絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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バレットとの戦いの後。

皆本「僕が薫をクイーンに!?何を言っているんだ!」

しかし京介は黙秘している。皆本は振り向いて薫に駆け寄る。

皆本「薫!大丈夫か!?」

紫穂「大丈夫!気を失ってるだけよ!」

斗真「目立った外傷も無い。」

皆本「良かった。おい、兵部はまだそこに居るな?」

葵「うん。幻やのうて実態や。」

皆本「斗真君。行けるな?」

斗真「ああ。話は後でゆっくりゆったりと聞くぜ京介。取り敢えず。」

テレポートして京介に接近する。

斗真「お前をハワイへ行かせばミッションコンプリートだぜ!!PKスパーク!!」

掌から電撃を放って京介に命中させた。

斗真「ありゃ?」

すると京介が前に倒れた。

斗真「危ねえ!!」

テレポートで間一髪避けた。紫穂が読み取る。

紫穂「これ人形だわ!」

敦「久具津の操り人形か!」

紫穂「いえ、真木って言う人の炭素何とか繊維で出来た。」

幸菜「真木?」

するとその時、意識を失ったバレットが目を覚ました。

バレット「ここは・・・?僕は・・・一体・・・」


MISSION34「悪夢!!ドリームメイカー」

その日の夜。京介が真木と一緒に街中に居た。

 

真木「少佐。あなたは子供に甘過ぎます。何でそこまで?」

 

桃太郎「ボロボロだもんね〜。」

 

京介「見掛け程じゃないさ。ご苦労だったね君達も。」

 

上空を見ると、京介の部下達が姿を現した。

 

久具津「ミッションコンプリート!本物の大統領は丁重に返しておきましたぜ?」

 

 

 

 

 

 

その頃迎賓館では、首相が固まっていた。

 

サルモネア大統領「やぁ。首相。」

 

首相「よ、ようこそ!日本へ!」

 

 

 

 

 

 

葉「でもあんな奴、別に始末しちゃっても良かったんじゃね?」

 

紅葉「序でに頂いた大統領の個人情報が何か取引に使えるでしょ?」

 

葉「女、怖え。」

 

マッスル大鎌「あら〜。じゃあこっち来る〜?」

 

葉「いや!それはマジ勘弁してくれよ!」

 

久具津「現実の女の何処が良いって言うんだ。ねぇモガちゃん。」

 

モガ「モガちゃんトイレ行かな〜い!」

 

桃太郎「本当に大丈夫?薫にやられたダメージが1番大きくない?」

 

京介「そうだな(あんな強い力で僕らを守るようなったんだな。)しかし、悔しい。何だか少し・・・」

 

真木「え?少佐?」

 

 

 

 

 

 

一方その頃バベルの医務室では、気を失ってた薫が目を覚ました。

 

薫「ん・・・?」

 

葵「大丈夫か!?薫!」

 

薫「ここは・・・?」

 

紫穂「バベルの医務室。覚えてる?ブーストの後、気を失ったのよ?」

 

薫「そうか・・・はっ!あれからどうなった!?」

 

そして高密度圧縮γ治療室では、セブンスターズと賢木と皆本と眠ってるバレットが居た。

 

賢木「皆本、ブースト機能の事。」

 

皆本「ああ。全力で解明する!」

 

賢木「ブラック・ファントムの奴らに、その力は脅威になる筈だぜ?」

 

大河「確かにな。今度は俺達セブンスターズと彼女達チルドレンをロックオンして来るらしいな。」

 

皆本「けど!それだけじゃない・・・」

 

賢木「兎に角俺も手伝うよ。ブラック・ファントムのやってる事は赦しちゃあ置けねえからな!」

 

皆本「賢木・・・!」

 

美里「私達も手伝うよ皆本さん。」

 

幸菜「そうそう!ここには強い仲間が居るんだから!」

 

零慈「そう言うこった。何でも頼ってくれよな?」

 

皆本「皆・・・!」

 

するとそこにチルドレンがテレポートで入って来た。

 

葵「薫が目を覚ましたで!」

 

皆本「そうか!良かった・・・」

 

斗真「お!眠り姫が目を覚ましたか。」

 

薫「えへへ〜。ん?」

 

すると薫がバレットを見た。

 

紫穂「こっちの様子はどう?」

 

賢木「傷は軽傷。まだ鎮静剤で眠ってる。」

 

葵「で、まだ何も思い出せへんの?」

 

薫「え?」

 

紫穂「彼、洗脳が解けると同時に、記憶と超能力が全部失っちゃったの。」

 

斗真「そして彼のコードネームはバレット。他に手掛かりは無しだ。」

 

紫穂「それに今は自分が誰かは分からない。記憶喪失のノーマルね。」

 

薫「それって私達・・・私達のせい?」

 

皆本「いや、初めからそう仕組まれてたんだと思う。洗脳が解けた場合、情報も戦力も与えないようにね。」

 

大河「ブラック・ファントムは随分シャイな組織だな〜。」

 

皆本「兎に角君達は良くやったよ!誰にも予想出来ない事をしてくれたんだ。お陰で、彼は死なずに済んだ。過去はブラック・ファントムに奪われたけど、未来だけは失わずに居る。」

 

敦「そうだな。彼が死んじゃったら明るい未来は無いからな。」

 

皆本「ありがとう。本当に良くやったね。君達は最高のエスパーさ!」

 

するとチルドレンが笑顔になった。

 

薫「皆本〜〜!!ご褒美のチュー!!」

 

皆本「おいこらーーー!!!」

 

葵「あ!ズルいうちも!!」

 

紫穂「いや!私もー!」

 

するとそこに、局長と柏木と蕾見管理官が入って来た。

 

蕾見「あら何何?皆本君!遂にその気になった?」

 

薫「うん!」

 

斗真「管理官?」

 

皆本「だ!誰がだ!!」

 

紫穂・葵「私の事、最高の女だって!」

 

皆本「言ってねーーー!!!」

 

斗真「お前ら誤解を招くな!!」

 

蕾見「いや〜でもごめんね〜?救援が遅れちゃって〜。パンドラにやられた連中の救助を優先してたんでさ〜。」

 

桐壺局長「ってか化粧に手間どうから!!今度はメイクを落とさずに寝て下さい!!」

 

蕾見「バカ言ってんじゃないわよ!!女の緊急の重要性が分かってたまるか!!」

 

柏木「まあまあ・・・」

 

斗真「遅れた理由はそれかよ・・・」

 

桐壺局長「・・・・そんな事より。ごめん!!ごめんよ!!」

 

泣きながらチルドレンに抱き付いた。

 

大河「メイクで遅れた管理官にチルドレンに甘い局長・・・バベルは本当に大丈夫かよ・・・」

 

幸菜「私も心配になって来た〜。」

 

蕾見「所で皆本君。」

 

皆本「ん?」

 

すると蕾見が、皆本の白衣の中を見た。普通の拳銃が装備されてあった。

 

蕾見「やっぱり。こんな場合の為に渡したじゃん。あれ。」

 

皆本「でも管理官!」

 

サイコメトリーを発動して皆本の思考を読んだ。

 

皆本(僕に見せた予知の事は知ってるでしょ?あれがどう言うものがご存知無いんですか?)

 

蕾見「知ってるわよ勿論。だからこそあなたは敢えて持つべきなのよ。常に、肌身離さず。」

 

 

 

 

 

 

その後皆本は、あるセキュリティーの掛かった部屋に指紋認証して入った。そしてIDカードを読み込ませると、厳重保管されてる1つのアタッシュケースが出て来た。勇気を出してケースを開ける。そこに入ってたのは1丁の拳銃だった。

 

皆本(高出力ブラスター。銃の効かないエスパーを殺す為に開発された。別名「エスパーハンター」。あの時、薫は洗脳されたバレットの苦しみを感じ取った。)

 

あの時薫が感じ取ったのは、バレットの苦しみだった。

 

皆本(兵部達が使うクイーンと言う呼び名、ただのニックネームじゃないのかも知れない・・・超能力者達が、本当に進化した人類だとしたら・・・そして、薫の中に彼らを守ろうとする衝動があるのだとしたら・・・)

 

京介『ノーマルの君が、クイーンの誕生に手を貸してるんだ。』

 

あの言葉を思い出して、ケースを閉める。アタッシュケースが再び厳重保管された。

 

皆本(僕は、彼奴らの今だけじゃなく、未来も守りたい。決して、兵部の思い通りにはさせない!)

 

 

 

 

 

 

その頃京介は、1人の女に指示を出していた。

 

京介「指示は以上だ。君の力を存分に使ってくれたまえ。」

 

女「了解ボス。」

 

その女はボートに乗ってある場所を目指して行った。

 

 

 

 

 

 

その頃斗真とチルドレンと皆本は家に居た。斗真と皆本が晩飯を作ってる。薫がサイコキネシスで玉ねぎを切っていた。上手く切れてない。

 

皆本「こら!手でやれ手で!」

 

斗真「ちゃんと切れよ!」

 

薫「ヤダ〜!玉ねぎは目に染みるから〜!」

 

斗真「屁理屈言うな!」

 

紫穂「これブロイラーじゃない!もっと良いお肉にしてよ!」

 

斗真・皆本「贅沢言うな!!」

 

葵「ただいまー!カレー粉と粉チーズとらっきょ買って来たで!」

 

斗真「おつかいご苦労様!」

 

葵「後序でにポストの手紙も持って来た。」

 

紫穂「給料明細。あら?少し昇給した?こっちは請求書。」

 

皆本「こら!勝手に見ちゃいけません!」

 

斗真「俺らのギャラを覗くな!」

 

紫穂「っ!?」

 

突然紫穂が何かを感じた。

 

紫穂「皆本さん、斗真さん、これ・・・」

 

皆本「ん?どうかしたか?」

 

斗真「どうした紫穂?バカな架空請求でも来たのか?」

 

紫穂「いえ、何か変な手紙・・・中身は写真1枚だけ。それも良く見えないし。他に何も感じ取れないのよ。」

 

写真が入った封筒を手に取って見る。

 

皆本「差出人も無し?機械的に出したダイレクトで透視し辛いだけじゃ・・・」

 

紫穂「でも!何か嫌な感じがするの!なのに何も見てないって・・・変よ!」

 

皆本「斗真君も見えるか?」

 

斗真「PKスキャニング・・・紫穂の言った通り。何も見えねえ。」

 

紫穂「ほら!」

 

斗真「取り敢えず。此奴は2度と触らない方が良い。葵、中身だけ出してくれ。」

 

葵「了解!」

 

テレポートで封筒の中身の写真を取り出す。写真に写ってたのはからにブレてる写真だった。

 

薫「何?このピンボケ写真?」

 

皆本「何処かで見たような・・・」

 

斗真(この写真、まさか・・・!)

 

すると写真が紫色に光った。

 

皆本「ん?な!?」

 

葵「皆本はん!?」

紫穂「皆本さん!?」

 

薫「皆本!?」

 

斗真「どうしたんだ!?皆本さん!!」

 

 

 

 

 

 

そして皆本が目を開けた。目に映ってるのはクリスマスの街中だった。

 

皆本「僕は・・・?」

 

???「皆本!」

 

すると後ろから女性の声が聞こえた。振り向くとそこに立っていたのは。

 

皆本「君は・・・?何故・・・?」

 

薫「ごめん。待った?皆本。」

 

なんと大人になった薫が立っていた。

 

皆本「か、薫・・・なのか?」

 

薫「ん?どうしたの?気分でも悪い?風邪かも知れないね。」

 

すると皆本が薫を見て微笑んだ。

 

薫「早く帰って暖まろう?」

 

皆本「ああ。そうだな。」

 

 

 

 

 

 

そして場所が変わって皆本の家。

 

葵「皆本はん!皆本はん!!」

 

あの写真を見た皆本が眠ってしまってた。紫穂が皆本を読み取る。斗真が写真を見てる。

 

紫穂「意識が無いわ!すぐに本部のラボに連絡を!」

 

葵「う、うん!」

 

薫「み、皆本・・・?」

 

斗真(この写真・・・彼奴が近くに居るのか!?PKサーモグラフィー!)

 

超能力で目を光らせて周りを見る。外に立ってる女を発見した。

 

斗真(彼奴・・・やはりか・・・!)

 

女「捕まえた。It's show time!」

 

 

 

 

 

 

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今回のしりとり。

 

薫『ガククってして?』

 

京介『テクノカットにしようかな?』

 

しりとり終了。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

翌朝のバベル。斗真とチルドレンが昨日の事を話した。

 

桐壺局長「う〜ん・・・急に意識を。」

 

斗真「はい。」

 

薫「誰が・・・何で皆本にこんな事を!?」

 

紫穂「兎に角敵は、あの写真に何かを仕掛けたのよ。」

 

斗真「これがその写真です。今日まで誰にも触らせないように俺が預けていました。」

 

昨日送られた謎の写真を見せる。

 

桐壺局長・柏木「っ!?」

 

薫「え?」

 

葵「心当たりでもあるん?」

 

桐壺局長「い、いや・・・」

 

柏木「3人共は待機してて?何か分かり次第連絡するわ。」

 

斗真(彼奴、何故今頃?)

 

 

 

 

 

 

そして低周波特殊α検査室には、大河達と賢木が居た。そこにチルドレンが来た。

 

大河「よう皆。」

 

薫「賢木先生、皆本は?」

 

当の皆本は何故か笑っていた。

 

紫穂「皆本さん・・・」

 

薫「何だか妙に・・・」

 

葵「楽しそうやな・・・」

 

賢木「レム睡眠に入ると最初は何時もこうだ。A点神経が刺激されて。まぁ要するに幸せな夢を見てるらしい。それが10分すると決まって。」

 

すると突然皆本が魘され始めた。

 

賢木「悪夢になる。毎回この繰り返しだ。」

 

敦「幸せから悪夢になるっか。何か嫌だな・・・」

 

薫「っで、どんな夢なんだよ?」

 

賢木「それが、分からないんだ。」

 

幸菜「私も読み取ったんだけど、何も分からないの。」

 

美里「今も何の夢を見てるのか不明なの。」

 

 

 

 

 

 

サイコメトリーで皆本の夢を見ようとした紫穂だが。

 

紫穂「心の中に入ろうとしても、可笑しな壁があるのね。」

 

幸菜「この壁が問題なのよね。」

 

賢木「アーキテクチャー。精神世界の構造物だ。でも所々に隙はあるだろ?君なら突破出来るんじゃないのか?」

 

早速幸菜と紫穂が読み取ってみる。

 

紫穂(これは多分、伊号お爺ちゃんの記憶プロテクト。)

 

幸菜(それをここの形で心が閉じてるなんて、不自然ね。)

 

 

 

 

 

 

紫穂「ダメ。敵は多分、皆本さんの深層心理を利用してこんな物を。」

 

賢木「テレパスの仕業か?でも外部からの電波は認められないぜ?」

 

幸菜「一体皆本さんの中で何が起きてるの?」

 

薫「皆本・・・」

 

零慈「そうだ。薫、紫穂、葵。斗真はどうした?」

 

薫「え?局長と一緒にあの写真を調べに行った。」

 

零慈「写真?」

 

 

 

 

 

 

その頃皆本の夢の中では。薫がサイコキネシスで玉ねぎを切っていた。

 

皆本「ん?こら!手でやれ手で!」

 

薫「や〜だ!今塞がってるんだもん!」

 

両手で皆本の腕にしがみ付いてる。

 

皆本「甘え過ぎだぞ薫。もう子供じゃないんだから。」

 

薫「・・・そうだね。」

 

しがみ付いてる皆本の腕から離れて背中を触る。

 

皆本「ん?」

 

薫「子供の頃、大人になりたくて仕方無かった・・・でも今は、あの頃に戻りたい。変だね・・・」

 

皆本「薫・・・」

 

薫「本当は私、もう行かなきゃいけないんだ。」

 

皆本「行くな!!全部分かってる、もうすぐ戦いが始まるんだろ!?でもそんな事は!!」

 

薫「ごめん・・・皆本・・・でも!!」

 

しかしその時、一瞬にしてある場所が変えられてしまった。

 

 

 

 

 

 

薫「この距離なら確実にやれるね。撃てよ皆本!でも私が居なくなっても何も変わらない。」

 

それは、伊号が予知したあの場所だった。

 

薫「でも私が居なくなっても何も変わらない。他の大勢のエスパー達は・・・」

 

皆本「(くそ!まただ!!)なら皆を止めてくれ!!(もう僕は、この場面を何度も繰り返して・・・こんな物、絶対に使いたくないのに!!!)」

 

薫「知ってる?皆本。」

 

皆本(薫・・・ダメだ!!その先は・・・!!)

 

薫「ーーーーーーーーー。」

 

皆本「止めろ!!薫ーーーー!!!」

 

そして高出力ブラスターで薫を撃った。薫は撃たれて死んでしまった。

 

 

 

 

 

 

現実の世界では、皆本が魘されてる。

 

薫「皆本・・・」

 

するとそこに斗真と局長と柏木が入って来た。

 

斗真「皆お待たせ!」

 

桐壺局長「諸君!顔を上げろ!出動準備だ!」

 

柏木「敵エスパーの正体が特定出来ました!」

 

薫「正体って、もしかしてブラック・ファントムの!?」

 

斗真「いや、彼奴らじゃないんだ。」

 

薫「え!?」

 

そこに蕾見が来た。

 

蕾見「助っ人!連れて来たわよ〜!」

 

花枝「どうも〜!」

 

そして末摘花枝も来ていた。

 

葵「あ、あんたは!」

 

大河「末摘花枝さん!?」

 

蕾見「詳しくは司令室で。愛しのお姫様にそろそろ目覚めて貰わなきゃ。でしょ?」

 

チルドレン「・・・うん!!」

 

斗真「皆行くぞ!」

 

5人「おう!」

 

柏木「ザ・チルドレン。解禁します!」

 

セブンスターズ「超力解禁!!」

 

 

 

 

 

 

紫穂「夢でもし逢えたら!!」

 

葵「素敵な事やけど!!」

 

薫「私らに会うには、眠り続けてちゃダメだぜ?いい加減目を覚ませ皆本!!」

 

チルドレン「絶対可憐!チルドレン!!」

 

 

 

 

 

 

斗真「神楽斗真!」

 

敦「芝浦敦!」

 

大河「栗栖大河!」

 

美里「赤坂美里!」

 

幸菜「篠崎幸菜!」

 

零慈「和泉零慈!」

 

セブンスターズ「特務エスパー!セブンスターズ!!」

 

 

 

 

 

 

そしてバベルの近くのビルからあの女が双眼鏡で監視している。

 

女「な!?」

 

すると何かを発見した。それは、眠ってる筈の皆本がほたるとデートしてる所だった。

 

女「あんにゃろ〜!何でノコノコ無事に歩いてんだよ!!」

 

激怒した女がすぐに尾行する。

 

ほたる「ねぇ皆本さん?」

 

皆本「ん?何?」

 

ほたる「愛してるって言ってみて?」

 

皆本「ええ!?」

 

気付かれないように尾行する。そして曲がり角に入った時、ある3人の人物が待ち構えてた。

 

女「な!?局長・・・蕾見不二子・・・それに、神楽斗真・・・!?」

 

桐壺局長「久し振りだな黒巻。」

 

斗真「黒巻節子。元気そうだな。どうだ?俺達とデートするか?」

 

この女の名前は黒巻節子。黒巻はフーセンガムを膨らます。

 

蕾見「余裕綽々ね。私を初めて見ても動じない。大した情報ね。」

 

フーセンガムが破裂した。

 

黒巻「っで、からくりは?」

 

するとそこに、皆本とほたるが歩いて来た。

 

ほたる「良かったぁ。上手く思念波をシンクロ出来たか心配だったけど。」

 

皆本「ありがとうございます。」

 

すると皆本が花枝に変わった。

 

花枝「お陰で、ヒュプノの有効範囲が広げられました!」

 

これは黒巻を捕まえる為の作戦だった。

 

斗真「流石ですぜ!ほたるさん花枝さん!」

 

黒巻「ふん。」

 

桐壺局長「能力を掛けた相手を観察して楽しむ癖があったからな。お前は。」

 

するとそこに大河達とチルドレンがテレポートで現れた。

 

薫「もう逃げられないぜ!一緒に来て皆本を元に戻せ!」

 

零慈「それとも俺達と一緒にハワイでバカンスを楽しもうか?」

 

黒巻「ブー!!それに人に物を頼む時は土下座して、どうぞお願い致しますだろ!?ガキ!!」

 

薫「此奴!!サイキック!!」

 

???「ビッグマグナーーム!!」

 

すると真横からビッグマグナムが来た。

 

薫「マッスル!?」

 

大河「成る程!パンドラが皆本さんを安らかにさせたのか!」

 

マッスル大鎌「マッキー!援護するわよ!ビッグマグナーム!!」

 

ビッグマグナムを放った。

 

斗真「サイマグネット!!」

 

黒巻「サンキュー大鎌!!」

 

零慈「逃がすか!!薫!!」

 

薫「よし!!」

 

すると誰かが薫の足を掴んで転ばせた。

 

薫「ギャアーーー!!」

 

紫穂「薫ちゃん!!」

 

零慈「逃がすか!!」

 

テレポートした零慈が黒巻を追う。そしてチルドレンとセブンスターズの前に3人に分身した澪が現れた。

 

澪達「あんた達の相手は私達よ!」

 

澪本体「クイーンが何よ!」

 

澪A「少佐の命令を果たす為!」

 

澪B「3つの私に分身だ!!」

 

澪達「我ら!ツンデレのクイーン!澪トリオ!!」

 

葵「アカン・・・他人にやらせるとメッチャイラっと来るわ・・・」

 

薫「てめぇと遊んでる暇は無え!!」

 

そしてマッスル大鎌は斗真と蕾見と対峙している。

 

斗真「はっちゃけてるな!」

 

蕾見「あんたが噂の大鎌ね!確かに厄介な力だけど!」

 

マッスル大鎌「ビッグマグナーム!!」

 

斗真「サイマグネット!!管理官!!」

 

蕾見「はあああああああ!!!!」

 

急接近してマッスル大鎌の大事な所にキックした。

 

蕾見「ただし!当たんなきゃどうって事無いわよ!!」

 

クリティカルされたマッスル大鎌が落ちた。

 

蕾見「サイズや硬さに拘る男は嫌いよ。」

 

澪「ったく!!あんたは何時も何時も!じゃあまたねー!」

 

テレポートでマッスル大鎌と共に去って行った。

 

薫「私らも彼奴らを追うぞ!!」

 

葵・紫穂「うん!」

 

薫「斗真達も追うぞ!」

 

ファイブセブン「おう!」

 

 

 

 

 

 

その頃黒巻は街中を逃げ回っていた。そこに蕾見が現れた。

 

黒巻「チィッ!!」

 

後ろに振り向いて逃げた。

 

蕾見「あ!待ちなさい!!」

 

すると黒巻の前に零慈が現れた。

 

零慈「逃がすかよ黒巻!」

 

黒巻「しつこいぞてめぇ!」

 

そして蕾見が黒巻を掴んだ。すると黒巻がデジカメを取り出した。

 

蕾見「はっ!!」

 

そして蕾見に向けてシャッターを切った。すると一瞬にして蕾見が眠ってしまった。

 

蕾見「眠〜い・・・」

 

零慈「マジかよ・・・!」

 

黒巻「次はお前じゃ!!」

 

今度は零慈を被写体にした。

 

零慈「おっと!」

 

シャッターを切ったと同時に零慈が避けた。

 

黒巻「何!?」

 

シャッターを連続で切る。しかし零慈が連続で避ける。

 

零慈「どうしたどうした!!手元がブレてるぞ!!」

 

黒巻「こんの野郎!!!」

 

丁度そこにファイブセブンとチルドレンが到着した。

 

薫「婆ちゃん!!」

 

大河「逃がすかよ!!」

 

すると黒巻の横に1台の車が到着した。黒巻がすぐに乗り込む。

 

美里「逃げる気だわ!!」

 

斗真「よっと!」

 

すると斗真が車に何かを投げた。車はすぐに走り去って行った。

 

薫「この!!!・・・え!?」

 

葵「こんの!!・・・え!?」

 

サイコキネシスとテレポートを発動しようとしたが、何も出なかった。

 

紫穂「あの車、ECM積んでるわ!」

 

薫「くそ!!!」

 

斗真「俺が行く!」

 

内ポケットからECMキラーを出して、胸に装着した。

 

斗真「PKプリーズ!」

 

地面からCBR1000RRを出現させた。跨ってヘルメットを被る。

 

斗真「あの車に発信機を投げ付けた!皆は先に本部に戻ってくれ!」

 

薫「分かった!!」

 

エンジンを噴かして、アクセルグリップを捻って走り出す。

 

 

 

 

 

 

その頃ほたると花枝はガクガク震えていた。

 

桐壺局長「頼むぞ!常盤君!」

 

 

 

 

 

 

上空では、バベル1が飛んでいた。奈津子が透視する。

 

奈津子「居た!逃走車はがんのら通りを北上中!今斗真君が追跡しています!先回りして下さい!」

 

機長「了解!」

 

バベル1が先回りする。斗真がバイクで黒巻達を追跡中。

 

斗真「黒巻め、姿を消したと思ったらパンドラに入ってたとはな。相変わらず我儘なお嬢ちゃんだな。」

 

 

 

 

 

 

そして司令室では、黒巻の足取りを掴んだ。

 

オペレーターA「神楽斗真!バベル1!目標を補足!」

 

オペレーターB「直ちに確保願います!」

 

 

 

 

 

 

黒巻が乗ってる車の近くに到着した斗真が、ヘルメットを外して降りる。

 

斗真「どうです?」

 

部隊長「奴らはまだ居ます。」

 

斗真「了解。PKサーモグラフィー。」

 

目を光らせて車の中を調べる。

 

斗真「な!?」

 

部隊長「どうしました?」

 

斗真「ここで待機して下さい!」

 

異変に気付いた斗真が車に接近する。そして車内を覗くと。

 

斗真「くそ!やられた!」

 

車内に居たのは、黒巻とコレミツの人形だった。

 

 

 

 

 

 

その夜のバベル本部。

 

柏木「黒巻節子19歳。元特務エスパーの訓練生。」

 

斗真「そしてテレパシーベースの合成能力者だ。」

 

桐壺局長「つまり君達チルドレンの元先輩とセブンスターズの元後輩だ。数年前突如行方知れずとなっていたのだが・・・」

 

 

 

 

 

 

黒巻『私さ、好きな事にだけ力使いたいんだよね。バベルの仕事怠いばっかだし。』

 

 

 

 

 

 

敦「自分の自由の為だけに使いたい欲望に目覚めたのか。」

 

斗真「筋の良い後輩だと思ってたのだが、裏では傲慢に目覚めたんだ。」

 

桐壺局長「まさか兵部と連んでいたとは・・・」

 

薫「それで、この女の能力は?」

 

柏木「コードネームはドリームメイカー。その名の通り夢を操る能力なのだけど・・・」

 

桐壺局長「奴の場合、精神世界に1つの世界を構築するとでも言うべきか。」

 

紫穂「っ!?世界を構築!?ひょっとして!!」

 

柏木「ちょっと待って。」

 

コンピューターで黒巻を詳しく調べる。するとモニターに幸菜と紫穂と賢木が見たあのバリアが映し出された。

 

紫穂「やっぱり!」

 

幸菜「あのバリアは皆本さんと同じ!?」

 

桐壺局長「人間の脳には意識から離れた膨大な系尊能力がある。黒巻はそれを使って主の仮想現実を作り上げるのだ。」

 

柏木「早い話が、他人の脳の中に夢を見続けるプログラムを埋め込むのよ。」

 

賢木「成る程。じゃあこの写真は・・・」

 

柏木「画像の意味は不明ですが、黒巻が念写で作った物です。」

 

賢木「つまりこの写真を通じて、奴らが作った夢が皆本に送り込まれたのか。」

 

紫穂「でも、どうして皆本さんだけ?」

 

葵「うちらも同じもん見てるのに。」

 

美里「恐らく皆本さんにしか掛からないように細工してあったのかも。」

 

薫(皆本、一体どんな夢を見てるんだよ・・・)

 

 

 

 

 

 

その頃皆本は夢を見続けている。

 

皆本「薫・・・!」

 

一瞬だが薫の名前を言った。

 

 

 

 

 

 

あれから数日が経った。薫達が通う小学校では、授業が終わった。

 

ちさと「起立!礼!」

 

生徒達「さようならー!」

 

将「なあお前ら!ちょっと寄り道してこうぜ?」

 

ちさと「面白いお店見付けたらしいの!カニキングのレアカード売ってるんだって!良かったら一緒に。」

 

葵「いや、悪いけどうちら・・・」

 

紫穂「また誘ってね?ありがとう。」

 

薫は黙っている。

 

将「そ、そっか。」

 

葵「じゃあまた明日。」

 

将「おう、じゃあな・・・」

 

ちさと「バイバイ・・・」

 

将「ここん所元気無いよな、彼奴ら・・・」

 

ちさと「何かあったのかしら・・・?」

 

 

 

 

 

 

3人はバベル本部に来た。

 

葵「あれからもう3日、蕾見婆ちゃんまで目覚まさへんし。皆本はんも相変わらずや。」

 

紫穂「また悪夢。どんどん酷くなっていくわ。」

 

葵「テレビでラブシーン見てたら、良い所で臨時ニュースになって発狂してる薫みたいやな。」

 

紫穂「的確だけど、回り諄い例えね。もうちょっと役に立ちそうな事考えたら?」

 

葵「何やその言い方!!そっちこそサイコメトラーの癖に何の役にも立ってへんで!!」

 

紫穂「私のせいだって言うの!?」

 

 

 

 

 

 

賢木「よせよ2人共。」

 

そこに賢木と斗真が入って来た。

 

斗真「心配なのはお前らだけじゃないんだ。」

 

賢木「そうだ。皆心配してるんだぞ?焦っても仕方無いだろ?」

 

斗真「それに、皆必死であの我儘嬢ちゃんの行方を追ってるんだ。」

 

賢木「手掛かりが掴むまで待つんだ。皆本も頑張ってるんだから。」

 

紫穂「・・・ごめん・・・」

 

葵「うん、うちの方こそ・・・」

 

斗真「ちゃんと謝ったな。」

 

2人を撫でる。

 

賢木「所で薫ちゃんは?」

 

 

 

 

 

 

一方その頃薫は、ビルの屋上で項垂れてた。

 

???「元気を出してクイーン。」

 

薫「!?」

 

そこに京介が現れた。

 

京介「そんな顔されたら、僕がどうして良いか分からなくなってしまうからね。」

 

薫「兵部さん!!皆本に何であんな事を!!」

 

京介「彼は僕の敵だ。色んな意味でね。だが、君の悲しむ顔は見たくない。」

 

薫「・・・!!・・・お願い・・・皆本の目を覚まして!!」

 

京介「・・・」

 

薫「何時も口五月蝿くて、文句ばっかり言ってる皆本が・・・目の前であんな・・・ぐったり目を閉じて・・・それなのに・・・私は・・・私は!!ミサイルだって跳ね返せるのに!!自分の力じゃ何も・・・」

 

京介「あの夢は本来、予知を求め、未来への可能性を、出口を探す為に作った物だ。」

 

薫「え・・・?」

 

すると京介が薫に近寄った。

 

京介「バベルを離れて僕の所においで?クイーン。」

 

薫「兵部さん・・・」

 

京介「夢の中でも現実でも、出口は1つしか無い。」

 

一体薫は何を決断するのか。そして皆本を救う事が出来るのか。

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:花江夏樹
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花
      和泉零慈:甲斐翔真

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

     蕾見不二子:ゆかな
      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
      賢木修二:谷山紀章
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
      末摘花枝:下屋則子
       東野将:佐藤利奈
     花井ちさと:福原香織
        首相:四宮豪
  サルモネア大統領:金光宣明
    オペレーター:後藤沙緒里

         澪:釘宮理恵
       藤浦葉:羽多野渉
      加納紅葉:千葉妙子
      真木司郎:落合弘治
       桃太郎:釘宮理恵
    マッスル大鎌:三宅健太
      久具津隆:相馬幸人
      黒巻節子:渡辺明乃
      バレット:近藤隆

      兵部京介:遊佐浩二

次回「サイコダイバーズ」
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