絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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ある日の夜。発生した事件現場に警察達が駆け付けた。

久具津「くそ・・・しくじった!」

犯人の正体は元バベルでパンドラの久具津だった。多くのアタッシュケースを持ってる。そこにバベル1が現れた。そのバベル1に1人の女性が乗っていた。ザ・ハウンドの小鹿圭子主任。

柏木「彼女、大丈夫でしょうか?」

桐壺局長「ああ見えて彼女は訓練学校を首席で卒業している。きっと大丈夫だよ。」

オペレーター「作戦を開始して下さい!」

小鹿「了解!」

バベル1が久具津を照らす。

小鹿「えっと・・・解禁するには・・・」

リミッター解禁装置を操作中に手を滑らせてしまった。

柏木「本当に大丈夫なんでしょうか!?」

桐壺局長「ああ見えて彼女は訓練学校を・・・」

小鹿「と、とく、とく・・・特務エスパー!ザ、ハウ、ハウ・・・もっとこう気合を・・・特務エスパー!ザ・ハウンド!か、か、解禁!」

やっと解禁出来た。明と初音のリミッターが発光した。一方久具津はアタッシュケースに入ってるモガを見てる。

久具津「なぁに、これくらい大丈夫さ。君達は僕が救い出してあげる。けど、今はこれが精一杯・・・」

コンテナの上からネズミにリプレイスした明が久具津を発見した。

明『ターゲット発見!盗み出された大量の限定版モガちゃんも一緒です!』

小鹿「作戦開始して下さい!」

明『了解!』

久具津「バカやってないで!」

そこにネズミ(明)が飛び降りて、久具津の耳を齧った。

久具津「ぎゃああ!!ネズミ!?宿木明か!?」

すぐに一目散に逃げ出す。

小鹿「ターゲットが移動を開始。初音ちゃん!そっちに向かってるわ!」

しかし初音の返事が来ない。

小鹿「初音ちゃん?」

初音「言われなくても臭い、近付いてる。初音分かってる。」

小鹿「え?」

今日の初音は不機嫌だった。

初音「メタモルフォシス!」

そして狼にメタモルフォシスした。

久具津「痛えぇっつーの!離せ!離れろ!ん?」

逃げてる途中に止まった。目の前に初音が居たからだった。

久具津「狼ーーーー!!??犬神初音か!!」

すると久具津が何かを仕込んだ。すると初音の目の前をうさぎが通り過ぎた。

初音「ご飯!!!」

明『は!初音!!!』

久具津がチャンスを見て逃げ出した。初音は任務をそっちのけにして、うさぎを追い掛ける。うさぎを捕まえようとしたが、壁にぶつかって気絶してしまった。

明『初音!!!』

小鹿「初音ちゃん!!」

何とかうさぎを捕まえる事に成功して、変身を解除した。しかしそのうさぎはおもちゃだった。

初音「ご飯!!!あれ!?ネックレス無い!?」

明『何やってんだ初音!!早く追え!!』

バベル1のロープに小鹿がしがみ付いて降りて来た。

小鹿「初音ちゃん!!ネックレスは私が探しま、きゃあ!!」

立ち上がろうとしたが、尻餅付いた。すると初音のネックレスを発見した。

小鹿「あった!初音ちゃんあった!!」

初音「それに・・・それに・・・触るなーーーーー!!!!!!」

突然激怒した初音がメタモルフォシスを発動して狼に変身した。

小鹿「ええええーーーーーー!?」

そして小鹿に襲い掛かった。一体初音に何があったのか。


MISSION31「初音、家出」

後日。皆本と斗真が自宅に帰って来た。

 

皆本「ただーい、ま?」

 

斗真「ヤッホー帰ったぜー、ありゃ?」

 

玄関に謎の靴があった。

 

皆本「見覚えの無い靴だな。こんな時間にお客さんが?」

 

斗真「あれ?この靴何処かで・・・」

 

 

 

 

 

 

チルドレンの部屋のドアを開ける。しかし中は真っ暗だった。

 

薫「あ!おかえり!」

 

皆本「何やってんだー?」

 

斗真「闇鍋大会か?」

 

薫「な、何も?」

 

葵「そ、そうや!別に!?」

 

紫穂「電球が切れちゃって・・・」

 

皆本「どれ?」

 

斗真「電球が風邪引いたのか?」

 

葵「うわ!?は、入ったらあかん!!」

 

皆本「え?」

 

斗真「は?」

 

薫「いやその・・・」

 

すると何かにぶつかった。

 

皆本「うわ!?」

 

斗真「どした?」

 

???「グルルルルル・・・・」

 

皆本「薫か?」

 

???「グルルルルル・・・・」

 

斗真「薫お前、声がお釈迦寸前か?」

 

薫「ゲホゲホ・・・風邪かな・・・?」

 

皆本「ん?何だこれ?耳か?猫っぽいし・・・」

 

斗真「薫お前動物になったのか?」

 

薫「にゃ、にゃー!耳付けて遊んでたにゃー!」

 

紫穂「か、薫ちゃん好きね・・・」

 

皆本「ん?は、鼻?随分長いな・・・」

 

斗真「お前ピノキオにでもなったのか?」

 

薫「え、えっと・・・・」

 

葵「アドリブ効かんやっちゃな・・・天狗が居るとか言うときや・・・」

 

皆本「うお?な、何だ?この獣のような口と牙は。」

 

斗真「今度は赤ずきんの狼か?」

 

チルドレン「ひえええーーー!!フォロー不可能ーーー!!!」

 

???「それは、お前を・・・食べる為だーーーー!!!!」

 

皆本「ギエエエエエーーーーーーー!?」

 

斗真「何だいきなり!?サイマグネット!!!!」

 

チルドレン「うわーーーー!!!!」

 

薫「初音!!止めろ!!」

 

 

 

 

 

 

紫穂が電気を点けた。皆本が気になってる獣の正体は、狼にメタモルフォシスした初音だった。斗真がサイマグネットを張って、皆本を守ってる。

 

 

 

 

 

 

皆本「は、初音君・・・?」

 

斗真「初音、お前どうしたんだ・・・?」

 

何故初音が居るのか訳を話した。初音は薫と遊んでる。

 

皆本「そうか。僕達が連れ戻しに来たと思って。」

 

葵「そうみたいやね。」

 

斗真「っつう事はまさか・・・」

 

紫穂「初音ちゃん・・・」

 

葵「家出して来ちゃったんやて。」

 

斗真・皆本「そうか・・・って!家出ーーーーー!?」

 

まさかの家出だった。

 

初音「初音、もうハウンド辞める!」

 

皆本「辞めるって・・・」

 

斗真「お前今後どうすんだ?」

 

初音「今日からチルドレンに入る。」

 

皆本「ええ!?」

 

斗真「おいおいマジかよ!?」

 

初音「もう、絶対に戻らない!」

 

斗真「お前今日どうしたんだ・・・?」

 

紫穂「飼っても良いでしょ?」

 

葵「躾もよう行き届いとるし!」

 

薫「私らが面倒見るからさ!」

 

初音「姐さんワン!!」

 

斗真・皆本「その子は人間だっつーのーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

翌日。明の元にお邪魔した。

 

鷹「初音様が家でだとーー!?どう言う事なんだ!!!!すぐに連れ戻すのだーーーー!!!!」

 

そこに1羽の鷹が大声で話してた。

 

大河「おい何だあの鷹は?」

 

皆本「えっと・・・誰?」

 

明「東北に住んでるうちの親父です・・・」

 

皆本「そうか・・・君の実家は・・・」

 

明「ですから、父も動物と意識を入れ替える事が出来るんです。」

 

鷹の頭に父と書かれた風呂敷を被せる。すると鷲が大人しくなった。

 

明「しかも生体を操作して会話まで。」

 

零慈「東北からわざわざご苦労様ですな。」

 

ポケットから携帯を取り出して父親に電話をする。

 

明「親父!話がある時は電話を使えって何時も言ってるだろ!?」

 

明の父『卑怯だぞ!!!目を塞がれると大人しくなる鷹の習性を利用しよって!!!』

 

敦「随分面白い親父さんだな。」

 

 

 

 

 

 

その頃チルドレンは初音を戻そうとしてた。しかし初音は抵抗し続けてる。

 

薫「ほらおいで・・・!!」

 

初音「嫌だ!!初音帰らない!!!」

 

薫「初音良い子だから・・・!!!」

 

初音「嫌だ!!!」

 

そこに斗真達が来た。

 

明「初音!!」

 

初音「初音家出した!!」

 

明「何聞き分けの無い事を言ってやがる!!」

 

美里「いい加減に帰って来たどうなの!!」

 

初音「初音、聞き分け無くない!!あの女嫌い!!」

 

皆本「そんなに、折り合いが悪いんですか?新任の担当指揮官と。」

 

幸菜「小鹿主任が嫌い?」

 

大河「何かあったのに違いないな。」

 

すると着信音が鳴った。

 

皆本「原因は?」

 

桐壺局長「それが皆目分からんのだよ・・・」

 

斗真「局長・・・」

 

柏木「はっ!チルドレンとセブンスターズに出動要請です!!」

 

セブンスターズ・チルドレン・初音「!?」

 

 

 

 

 

 

すぐに現場へ急行した。場所はとある廃墟ビル。廃墟には久具津と澪と桃太郎が居た。久具津がパソコンを操作してる。

 

澪「本当にお小遣い稼げるの?」

 

久具津「まぁ見てなって!僕が何の為にこの限定版モガちゃんを手に入れたと思ってるんだ?」

 

桃太郎「趣味だからだろ?思いっ切り。」

 

久具津「ぐ!?趣味なんかじゃない!!生き様だ!!」

 

澪・桃太郎「は、はぁ・・・」

 

久具津「ここに大量にある限定版モガちゃんは今は品薄!ネットオークションでは高値に取引されてる!」

 

澪「高値に取引されるとどうしてお小遣いが稼げるの?」

 

久具津・桃太郎「お前相変わらずバカだな!!」

 

澪「だ、誰がバカよ!!」

 

斗真「お前しか居ねえよ!」

 

澪「はっ!?お前まで指指されたくは・・・」

 

久具津・澪「お!おまーーーー!!!!」

 

後ろにセブンスターズとチルドレンと初音と皆本が立っていた。

 

大河「よう!元気そうだな。」

 

敦「相変わらず仲良しだな〜。」

 

澪「お、お前ら!」

 

久具津「どうしてここが!?」

 

皆本「大量に盗み出された品が普通にネットオークションに出てるんだ!場所が特定出来ないと思うか!!」

 

久具津「チィ!」

 

澪「っつうかネットオークションって何?」

 

桃太郎「そんなのムササビだって知ってるぞ。」

 

零慈「はぁ〜、バカ丸出しだな。」

 

澪「何を!!!」

 

斗真「皆!行くぞ!!」

 

皆本「ザ・チルドレン!!解禁!!」

 

セブンスターズ「ガオ解禁!Summon Spirit of the Esper!」

 

 

 

 

 

 

薫「スパイク1発赤い星!」

 

葵「スピード1番青い風!」

 

紫穂「キラリ1点紫の花!」

 

初音「ガブリ1口美味しいご飯!!」

 

澪「前置き長・・・」

 

久具津「今日は1人多いから特に・・・」

 

薫「悪いぃ後ちょっと・・・」

 

澪「サクサクっとな〜。」

 

チルドレン「絶対可憐!チルドレン!プラス!」

 

初音「ワン!!」

 

 

 

 

 

 

斗真「灼熱の念動!!神楽斗真!!」

 

美里「孤高の瞬間!!赤坂美里!!」

 

大河「怒涛の透視!!栗栖大河!!」

 

敦「鋼の火炎!!芝浦敦!!」

 

幸菜「麗しの精神!!篠崎幸菜!!」

 

零慈「閃烈の合成!!和泉零慈!!」

 

斗真「命ある所、正義の雄叫びあり!!特務エスパー!!」

 

セブンスターズ「セブンスターズ!!」

 

 

 

 

 

 

久具津「貴様ら!格好良過ぎてズルいぞ!」

 

澪「何でこの間に逃げないの?」

 

久具津「そう言う物だからさ!」

 

澪「そうか。」

 

斗真「さてと!」

 

ESPジャッジを身に付けてる右腕を前に伸ばした。

 

斗真「澪!そして久具津隆!全ての限定版モガちゃん人形を窃盗し、ネットオークションによる高額転売の罪で!PKジャッジメント!!」

 

ESPジャッジからモニターが出て、左右の『RELEASE』と『ARREST』が交互に発光する。

 

 

 

ナレーション『エスパー犯罪者に対しては、特務エスパーの要請により、東京都内某所にあるESP最高裁判所から判決が下される。』

 

 

 

そして結果は『ARREST』になった。

 

久具津「何!?」

 

澪「え!?」

 

斗真「アレスト許可!」

 

5人「ロジャー!」

 

久具津「くそ!じゃあ!後は頼む!」

 

澪「ちょっとあんた!!」

 

薫「初音!逃がすな!」

 

初音「任せて!姐さん!!メタモルフォシス!」

 

狼にメタモルフォシスして、久具津を追い掛ける。

 

斗真「敦!大河!久具津を頼む!!」

 

敦「分かった!」

 

大河「お任せあり!!」

 

斗真「やる気満々だぜ!」

 

 

 

 

 

 

久具津「のわ!!しまった!!行き止まりだ!!」

 

すぐに久具津を追い詰める事に成功した。

 

大河「どうしたどうした?もう逃げないのか?」

 

敦「大人しく投降しろ!」

 

 

 

 

 

 

???「初音ちゃん!」

 

 

 

 

 

 

そこに誰かが来た。ザ・ハウンドの小鹿主任だった。

 

大河「小鹿主任?」

 

初音「何しに来た!!」

 

小鹿「私はハウンドの担当指揮官なの!あなたが出動してるのに、じっとしてる訳にはいかないわ!」

 

初音「初音、ハウンド辞めた!」

 

小鹿「え!?そ、そんな・・・」

 

敦「小鹿主任、大丈夫ですか?」

 

すると久具津の後ろから澪の上半身が出て来た。

 

澪「はぁ、鈍臭い。」

 

久具津「ツンデレ風味に言ってくれ!!」

 

澪「た、助けに来たんじゃないんだからね!ってか?」

 

久具津「それだ!!!!」

 

澪「ちょ!何処掴んでんのよ!!」

 

敦「逃がすか!!チェイサーネット!!」

 

しかし澪がテレポートして逃がしてしまった。

 

初音「逃げられた・・・」

 

敦「クソ!」

 

メタモルフォシスを解除した。

 

初音「お前のせいだ!」

 

小鹿「そ、そんな・・・」

 

大河「おい初音落ち着け!!」

 

初音「お前!噛み千切る!!」

 

小鹿主任を噛み付こうとしたが。

 

薫「初音!!ダメ!!」

 

駆け付けた薫のサイコキネシスで地面に落とされた。

 

初音「あ、姐さん・・・」

 

斗真「敦、大河、久具津と澪は?」

 

敦「すまない、逃がしてしまった。」

 

幸菜「また逃げられちゃったー!」

 

皆本「あ、あなたがハウンド?」

 

小鹿「はい。小鹿圭子一曹です。」

 

初音「噛む!!絶対噛む!!」

 

チルドレンに抑えられてる。

 

小鹿「どうして私がそんなに気に入らないの?人間同士話し合っても分かり合えないのかしら?」

 

初音「何もかも嫌い!!近付くな!!お前の全てを止めてやる!!」

 

小鹿「きゃーーー!!全否定・・・存在自体を全否定ですかーーー!?」

 

斗真「小鹿主任・・・」

 

するとそこに明が駆け付けた。

 

明「初音ーー!!!」

 

初音の頭を強引に下げた。

 

明「このバカ!皆さんに迷惑掛けて!!謝れ!!」

 

初音「嫌!!絶対謝らない!!」

 

明「何が気に入らないんだ!!」

 

初音「全部!!」

 

明「それじゃあ分かんねえだろ!!すみません小鹿主任。」

 

小鹿「ううん、良いんです。きっと私が悪いんですから。」

 

明「そんな事無いです!!あなたは悪くない!!頑張ってくれてます!!」

 

小鹿「は、はぁ・・・」

 

明「素敵です。辞めないで下さい。」

 

チルドレン「はっ!」

 

セブンスターズ「あ。」

 

すると初音がメタモルフォシスを発動して、小鹿主任に襲い掛かる。

 

小鹿「うわあああ!!!」

 

斗真「PKスリープ!!」

 

しかし斗真が指を鳴らして初音を眠らせた。

 

斗真「しばらく寝かせよう。」

 

明「大丈夫ですか?」

 

小鹿「こ、怖かったーーー!!!」

 

怯えながら明に抱き付いた。

 

薫「おい明!どう見てもそれが原因じゃん!」

 

葵「やな!」

 

紫穂「初音ちゃんが可哀想!」

 

明「へ?え?何で?教えて?」

 

チルドレン「鈍!!」

 

敦「恋愛には鈍感だな〜。」

 

薫「これだから男は・・・」

 

皆本「いや〜!僕はそれ程じゃないと思う・・・」

 

薫「自覚無しかよ・・・」

 

斗真(成る程。小鹿主任を嫌ってる理由はそう言う事か。)

 

美里(明も自覚無しと見たわ。)

 

幸菜(読み取ったけど理解してないよ。)

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回のしりとり。

 

小鹿『庭にコンドル減り込んどる。』

 

明『ルールル〜。』

初音『狐じゃない!』

 

しりとり終了。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

その後バベルに戻って初音が怒ってる原因を説明した。

 

明「そうかー!ヤキモチかー!すみませんでした!」

 

小鹿「いえ、私がいけなかったんです。バベルに入局したてで頼り無かったから。明君が色々フォローしてくれて・・・」

 

明「いや、俺も・・・小鹿主任に早く慣れて欲しくて、初音の事を後回しにしちゃって・・・」

 

桐壺局長「せめて男性の指揮官にすべきだったかの・・・」

 

明「いえ!それはそれで・・・」

 

小鹿「でも、私この仕事頑張りたいんです!小さい頃から動物好きで、あらいぐまラスカルやフランダースの犬はDVD全巻揃えています!」

 

柏木「単にそれっぽいアニメが好きなだけかも・・・」

 

紫穂「人間でも焼き餅は厄介なのに・・・初音ちゃんは限りなく動物に近いもんね。」

 

葵「それ飼い主の明はんが新入りを構ってたらグレるわな。」

 

皆本「兎に角、原因が分かったんだからやれるだけフォローしてみよう。」

 

薫「フォロー?」

 

斗真「そうだな。ただ問題は小鹿主任がハウンドのリーダーになり切れてないって事です!」

 

皆本「強いリーダーシップと貫禄を示さなきゃ!」

 

小鹿「リーダーシップと貫禄・・・こんなかしら?」

 

大河「いや違いますよ・・・」

 

桐壺局長「じゃあ行くよ!!」

 

小鹿「え?」

 

 

 

 

 

 

オペレーター「バベル2発進!!」

 

全員「うわ!!早!!」

 

すぐにバベル2に乗って出動した。

 

 

 

 

 

 

桐壺局長「名付けて・・・極限状態サバイバルで信頼度アップ作戦!!」

 

セブンスターズ・チルドレン・皆本・小鹿「ええーーー!?」

 

その後バベル2が北極に到着した。

 

セブンスターズ・チルドレン・皆本・小鹿「いきなりですか・・・」

 

桐壺局長「何か文句でも?」

 

小鹿「いえ・・・」

 

 

 

 

 

 

テントの中では、眠ってた初音が目を覚ました。

 

初音「肉・・・はっ!明!?どうした明!?」

 

横に気絶してる明が居た。明の魂が抜けようとしてた。そこに小鹿主任が入って来た。

 

小鹿「気が付いたのね?初音ちゃん。」

 

初音「はっ!・・・ふん!!」

 

しかしまだ怒ってた。

 

小鹿「聞いて初音ちゃん・・・明君は危険な状態なの!」

 

初音「危険!?」

 

小鹿「ええ。2時間以内に救難艇に運ばなければなりません。救難艇までの距離はここから100キロ。」

 

初音「100キロ・・・!?」

 

小鹿「でもそうしなければ明君の命は・・・」

 

 

 

 

 

 

その頃バベル2内部では。

 

明『本当に大丈夫なんですか?こんなんで・・・』

 

何故かアザラシが居た。このアザラシの意識は明だった。

 

薫「明、何て可愛い生物にリプレイスを・・・」

 

チルドレン「きゃーーー!!!」

 

葵「うちも堪らん!!!」

 

紫穂「一緒に写メして!!お願い!!」

 

幸菜「明君可愛いよーーーー!!!ハグしたいーーーー!!!」

 

美里「幸菜が発狂してるわ・・・」

 

皆本「朧さんまで・・・」

 

柏木「ああいえいえ!心は乙女ですが何か?」

 

斗真「いえ問題ありません。」

 

皆本「明君、初音君は薫をボスと認めたよな?」

 

明『確かに。初音は自分より上位と認めた者には忠順となるかも。』

 

 

 

 

 

 

その頃北極では、初音が明を引っ張ってる。

 

小鹿「こちら赤ずきん。狼さんを順調に誘導中。」

 

 

 

 

 

 

バベル2では、柏木とチルドレンと幸菜がアザラシに夢中だった。

 

小鹿『柏木さん、聞こえてます?』

 

柏木「こ、こちら狩人さん。我々は15キロ後方を追跡中。作戦を継続して下さい。」

 

小鹿『了解。』

 

通話を切って作戦を続行する。

 

 

 

 

 

 

小鹿「初音ちゃん頑張って!」

 

しかし初音は外方向いた。まだ怒ってる模様。

 

小鹿「初音ちゃん・・・うううぅ・・・・」

 

そして歩き続けてかなり時間が経った。吹雪が晴れた。

 

小鹿「吹雪止んだみたいね。」

 

しかし初音はまだ怒ってる。すると着信音が鳴った。

 

小鹿「あ、定時連絡の時間。はい、こちら赤ずきん。狼さんと順調に移動中。」

 

 

 

 

 

 

バベル2ではまだアザラシと戯れてた。すると紫穂が読み取った。

 

明『そろそろ初音の飯の時間です!』

 

紫穂「って、明君が言ってるわよ。」

 

敦「柏木さん!」

 

柏木「あ!こちら狩人!赤ずきん、きゃ!!」

 

すると携帯がショートした。

 

柏木「何!?」

 

今度はモニターにノイズが走った。

 

柏木「通信が!」

 

皆本「艦の通信も全てストップしてるぞ!」

 

紫穂「電子装置も全てダウンしてるわ!」

 

皆本「故障か!?」

 

斗真「またヤバい状態になったな。」

 

 

 

 

 

 

その頃小鹿と初音は。

 

小鹿「切れちゃった・・・」

 

すると初音が空腹になった。

 

小鹿「休憩してご飯にしましょうか。」

 

するとご飯の言葉に初音が反応した。

 

初音「ご飯!!」

 

小鹿(初音ちゃんが!あれだけ牙を向いてた初音ちゃんが!こんな顔で!!)

 

バッグから大量の缶詰を出した。

 

小鹿「バベルの非常食料なら沢山あるから、好きなの選んで食べてね?」

 

初音「うんうん!」

 

小鹿「さて、あ、あれ・・・?」

 

バッグから缶切りを取り出そうとしたが、何処にも無かった。

 

小鹿「ねぇ、初音ちゃん・・・ゴニョゴニョ・・・・」

 

初音「・・・缶切りを忘れただとーーーーーー!?」

 

小鹿「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」

 

缶切りが無い事に初音が大激怒。缶詰を叩いて開けようとしてる。

 

小鹿「ここは凍っててどうしようも無いわ・・・どうしよう・・・コンビニ探す?って無いし・・・」

 

初音(明・・・明を助ける為に、力がいる!肉ーーー!!お肉を食べないとーーーー!!!)

 

すると初音が小鹿主任に目を向けた。初音が小鹿主任を食べようとしている。

 

小鹿「な、何その目は・・・!?何か怖い!!!」

 

初音「肉!!!!」

 

 

 

 

 

 

その頃バベル2では、故障の原因を調べていた。

 

皆本「これ、故障じゃありませんね。大規模な太陽フレアの影響によって磁気嵐が発生してるようです。」

 

零慈「太陽フレアか。」

 

明『無線通じないし、俺体に戻った方が良いですかね?』

 

紫穂「って、明君が言ってるわよ?」

 

皆本「ダメだよ。今君は超仮死状態で超低音だから!」

 

明『あの2人、上手くやってるでしょうか?』

 

斗真「大丈夫だろう。なあ薫の姐さん?」

 

薫「そうだ!初音は新しい人が来て怖がってるだけだもん!」

 

すると薫が、皆本との初めての出会いを思い出した。

 

薫「私、その気持ち知ってるよ。信じたいから怖いんだって。ハウンドもきっと、良いチームになれるよ。」

 

 

 

 

 

 

その頃地上では、初音が小鹿主任を食おうと必死だった。小鹿主任が食べられる事に覚悟した。しかし。

 

小鹿「え・・・?」

 

後ろを見ると、初音が氷の下を探ってた。そして捕まえたのはイルカだった。

 

初音「お肉ゲットーーー!!!」

 

小鹿「ちょ!?嘘止めて!そんな酷い事許してくれないよね!?」

 

すると轟音が響いた。地割れが発生したのだった。そして現れたのはイルカの親だった。

 

初音「親ーーー!?」

 

小鹿「親来たーーー!!!」

 

そして親イルカが襲い掛かって、初音の腹を串刺しにして海に潜った。

 

小鹿「初音ちゃん!!あ!」

 

下を見ると、初音のネックレスが落ちてた。

 

小鹿「初音ちゃんの大事な!」

 

拾おうとしたが。

 

初音『それに触るなーー!!!』

 

あの言葉を思い出して拾おうとしなかった。後ろを見ると、初音の姿が何処にも無かった。

 

小鹿「は・・・初音ちゃーーーーん!!!!!」

 

その頃初音は、親イルカと対峙してた。串刺しは免れてた。しかし親イルカの方が圧倒的に有利な状態。

 

初音(冷たい・・・意識が・・・明・・・)

 

すると初音が幼少時代の頃を思い出した。

 

初音(初音、バカだから・・・小さい頃から面倒掛けてばかりで・・・明は、初音のお兄ちゃんで、お母さんで・・・でも、だから、何時も・・・何時でも・・・!初音は戦う!!明の為に!!)

 

あのネックレスは明から貰った大事な宝物だった。そして親イルカの角を砕いた。そして地上に這い上がった。親イルカが苦しみもがいてる。

 

初音(明の為に・・明の為に・・・!食う!!!)

 

そして親イルカに向かって噛み付いた。しかし親イルカが初音を振り払った。そして親イルカが地面に倒れてる初音を全体重を掛けて潰した。

 

初音(もう・・・ダメ・・・あ、あき・・・ら・・・)

 

イルカ「キュイーーーー!!」

 

するとそこに小鹿主任がイルカを連れて来た。

 

小鹿「ごめんね?海へおかえり。」

 

その後イルカと親イルカを無事に海へ返した。

 

初音「あぁ・・・カムバッーク肉ーーー!!!ご飯、ご飯が・・・行っちゃった・・・」

 

すると小鹿主任に目を向けた。

 

初音「お前が勝手な事を・・・!!ご飯食べないと明が!!!」

 

小鹿「だけどこのままじゃあなたが!」

 

初音「明が助からないんなら初音なんか死んだって良い!!!」

 

すると小鹿主任が初音に平手打ちした。

 

初音「え・・・?」

 

小鹿「何バカな事言ってるのよ!!3人で一緒に救難艇まで行かなきゃ!!」

 

ネックレスを初音に差し出す。すると初音が泣いてその場で崩れた。

 

小鹿「あの、そろそろ・・・はっ!いけない!濡れたせいで全身が急激に冷えたんだわ!!凍り付く前に何とかしないと・・コンビニ!コンビニ!って無いし・・・」

 

すると小鹿主任が自分の防寒服を脱いだ。

 

 

 

 

 

 

その夜。バベル2が北極の地上に出て来た。側にテントがあった。

 

皆本「小鹿さん!!」

 

薫「無事なのか!?」

 

桐壺局長「うわ!?」

 

テントの中を見ると、小鹿主任がコートで初音を温めてた。初音と小鹿主任は気持ち良さそうに眠ってる。全員が安堵の表情を浮かべてた。敦が局長を助けた。

 

薫「な?言ったろ?良いチームになるって。」

 

皆本「ああ。」

 

斗真「おい皆見ろよ!空にオーロラが!」

 

葵「うわぁー!」

 

紫穂「綺麗ー!」

 

薫「凄え!!オーロラだーー!!」

 

美里「太陽フレアは磁気嵐を起こすだけじゃないのよ?オーロラが観測される事もあるのよ。」

 

チルドレン「へぇー!」

 

幸菜「綺麗なオーロラーー!!私感激ーー!!」

 

桐壺局長「素晴らしい・・・!!柏木君も来れば良かったのにね・・・!」

 

 

 

 

 

 

その頃柏木は、アザラシを抱いてた。

 

柏木「やっとやっと!!私の!私の!!」

 

 

 

 

 

 

薫「ほら見ろよ!凄え!オーロラ凄え!!」

 

皆本「オーロラは、高エネルギー大気中の・・・」

 

チルドレン「綺麗ならどうでも良い!!」

 

大河「どうでも良いんかい!!」

 

零慈「まあ良いじゃねえか。」

 

敦「全くだ。」

 

 

 

 

 

 

後日のバベル。チルドレンが奈津子とほたるにこの間の事を話した。

 

奈津子「そんな事があったんだ!」

 

ほたる「それであんなに。」

 

小鹿「はい。」

 

初音「あーん!」

 

小鹿主任が初音にご飯をあげてる。

 

斗真「見事な餌付けだな。」

 

敦「懐かれたな。」

 

明「はぁ・・・」

 

紫穂「何か俺の居場所が無い。」

 

幸菜「初音を取られたぜ。」

 

明「ギク!?」

 

葵「前はあんなに明はんにべったりやったんや。気持ちは分かるで?」

 

薫「男なんだし、潔く身を引くこったな。」

 

大河「惨めになるのは分かるさ。でも男だろ?現実を受け止めろ。」

 

薫「いや、それ意味分かりません・・・」

 

奈津子「青春ね〜。」

 

ほたる「奈津子にもあったんだ〜。」

 

奈津子「どう言う意味〜?」

 

ほたる「いや別に〜?」

 

すると警報が鳴り始めた。

 

オペレーター『緊急要請!ザ・ハウンドに出動要請!!久具津隆が再び、限定版モガちゃんを売り捌こうとしています!』

 

敦「抜け目無えなあのオタク野郎。」

 

明「司令を!」

 

初音「行こう!小鹿!!」

 

小鹿「ええ!特務エスパー!ザ・ハウンド!解禁!!」

 

こうして小鹿主任とザ・ハウンドに強い絆が結ばれたのだった。

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:花江夏樹
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花
      和泉零慈:甲斐翔真

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
       宿木明:大浦冬華
      犬神初音:清水愛
      小鹿圭子:中島沙樹
    オペレーター:後藤沙緒里

       明の父:最上嗣生

         澪:釘宮理恵
      久具隆津:相馬幸人

次回「天使たちの午後」
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