絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER 作:naogran
皆本「僕が薫をクイーンに!?何を言っているんだ!」
しかし京介は黙秘している。皆本は振り向いて薫に駆け寄る。
皆本「薫!大丈夫か!?」
紫穂「大丈夫!気を失ってるだけよ!」
斗真「目立った外傷も無い。」
皆本「良かった。おい、兵部はまだそこに居るな?」
葵「うん。幻やのうて実態や。」
皆本「斗真君。行けるな?」
斗真「ああ。話は後でゆっくりゆったりと聞くぜ京介。取り敢えず。」
テレポートして京介に接近する。
斗真「お前をハワイへ行かせばミッションコンプリートだぜ!!PKスパーク!!」
掌から電撃を放って京介に命中させた。
斗真「ありゃ?」
すると京介が前に倒れた。
斗真「危ねえ!!」
テレポートで間一髪避けた。紫穂が読み取る。
紫穂「これ人形だわ!」
敦「久具津の操り人形か!」
紫穂「いえ、真木って言う人の炭素何とか繊維で出来た。」
幸菜「真木?」
するとその時、意識を失ったバレットが目を覚ました。
バレット「ここは・・・?僕は・・・一体・・・」
その日の夜。京介が真木と一緒に街中に居た。
真木「少佐。あなたは子供に甘過ぎます。何でそこまで?」
桃太郎「ボロボロだもんね〜。」
京介「見掛け程じゃないさ。ご苦労だったね君達も。」
上空を見ると、京介の部下達が姿を現した。
久具津「ミッションコンプリート!本物の大統領は丁重に返しておきましたぜ?」
その頃迎賓館では、首相が固まっていた。
サルモネア大統領「やぁ。首相。」
首相「よ、ようこそ!日本へ!」
葉「でもあんな奴、別に始末しちゃっても良かったんじゃね?」
紅葉「序でに頂いた大統領の個人情報が何か取引に使えるでしょ?」
葉「女、怖え。」
マッスル大鎌「あら〜。じゃあこっち来る〜?」
葉「いや!それはマジ勘弁してくれよ!」
久具津「現実の女の何処が良いって言うんだ。ねぇモガちゃん。」
モガ「モガちゃんトイレ行かな〜い!」
桃太郎「本当に大丈夫?薫にやられたダメージが1番大きくない?」
京介「そうだな(あんな強い力で僕らを守るようなったんだな。)しかし、悔しい。何だか少し・・・」
真木「え?少佐?」
一方その頃バベルの医務室では、気を失ってた薫が目を覚ました。
薫「ん・・・?」
葵「大丈夫か!?薫!」
薫「ここは・・・?」
紫穂「バベルの医務室。覚えてる?ブーストの後、気を失ったのよ?」
薫「そうか・・・はっ!あれからどうなった!?」
そして高密度圧縮γ治療室では、セブンスターズと賢木と皆本と眠ってるバレットが居た。
賢木「皆本、ブースト機能の事。」
皆本「ああ。全力で解明する!」
賢木「ブラック・ファントムの奴らに、その力は脅威になる筈だぜ?」
大河「確かにな。今度は俺達セブンスターズと彼女達チルドレンをロックオンして来るらしいな。」
皆本「けど!それだけじゃない・・・」
賢木「兎に角俺も手伝うよ。ブラック・ファントムのやってる事は赦しちゃあ置けねえからな!」
皆本「賢木・・・!」
美里「私達も手伝うよ皆本さん。」
幸菜「そうそう!ここには強い仲間が居るんだから!」
零慈「そう言うこった。何でも頼ってくれよな?」
皆本「皆・・・!」
するとそこにチルドレンがテレポートで入って来た。
葵「薫が目を覚ましたで!」
皆本「そうか!良かった・・・」
斗真「お!眠り姫が目を覚ましたか。」
薫「えへへ〜。ん?」
すると薫がバレットを見た。
紫穂「こっちの様子はどう?」
賢木「傷は軽傷。まだ鎮静剤で眠ってる。」
葵「で、まだ何も思い出せへんの?」
薫「え?」
紫穂「彼、洗脳が解けると同時に、記憶と超能力が全部失っちゃったの。」
斗真「そして彼のコードネームはバレット。他に手掛かりは無しだ。」
紫穂「それに今は自分が誰かは分からない。記憶喪失のノーマルね。」
薫「それって私達・・・私達のせい?」
皆本「いや、初めからそう仕組まれてたんだと思う。洗脳が解けた場合、情報も戦力も与えないようにね。」
大河「ブラック・ファントムは随分シャイな組織だな〜。」
皆本「兎に角君達は良くやったよ!誰にも予想出来ない事をしてくれたんだ。お陰で、彼は死なずに済んだ。過去はブラック・ファントムに奪われたけど、未来だけは失わずに居る。」
敦「そうだな。彼が死んじゃったら明るい未来は無いからな。」
皆本「ありがとう。本当に良くやったね。君達は最高のエスパーさ!」
するとチルドレンが笑顔になった。
薫「皆本〜〜!!ご褒美のチュー!!」
皆本「おいこらーーー!!!」
葵「あ!ズルいうちも!!」
紫穂「いや!私もー!」
するとそこに、局長と柏木と蕾見管理官が入って来た。
蕾見「あら何何?皆本君!遂にその気になった?」
薫「うん!」
斗真「管理官?」
皆本「だ!誰がだ!!」
紫穂・葵「私の事、最高の女だって!」
皆本「言ってねーーー!!!」
斗真「お前ら誤解を招くな!!」
蕾見「いや〜でもごめんね〜?救援が遅れちゃって〜。パンドラにやられた連中の救助を優先してたんでさ〜。」
桐壺局長「ってか化粧に手間どうから!!今度はメイクを落とさずに寝て下さい!!」
蕾見「バカ言ってんじゃないわよ!!女の緊急の重要性が分かってたまるか!!」
柏木「まあまあ・・・」
斗真「遅れた理由はそれかよ・・・」
桐壺局長「・・・・そんな事より。ごめん!!ごめんよ!!」
泣きながらチルドレンに抱き付いた。
大河「メイクで遅れた管理官にチルドレンに甘い局長・・・バベルは本当に大丈夫かよ・・・」
幸菜「私も心配になって来た〜。」
蕾見「所で皆本君。」
皆本「ん?」
すると蕾見が、皆本の白衣の中を見た。普通の拳銃が装備されてあった。
蕾見「やっぱり。こんな場合の為に渡したじゃん。あれ。」
皆本「でも管理官!」
サイコメトリーを発動して皆本の思考を読んだ。
皆本(僕に見せた予知の事は知ってるでしょ?あれがどう言うものがご存知無いんですか?)
蕾見「知ってるわよ勿論。だからこそあなたは敢えて持つべきなのよ。常に、肌身離さず。」
その後皆本は、あるセキュリティーの掛かった部屋に指紋認証して入った。そしてIDカードを読み込ませると、厳重保管されてる1つのアタッシュケースが出て来た。勇気を出してケースを開ける。そこに入ってたのは1丁の拳銃だった。
皆本(高出力ブラスター。銃の効かないエスパーを殺す為に開発された。別名「エスパーハンター」。あの時、薫は洗脳されたバレットの苦しみを感じ取った。)
あの時薫が感じ取ったのは、バレットの苦しみだった。
皆本(兵部達が使うクイーンと言う呼び名、ただのニックネームじゃないのかも知れない・・・超能力者達が、本当に進化した人類だとしたら・・・そして、薫の中に彼らを守ろうとする衝動があるのだとしたら・・・)
京介『ノーマルの君が、クイーンの誕生に手を貸してるんだ。』
あの言葉を思い出して、ケースを閉める。アタッシュケースが再び厳重保管された。
皆本(僕は、彼奴らの今だけじゃなく、未来も守りたい。決して、兵部の思い通りにはさせない!)
その頃京介は、1人の女に指示を出していた。
京介「指示は以上だ。君の力を存分に使ってくれたまえ。」
女「了解ボス。」
その女はボートに乗ってある場所を目指して行った。
その頃斗真とチルドレンと皆本は家に居た。斗真と皆本が晩飯を作ってる。薫がサイコキネシスで玉ねぎを切っていた。上手く切れてない。
皆本「こら!手でやれ手で!」
斗真「ちゃんと切れよ!」
薫「ヤダ〜!玉ねぎは目に染みるから〜!」
斗真「屁理屈言うな!」
紫穂「これブロイラーじゃない!もっと良いお肉にしてよ!」
斗真・皆本「贅沢言うな!!」
葵「ただいまー!カレー粉と粉チーズとらっきょ買って来たで!」
斗真「おつかいご苦労様!」
葵「後序でにポストの手紙も持って来た。」
紫穂「給料明細。あら?少し昇給した?こっちは請求書。」
皆本「こら!勝手に見ちゃいけません!」
斗真「俺らのギャラを覗くな!」
紫穂「っ!?」
突然紫穂が何かを感じた。
紫穂「皆本さん、斗真さん、これ・・・」
皆本「ん?どうかしたか?」
斗真「どうした紫穂?バカな架空請求でも来たのか?」
紫穂「いえ、何か変な手紙・・・中身は写真1枚だけ。それも良く見えないし。他に何も感じ取れないのよ。」
写真が入った封筒を手に取って見る。
皆本「差出人も無し?機械的に出したダイレクトで透視し辛いだけじゃ・・・」
紫穂「でも!何か嫌な感じがするの!なのに何も見てないって・・・変よ!」
皆本「斗真君も見えるか?」
斗真「PKスキャニング・・・紫穂の言った通り。何も見えねえ。」
紫穂「ほら!」
斗真「取り敢えず。此奴は2度と触らない方が良い。葵、中身だけ出してくれ。」
葵「了解!」
テレポートで封筒の中身の写真を取り出す。写真に写ってたのはからにブレてる写真だった。
薫「何?このピンボケ写真?」
皆本「何処かで見たような・・・」
斗真(この写真、まさか・・・!)
すると写真が紫色に光った。
皆本「ん?な!?」
葵「皆本はん!?」
紫穂「皆本さん!?」
薫「皆本!?」
斗真「どうしたんだ!?皆本さん!!」
そして皆本が目を開けた。目に映ってるのはクリスマスの街中だった。
皆本「僕は・・・?」
???「皆本!」
すると後ろから女性の声が聞こえた。振り向くとそこに立っていたのは。
皆本「君は・・・?何故・・・?」
薫「ごめん。待った?皆本。」
なんと大人になった薫が立っていた。
皆本「か、薫・・・なのか?」
薫「ん?どうしたの?気分でも悪い?風邪かも知れないね。」
すると皆本が薫を見て微笑んだ。
薫「早く帰って暖まろう?」
皆本「ああ。そうだな。」
そして場所が変わって皆本の家。
葵「皆本はん!皆本はん!!」
あの写真を見た皆本が眠ってしまってた。紫穂が皆本を読み取る。斗真が写真を見てる。
紫穂「意識が無いわ!すぐに本部のラボに連絡を!」
葵「う、うん!」
薫「み、皆本・・・?」
斗真(この写真・・・彼奴が近くに居るのか!?PKサーモグラフィー!)
超能力で目を光らせて周りを見る。外に立ってる女を発見した。
斗真(彼奴・・・やはりか・・・!)
女「捕まえた。It's show time!」
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今回のしりとり。
薫『ガククってして?』
京介『テクノカットにしようかな?』
しりとり終了。
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翌朝のバベル。斗真とチルドレンが昨日の事を話した。
桐壺局長「う〜ん・・・急に意識を。」
斗真「はい。」
薫「誰が・・・何で皆本にこんな事を!?」
紫穂「兎に角敵は、あの写真に何かを仕掛けたのよ。」
斗真「これがその写真です。今日まで誰にも触らせないように俺が預けていました。」
昨日送られた謎の写真を見せる。
桐壺局長・柏木「っ!?」
薫「え?」
葵「心当たりでもあるん?」
桐壺局長「い、いや・・・」
柏木「3人共は待機してて?何か分かり次第連絡するわ。」
斗真(彼奴、何故今頃?)
そして低周波特殊α検査室には、大河達と賢木が居た。そこにチルドレンが来た。
大河「よう皆。」
薫「賢木先生、皆本は?」
当の皆本は何故か笑っていた。
紫穂「皆本さん・・・」
薫「何だか妙に・・・」
葵「楽しそうやな・・・」
賢木「レム睡眠に入ると最初は何時もこうだ。A点神経が刺激されて。まぁ要するに幸せな夢を見てるらしい。それが10分すると決まって。」
すると突然皆本が魘され始めた。
賢木「悪夢になる。毎回この繰り返しだ。」
敦「幸せから悪夢になるっか。何か嫌だな・・・」
薫「っで、どんな夢なんだよ?」
賢木「それが、分からないんだ。」
幸菜「私も読み取ったんだけど、何も分からないの。」
美里「今も何の夢を見てるのか不明なの。」
サイコメトリーで皆本の夢を見ようとした紫穂だが。
紫穂「心の中に入ろうとしても、可笑しな壁があるのね。」
幸菜「この壁が問題なのよね。」
賢木「アーキテクチャー。精神世界の構造物だ。でも所々に隙はあるだろ?君なら突破出来るんじゃないのか?」
早速幸菜と紫穂が読み取ってみる。
紫穂(これは多分、伊号お爺ちゃんの記憶プロテクト。)
幸菜(それをここの形で心が閉じてるなんて、不自然ね。)
紫穂「ダメ。敵は多分、皆本さんの深層心理を利用してこんな物を。」
賢木「テレパスの仕業か?でも外部からの電波は認められないぜ?」
幸菜「一体皆本さんの中で何が起きてるの?」
薫「皆本・・・」
零慈「そうだ。薫、紫穂、葵。斗真はどうした?」
薫「え?局長と一緒にあの写真を調べに行った。」
零慈「写真?」
その頃皆本の夢の中では。薫がサイコキネシスで玉ねぎを切っていた。
皆本「ん?こら!手でやれ手で!」
薫「や〜だ!今塞がってるんだもん!」
両手で皆本の腕にしがみ付いてる。
皆本「甘え過ぎだぞ薫。もう子供じゃないんだから。」
薫「・・・そうだね。」
しがみ付いてる皆本の腕から離れて背中を触る。
皆本「ん?」
薫「子供の頃、大人になりたくて仕方無かった・・・でも今は、あの頃に戻りたい。変だね・・・」
皆本「薫・・・」
薫「本当は私、もう行かなきゃいけないんだ。」
皆本「行くな!!全部分かってる、もうすぐ戦いが始まるんだろ!?でもそんな事は!!」
薫「ごめん・・・皆本・・・でも!!」
しかしその時、一瞬にしてある場所が変えられてしまった。
薫「この距離なら確実にやれるね。撃てよ皆本!でも私が居なくなっても何も変わらない。」
それは、伊号が予知したあの場所だった。
薫「でも私が居なくなっても何も変わらない。他の大勢のエスパー達は・・・」
皆本「(くそ!まただ!!)なら皆を止めてくれ!!(もう僕は、この場面を何度も繰り返して・・・こんな物、絶対に使いたくないのに!!!)」
薫「知ってる?皆本。」
皆本(薫・・・ダメだ!!その先は・・・!!)
薫「ーーーーーーーーー。」
皆本「止めろ!!薫ーーーー!!!」
そして高出力ブラスターで薫を撃った。薫は撃たれて死んでしまった。
現実の世界では、皆本が魘されてる。
薫「皆本・・・」
するとそこに斗真と局長と柏木が入って来た。
斗真「皆お待たせ!」
桐壺局長「諸君!顔を上げろ!出動準備だ!」
柏木「敵エスパーの正体が特定出来ました!」
薫「正体って、もしかしてブラック・ファントムの!?」
斗真「いや、彼奴らじゃないんだ。」
薫「え!?」
そこに蕾見が来た。
蕾見「助っ人!連れて来たわよ〜!」
花枝「どうも〜!」
そして末摘花枝も来ていた。
葵「あ、あんたは!」
大河「末摘花枝さん!?」
蕾見「詳しくは司令室で。愛しのお姫様にそろそろ目覚めて貰わなきゃ。でしょ?」
チルドレン「・・・うん!!」
斗真「皆行くぞ!」
5人「おう!」
柏木「ザ・チルドレン。解禁します!」
セブンスターズ「超力解禁!!」
紫穂「夢でもし逢えたら!!」
葵「素敵な事やけど!!」
薫「私らに会うには、眠り続けてちゃダメだぜ?いい加減目を覚ませ皆本!!」
チルドレン「絶対可憐!チルドレン!!」
斗真「神楽斗真!」
敦「芝浦敦!」
大河「栗栖大河!」
美里「赤坂美里!」
幸菜「篠崎幸菜!」
零慈「和泉零慈!」
セブンスターズ「特務エスパー!セブンスターズ!!」
そしてバベルの近くのビルからあの女が双眼鏡で監視している。
女「な!?」
すると何かを発見した。それは、眠ってる筈の皆本がほたるとデートしてる所だった。
女「あんにゃろ〜!何でノコノコ無事に歩いてんだよ!!」
激怒した女がすぐに尾行する。
ほたる「ねぇ皆本さん?」
皆本「ん?何?」
ほたる「愛してるって言ってみて?」
皆本「ええ!?」
気付かれないように尾行する。そして曲がり角に入った時、ある3人の人物が待ち構えてた。
女「な!?局長・・・蕾見不二子・・・それに、神楽斗真・・・!?」
桐壺局長「久し振りだな黒巻。」
斗真「黒巻節子。元気そうだな。どうだ?俺達とデートするか?」
この女の名前は黒巻節子。黒巻はフーセンガムを膨らます。
蕾見「余裕綽々ね。私を初めて見ても動じない。大した情報ね。」
フーセンガムが破裂した。
黒巻「っで、からくりは?」
するとそこに、皆本とほたるが歩いて来た。
ほたる「良かったぁ。上手く思念波をシンクロ出来たか心配だったけど。」
皆本「ありがとうございます。」
すると皆本が花枝に変わった。
花枝「お陰で、ヒュプノの有効範囲が広げられました!」
これは黒巻を捕まえる為の作戦だった。
斗真「流石ですぜ!ほたるさん花枝さん!」
黒巻「ふん。」
桐壺局長「能力を掛けた相手を観察して楽しむ癖があったからな。お前は。」
するとそこに大河達とチルドレンがテレポートで現れた。
薫「もう逃げられないぜ!一緒に来て皆本を元に戻せ!」
零慈「それとも俺達と一緒にハワイでバカンスを楽しもうか?」
黒巻「ブー!!それに人に物を頼む時は土下座して、どうぞお願い致しますだろ!?ガキ!!」
薫「此奴!!サイキック!!」
???「ビッグマグナーーム!!」
すると真横からビッグマグナムが来た。
薫「マッスル!?」
大河「成る程!パンドラが皆本さんを安らかにさせたのか!」
マッスル大鎌「マッキー!援護するわよ!ビッグマグナーム!!」
ビッグマグナムを放った。
斗真「サイマグネット!!」
黒巻「サンキュー大鎌!!」
零慈「逃がすか!!薫!!」
薫「よし!!」
すると誰かが薫の足を掴んで転ばせた。
薫「ギャアーーー!!」
紫穂「薫ちゃん!!」
零慈「逃がすか!!」
テレポートした零慈が黒巻を追う。そしてチルドレンとセブンスターズの前に3人に分身した澪が現れた。
澪達「あんた達の相手は私達よ!」
澪本体「クイーンが何よ!」
澪A「少佐の命令を果たす為!」
澪B「3つの私に分身だ!!」
澪達「我ら!ツンデレのクイーン!澪トリオ!!」
葵「アカン・・・他人にやらせるとメッチャイラっと来るわ・・・」
薫「てめぇと遊んでる暇は無え!!」
そしてマッスル大鎌は斗真と蕾見と対峙している。
斗真「はっちゃけてるな!」
蕾見「あんたが噂の大鎌ね!確かに厄介な力だけど!」
マッスル大鎌「ビッグマグナーム!!」
斗真「サイマグネット!!管理官!!」
蕾見「はあああああああ!!!!」
急接近してマッスル大鎌の大事な所にキックした。
蕾見「ただし!当たんなきゃどうって事無いわよ!!」
クリティカルされたマッスル大鎌が落ちた。
蕾見「サイズや硬さに拘る男は嫌いよ。」
澪「ったく!!あんたは何時も何時も!じゃあまたねー!」
テレポートでマッスル大鎌と共に去って行った。
薫「私らも彼奴らを追うぞ!!」
葵・紫穂「うん!」
薫「斗真達も追うぞ!」
ファイブセブン「おう!」
その頃黒巻は街中を逃げ回っていた。そこに蕾見が現れた。
黒巻「チィッ!!」
後ろに振り向いて逃げた。
蕾見「あ!待ちなさい!!」
すると黒巻の前に零慈が現れた。
零慈「逃がすかよ黒巻!」
黒巻「しつこいぞてめぇ!」
そして蕾見が黒巻を掴んだ。すると黒巻がデジカメを取り出した。
蕾見「はっ!!」
そして蕾見に向けてシャッターを切った。すると一瞬にして蕾見が眠ってしまった。
蕾見「眠〜い・・・」
零慈「マジかよ・・・!」
黒巻「次はお前じゃ!!」
今度は零慈を被写体にした。
零慈「おっと!」
シャッターを切ったと同時に零慈が避けた。
黒巻「何!?」
シャッターを連続で切る。しかし零慈が連続で避ける。
零慈「どうしたどうした!!手元がブレてるぞ!!」
黒巻「こんの野郎!!!」
丁度そこにファイブセブンとチルドレンが到着した。
薫「婆ちゃん!!」
大河「逃がすかよ!!」
すると黒巻の横に1台の車が到着した。黒巻がすぐに乗り込む。
美里「逃げる気だわ!!」
斗真「よっと!」
すると斗真が車に何かを投げた。車はすぐに走り去って行った。
薫「この!!!・・・え!?」
葵「こんの!!・・・え!?」
サイコキネシスとテレポートを発動しようとしたが、何も出なかった。
紫穂「あの車、ECM積んでるわ!」
薫「くそ!!!」
斗真「俺が行く!」
内ポケットからECMキラーを出して、胸に装着した。
斗真「PKプリーズ!」
地面からCBR1000RRを出現させた。跨ってヘルメットを被る。
斗真「あの車に発信機を投げ付けた!皆は先に本部に戻ってくれ!」
薫「分かった!!」
エンジンを噴かして、アクセルグリップを捻って走り出す。
その頃ほたると花枝はガクガク震えていた。
桐壺局長「頼むぞ!常盤君!」
上空では、バベル1が飛んでいた。奈津子が透視する。
奈津子「居た!逃走車はがんのら通りを北上中!今斗真君が追跡しています!先回りして下さい!」
機長「了解!」
バベル1が先回りする。斗真がバイクで黒巻達を追跡中。
斗真「黒巻め、姿を消したと思ったらパンドラに入ってたとはな。相変わらず我儘なお嬢ちゃんだな。」
そして司令室では、黒巻の足取りを掴んだ。
オペレーターA「神楽斗真!バベル1!目標を補足!」
オペレーターB「直ちに確保願います!」
黒巻が乗ってる車の近くに到着した斗真が、ヘルメットを外して降りる。
斗真「どうです?」
部隊長「奴らはまだ居ます。」
斗真「了解。PKサーモグラフィー。」
目を光らせて車の中を調べる。
斗真「な!?」
部隊長「どうしました?」
斗真「ここで待機して下さい!」
異変に気付いた斗真が車に接近する。そして車内を覗くと。
斗真「くそ!やられた!」
車内に居たのは、黒巻とコレミツの人形だった。
その夜のバベル本部。
柏木「黒巻節子19歳。元特務エスパーの訓練生。」
斗真「そしてテレパシーベースの合成能力者だ。」
桐壺局長「つまり君達チルドレンの元先輩とセブンスターズの元後輩だ。数年前突如行方知れずとなっていたのだが・・・」
黒巻『私さ、好きな事にだけ力使いたいんだよね。バベルの仕事怠いばっかだし。』
敦「自分の自由の為だけに使いたい欲望に目覚めたのか。」
斗真「筋の良い後輩だと思ってたのだが、裏では傲慢に目覚めたんだ。」
桐壺局長「まさか兵部と連んでいたとは・・・」
薫「それで、この女の能力は?」
柏木「コードネームはドリームメイカー。その名の通り夢を操る能力なのだけど・・・」
桐壺局長「奴の場合、精神世界に1つの世界を構築するとでも言うべきか。」
紫穂「っ!?世界を構築!?ひょっとして!!」
柏木「ちょっと待って。」
コンピューターで黒巻を詳しく調べる。するとモニターに幸菜と紫穂と賢木が見たあのバリアが映し出された。
紫穂「やっぱり!」
幸菜「あのバリアは皆本さんと同じ!?」
桐壺局長「人間の脳には意識から離れた膨大な系尊能力がある。黒巻はそれを使って主の仮想現実を作り上げるのだ。」
柏木「早い話が、他人の脳の中に夢を見続けるプログラムを埋め込むのよ。」
賢木「成る程。じゃあこの写真は・・・」
柏木「画像の意味は不明ですが、黒巻が念写で作った物です。」
賢木「つまりこの写真を通じて、奴らが作った夢が皆本に送り込まれたのか。」
紫穂「でも、どうして皆本さんだけ?」
葵「うちらも同じもん見てるのに。」
美里「恐らく皆本さんにしか掛からないように細工してあったのかも。」
薫(皆本、一体どんな夢を見てるんだよ・・・)
その頃皆本は夢を見続けている。
皆本「薫・・・!」
一瞬だが薫の名前を言った。
あれから数日が経った。薫達が通う小学校では、授業が終わった。
ちさと「起立!礼!」
生徒達「さようならー!」
将「なあお前ら!ちょっと寄り道してこうぜ?」
ちさと「面白いお店見付けたらしいの!カニキングのレアカード売ってるんだって!良かったら一緒に。」
葵「いや、悪いけどうちら・・・」
紫穂「また誘ってね?ありがとう。」
薫は黙っている。
将「そ、そっか。」
葵「じゃあまた明日。」
将「おう、じゃあな・・・」
ちさと「バイバイ・・・」
将「ここん所元気無いよな、彼奴ら・・・」
ちさと「何かあったのかしら・・・?」
3人はバベル本部に来た。
葵「あれからもう3日、蕾見婆ちゃんまで目覚まさへんし。皆本はんも相変わらずや。」
紫穂「また悪夢。どんどん酷くなっていくわ。」
葵「テレビでラブシーン見てたら、良い所で臨時ニュースになって発狂してる薫みたいやな。」
紫穂「的確だけど、回り諄い例えね。もうちょっと役に立ちそうな事考えたら?」
葵「何やその言い方!!そっちこそサイコメトラーの癖に何の役にも立ってへんで!!」
紫穂「私のせいだって言うの!?」
賢木「よせよ2人共。」
そこに賢木と斗真が入って来た。
斗真「心配なのはお前らだけじゃないんだ。」
賢木「そうだ。皆心配してるんだぞ?焦っても仕方無いだろ?」
斗真「それに、皆必死であの我儘嬢ちゃんの行方を追ってるんだ。」
賢木「手掛かりが掴むまで待つんだ。皆本も頑張ってるんだから。」
紫穂「・・・ごめん・・・」
葵「うん、うちの方こそ・・・」
斗真「ちゃんと謝ったな。」
2人を撫でる。
賢木「所で薫ちゃんは?」
一方その頃薫は、ビルの屋上で項垂れてた。
???「元気を出してクイーン。」
薫「!?」
そこに京介が現れた。
京介「そんな顔されたら、僕がどうして良いか分からなくなってしまうからね。」
薫「兵部さん!!皆本に何であんな事を!!」
京介「彼は僕の敵だ。色んな意味でね。だが、君の悲しむ顔は見たくない。」
薫「・・・!!・・・お願い・・・皆本の目を覚まして!!」
京介「・・・」
薫「何時も口五月蝿くて、文句ばっかり言ってる皆本が・・・目の前であんな・・・ぐったり目を閉じて・・・それなのに・・・私は・・・私は!!ミサイルだって跳ね返せるのに!!自分の力じゃ何も・・・」
京介「あの夢は本来、予知を求め、未来への可能性を、出口を探す為に作った物だ。」
薫「え・・・?」
すると京介が薫に近寄った。
京介「バベルを離れて僕の所においで?クイーン。」
薫「兵部さん・・・」
京介「夢の中でも現実でも、出口は1つしか無い。」
一体薫は何を決断するのか。そして皆本を救う事が出来るのか。
「NEXT」
キャスト
神楽斗真:松下優也
栗栖大河:花江夏樹
芝浦敦:佐野岳
赤坂美里:大久保桜子
篠崎幸菜:矢野優花
和泉零慈:甲斐翔真
明石薫:平野綾
三宮紫穂:戸松遥
野上葵:白石涼子
皆本光一:中村悠一
蕾見不二子:ゆかな
桐壺帝三:小杉十郎太
柏木朧:浅野真澄
賢木修二:谷山紀章
常盤奈津子:中尾衣里
野分ほたる:佐藤利奈
末摘花枝:下屋則子
東野将:佐藤利奈
花井ちさと:福原香織
首相:四宮豪
サルモネア大統領:金光宣明
オペレーター:後藤沙緒里
澪:釘宮理恵
藤浦葉:羽多野渉
加納紅葉:千葉妙子
真木司郎:落合弘治
桃太郎:釘宮理恵
マッスル大鎌:三宅健太
久具津隆:相馬幸人
黒巻節子:渡辺明乃
バレット:近藤隆
兵部京介:遊佐浩二
次回「サイコダイバーズ」