忍耐訓練を受けてる。
ナレーション「この青年は炎のエスパー。」
薫「サイキック!一刀両断!!」
サイコキノの明石薫は、目の前の戦車達を一刀両断した。
ナレーション「即ち、この子もエスパー。」
紫穂「上下上左下右左右右下上上左右右下右上左上下下左上右上左右左下上下右下。それと左上のテープが剥がれそうよ。」
サイコメトラー三宮紫穂は、多く重なった壁の向こうに貼ってあるサイコメトラー検査表を読み取った。そして紫穂の言葉通りテープが剥がれた。
ナレーション「この子もエスパー。」
テレポーター野上葵は、水の中を水中ゴーグルだけで入る。そしてすぐにテレポートした。ゴーグルを外してメガネを掛けた。
ナレーション「エスパーで眼鏡っ娘。21世紀に入り、エスパーは増加の一方を辿っていた。それに伴い、超能力は有効活用が世界共通の課題になっていた。日本における超能力研究の中心は、政府特務機関超能力支援研究局、通称バベルである。この物語はバベルに所属する特務エスパーチーム「ザ・チルドレン」とセブンスターズの活躍と成長を可憐に描いていくものである。」
ザ・チルドレンのメンバーは明石薫、三宮紫穂、野上葵の3人。そしてセブンスターズ。その2つの主任は皆本光一である。
ナレーション「恐らく。」
ある日のバベル。突如警報が鳴り始めた。
オペレーターA「プレコグが事故発生を予知しました!」
オペレーターB「大規模なバイオハザード!生物汚染が起こります!」
柏木「局長!」
桐壺局長「特務エスパー出動だ!!」
同じ頃のとある研究所。
博士「生物汚染?バイオハザードと言われましても、ここには危険な細菌も動物も居ません。精々ラットかハエぐらいな物で・・・」
柏木『当局のプレコグは、70%の確率で発生すると告げています。最も優秀なチームを派遣しました。どうかご協力下さい。』
外を見ると、バベル1が着陸していた。
そして地上ではバベル3と斗真達が到着していた。
斗真「大規模なバイオハザードねぇ。俺達ゾンビにでもなれって言うのか?」
零慈「今回はどんな波乱が待ち受けてるのか楽しみだな。」
博士「い!いくら何でも・・・」
皆本「バベルの皆本二尉です!ご心配なく!未来は必ず僕らで変えてみせますから!」
博士「だからその・・・」
皆本「防護服は着たか!?」
チルドレン「はーい!」
皆本「セブンスターズも準備は良いか!?」
セブンスターズ「了解!」
桐壺局長「任務開始だ!皆本君!」
皆本『了解!ザ・チルドレン!解禁!』
薫「うっしゃー!!」
皆本「な!?」
セブンスターズ「!?」
全員が驚いた。
何故なら薫達の防護服はかなり露出している。
薫「子供は風の子元気な子!」
葵「ウイルス何か負けへんで!」
紫穂「手洗いとうがいは忘れずに!」
薫「さあ!行ってみようかー!」
皆本「待て!!マスクとズボンはどうした!!」
薫「この方が可愛いし。」
皆本「可愛さでウイルスに勝てるか!!」
大河「早く着替えろ!!!」
葵「せやけど、まだ何も起きてへんし。」
紫穂「今の所変な菌もウイルスも居ないわ?」
敦「いやダメだ!早く着替えろ!」
薫「良いんだよ!可愛い方がパワーが上がるんだから!」
美里「いやそう言ってもダメよ。」
桐壺局長『馬鹿者!!ザ・チルドレンは国の宝なのだ!!万が一の事があったらどうする!!!』
谷崎「その通りだ皆本君!」
皆本「谷崎主任?」
そこに防護服を着てる谷崎が現れた。
谷崎「防護服を着せるべきだ!例えその子達が嫌がっても、絶対に防護服を着せて万が一の事態から守る!それが主任の義務ではないのかね!?皆本君!」
幸菜「何だろう?説得力があるのに何故か引いちゃう・・・」
谷崎「この私はちゃんとナオミに防護服を着せた!カモーン!ワイルドキャット!ナオミ!!」
斗真「ブフォア!?」
ナオミを見て全員が驚いた。防護服が透けてるのだった。防護服の下は水着だった。
谷崎「ナオミの為に開発された特殊スケルトン防護服だ!」
ナオミ「いや〜ん!この服セクシー!っとでも言うと思ったか!!」
ノリツッコミしてサイコキネシスで谷崎を地面に押し込んだ。
紫穂「脳が生物汚染されてるのね。」
皆本「虚しいな・・・」
美里がテレポートを使って、普通の防護服をナオミに着せた。
斗真「よし!マッハで行くぜ!」
5人「おう!」
ナオミ「はい!」
ファイブセブン「ESPリミッター!セット!」
零慈「サイコリミッター!セット!」
セブンスターズ「レッツ!解禁!」
谷崎「か・・・解禁!」
斗真「念動全開!神楽斗真!」
大河「透視正解!栗栖大河!」
美里「瞬間満開!赤坂美里!」
幸菜「精神愉快!篠崎幸菜!」
敦「火炎豪快!芝浦敦!」
零慈「合成限界!和泉零慈!」
ナオミ「野生世界!梅枝ナオミ!」
セブンスターズ・ナオミ「正義のロードを突き進む!特務エスパー!ワイルドスターズ!」
二手に分かれて研究所の中に入る。廊下には多くの研究員が倒れてた。
博士「ど!どうした!?何があったんだ!?」
皆本「これは!!」
葵「皆本はん!」
幸菜「いや大丈夫。気絶してるだけ。」
皆本のチームには、大河と美里と幸菜と零慈とチルドレンが付いてる。
薫「あ!う〜〜・・・」
皆本「どうした?薫。」
薫「き、急に悪寒が・・・」
紫穂「急に私も・・・」
葵「いや〜!うちらこんな格好で〜・・・」
チルドレン「何で力付くで止めてくれなかったの〜?」
皆本「そう言う事か。」
チルドレン「え?」
大河「予知された時間まで数分あるぞ。」
皆本「そうだ!これ事態汚染じゃない!(とすると何が?考えろ・・・もう時間が・・・)」
リミッターで谷崎に連絡する。
そして谷崎のチームには、斗真と敦とナオミが付いてる。
皆本『そっちはどうですか?谷崎主任。』
谷崎「こっちも同じだ。研究員全員が気絶して倒れてる。」
ナオミ「あら?タンコブ。」
斗真「こっちもタンコブ。」
敦「タンコブがこっちにもあるぞ!」
皆本「え?」
薫「あ!タンコブ!」
葵「こっちもや!」
零慈「こっちもあるぞ!」
大河「どうなってんだこりゃ?」
研究員の頭を見ると、全員タンコブがあった。
皆本「こ、これは・・・はっ!」
すると1匹のハエが飛んで来た。
零慈「な!?皆本さん!避けろ!」
皆本「え!?」
零慈「PKファイヤーバスター!」
ハエに向けて炎を放った。直撃されたハエはそのまま燃えた。
零慈「危ねえ危ねえ・・・」
薫「零慈何やってんだよ!皆本を殺す気か!?」
葵「やっぱあんたはパンドラの仲間か!!」
零慈「違う!そうじゃない!」
幸菜「皆落ち着いて!気絶してる理由が分かったよ!」
薫・葵「え?」
紫穂「この人達、お互いど突き合って気絶してる。」
薫・葵「え!?」
美里「どう言う事なの?」
大河「分かったぞ。自分に集ってるハエを叩こうとしてたんだな?」
紫穂「ええ!」
美里「って事は今回の主犯はハエって事になるわね。あ!紫穂!避けて!」
紫穂「へ?」
別のハエが紫穂の目の前に飛んでた。
皆本「しまった!」
そしてハエが紫穂の頭に止まった。すると紫穂に異変が起こった。
紫穂「ふふふふふ・・・愚かな人類共め!お前達の時代は終わりだ!!!!これからは我々!ハエの時代が訪れるのだ!!!」
全員「紫穂が取り憑かれた!!!!」
大河「おいおいどうすんだ!?このままじゃ紫穂が世界の支配者になっちまうぞ!」
幸菜「それだけはヤダーー!!」
美里「何とかして紫穂を解放しなくちゃ!」
零慈「俺がパイロキネシスを使おうとしても紫穂の丸焼きが出来てしまう!!」
薫「紫穂ーーー!!」
葵「そんな事考えておったんかーー!?」
皆本「だから違うって!!兎に角!彼奴の支配から取り除かないと!!」
するとその時、紫穂が針を使ってピンポイントでハエを串刺しにした。
全員「え?」
紫穂「事情は大体分かったわ。あんたには用は無いから。苦しんで死になさい?」
全員が紫穂を見て固まってしまった。
紫穂「サイコメトリーでわざと繋がってたの。でも、こっちの方が一枚上手だったけどね。」
薫「し、紫穂・・・」
葵「恐ろしい子・・・」
大河「流石だな・・・紫穂ちゃん・・・」
その後全員合流して、研究室に入った。ショウケースの中には無数のハエが入ってた。
皆本「つまり、この施設ではハエを使った研究が行われてたんですね?」
博士「そうです。」
斗真「この中に殺虫剤ぶち撒けてぇ。」
皆本「そして偶々研究員の中に、潜在的テレパスが居たと言う事か。」
零慈「何かやだな〜。」
敦「三宮、何か分かったか?」
紫穂「ええ。ハエの神経に電気信号を与えてた時に、偶然意識がシンクロしちゃったみたい。そしてその人の脳に、ハエの外部メモリが出来て、人間の思考力とハエの意思。更にテレパシーを持ったハエの人間が出来てしまった。」
美里「そのハエ人間がこの研究所の中に居るって事ね。」
紫穂「その通り。でも残念ながら、今何処に居るのかが分からないわ。大河さん、何処に居るか分かる?」
大河「いやダメだ。研究所の中には居ねえな。」
皆本「人格の汚染・・・これが今回の予知の正体か!」
幸菜「汚染してハエになるなんてヤダよー!」
斗真「ゾンビの方がまだマシだな。」
博士「ちょっと待って下さい!ならば何故!職員達はあんな事になったんです!?」
紫穂「ハエ人間になる前の能力は低レベルで、人にあまり影響は無かった筈。」
博士「では尚更!」
紫穂「でも一度結び付いた事で、ハエとの相性が抜群に良くなってる。だから今でも、ハエはどんな物でもコントロール出来・・・あ。」
博士「愚かなる人類共めーーーー!!!!」
斗真「PKムスカデストロイ!!」
博士に止まってるハエをピンポイントで殺した。そして博士を安全な場所へ連れて行った。
紫穂「そのハエを接触させて、汚染を広げる事も出来るみたいよ?あんな風に。」
零慈「面白い汚染方法を思い付いたもんだな犯人は。」
紫穂「ハエ人間を治療するまで何も出来ないわ。」
斗真「よし!じゃあここを封鎖しよう。それと殺虫剤を取り寄せて・・・ヴェ!?」
その時斗真達が固まった。
皆本が無数のハエに覆われてた。
全員「ぎゃあああああああああ!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のしりとり。
零慈『ラーメン食いてえ〜。』
京介『え?いや別に!?』
しりとり終了。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
斗真「皆本さん!」
皆本「愚かな人類共め!これからはハエの時代なのだ!!」
薫「皆本ー!」
その中で、特殊隊員の1人が笑い堪えていた。
薫「さ!サイキック!トルネード!」
敦「フレイムインセクトデリート!」
サイコキネシスで皆本をハエから解放した。
薫「葵!脱出!」
紫穂「外はダメ!卵を産み付けた可能性があるわ!」
斗真「マジかよ!」
するとハエが再び集った。
美里「彼処しかないわ!」
すぐにその場に居る全員を安全な場所へテレポートした。テレポート先は男子トイレだった。
大河「男子トイレか!」
ナオミ「きゃああ!!ここ男子トイレ!?」
薫「照れてる場合か!」
谷崎「いや!大和撫子として正しい反応だ!それで良いんだよナオミ!」
紫穂「ドアを経張りして!」
隊員の1人がガムテープでドアの隙間を塞いだ。
皆本「あ〜。綺麗だ〜。」
その頃皆本は便器を舐めようとしていた。チルドレンがそれを止める。
幸菜「きゃーーー!!!皆本さんが可笑しくなってるーーーーーー!!!!」
美里「どうやらもう感染してしまったようね!」
谷崎「皆本君にそんな趣味が・・・」
斗真・ナオミ「趣味とか言うな!!!」
隊員A「あはははははは!!!あははははは!!!」
笑い堪えていた隊員Aが大笑いした。
隊員B「何を笑ってる!!お前も手伝うんだ!!」
隊員A「もうダメだ!!」
笑ってる隊員がマスクを外した。
その隊員の正体は、何と兵部京介だった。
紫穂「兵部京介!?」
次の瞬間、京介が隊員を気絶させた。
斗真「よう京介!久し振り!」
京介「久し振りだね皆。そして裏切り者の零慈君。」
零慈「まだ俺を憎んでるんだな?まあ別に良いけど。」
薫「兵部さん!?桃太郎!?」
葵「何しに来たんや!?」
京介「別に?遊びに来てただけさ。君達の仕事振りを見学にね。でもまさか・・・まさか・・・こんな面白い物が!あはははは!!」
斗真「お前腹痛がってるな。」
止むを得ないと思った薫が、サイコキネシスで皆本を壁に減り込ませた。
薫「笑ってないで何とかしてよーー!!!」
京介「ヤダよ。義理無いもん。もうそんな奴を捨ててうちに来なよ。ハエ人間を治療すれば影響は無くなると思うけど、それも確証無いしね。一生このままかもよ?」
皆本「貴様らなど!我々の生産殖量地に過ぎないのだ!!!」
チルドレン「い!一生このまま!?」
幸菜「それ絶対嫌だー!!」
薫「・・・も、もしもの時は・・・」
京介「ん?」
薫「私が一生面倒見る!」
皆本の面倒を見てる自分を想像した薫だが、皆本が入ってる言葉は全部汚い物ばかりだった。想像中に薫が涙を流してた。
京介「そ、それは困るな・・・」
葵「いやーーー!!◯◯◯とか言う皆本はん何か見たない!!!!こうなったらうちも死ぬーーー!!」
何処からかチェーンソーを取り出して自殺を図ろうとした。
京介「そ、それも困るな・・・」
敦「おい野上ーー!!早まるなーーー!!!!」
紫穂「良いから助けるの手伝いなさい?残りの人生も男で居たいでしょ?」
拳銃を京介に向けて脅す。
京介「それが一番困るな・・・OK分かったよ・・・でも運の良い男だ。しかしアドバイスだけだぞ?」
斗真「幸菜とナオミさんはここで待機してくれ。」
幸菜「分かったわ。気を付けてね?」
ナオミ「気を付けてね。斗真さん。」
幸菜とナオミを残して、斗真と大河と敦と美里と零慈とチルドレンがハエ男が居る場所へテレポートした。
チルドレン「あ!居た!」
上を見ると、ハエ男が天井に張り付いてた。
斗真「彼奴がハエ男の正体か!」
その頃男子トイレでは。
京介「残ったのは君達だけだね?」
谷崎「な!ナオミには指一本触れさせないぞ!!」
ナオミの前を塞ぐが、京介がサイコキネシスで谷崎を便座に飛ばした。しかし谷崎が落ちてたまるかの如く粘る。粘った結果。落ちずに済んだ。
幸菜「桃太郎ちゃん可愛いね〜!連れて帰ってあげたいわ〜!」
桃太郎「は!離せ!!」
その頃幸菜は桃太郎を縛るように抱いてる。すると幸菜が桃太郎にテレパシーを送った。
幸菜『変な真似したらどうなるか分かってるね?』
可愛い声で怖い言葉を聞いた桃太郎が冷や汗掻いた。
京介「あの子も恐ろしいね・・・」
そう言った後に皆本を気絶させた。
京介(でも結局お前1人じゃこんな小さな予知が変えられないのさ。ちょっとは思い知れ。ま、期待するだけで無駄だったかな?)
その頃斗真達はハエ男と睨み合ってた。
葵「見付けたで!ハエ男!」
敦「お前は完全に包囲されてる!大人しく降参しろ!」
薫「そこを動くなよ!」
ハエ男に向かって飛んだが、ハエ男が物凄い速さで避けた。
大河「成る程!彼奴自身もハエの力を得たからハエと同じ速さが出せるって訳か!」
ハエ男「ハァ!!」
薫に向けてハエを飛ばした。薫はすぐに逃げた。
葵「何でこっちに来んねん!!!」
薫「来るなーーー!!!」
サイコキネシスでハエを防いだ。力の出し過ぎで天井のガラスにヒビが入った。
紫穂「薫ちゃん!力を抑えて!」
零慈「ガラスが割れたら偉い事になるぞ!!」
薫「もう!」
力を抑えた瞬間、ハエが再び薫に向かって飛んだ。
斗真「サイマグネット!」
薫の前に出た斗真がサイマグネットでハエ達を防いだ。
斗真「どうしたハエちゃん達!サイマグネットを壊す事すら出来ねえだろ!!」
紫穂「はっ!」
横を見ると、ハエが横から襲って来た。
美里「囲まれたわ!」
紫穂「テレポートは!?」
葵「空間ノイズが多くてあかん!」
美里「こっちもノイズが多くて今は使えないわ!」
大河「なあ知ってるか?ハエ男の恐怖ってのは、テレポートに失敗した奴に取り憑くらしいぞ?」
零慈「あああったな。」
チルドレン「いやーーーーー!!!!」
京介『おーい。どうだい?』
突然京介から通話が来た。
薫『兵部さん!?』
京介「居たろ?ハエ男。気絶させればハエは知性を失うから、その後駆除すれば治療は可能だとおもうぜ?」
薫「兵部さん助けて!!ハエが多過ぎて!!」
京介『それなら風を使いな?』
薫「風?」
京介「直接じゃなく、間接的に力を加えるんだ。空気を動かして風を作ってごらん?」
薫「そっか!斗真!」
斗真「ご忠告あんがとさん!!PKハリケーンスラッシュ!!!」
敦「フレイムインセクトデストロイヤー!」
零慈「トルネードバースト!!」
サイコキネシスで風を巻き起こしてハエ達が飛ばして、敦のパイロキネシスと零慈の竜巻でハエ達を殺した。
大河「良いぞ斗真!ハエが渦潮みたいに飛ばされてるぜ!」
葵「よっしゃ!行けるで!これなら!」
すると薫がスカートを抑えてる紫穂と葵を見た。
薫(もうちょい読者サービス〜。にゃ!?)
葵「何気い散らしとんねん!!!」
紫穂「自分も同じ衣装なのに何が面白いのよ・・・」
美里「そうよ。だったら自分でやれば良いじゃない。」
ハエ男「よくも仲間をーー!!!」
激昂したハエ男が急速接近で襲った。しかし全員が避けた。
薫「この!!」
斗真「PKスマッシュゲイザー!!」
サイコキネシスを放ったが、ハエ男が凄いスピードで避けた。
薫「速い!!」
すると薫の目の前にハエ男が現れて、薫を下に叩き落とした。
葵「薫!!」
間一髪で薫を救出した。
敦「此奴!!インセクトファイヤー!」
零慈「ファイヤーバースト!」
サイコキネシスとパイロキネシスを一瞬にして避けた。
敦「くそ!」
零慈「元気だな彼奴!」
葵「薫!一時撤退や!」
しかしハエ男が紫穂を人質として取っていた。
美里「紫穂!!」
ハエ男「よくも殺してくれたな!我々だって生きてるのに!!」
美里「紫穂を解放しなさい!」
ハエ男「おっと!変な真似をすればこの小娘の命は無い!」
零慈「ひょえ〜、例の人質作戦ってか?」
ハエ男「貴様らの知性や感情などその程度なのだ!!相手を虫けらと決め付ける事で心を痛める事も無く残虐になる!!」
ハエ達が斗真達を囲む。
薫「て言うか!あんたら虫だから!」
斗真「全くだ!お前みたいな虫は俺達の上手い飯を食い荒らす害虫だからな!」
ハエ男「虫けらとして殺される苦しみを教えてやる!!」
針を持って紫穂を串刺そうとした。
薫・葵「紫穂ーーー!!!」
斗真・大河・美里・零慈「紫穂ーーーー!!!」
敦「三宮ーーーー!!!」
???「虫けらとして殺される苦しみ?」
斗真「な!?京介!?」
そこに京介が姿を現した。
京介「それならもう知ってるよ。今更教えて貰う必要は無いね。思ったよりやるじゃないか。反射神経もハエ並みになってるとはね。お兄さんとお姉さんとおチビちゃん達には荷が重かったみたいだな。」
零慈「それって褒めてるのかー!?」
美里「いや、完璧に煽ってるわね。」
するとハエ達がこの辺一帯を覆い始めた。
斗真「サイマグネット!」
敦「ブレイズフィールド!」
零慈「サークルシールド!」
京介(さて、どうする?銃は多分当たらない。超能力を使おうとしてもこのハエの大群が、一瞬で全部退治しなくては・・・奴に大量の時間を与えてしまう事になる。ま、仕方無い。クイーン達の為にも、リスクを承知でやるか。!?)
美里「皆!下を見て!」
薫・葵「あ!」
斗真・大河・零慈「これは!」
下を見ると、『カサイホーチキツカエ!ミナモト』とメッセージが書かれてあった。
薫「皆本!」
斗真「そうか!PKウォーター!」
大河「薫!行け!」
薫「分かった!」
斗真が天井に向けてサイコキネシスを発動させて雨を降らし、薫がサイコキネシスで火災報知器を押した。すると天井から大量の水が降って来て、ハエ達が一瞬にして溺れた。
ハエ男「いかん!溺れる!止めろーーー!!!」
京介(彼奴、僅かに残った意識でハエの動きに介入したのか。)
葵「紫穂!」
油断してる隙に葵がテレポートで紫穂を解放した。
大河「よっしゃ!これで遠慮無しだ!」
斗真・大河・敦・美里・零慈「貰ったぜ!最終コーナー!」
薫「サイキック!!何かこうやってハエを捕まえるあれーーー!!」
斗真「念動星!霧隠れ!幻ハエトリソウ!」
敦「火炎星!灼熱殺虫剤!」
床で生成した2つのハエトリソウでハエ男を捕まえ、炎の殺虫剤でハエ男を弱らせた。
ハエ男「む、無念・・・」
斗真・大河・敦・美里・零慈「チェッカーフラッグ!」
薫「ハエ男逮捕完了!ん?」
下を見ると、紫穂が洗剤を床に垂らしてた。
紫穂「洗剤には液体の表面張力を弱める薬品が入っててね?昆虫を退治する特効薬なのよ?小さい頃、良くこうやって遊んだわ〜。」
薫「し、紫穂・・・」
葵「恐ろしい子・・・」
斗真・大河・敦・美里・零慈「うわぁ・・・・」
薫「と、兎に角片付いた訳だ・・・サンキュー、お陰で・・・あれ?」
しかしこの場所に京介の姿が無かった。
その京介は、再びトイレに戻って皆本を睨んでた。
幸菜「兵部さん!?」
ナオミ「皆本さんをどうする気なの!?」
京介「君達の任務はバイオハザード発生を防ぐ事だった筈だ。でも今回はそれを防げていない。分かるか?予知システムによって早く対応出来ただけの事だ。君達が現場に来ると言う事が予知に含まれたケースもあったよな?バベルが日常的に行ってる予知出動でもこの有様だ。もっと世界規模な出来事がお前如きに耐えれる訳が無い。指し示してる未来は1つだ。巨大なエネルギーを変えられるなど、ノーマルのお前は持っていない。楽になれる方法を教えてやろう。流れに身を任せるんだ。僕も協力してあげるよ。全力でお前に催眠安寿を掛けてやろう。エスパーとノーマルの戦争何か忘れろ!」
幸菜「止めてーーー!!!」
止めに行く幸菜だが、途中で谷崎にぶつかって、谷崎が便器に突っ込まれた。するとそこに1匹のハエが飛んで来た。京介が横を見ると、『コトワル』の文字が出て来た。
京介「何だと!?」
皆本『僕1人では無理でも・・・仲間の力を集めれば出来る!その為のバベルだ!!人間の力は・・・お前が言うより強い筈だ!!況して、僕の仲間の多くは・・・君と同じエスパー達だ!!』
すると京介は皆本にある事をしてテレポートで去って行った。
幸菜・ナオミ「皆本さーーん!!!」
その後斗真達が戻って来た。
斗真「幸菜!ナオミさん!ただいま!」
幸菜「おかえり!やったんだね!?」
美里「ええ。ちょっとキツかったけど。」
ナオミ「おかえりなさい!斗真さん!皆さんも!」
大河「ナオミちゃんただいま!谷崎主任は?」
その頃谷崎は便座の側で落ち込んでた。
零慈「あれま。多分突っ込まれたんだろう。」
敦「梅枝に2度と近付く事が出来ないな。」
チルドレン「皆本!!」
そんな皆本は便座に顔だけ埋められてしまった。
葵「終わった・・・何かが終わった・・・」
薫「グッバイ・・・私の少女時代・・・」
横には『イイカラタスケロ』の文字が浮かんで来た。
外では。
京介(ふん!甘っちょろい事を言うな。ノーマル勢力も結集して戦うんだぞ。エスパーとノーマルの戦争は回避不可能だし、それは良い。ただ僕は・・・あの子達が悲しむ事に心を痛めてるだけさ。)
葉「何やってんすかあんたは?探しましたよ?」
そこにパンドラのメンバーの葉が京介を発見した。
葉「犯罪組織のボスとしてもっと真面目に働けコノヤロー。ガキとばっか遊んでると殺すぞ爺い。って真木が言ってました〜。」
爽やかな顔で嘘を言った。しかし京介は葉を殴って締める。
京介「嘘付けーーー!!!明らかにお前の台詞だろ!!」
桃太郎「良いから帰ろうよ。」
京介(僕の力はエスパーの為にしか使わない。この傷が消えるまではな!)
その後斗真達はバベルへ帰投した。男子トイレから皆本が出て来た。何故かトイレ前にチルドレンが立っていた。
皆本「そこで何をしてる?」
薫「いやちょっと・・・」
葵「後遺症の心配で・・・」
皆本「そのネタで引っ張るなーー!!!」
その頃斗真と敦は奈津子とほたるに今日の事を話した。
斗真「もう大変でしたよ。皆本さんがハエに取り憑かれるなど。」
奈津子「それは大変だったわね。」
ほたる「皆本さん大丈夫だったの?」
敦「皆本さん、屈する事無く俺達を助けてくれたんです。」
斗真「ノーマルにも可能性が山程ありますからね。」
「NEXT」
キャスト
神楽斗真:松下優也
栗栖大河:花江夏樹
芝浦敦:佐野岳
赤坂美里:大久保桜子
篠崎幸菜:矢野優花
和泉零慈:甲斐翔真
明石薫:平野綾
三宮紫穂:戸松遥
野上葵:白石涼子
皆本光一:中村悠一
桐壺帝三:小杉十郎太
柏木朧:浅野真澄
常盤奈津子:中尾衣里
野分ほたる:佐藤利奈
梅枝ナオミ:後藤麻衣
谷崎一郎:家中宏
オペレーター:後藤沙緒里
博士:田中完
ハエ男:保村真
エスパー:四宮豪
藤浦葉:羽多野渉
桃太郎:釘宮理恵
兵部京介:遊佐浩二
次回「初音、家出」
作者「4日間実家に帰省してました。」