絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER 作:naogran
ほたる「皆本さんだけじゃなく、まさか高レベルエスパーの管理官まで・・・」
奈津子「ねぇ、どんな夢見てるの?」
テレパスで蕾見が見てる夢を透視する。
ほたる「ダメ、全然読み取れない・・・」
そして蕾見が見てる夢は、過去の夢だった。蕾見が1人の少年に話し掛けている。
蕾見『どう言うつもり!?今すぐここから出さないと!』
少年『酷いわよ。かい?』
蕾見『この!!』
すると少年が消え去った。すると京介の声が聞こえた。
京介『クイーンは僕の物だ。誰にも邪魔させない。』
蕾見(京介・・・一体何を?)
京介「バベルを離れて僕の所へおいで。クイーン。」
薫「兵部さん・・・」
京介「夢の中でも現実でも、出口はそれ1つしか無い。」
すると誰かが京介の腕を掴んだ。
京介「何故君がここに・・・?桐壺君。」
桐壺局長「こんの爺!!」
そして葵が薫を助けた。地上にはセブンスターズも居た。
薫「葵!?紫穂!?皆も!?」
大河「待たせたな。」
紫穂「兵部少佐!やっぱり油断ならない人ね!」
桐壺局長「うん!皆本を人質に薫君を引き込もうとは、許さんぞ!この卑劣ロリコン!!」
京介「・・・」
桐壺局長「おりゃあああああああ!!!!」
強烈パンチをお見舞いしようとしたが、避けられた。そして落ちてしまった。
桐壺局長「うわあああああああ!!!!」
しかし見事に着地した。
敦「局長凄え・・・」
桐壺局長「お前は俺を怒らせた・・・オラオラオラオラオラ!!!」
拳銃を京介に向けたが、警備員達に取り抑えられてしまった。
桐壺局長「離せ!!邪魔するな!!リミッター解禁!!」
セブンスターズ「解禁!!」
京介「クイーン。この話はまた今度。」
逃げようとしたが。
葵「うちらを舐めんな!!逃がさへんで!!美里はん!!」
美里「OKよ!!」
テレポートで京介を壁に埋め込んだ。
京介「やるねぇ。流石赤坂美里君。そして
葵「何ごちゃごちゃ言うとんねん!!」
美里「倍返しよ!」
京介「!?」
すると京介の真上に車がテレポートして現れた。そして落下して京介に命中した。
薫「や、やり過ぎなんじゃ・・・」
美里「薫!あなたも手伝いなさいよ!」
葵「せや!これくらいでくたばる球やない!!」
京介『その通りだゴッデス。』
しかし京介がテレポートで葵の後ろに現れた。そして葵の背中に電撃を流し込んだ。葵が一瞬にして眠ってしまった。
紫穂「葵ちゃん!」
薫「葵!」
幸菜「葵ちゃん!しっかりして!!」
薫「こんの!!」
斗真「PKハリケーン!!」
敦「ファイヤーサクロン!!」
零慈「PKウインド!!」
京介を壁に減り込ませて、竜巻と熱風で京介にダメージを与える。
薫「仲間になる気は無い!!皆本や葵達をいじめるな!!」
京介「だろうね。」
すると自力でサイコキネシスを弾いた。
京介「飛んだミスだ。僕とした事が少し遊び過ぎた。」
薫「待て!!」
京介「怒らせてしまったお詫びにこれをあげよう。」
1枚の写真を薫に渡した。
薫「写真?」
京介「君なら彼の夢の中に入れるかも知れん。早く大きくおなり。クイーン。」
斗真「逃がすか!!PKフラッシュ!」
しかしテレポートで去って行った。
斗真「くそ!」
葵「逃げられてしもうたな・・・」
薫(私なら皆本の夢の中に入れるかもって・・・一体・・・)
すると写真が紫に光った。そして未来の自分が見えた。
薫(え!?これって・・・)
すると突然薫が苦しみ始めた。
葵「薫!?」
紫穂「薫ちゃん!?」
零慈「どうした薫!?」
幸菜「大変!苦しんでるわ!」
薫「・・・うわああああああ!!!」
そして遂に薫が倒れてしまった。薫が皆本の夢の中に入った。
薫「私・・・ん?」
目の前に薫を待ってる皆本が立っていた。薫は何事も無かったかのように笑顔を作り、皆本に歩み寄る。
皆本「薫!」
薫「ごめん。待った?皆本。」
皆本「いや。」
薫「ん?どうしたの?気分でも悪い?風邪かも知れないね・・・早く変えて暖まろう?」
皆本「ああ。そうだな。」
その後家に帰った。薫がサイコキネシスで玉ねぎを切っていた。
皆本「ん?こら!手でやれ手で!」
薫「や〜だ!今塞がってるんだもん!」
両手で皆本の腕にしがみ付いてる。
皆本「甘え過ぎだぞ薫。もう子供じゃないんだから。」
薫「・・・っ!?」
すると意識を取り戻して驚いた。
薫「どうなってんだよこれ・・・!?」
皆本「甘え過ぎだぞ薫。もう子供じゃないんだから。」
薫「何言ってんだよ皆本!!お前一体どうしちまったんだ!?」
すると突然皆本が、薫の両肩を掴んだ。
皆本「行くな!!全部分かってる、もうすぐ戦いが始まるんだろ!?でもそんな事は!!」
薫「え・・・?」
皆本「もしどうしても行くんなら・・・君を!!」
するとあの場所に変えられてしまった。
薫「こ、ここは・・・?」
それは、皆本が薫を撃とうとする直前の場所だった。
皆本「動くな!!」
後ろを振り向くと皆本が高出力ブラスターを構えていた。
皆本「動くな!!
薫(な、何だこれ・・・?何で皆本が、私を・・・?)
すると薫の頭に何かが走った。そして破壊の女王の人格が芽生えた。
薫「皆本、私が居なくなっても何も変わらない。他の大勢のエスパーは戦いを止めないよ!」
皆本「なら皆を止めてくれ!頼む!エスパーやノーマルだって、こんな戦いが何を生むって言うんだ!!薫!!」
薫「もう無理だよ。知ってる皆本?私さ・・・」
サイコキネシスを放とうとしたその時。
葵『薫!!聞こえるか薫!!』
薫(葵?)
葵『プログラムに流されたらあかん!これは夢や!!分かるか!?』
薫「あんた何を言って・・・ん?」
すると薫が我を取り戻した。目の前には高出力ブラスターを構えてる皆本が立っていた。
薫(夢・・・?)
そして現実世界では、幸菜と紫穂が眠ってる薫を読み取ってる。
紫穂「あ!反応があった!」
幸菜「こっちもあったわ!」
賢木「思った通り!薫ちゃんは催眠の掛かり方が甘い。皆本の精神とシンクロしてるなら・・・」
紫穂「ええ!一緒に夢から救い出せるかも!!」
葵「何としても出口を探し出すんや!!出来るか!?」
薫(おいでけーよ!ボリューム落とせ!)
そして夢の中。
薫「けど出口なんて何処に?」
葵『それはこっちでも調べるから!』
薫「葵!?」
皆本「抵抗はよせ!!大人しくこっちに来るんだ!!薫!!」
薫「皆本、夢に捕まったままなんだな!でも、だったら私が目を覚まさせてやるぜ!!」
皆本「!?」
薫「行くぞーーーー!!!」
そしてダッシュして皆本に接近する。
皆本「薫よせーーー!!!」
そしてジャンプして皆本を捕まえた。
薫「逃げよう皆本!!もう悪い夢は終わりだよ!!」
皆本「っは!!そうか!これは!!」
薫「はああ!!」
落下先にサイコキネシスを放った。すると黒い穴が開いた。
薫「よし!彼処から外に!」
皆本「待て!!出口とは限らない!夢のプログラムから食み出して、もっと深い昏睡に落ちるかも!!」
薫「でも!他にどうしようも無いじゃん!!」
黒い穴の奥深くへ落下した。
その頃現実では、薫と皆本が見事にシンクロ睡眠している。
賢木「シンクロナイズドスイミング!」
葵「ちゃうで!それを言うならシンクロナイズド睡眠や!」
幸菜「上手いね!座布団1枚!」
そんな話をしてると、柏木が入って来た。
柏木「葵ちゃん紫穂ちゃん幸菜ちゃん!出動準備よ!」
3人「え!?」
そしてその頃羽田空港では、サルモネア大統領が居た。
大統領「ん?」
部屋に入ると。
久具津「ダウト!」
澪「え!?何で!?何で分かるの!?」
桃太郎「あはは!本当弱えなお前!」
部屋に待機してたSP全員が気絶しており、京介達パンドラが待ち構えてた。久具津と澪が呑気にダウトをやっている。
京介「やぁ大統領。体の具合はどう?」
大統領「貴様ら、この間の!」
マッスル大鎌「あら〜コティンコティンの体ね〜!」
コレミツ『来たか。』
マッスル大鎌とコレミツが大統領を京介の隣に座らせる。すると京介が1本のUSBメモリを見せた。
京介「見せて貰ったよ。秘密の個人情報ファイル。ヤバイデータ山積みだね。」
大統領「返せ!!」
京介「バラされたくなかったら・・・そうだな、まず君の国で極秘に囚われてる高レベルエスパーのリストを渡して貰おうか?」
大統領「な!?バカな!断る!!」
京介「勘違いするな!これは取引じゃない!命令だよ!」
その後大統領を乗せた飛行機が飛び去って行った。
久具津「これで僕らも一気にワールドデビューですか!」
澪「でもどうしたの少佐?いきなり。」
京介「別に?君らも日本だけじゃ暴れ足りないだろ?それに、いずれ必ず、彼女がクイーンとして君臨する時が来る。今から出来るだけの事をしておかなきゃな。」
???「成る程。興味深いお話です。」
そこに1人の少女が現れた。ブラック・ファントムのユーリだった。
ユーリ「バレットの洗脳を解いたあの力、確かにただの高レベルエスパーとは一線を感じていますしね。」
澪「お前!?」
京介「もしやブラック・ファントムか!?」
テレポートしてユーリの目の前に現れた。そしてユーリの胸を掴んだ。しかし避けられてしまった。
ユーリ「クイーンの意味が何を意味するのか今一つ分かりかねますが、我が主人に報告させて頂きます。ごきげんよう。パンドラの皆々様。」
そう言い残してテレポートで帰って行った。
そして場所が変わってある家。セブンスターズと葵と紫穂と局長達がその家の近くで待機している。そしてザ・ハウンドとナオミと谷崎も居た。
桐壺局長「ここで間違い無いな!?ザ・ハウンド!」
初音『うん!中に多分黒巻1人!』
小鹿「良くやったわ初音ちゃん!はいご褒美!」
ソーセージを初音に食べさせる。そして上空では、鳥にリプレイスした明が探っていた。
明『初音の言う通りです!辺りにパンドラらしき奴らは見当たりません!』
大河「こっちも確認した。周りに誰も居ねえぞ。」
葵「にしても、良え所にすんでんな〜。」
敦「それに家賃が掛かりそうだな。」
紫穂「資金が豊富なのね。つまり・・・」
葵「パンドラに着いた方が待遇良えって事か?」
紫穂「う〜ん・・・」
ナオミ「あの、そこ考え込む所じゃ・・・」
斗真「お前ら裏切る気か?」
この家の中から黒巻が外を覗いた。
黒巻「チッ!よりにもよって少佐達の留守中に・・・まぁ良いや。何時返り討ちにしてやるかな?」
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今回のしりとり。
皆本『な、中村悠一!』
黒巻『ちょっとマニア!』
しりとり終了。
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柏木「では、飽く迄黒巻の確保を優先する事。大丈夫。あなた達ならやれるわ。では、ザ・チルドレン。」
谷崎「アンド!ザ・ワイルドキャット!」
柏木・谷崎「解禁!」
セブンスターズ「ダイノ解禁!」
紫穂「例え火の中水の中!」
葵「海の中は行かれへんけど!」
ナオミ「仲間の為にいざ突入!」
葵・紫穂・ナオミ「絶対可憐チルドレン!&ワイルドキャット!」
斗真「サイコキノ・斗真!」
零慈「ミックスアビリティ・零慈!」
敦「パイロキネシス・敦!」
大河「クレヤボヤンス・大河!」
美里「テレポーター・美里!」
幸菜「テレパス・幸菜!」
斗真・零慈「特務エスパー!」
セブンスターズ「セブンスターズ!!」
桐壺局長「うおおおお!!もろ共続けーー!!!」
特殊部隊「おおーーーー!!」
初音「あ!待って!」
全員「え!?」
すると局長達が何かを踏んだ。
初音「そこ地雷がいっぱいだから、突入はまず葵姐さんと美里姐さんに・・・って、もう遅い?」
桐壺局長「遅いわ!!」
葵「そこでそのまま待っといて!!すぐ黒巻捕まえて来るから!」
セブンスターズとチルドレンとナオミがテレポートで、家の中へ潜入した。床を見ると写真が荒らされてた。
ナオミ「随分慌ててるみたいね。」
すると誰かが横切るのを発見した。
ナオミ「はっ!」
斗真「居たぞ!!」
2人が走り出す。
ナオミ「制圧します!」
斗真「黒巻!!」
ナオミ「サイキック!スタン・サブジェクション!!」
斗真「PKサンダー!!」
電撃を1人の人影に当たった。しかしそれは鏡だった。
ナオミ「え!?鏡!?」
黒巻「ピンポーン。」
斗真「しまった!!」
後ろに黒巻が現れた。そしてシャッターを切った。斗真は避けれたが、ナオミが眠ってしまった。
斗真「ナオミさん!!」
黒巻「まずは1名様、悪夢にご案内!」
斗真「逃げんな!!」
紫穂「ナオミさん!!」
斗真「黒巻を追え!!」
葵「分かった!」
大河「待ちやがれ黒巻!!」
黒巻がドアを開けて部屋に入った。
セブンスターズ・チルドレン「!?」
部屋の中は、テレビが点いており、多くの写真が飾られている。
葵「何やこの部屋?」
敦「油断するなよ?」
するとその時、デジカメが自動でシャッターを切った。そして大河達が眠ってしまった。
黒巻「お次は7名様ご案内。」
斗真「おっと!ここに乗り遅れお客1名様入りま〜す!」
部屋に斗真も入って来た。ESPデバイスを身に付けてる右腕を前に伸ばした。
斗真「黒巻節子!皆本光一及び蕾見不二子管理官に催眠し、バベルの裏切りの罪で!PKジャッジメント!」
するとESPデバイスからモニターが出て、左右の『RELEASE』と『ARREST』が交互に発光する。
ナレーション『エスパー犯罪者に対しては、特務エスパーの要請により、東京都内某所にあるESP最高裁判所から判決が下される。』
そして結果は『ARREST』になった。
黒巻「っ!!」
斗真「アレスト許可!」
黒巻「だったらあんたも悪夢へ招待してやるよ!」
斗真「だったらお前をハワイへ招待してやるぜ!」
その頃薫と皆本は、夢の中の夜空の下に居た。
薫「葵・・・紫穂・・・」
皆本「よし!状況を整理しよう。僕らは今、黒巻節子の能力で同じ夢を見ている。切欠は念写で作った写真。僕達だけに、ある特定の女性が写ってるって事は分かった。それで同じ夢を・・・」
薫「皆本・・・」
皆本「ん?」
薫「さっきのって、本当に未来で起こる事なの?」
皆本「薫・・・」
薫「ただの夢だって思おうとしてるんだ。さっきから・・・でも!何だか胸がドキドキして、不安で堪んない・・・皆本は何か知ってるんでしょ!?ねぇ!」
皆本「・・・落ち着け!これはただの夢だ。兵部の手に乗せられちゃいけない。」
薫「だけど・・・」
皆本「それに、僕は信じてる。君達はザ・チルドレンじゃないか!だから決して負けない!」
その頃斗真は黒巻のシャッターを避けてばかりだった。
黒巻「どうしたどうした!避けてるばかりじゃ攻撃出来ないぞ!!」
斗真「へっ!てめぇに言われるのはごめんだぜ!PKシューティング!」
光の弾丸を放った。しかしシャッターで消された。
斗真「へぇ〜。面白いおもちゃだな。」
黒巻「早く悪夢へ連れてってやるよ!」
斗真「無理だな。そんな話をしてると、悪夢列車を拒否してるお客様がお目覚めだぜ。」
黒巻「何?」
すると眠ってた筈の紫穂が起き上がった。
黒巻「な!?お前!?」
紫穂「高レベルエスパーに、精神攻撃は効き辛い。」
???「流石だぜ紫穂。」
すると今度はセブンスターズが現れた。
黒巻「な!?お前ら何故!?眠ってたんじゃねえのか!?」
敦「眠ってる?見てみろよ。」
黒巻「え?・・・な!?」
確認した時驚いた。眠てったのは大河達の人形だった。
美里「あんたを欺く為に斗真と敦と零慈が人形を使ったのよ。」
斗真「その名も、PKフェイクドール。」
零慈「その名の通り、相手にそっくりな人形を作り出せる便利な能力だ。」
紫穂「そして私は、同じ精神感応系よ。」
幸菜「そして私も精神能力を持ってるわ!」
黒巻「フッ・・・じゃあもう1度最大深度で眠らせてあげる!!」
するとテレビに紫穂とセブンスターズが映し出された。
紫穂(ダメ!あれを見ちゃ!あの人の睡眠イメージに捕まる!)
すると紫穂が拳銃を取り出した。
紫穂「えい!!」
そしてテレビと黒巻が持ってるデジカメに向けて発砲した。テレビとデジカメのレンズが破壊された。
黒巻「な!?な、何でガキが銃なんか!!」
紫穂「これ、子供用よ?」
大河「そして特注品!」
黒巻「嘘を付け!!それに目瞑って撃つなよ!!」
紫穂「私はサイコメトラーよ!球が何処を飛んで行くのか、見なくても分かるわ!」
黒巻「こうなったら!!」
紫穂「待ちなさい!!」
斗真「待て黒巻!」
すると黒巻が壁に取り付けてあるボタンを押して部屋から逃げた。するとボタンの上にカウントダウンが表示された。
紫穂「これは?」
斗真「おいマズイぞ!!それ自爆スイッチだ!!それに解除不能だ!!」
紫穂「え!?」
黒巻が押したのは自爆スイッチだった。
斗真「はっ!ナオミさん!」
急いでナオミを助けに行った。
紫穂「葵ちゃん!起きて!」
葵「う〜ん・・・もうあかん・・・」
すると紫穂が葵の耳元に顔を近付けた。
紫穂「葵ちゃんはここが弱いのよね。」
そして葵の耳に息を吹き掛ける。
葵「う!?いやーーーー!!!み、耳はダメーーー!!!」
零慈「美里!」
美里「OKよ!」
そして外では、初音が何かを感じ取った。
初音「小鹿!伏せて!!」
小鹿「きゃ!」
桐壺局長「ん?」
すると家が自爆した。そして黒巻がバイクに乗って脱出した。
黒巻「あばよ局長!!」
アクセル全開にして逃げ去った。
桐壺局長「黒巻!!」
すると今度はもう2台のバイクが現れて黒巻を追った。
桐壺局長「あ、あの2人は!」
黒巻「残念だったね!!バーカ!!」
???「黒巻ーーー!!!」
黒巻「ん?」
2台のバイクが黒巻を追跡している。その正体は斗真と零慈だった。
零慈「大人しく観念しな!!」
斗真「降参すればハワイへ行かせてやるぜ!!」
黒巻「ふん!しつこい男は嫌いなんだよ!!」
すると黒巻の周りに地雷がテレポートされた。
黒巻「ん?」
地雷が爆発して、黒巻を地面に落とした。
そして家の外では、大河達がテレポートして帰還した。
葵「もう大丈夫!地雷は全部移動したで!」
桐壺局長「君達!!」
谷崎「ナオミーーー!!」
しかしパンチされた。
大河「今斗真と零慈が黒巻を追い込んでます!」
桐壺局長「そうか!」
美里「後紫穂も黒巻を追い込んでます!」
その頃黒巻は、フラフラしながら立ち上がる。すると目の前に紫穂が現れた。
紫穂「皆本さん達の救出方法、パンドラの組織の全容、全部教えて貰うわよ!」
そして斗真と零慈がバイクから降りて黒巻に歩み寄る。
斗真「さっさと教えろ。」
零慈「白状するんだな黒巻。」
黒巻「無駄さ!私からは何も手に入らない!何故なら!」
すると携帯を取り出して、自分に向けてシャッターを切って眠った。
紫穂「自分に能力を!?」
斗真「犯行した後に自殺する容疑者みたいな真似しやがって!」
零慈「いや此奴寝てるだけだから。」
紫穂がサイコメトラーで黒巻を読み取る。
斗真「どうだ紫穂?」
紫穂「防壁の中に閉じこもっちゃった。自分で目覚めない限り、もう何の情報も得られないわ。」
そこに葵が駆け付けた。
葵「耳朶責めとったらどうや?」
紫穂「あんなに敏感なの葵ちゃんくらいよ。」
斗真「まあでも黒巻を確保しただけでも上出来だ。帰るぞ。」
その頃薫と皆本は夜空を見上げていた。
皆本「外じゃどれくらい経ったのかな?何とか自力で脱出しないと。」
薫「私は別に・・・このままでも構わないかなって。」
皆本「ちょっと待て!脱出出来ない理由はそれかも知れないぞ!君の精神波は、僕や黒巻よりずっと強いんだし!」
薫「今の私、もう大人なのかな?子供なのかな?現実では自分が10歳の子供だって分かってるけど・・・どうしてもそう思えなくて・・・物凄い下ネタが思い付くけど、それは心の中で閉まって置きたい。大人になるって不思議だね・・・」
真剣に話すが、何処か巫山戯てるように聞こえる。
皆本「(つ、常に考えてるのか・・・)それはきっと、夢のプログラムが影響してるんだ。目覚めたら元に戻るし、今考えたり感じたりしてる事の殆どは、きっと忘れる筈だよ。」
薫「そんなのヤダ。忘れたくない。」
皆本「でかい図体して駄々捏ねるんじゃない!起きるんだ!」
薫「嫌だ!だって!今の私、10歳の時より10倍も・・・皆本の事が好きなんだもん!!」
皆本「っ!?(そうだ、あの時!)」
薫『知ってる?皆本。私さ・・・』
皆本『止めろ薫ーーーー!!!』
薫『大好き、だったよ。愛してる。』
あの時薫が言った言葉は、皆本への愛だった。
皆本(僕には・・・僕には確かに聞こえていた!あの言葉が!なのに、どうして今まで・・・!)
薫「夢かも知れないけど、でも、今の私は10歳の時からずっと守ってくれた男なんだよ!今の私嫌い・・・?今の皆本は、私が小さい時の薫のまましか無いの・・・!?」
皆本「薫・・・大丈夫!現実世界でも、君が大人になるまでずっと側に居る!必ずだ!」
薫「じゃあ皆本は私を・・・」
すると皆本は、薫の頬を優しく触れた。
皆本「その答えは、本物の君に会えた時に言うよ。」
薫「本当に・・・?じゃあ約束して・・・?」
目を瞑ってキスしようとした。
皆本「な!?」
しかし皆本は戸惑った。周りに誰も居ない事を確認して、勇気を出してキスしようとした。しかし薫が透けて空へ飛び去って行った。
薫『それで許してあげる。』
皆本「え!?」
薫『約束だよ!皆本!』
そして薫が消え去った。
皆本「っ!!」
そして現実世界で皆本が漸く目を覚ました。
皆本「薫!!」
横を見ると、薫が眠っていた。まだ10歳の子供のままだった。
皆本(子供の癖に、駆け引きなんかしやがって。でも、敵わないな。ありがとう。)
すると誰かが入って来た。賢木だった。
賢木「おおー!目を覚ましたか!」
そして他の皆がテレポートで入って来た。
皆「ちょ!皆!?」
葵「何や、また寝とるんかいな?」
大河「楽しそうに寝やがって。」
紫穂「でも、黒巻の力は途切れてる筈よ?きっとすぐ起きるわ!」
その言葉が的中した。薫が起き上がった。
薫「あれ・・・?ここは・・・?」
皆本「薫。」
薫「ん?おおー!皆本!!目が覚めたのか!!あれ?何で私まで寝てたんだ?」
紫穂「薫ちゃん!」
葵「何や覚えてへんの?」
敦「鈍感だなぁ明石は。」
皆本(そうだ。エスパーもノーマルもなく、ただの人間として生きて行けたら、僕らの未来は、きっと!)
斗真「皆本さん、体は大丈夫か?」
皆本「ああ。心配掛けてすまないな。」
外から京介がその様子を見ていた。
京介「甘いんだよ坊や。」
テレポートで去って行った。
そして蕾見も目が覚めた。
蕾見(本当は彼奴も気付いてるのかも知れないわね。あの子達が結ばれれば、自分も救われるかも知れないって。)
後日の学校。放課後になると、皆本が迎えに来た。車から降りて様子を見に行くと、葵と紫穂が寝ていた。
皆本「こら!そんな所で寝ちゃダメだ!」
葵・紫穂「はぁ〜い・・・」
後部座席に乗る。
葵「もう、ここん所ろくに寝てへんかったし・・・あかんもう限界・・・」
皆本「薫はどうした?」
紫穂「あの子元気だから、友達と寄り道して行くって・・・」
皆本「そうか。」
後部座席で葵と紫穂が眠った。
皆本(皆頑張ってくれたんだな。ありがとう。)
その頃薫は、将とちさとと一緒に帰ってる。
将「おお!噂をすれば超レアカードゲットだぜ!!」
ちさと「良かったね東野君!」
薫「なぁ東野、たまにはちさとちゃんに何かプレゼント買ってやれよ〜。ん?」
すると目の前に京介が現れた。
薫「兵部さん?」
ちさと「ん?誰?」
薫「あ、ちょっと知り合い。ごめん。先帰ってて?」
ちさと「何かあったら、防犯ブザー鳴らすのよ?」
薫「あはは、平気だって。」
ちさとは警戒していた。
薫「ちさとちゃ〜ん!また明日〜!」
ちさとと将は帰って行った。
京介「テレパスだね。クイーンのクラスメート?」
薫「あのさ、そのクイーンって言うの止めてくれる?」
京介「ん?なら君も兵部さんって言うの止めてくれよ?」
薫「・・・じゃあ何て呼んだら良い?まさか少佐は無いよね。」
京介「兵部京介。そう、ただの京介で良い。」
薫「ちぇ、ズルいよ・・・何だか怒る気しなくなっちゃった・・・」
京介「冗談だよ。今まで通り兵部さんで・・・」
薫「じゃあ京介!」
京介「ん?」
薫「ありがとう。皆本を助けてくれて・・・」
京介「・・・礼なんか良いさ。実際に助けたのは君だ。ヒントを出したのは君の涙に勝てなかったんだよ。」
薫「夢の事、私何も覚えてないんだ。どんな夢?私一体何の夢を・・・?」
???「薫!!」
薫「っ!?」
そこに斗真と皆本が駆け付けた。
皆本「そいつの言う事に耳を貸すな!!」
斗真「またナンパですかい?京介さんよ。」
薫「皆本!?斗真!?」
京介「やぁ!元気そうだね皆本君。」
薫「よ、よせよ3人共!」
京介「正直、君はもっと早くギブアップすると思っていたよ。まさか予想の10倍のプログラムを繰り返して粘るとはね。」
皆本「黙れ!!両手を地面に付け!」
斗真「降参したらハワイへ送ってやるぜ!」
京介「けど良い気になるなよ?未来を変えるのは飽く迄僕だ!」
斗真「薫!来い!」
薫が皆本の後ろに下がる。
皆本「お前こそ!薫は必ず僕が守り抜いてみせる!!」
薫「・・・!?」
京介「フッ。そのしつこさに免じ、クイーンは今しばらく君の元で預けてさせてやる。いずれまた会おう!」
捨て台詞を吐いてテレポートで去って行った。
皆本「待て!!」
斗真「京介!!」
すると皆本の目の前に1枚の写真が現れた。写真には京介との2ショットと「このロリコンムッツリ助平」と書かれてあった。
斗真「あのロリコンスケベストーカーナンパ爺い・・・!!」
薫「皆本、何だよこれ?お前どんな夢見てたんだ〜?」
皆本「あ・・・」
すると皆本は、あの夢を思い出した。薫とキスした夢を。
皆本「・・・五月蝿い!」
薫「何だよ!そんな人に言えないような夢なのか!?」
皆本「大人をからかうもんじゃない!」
斗真「でも、本当に面白いな。」
皆本「斗真君まで!?」
斗真「いや本気でそう思ってない。またハワイへ招待してやるよ京介。」
そして夜のイーストエデンでは、黒巻がまだ睡眠中だった。
黒巻「後5年〜・・・」
京介「分かった・・・マジで5年放って置くからな?」
こうして京介は本気で黒巻を5年放って置こうと決意したのだった。
「NEXT」
キャスト
神楽斗真:松下優也
栗栖大河:花江夏樹
芝浦敦:佐野岳
赤坂美里:大久保桜子
篠崎幸菜:矢野優花
和泉零慈:甲斐翔真
明石薫:平野綾
三宮紫穂:戸松遥
野上葵:白石涼子
皆本光一:中村悠一
蕾見不二子:ゆかな
桐壺帝三:小杉十郎太
柏木朧:浅野真澄
賢木修二:谷山紀章
梅枝ナオミ:後藤麻衣
谷崎一郎:家中宏
小鹿圭子:中島沙樹
宿木明:大浦冬華
犬神初音:清水愛
常盤奈津子:中尾衣里
野分ほたる:佐藤利奈
末摘花枝:下屋則子
東野将:佐藤利奈
花井ちさと:福原香織
サルモネア大統領:金光宣明
澪:釘宮理恵
マッスル大鎌:三宅健太
久具津隆:相馬幸人
黒巻節子:渡辺明乃
桃太郎:釘宮理恵
ユーリ:井上麻里奈
兵部京介:遊佐浩二
次回「合体だァァッ!!」