絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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ある日の夕方。ナオミが通う女子校は下校時刻となった。ナオミが2人の友人と廊下を歩いてた。

友人A「そうなの!3年の福田さん、幼馴染みの許嫁が居るんですって!」

友人B「ロマンティックね〜!私にも白馬に乗った王子様が居ないのかしら?」

友人A「ナオミちゃんは?」

ナオミ「え?」

友人B「白馬の王子様!」

ナオミ「王子様・・・う〜ん・・・居ると良いんだけね。」

頭の中では斗真の事を王子様だと思ってる。

友人A「新しく出来たお店のタルトが美味しいのよ?」

友人B「良いわね〜!ナオミちゃんも行くでしょ?」

するとナオミが1人の女性を見付けた。

友人A「ん?ナオミちゃん?」

ナオミ「え?ごめんなさい。今日は遠慮するわ。じゃあまた明日ね!」

すぐに何処かへ向かった。






その頃斗真は、他の女子生徒と会話を終えたばかりだった。

斗真「じゃあね。気を付けて帰ってね。」

帰ろうとすると、途中でナオミに会った。

ナオミ「あ、神楽先生。」

斗真「梅枝さん。どうしたの?そんなに急いで。」

ナオミ「すみません。ちょっと用がありますので。」

斗真「そうか。遅くならないようにね。」

ナオミ「はい!さようなら!」

すぐに走った。

斗真(ナオミさん今日も彼処へ行くんかな?)






そしてナオミはその女性に会った。

???「もう良いのよ?ナオミさん。あなたには他に。」

ナオミ「そんな事言わないで下さい!瑠璃子先生・・・」

瑠璃子「・・・本当に、良いの?」

静かに頷いた。すると瑠璃子先生がナオミの体を触る。

ナオミ「瑠璃子先生・・・」


MISSION32「天使たちの午後」

ある日のバベル。チルドレンが宿題をやっていた。しかし薫だけは全然進む気配が無い。

 

薫「・・・ああもう!!宿題なんかやってられっか!!ずーっと待機なままじゃん!!」

 

斗真「待機中に宿題をやるのも任務だ。」

 

敦「任務だけでなく、学習能力を身に付けるのも大事だ。」

 

薫「斗真達は良いよな〜。宿題が無くて楽そうで。」

 

大河「そう言うなって。お前達はまだ小学生だろ?」

 

零慈「そうそう。俺達は幾多の宿題をやって来たからな。」

 

薫「ああもう!事件でも起きてパーっと出動出来ないかな〜?」

 

紫穂「あら。出動が無いのはそれだけ平和だって事よ?」

 

葵「そやそや。平和が一番や。うちらが宿題をやって居られるって言うのはこの事やで?」

 

美里「そうね。毎日平和だったら良いのにね。」

 

幸菜「私も思いまーす!」

 

皆本「そうだぞ薫。特務エスパーの出動が無いのを不満に思うよりも、寧ろ喜ぶべきだぞ?」

 

斗真「それに、今日は大人しくさせる為に、携帯型ECMをONにしてるからな。」

 

薫「・・・・・・」

 

すると誰かが入って来た。谷崎主任だった。

 

谷崎「ず〜ん・・・ナオミの様子が最近可笑しくってね・・・」

 

薫「・・・そうだな〜!出動が無いのは良い事だな〜!」

 

大河(手の平返し来た。)

 

薫「じゃ!!パパッと宿題を終わらせてゲームしようぜゲーム!!」

 

斗真「宿題を終わらせてからの話だぞ!」

 

チルドレン「はーーい!!」

 

谷崎「ナオミの様子が最近可笑しくってね!」

 

薫「後で楽しみがあると思うと宿題も捗るってもんだよな!」

 

紫穂「あら?薫ちゃんは私達の答えを写すだけじゃないの?」

 

葵「それを言うたらお終いやで?」

 

皆本「こらこら〜手が止まってるぞ〜?」

 

零慈「宿題やれよ〜。」

 

セブンスターズ・チルドレン・皆本「あははははは!!!」

 

谷崎「ナオミが!!私のナオミが!!!!!!」

 

チルドレン「はいはい。」

 

セブンスターズ「はぁ〜。」

 

皆本「はぁ・・・谷崎主任、今度は何を仕出かしたんですか?」

 

大河「ナオミちゃんに嫌われたとか?」

 

谷崎「失敬な!!私は何もしていない!!ここ何日もナオミの帰りが遅くなったので気になって後を付けて調べてみた!」

 

セブンスターズ「してんじゃん。」

 

谷崎「そして、撮れた写真がこれだ。」

 

自分の裸の写真を見せる。

 

谷崎「良く撮れてるだろう?」

 

セブンスターズ・チルドレン・皆本「・・・・」

 

谷崎「じゃなかった。こっちだ!」

 

今度はナオミと瑠璃子先生の2ショット写真を見せた。

 

皆本「これは!?」

 

敦「梅枝と謎の女性?」

 

薫「おおぉ・・・私の中に不思議な感情が湧き上がって来る!!!これは何だ・・・!?今までに感じた事の無い胸の高ぶり・・・!!今の私は世界中の親父達の波動を感じている!!!!!」

 

葵「そんな波動あらへんで?」

 

紫穂「ナオミさん、男に幻滅したのかしらね?」

 

斗真「これは谷崎主任のせいにしか過ぎねえな。」

 

谷崎「ドキ!?」

 

皆本「ナオミちゃんと一緒に居る女性は誰なんですか?」

 

斗真「あれ?この人。」

 

皆本「知ってるのか?」

 

斗真「ああ。真珠瑠璃子先生。ナオミさんが通う高校の美術教師で、生徒達の間で凄く人気が高い先生だ。」

 

葵「別嬪さんやな〜・・・」

 

谷崎「バベルの仕事が無い時は、ナオミとずっと一緒に居る。」

 

紫穂「へぇ〜、何時も一緒に。」

 

薫「と、言う事は?ぐへへへへへ〜〜〜。」

 

皆本「こらこらこら!!!」

 

敦「変な妄想をすんじゃねえ!!」

 

谷崎「どう言う事なのか調べてくれ!!!私のナオミがあの教師に惑わされてるのかも知れない!!!頼むこの通りでごわす!!!!」

 

皆本「やれやれ、またこの展開か・・・」

 

薫「良いじゃん!面白そうだから調べてみようぜ?」

 

紫穂「今まで知らなかった大人の扉が開くかも知れないわね〜!」

 

葵「ん?大人の扉ってどんな扉なん?」

 

紫穂「それはね?」

 

皆本「知らなくて良い!!」

 

大河「斗真はどうすんだ?」

 

斗真「俺も原因とか調べたいな。ナオミさんが真珠先生と何をやってるのか。(まあ今の所はポーカーフェイスしとこ。)」

 

 

 

 

 

 

そして別の場所では、金髪の男が木の上で寝ていた。

 

 

 

 

 

 

数日後。ナオミの調査が始まった。斗真とチルドレンが現地調査へ向かってる。皆本達は引越しトラックに待機してる。

 

皆本「また日曜日に駆り出しちゃって悪かったな。」

 

賢木「ナオミちゃんもお年頃だからな〜。いや〜胸がときめくな〜!初恋の甘酸っぱい思い出〜!」

 

零慈「先生にもそんな思い出があんの?」

 

賢木「そりゃああるさ。広子だろ?キラリだろ?ノエルだろ?小紅だろ?」

 

皆本「初恋じゃないじゃん・・・」

 

美里「浮気者現れたわね・・・」

 

賢木「それに・・・」

 

突然皆本に目を向けた。

 

皆本「お前・・・」

 

すると賢木がその他多くの女性の名前を言い出した。

 

皆本「お前な・・・」

 

幸菜「やっぱり浮気者じゃん・・・」

 

薫『チームCより引越しセンターへ!呉竹寮を出た目標が間も無く到着する!』

 

皆本「了解!」

 

 

 

 

 

 

その頃噴水広場では、真珠先生が誰かを待っていた。

 

ナオミ「先生ーーー!!!」

 

そこにナオミが走って来た。

 

真珠「ナオミさん!」

 

ナオミ「すみません先生。私からお誘いしたのに待たせてしまって。」

 

真珠「私も今来た所よ?」

 

ベンチに座ってゲームをしてるキャップを被った斗真が確認した。

 

斗真「コードネームPK。ナオミさんが真珠先生と合流した。引き続き続行する。」

 

皆本『了解。』

 

すると真珠先生がナオミの体を見る。今日のナオミはワンピースを着ている。

 

ナオミ「ん?」

 

真珠先生「あ、いえ。何時もは制服だから。」

 

ナオミ「似合ってませんか?」

 

真珠先生「そんな事ないわ?良く似合ってる。可愛いわよナオミさん。」

 

可愛いと言われたナオミは顔を赤くした。

 

 

 

 

 

 

賢木「う〜ん確かに可愛い。」

 

皆本「良く似合ってるな。」

 

美里「本当に似合ってるわね。」

 

幸菜「凄く可愛いわ。」

 

敦「でも今の所異常は無いな。」

 

 

 

 

 

 

薫「ケッ。男はあんなのが好きなのか?」

 

葵「ちょっと精査を見たらコロッと変わるもんや。」

 

紫穂「女なんて一皮剥けば誰だって同じよ。」

 

皆本『君達は何と戦ってるんだ!』

 

斗真『嫉妬と交戦中か。』

 

ナオミ「じゃあ先生!行きましょう!」

 

すると真珠先生の手を握って何処かへ走った。

 

薫「あの人が真珠先生・・・」

 

葵「ナオミはんから誘ったんやな・・・」

 

紫穂「面白くなって来た!いえ、追い掛けましょう。」

 

斗真『おい紫穂、さっきの聞こえたぞ。』

 

紫穂「あら?」

 

 

 

 

 

 

そしてナオミと真珠先生はモナ展に来て、絵画を見ている。チルドレンは隠れながら見ており、斗真は10メートル離れた場所に立ってる。

 

ナオミ「素敵な絵ですね〜。」

 

真珠先生「ええ。」

 

斗真(・・・)

 

 

 

 

 

 

その後レストランで昼食を食べる。斗真は奥の席で昼食を食べてる。チルドレンは外からハンバーガーを食べながら覗いてる。そしてトラックでは大河達がカップ麺食べて監視を続けてる。

 

ナオミ「美味しい!」

 

真珠先生「うふ。」

 

大河『どうだ斗真?』

 

斗真「異常無しだ。」

 

 

 

 

 

 

次は恋愛映画を観る。ナオミと真珠先生が泣いてる。

 

斗真(恋愛映画も悪くないな。)

 

薫「どう?手、手握ってない?」

 

紫穂「ここからは良く見えないわ。」

 

斗真「大河、薫からの要請だ。2人の手握ってないか?」

 

大河『う〜ん・・・いや握ってないな。』

 

薫「じゃあふともも!ふともも摩ってない!?」

 

斗真「ふとももはどうだ?」

 

大河『摩ってないな。』

 

葵「ふとももって、映画観に来たんやろ?」

 

紫穂「大人はそうとは限らないわ。葵ちゃんが大人になったら・・・」

 

葵「嫌や!うちそんな大人にならへん!」

 

斗真「お前ら何言ってんだよ。」

 

賢木「美術館にレストランに映画館。丸っきりデートだな!」

 

敦「女性2人のデートって。」

 

大河「まあでも、谷崎主任の心配が当たってるかも知んねえな。」

 

皆本「う〜ん・・・」

 

 

 

 

 

 

次に向かったのは、ナオミが通う高校だった。

 

薫「ここ、ナオミちゃんの学校?」

 

葵「日曜日なのに。」

 

紫穂「何しに来たのかしら?」

 

薫「よし。斗真も行くぞ。」

 

斗真「俺もかよ。」

 

 

 

 

 

 

その頃ナオミと真珠先生は美術室に入った。すると真珠先生は南京錠を掛けた。

 

薫「美術室?」

 

紫穂「こんな所で何を?」

 

斗真(やはりか。)

 

 

 

 

 

 

真珠先生「今日はありがとうナオミさん。」

 

ナオミ「いえ、先生まだ・・・」

 

真珠先生「そうね・・・」

 

2人は見詰め合って顔を赤くした。

 

真珠先生「今日は、上手くいきそう・・・そんな気がするわ・・・」

 

 

 

 

 

 

葵「何が上手くいきそうなんや?」

 

薫「見えない・・・」

 

ナオミ『横になって良いですか?』

 

真珠先生『ええ。』

 

紫穂「横って?」

 

葵「どう言う事や?」

 

薫「積極的だな〜ナオミちゃん。」

 

ドアを開けようとしたが、南京錠で閉ざされてる。

 

薫「鍵が掛かってる?」

 

斗真「美術室には南京錠があるんだ。多分それで閉ざしたんだ。」

 

薫「そうなのか?」

 

紫穂「怪しい所じゃないわ。」

 

葵「一体中で何を?」

 

真珠先生『もう少し力を抜いて?』

 

ナオミ『はい。』

 

薫「くううう・・・・もう堪らん!!!」

 

葵「薫!」

紫穂「薫ちゃん!」

 

斗真「おい薫止めろ!!」

 

 

 

 

 

 

美術室では真珠先生が絵を描いてた。すると轟音が鳴り響いた。ドアが壊れて倒れた。

 

薫「んあ!?」

 

ナオミ「薫ちゃん!?どうしてここに!?」

 

薫「五月蝿い!!!何故服を着てる!!期待してたのに!!!」

 

ナオミ「ど、どうして怒ってるの・・・?」

 

薫「純情な少女の期待を裏切ったな!!」

 

葵「誰が純情な少女や。」

 

紫穂「お邪魔しま〜す。」

 

真珠先生「あなた達は?」

 

チルドレン「ただの通りすがりでーす!」

 

斗真「んな訳あるかい!」

 

真珠先生「か、神楽先生?」

 

斗真「あ、真珠先生、どうも。」

 

ナオミ「あの・・・同僚です。」

 

斗真「そうです。」

 

真珠先生「同僚?じゃあこの子達もエスパー?」

 

紫穂「この子達もって、ナオミさんと斗真さんの事を?」

 

真珠先生「知ってるわよ。だからナオミさんは私に協力してくれてるのよ。」

 

葵「協力?」

 

真珠先生「つまり・・・そうね。絵を見て貰えれば早いわ。ナオミさんをモデルにして書いた物。」

 

薫「って事は〜、ナオミちゃんのヌード〜?」

 

斗真「無い無い。」

 

早速絵を見る事に。

 

薫「はぁ?何だこれ・・・?」

 

紫穂「何の少女漫画?」

 

葵「一体、これの何処がナオミはんやねん?」

 

斗真「先生、またですか。」

 

 

 

 

 

 

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今回のしりとり。

 

ナオミ『いーけないんだいけないんだ!』

 

真珠先生『大根が、好き。』

 

しりとり終了。

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その後皆本達と合流した。

 

真珠先生「すみません。ナオミさんだけじゃなくて、バベルの皆さんまで巻き込んでしまって。」

 

皆本「いえ、気にしないで下さい。」

 

斗真「そうですよ。真珠先生のせいではありません。」

 

大河「しかし、間近で見ると綺麗だな〜。」

 

零慈「浮かれてるな此奴。」

 

皆本「それより、詳しい話を聞かせて貰えますか?」

 

真珠先生「はい、もうすぐ絵画のコンテストがあって、それを出展する作品を描こうとしてたんですが・・・何をモデルに描いても手が勝手に動いて・・・いえ、見えない力に動かされるようにして・・・この絵になってしまうんです・・・それで悩んでいた時に・・・」

 

 

 

 

 

 

それは数日前の事だった。真珠先生が悩んでる時に。

 

ナオミ『先生。』

 

真珠先生『ナオミさん?』

 

ナオミ『私に協力出来る事はありませんか?』

 

真珠先生『え?』

 

ナオミ『先生はご存知でしょ?私と神楽先生が特務エスパーだって事を。』

 

真珠先生『ええ、知ってるわ。』

 

ナオミ『手が勝手に動いてるって事は、もしかしたらエスパーが関係してるのかも知れません。私なら手掛かりが掴めるかも。』

 

真珠先生『・・・ありがとう。でも・・・あなたに迷惑掛ける訳にはいかないわ。バベルの仕事が・・・』

 

ナオミ『構いません!私、ずっと先生を尊敬していたんです!何時も素敵な絵を描いていて、私達にも優しく教えてくれて・・・だから!少しでも先生のお役に立ちたいんです!』

 

真珠先生『ナオミさん・・・!』

 

ナオミ『それと神楽先生にも、この事を伝えます。何処かに原因が無いのかを。』

 

これが切欠だった。

 

 

 

 

 

 

真珠先生「それで、ナオミさんと神楽先生が原因を調べてくれる事になったんです。勿論、ナオミさんは絵のモデルとしてもとても魅力的で。」

 

ナオミ「そんな、魅力的だなんて・・・」

 

赤くなってるナオミの両手を握った。

 

真珠先生「本当よ。」

 

ナオミ「先生・・・」

 

賢木「いやぁ〜!これはこれでアリだな!」

 

薫「うんうん!」

 

美里「そこ感心する所?」

 

斗真「皆悪かったな。今まで黙ってて。」

 

零慈「気にするなよ。」

 

敦「そうだ。お前が謝る必要は無えよ。それより、原因とか掴めたか?」

 

斗真「いや、今の所は掴めてないんだ。」

 

葵「でも絵のモデルって事は、この写真は?」

 

ある写真をナオミに見せた。

 

ナオミ「え!?それは!?」

 

紫穂「谷崎主任が撮った物よ?」

 

斗真「ナオミさんの帰りが遅いからって勝手に撮った奴だ。」

 

葵「ナオミはんと先生の仲を色眼鏡で見てたんや。」

 

ナオミ「あのボケ!!また写真なんて撮りやがって!!!くたばれーーーー!!!!」

 

外へ向かってサイコキネシスを放った。

 

 

 

 

 

 

谷崎「何じゃ!?」

 

バベル本部に居た谷崎主任がそのサイコキネシスで飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

クレヤボヤンスでその様子を見てた大河。

 

大河「お〜見事に命中したな。」

 

幸菜「ナオミちゃん凄い・・・」

 

ナオミ「全部誤解よ。これは転び掛けた私の手を先生が引っ張ってくれたの。これは、目にゴミが入ってたのを取ってくれたの。分かった?」

 

薫「何だぁ。じゃあ今日のデートは?」

 

ナオミ「デートって、何時も学校ばかりだから、場所を変えてみれば何か手掛かりが掴めるんじゃないかと。」

 

零慈「そう言う事か。」

 

ナオミ「でも結局・・・」

 

真珠先生「気にしないで?ナオミさんは良くやっているわ。」

 

ナオミ「先生・・・」

 

賢木「いやぁ〜これはこれでアリだな!」

 

薫「うんうん!」

 

大河「デジャヴ?」

 

斗真「あの先生、今まで密かに調査したんですが、手掛かりすら掴めてないんです・・・すみません。」

 

真珠先生「ううん、気にしないで下さい。神楽先生も良くやってくれてます。」

 

笑顔で斗真を見る。

 

斗真「え?あ、ありがとうございます・・・」

 

ナオミも斗真を笑顔で見る。

 

斗真(ヤベェ・・・また惚れちまった・・・)

 

薫「よーし!そう言う事なら任せて!」

 

真珠先生「え?」

 

葵「そやな!うちらも協力するで!」

 

紫穂「原因を突き止めましょう?」

 

真珠先生「あ、でも皆さんお忙しいんじゃ・・・」

 

皆本「大丈夫です。バベルにお任せ下さい。」

 

斗真「皆も協力してくれるか?」

 

大河「勿論だ!」

 

敦「リーダーの為なら何でもするぜ!」

 

美里「そう言う事よ。」

 

幸菜「じゃあ行きましょう!」

 

零慈「早く犯人とお遊びしてえな。」

 

斗真「心配する必要ありません。」

 

真珠先生「すみません、宜しくお願いします。」

 

 

 

 

 

 

その後バベルに戻った。セブンスターズとチルドレンとダブルフェイスが会議室に待機してる。

 

ほたる「へぇ〜、ナオミちゃんがねぇ。」

 

薫「そうそう!それで谷崎主任が心配しちゃって。」

 

葵「でもあんなおっさんが何時も身近に居ったら、ナオミはんがほんまに男嫌いになるかね?」

 

薫「男の顔を見たくないとか冷たい女も三度だよな。」

 

紫穂「私達精神感応系のエスパーはそんなのしょっちゅう見てるわよ。」

 

奈津子「そうね。私達も思春期に超能力が目覚めて最初はショックだったけど。」

 

ほたる「慣れちゃったわ。」

 

斗真「それで納得するんですかい。」

 

大河「お2人も軽いんですね。」

 

薫「それで男嫌いになったりしないの?」

 

奈津子「人間はね?皆汚いのよ。だったら!」

 

ほたる「汚い女より、汚い男の方がやっぱり好き。」

 

薫・葵「ふ、不快・・・」

 

零慈「それで良いんですかい。」

 

するとそこに皆本達が入って来た。真珠先生も来ている。

 

皆本「作戦会議を始めるぞ!」

 

そして作戦会議が始まった。

 

柏木「では、真珠先生のマンションにエスパーXを誘き寄せると言う事で宜しいですね?」

 

皆本「ええ。」

 

薫「どうして先生のマンションなの?」

 

皆本「ナオミちゃんと斗真君が特務エスパーだと言う事は、他の生徒に知られたくはないからね。」

 

斗真「確かにそうだな。学校で犯人を誘き寄せて超能力使ったら、生徒達がパニックを起こすかも知れない。」

 

桐壺局長「うむ。先生達は知っているが、生徒達には知られない方が良いだろうね。」

 

柏木「では、明日の放課後作戦を開始します!」

 

全員「了解!」

 

しかし真珠先生は心配していた。

 

皆本「安心して下さい。きっと解決しますよ。」

 

斗真「先生、俺達が必ず先生を救いますのでご安心下さい。」

 

真珠先生「神楽先生・・・」

 

 

 

 

 

 

翌日の放課後。セブンスターズとチルドレンとバベルの特殊部隊が真珠先生のマンション前で警戒態勢に入った。ナオミは真珠先生の部屋にお邪魔してる。真珠先生は何かぎこちなかった。

 

真珠先生「ちょ、ちょっと待っててね?今お茶を淹れるわね。コーヒーが良い?それとも紅茶?」

 

ナオミ「じゃあ紅茶を。」

 

真珠先生「紅茶ね?用意するわ。」

 

紅茶を取りに行こうとした途中、足がテーブルに当たった。

 

真珠先生「きゃあ!」

 

ナオミ「先生!」

 

真珠先生「やだ私ったら、何慌ててるのかしらね?」

 

ドアを開けて紅茶を取りに行った。台所にある鏡の前で口紅を塗った。そして時間が過ぎて夜になった。まだ犯人は現れてない。真珠先生はナオミの絵を描き始めようとしてる。

 

真珠先生「ナオミさんは面白そうな人達に囲まれてるのね。」

 

ナオミ「そうですね。何時も賑やかです。」

 

真珠先生「チルドレンにセブンスターズに主任さん。谷崎さんって言った?」

 

ナオミ「ええ。」

 

真珠先生「どんな人なの?」

 

ナオミ「とても良い人ですよ。小さい頃から私をきちんと躾て育ててくれて、今高校に通えているのも、谷崎主任のお陰です。」

 

真珠先生「凄く褒めるのね。もしかして、つ、付き合ってたりするのかしら?」

 

ナオミ「恋人って事ですか?」

 

真珠先生「え、えぇ。」

 

ナオミ「・・・1000%無いです!」

 

真珠先生「そ、そうなの・・・そう言えば、ナオミさんは神楽先生と何時も一緒に居るわよね?」

 

ナオミ「は、はい。斗真さんは、私を何時も助けてくれてるんです・・・そしたら斗真さんに恋が芽生えてしまって・・・」

 

真珠先生「そ、そうなの・・・」

 

ナオミ「何時かは私にも、白馬に乗った素敵な王子様(斗真さん)が現れるのかな・・・?なんて。」

 

真珠先生「・・・・」

 

ナオミ「先生?」

 

真珠先生「ナオミさん・・・私・・・」

 

するとナオミが察した。真珠先生の手が操られてる事に。

 

 

 

 

 

 

その頃本部では。

 

オペレーターA「エスパー犯を感知しました!」

 

オペレーターB「マンションの裏手です!」

 

 

 

 

 

 

その頃真珠先生は、我を忘れたかのように高速で白馬の王子様を描いてた。

 

ナオミ「先生!!」

 

 

 

 

 

 

柏木「エスパーXが罠に掛かったようですね。」

 

桐壺局長『特務エスパーザ・チルドレンとセブンスターズ!出動だよ!』

 

皆本「了解!セブンスターズも出動だ!」

 

セブンスターズ『了解!』

 

皆本「ザ・チルドレン!解禁!」

 

 

 

 

 

 

薫「子供は誰でも芸術家!」

 

葵「大人になっても芸術家で居られるか!!」

 

紫穂「それが問題!BY パブロ・ピカソ!」

 

チルドレン「芸術は爆発だ!!特務エスパー!!絶対可憐チルドレン!!」

 

 

 

 

 

 

すぐに犯人を追跡する。

 

葵「何や今の!?」

 

紫穂「馬!?」

 

薫「逃がすな!!」

 

狭い路地に追い詰めた。そしてその犯人の正体を見て驚いた。犯人の正体は薔薇を咥えた白馬に乗った王子様の姿をした男だった。

 

王子様「おのれ、怪しい奴らだ!何者!?」

 

薫「お前に言われたくないわ!!!」

 

葵「彼奴!」

 

紫穂「あの絵の!」

 

しかし王子様は白馬と一緒に逃げ出した。

 

 

 

 

 

 

???「PKホワイトライン!」

 

目の前に巨大な白線が書かれた。

 

セブンスターズ「トッキュウ解禁!!」

 

王子様「!?」

 

目の前にセブンスターズが犯人の前に着地した。

 

 

 

 

 

 

斗真「神楽斗真!」

 

大河「栗栖大河!」

 

美里「赤坂美里!」

 

敦「芝浦敦!」

 

幸菜「篠崎幸菜!」

 

零慈「和泉零慈!」

 

セブンスターズ「勝利のイマジネーション!特務エスパー!セブンスターズ!」

 

 

 

 

 

 

王子様「また怪しい奴ら!」

 

斗真「言われたくもねえよ!真珠先生を解放しろ!」

 

しかしまた逃げようとした。

 

零慈「逃がすか!リフレクター!」

 

バリアを張った。しかし白馬が大ジャンプしてそのまま逃げた。

 

零慈「何!?」

 

斗真「追うぞ!!」

 

薫「おー!!」

 

全員「出発進行!」

 

 

 

 

 

 

そして王子様は山の奥まで逃げてる。

 

王子様「私を追うのは一体何者!?」

 

薫「待てーーー!!!」

 

そして白馬を停止させた。9人が着地する。

 

王子様「まさか、私と彼女の恋を邪魔しようと!?させません!」

 

腰にある剣を抜いた。

 

大河「やる気か!?」

 

王子様「人の恋路を邪魔する奴は!馬に蹴られて!」

 

すると白馬が立って、王子様を振り落として蹴った。蹴られた王子様はそのまま気絶した。

 

薫「何なんだ一体・・・」

 

美里「意外に呆気なかったわね・・・」

 

敦「アホな王子様だったな・・・」

 

斗真「真珠先生の人生を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄へ落ちろってな。」

 

 

 

 

 

 

その後犯人である王子様は逮捕された。逮捕されても白馬に乗ってる。そこにバベル1が到着した。ナオミと真珠先生が降りて来た。

 

真珠先生「この人が・・・?」

 

ナオミ「知ってる人ですか?」

 

真珠先生「いいえ・・・」

 

皆本「菊池直哉。他人に自動書記をさせる能力を持つレベル5のエスパーです。」

 

斗真「さぁ正直に吐け!何故真珠先生にあんな真似をした!」

 

菊池「はい。・・・・・・好きです!!」

 

薫「え!?」

 

皆本「お、おい!?」

 

斗真「それだけ!?」

 

菊池「好きなんです!」

 

皆本「何を言って!!」

 

斗真「巫山戯てるのか!!」

 

菊池「街で、街であなたを見掛けて・・・一目惚れしてしまったんです!」

 

 

 

 

 

 

それは数ヶ月前の事だった。菊池が買い物をしてると。

 

八百屋『まいど!』

 

菊池『あ・・・!』

 

偶然真珠先生を見掛けた。これが切欠だった。

 

 

 

 

 

 

菊池「それで、思い焦がれてあなたを何時も見詰めてました・・・でも、見詰めてるだけで、あなたを、私の事全く知らないまま・・・」

 

賢木「つまりどう言う事だ?」

 

皆本「彼は、自分の事を気付かせる為に、超能力で真珠先生に自分の絵を描かせていたんだ。」

 

斗真「成る程ねぇ。」

 

紫穂「一種の刷り込みね。何時も見ていたらその内好きになるんじゃないかと言う淡い希望。」

 

菊池「すみません!!」

 

すると白馬から降りて土下座をした。

 

菊池「許して下さい!迷惑を掛けるつもりは無かったんです!!ただ、ただ私はあなたが!!」

 

真珠先生「ごめんなさい。でも・・・」

 

すると菊池の耳元で何かを呟いた。

 

菊池「え?」

 

チルドレン「ん?」

 

セブンスターズ「え?」

 

 

 

 

 

 

その後菊池は護送された。

 

チルドレン「ごきげんよーーう!!」

 

皆本「やれやれ。」

 

ほたる「いくら白馬の王子様でも。」

 

奈津子「あんなのじゃお断りよねぇ。」

 

ナオミ「ねぇ先生、あの人に何て言ったんですか?」

 

斗真「教えてくれますか?」

 

真珠先生「・・・ナオミさん、これでコンクール用の絵が描けるわ。」

 

ナオミ「え?」

 

真珠先生「最後まで私に協力してくれる?」

 

ナオミ「勿論です!」

 

真珠先生「・・・ありがとう!神楽先生も協力してくれます?」

 

斗真「え?・・・はい。是非お願いします。」

 

真珠先生「ありがとう。」

 

谷崎「ナオミーーーー!!!ジュデーーム!!!」

 

しかし強烈なパンチをお見舞いされた。

 

薫「モデルなら私はどう!?」

 

賢木「俺も協力しますよ!?」

 

薫・賢木「芸術の為なら脱ぐ覚悟です!!!」

 

皆本「脱がんでいい!!!!」

 

敦「ここで脱ぐんじゃねえよ!!!状況を考えろ!!!」

 

美里「全くこの2人は・・・」

 

幸菜「私ならモデルになりそうかな?」

 

大河「いや無理だと思うぞ?」

 

零慈「無邪気な所がちょっとな。」

 

幸菜「えぇ〜?」

 

 

 

 

 

 

数日後の美術室。斗真とナオミと真珠先生が絵を眺めてる。

 

真珠先生「ナオミさん、神楽先生、あなたのお陰で完成したわ。」

 

ナオミ「こんなに綺麗に描いて貰って・・・」

 

斗真「流石ですね。真珠先生。」

 

ナオミ「・・・コンクール、良い結果が出ると良いですね。」

 

真珠先生「・・・ええ。」

 

するとナオミと真珠先生が立った。

 

ナオミ「瑠璃子先生、ごきげんよう。」

 

真珠先生「ごきげんよう。」

 

ナオミ「斗真さん、行きましょう?」

 

斗真「ちょ、引っ張らなくても・・・真珠先生また明日!」

 

ナオミが斗真を引っ張って下校する。

 

真珠先生(永遠に絵が完成しなくても、それで良かった。幸せが時間だったわ。ありがとう、ナオミ。)

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:花江夏樹
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花
      和泉零慈:甲斐翔真

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
      賢木修二:谷山紀章
     梅枝ナオミ:後藤麻衣
      谷崎一郎:家中宏
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
    オペレーター:後藤沙緒里
        真珠:井上喜久子
        菊池:山口隆行
       女生徒:三宅華也
       八百屋:四宮豪

次回「ブラック・ファントム」
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