絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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その頃黒巻によって眠らされた蕾見は、部屋で悪夢を見ている。

ほたる「皆本さんだけじゃなく、まさか高レベルエスパーの管理官まで・・・」

奈津子「ねぇ、どんな夢見てるの?」

テレパスで蕾見が見てる夢を透視する。

ほたる「ダメ、全然読み取れない・・・」






そして蕾見が見てる夢は、過去の夢だった。蕾見が1人の少年に話し掛けている。

蕾見『どう言うつもり!?今すぐここから出さないと!』

少年『酷いわよ。かい?』

蕾見『この!!』

すると少年が消え去った。すると京介の声が聞こえた。

京介『クイーンは僕の物だ。誰にも邪魔させない。』

蕾見(京介・・・一体何を?)


MISSION35「サイコダイバーズ」

京介「バベルを離れて僕の所へおいで。クイーン。」

 

薫「兵部さん・・・」

 

京介「夢の中でも現実でも、出口はそれ1つしか無い。」

 

すると誰かが京介の腕を掴んだ。

 

京介「何故君がここに・・・?桐壺君。」

 

桐壺局長「こんの爺!!」

 

そして葵が薫を助けた。地上にはセブンスターズも居た。

 

薫「葵!?紫穂!?皆も!?」

 

大河「待たせたな。」

 

紫穂「兵部少佐!やっぱり油断ならない人ね!」

 

桐壺局長「うん!皆本を人質に薫君を引き込もうとは、許さんぞ!この卑劣ロリコン!!」

 

京介「・・・」

 

桐壺局長「おりゃあああああああ!!!!」

 

強烈パンチをお見舞いしようとしたが、避けられた。そして落ちてしまった。

 

桐壺局長「うわあああああああ!!!!」

 

しかし見事に着地した。

 

敦「局長凄え・・・」

 

桐壺局長「お前は俺を怒らせた・・・オラオラオラオラオラ!!!」

 

拳銃を京介に向けたが、警備員達に取り抑えられてしまった。

 

桐壺局長「離せ!!邪魔するな!!リミッター解禁!!」

 

セブンスターズ「解禁!!」

 

京介「クイーン。この話はまた今度。」

 

逃げようとしたが。

 

葵「うちらを舐めんな!!逃がさへんで!!美里はん!!」

 

美里「OKよ!!」

 

テレポートで京介を壁に埋め込んだ。

 

京介「やるねぇ。流石赤坂美里君。そして光速の女神(ライトスピード・ゴッデス)。」

 

葵「何ごちゃごちゃ言うとんねん!!」

 

美里「倍返しよ!」

 

京介「!?」

 

すると京介の真上に車がテレポートして現れた。そして落下して京介に命中した。

 

薫「や、やり過ぎなんじゃ・・・」

 

美里「薫!あなたも手伝いなさいよ!」

 

葵「せや!これくらいでくたばる球やない!!」

 

京介『その通りだゴッデス。』

 

しかし京介がテレポートで葵の後ろに現れた。そして葵の背中に電撃を流し込んだ。葵が一瞬にして眠ってしまった。

 

紫穂「葵ちゃん!」

 

薫「葵!」

 

幸菜「葵ちゃん!しっかりして!!」

 

薫「こんの!!」

 

斗真「PKハリケーン!!」

 

敦「ファイヤーサクロン!!」

 

零慈「PKウインド!!」

 

京介を壁に減り込ませて、竜巻と熱風で京介にダメージを与える。

 

薫「仲間になる気は無い!!皆本や葵達をいじめるな!!」

 

京介「だろうね。」

 

すると自力でサイコキネシスを弾いた。

 

京介「飛んだミスだ。僕とした事が少し遊び過ぎた。」

 

薫「待て!!」

 

京介「怒らせてしまったお詫びにこれをあげよう。」

 

1枚の写真を薫に渡した。

 

薫「写真?」

 

京介「君なら彼の夢の中に入れるかも知れん。早く大きくおなり。クイーン。」

 

斗真「逃がすか!!PKフラッシュ!」

 

しかしテレポートで去って行った。

 

斗真「くそ!」

 

葵「逃げられてしもうたな・・・」

 

薫(私なら皆本の夢の中に入れるかもって・・・一体・・・)

 

すると写真が紫に光った。そして未来の自分が見えた。

 

薫(え!?これって・・・)

 

 

 

 

 

 

すると突然薫が苦しみ始めた。

 

葵「薫!?」

紫穂「薫ちゃん!?」

 

零慈「どうした薫!?」

 

幸菜「大変!苦しんでるわ!」

 

薫「・・・うわああああああ!!!」

 

そして遂に薫が倒れてしまった。薫が皆本の夢の中に入った。

 

 

 

 

 

 

薫「私・・・ん?」

 

目の前に薫を待ってる皆本が立っていた。薫は何事も無かったかのように笑顔を作り、皆本に歩み寄る。

 

皆本「薫!」

 

薫「ごめん。待った?皆本。」

 

皆本「いや。」

 

薫「ん?どうしたの?気分でも悪い?風邪かも知れないね・・・早く変えて暖まろう?」

 

皆本「ああ。そうだな。」

 

その後家に帰った。薫がサイコキネシスで玉ねぎを切っていた。

 

皆本「ん?こら!手でやれ手で!」

 

薫「や〜だ!今塞がってるんだもん!」

 

両手で皆本の腕にしがみ付いてる。

 

皆本「甘え過ぎだぞ薫。もう子供じゃないんだから。」

 

薫「・・・っ!?」

 

すると意識を取り戻して驚いた。

 

薫「どうなってんだよこれ・・・!?」

 

皆本「甘え過ぎだぞ薫。もう子供じゃないんだから。」

 

薫「何言ってんだよ皆本!!お前一体どうしちまったんだ!?」

 

すると突然皆本が、薫の両肩を掴んだ。

 

皆本「行くな!!全部分かってる、もうすぐ戦いが始まるんだろ!?でもそんな事は!!」

 

薫「え・・・?」

 

皆本「もしどうしても行くんなら・・・君を!!」

 

 

 

 

 

 

するとあの場所に変えられてしまった。

 

薫「こ、ここは・・・?」

 

それは、皆本が薫を撃とうとする直前の場所だった。

 

皆本「動くな!!」

 

後ろを振り向くと皆本が高出力ブラスターを構えていた。

 

皆本「動くな!!破壊の女王(クイーン・オブ・カタストロフィー)!いや・・・薫!!」

 

薫(な、何だこれ・・・?何で皆本が、私を・・・?)

 

すると薫の頭に何かが走った。そして破壊の女王の人格が芽生えた。

 

薫「皆本、私が居なくなっても何も変わらない。他の大勢のエスパーは戦いを止めないよ!」

 

皆本「なら皆を止めてくれ!頼む!エスパーやノーマルだって、こんな戦いが何を生むって言うんだ!!薫!!」

 

薫「もう無理だよ。知ってる皆本?私さ・・・」

 

サイコキネシスを放とうとしたその時。

 

 

 

 

 

 

葵『薫!!聞こえるか薫!!』

 

薫(葵?)

 

葵『プログラムに流されたらあかん!これは夢や!!分かるか!?』

 

薫「あんた何を言って・・・ん?」

 

すると薫が我を取り戻した。目の前には高出力ブラスターを構えてる皆本が立っていた。

 

薫(夢・・・?)

 

 

 

 

 

 

そして現実世界では、幸菜と紫穂が眠ってる薫を読み取ってる。

 

紫穂「あ!反応があった!」

 

幸菜「こっちもあったわ!」

 

賢木「思った通り!薫ちゃんは催眠の掛かり方が甘い。皆本の精神とシンクロしてるなら・・・」

 

紫穂「ええ!一緒に夢から救い出せるかも!!」

 

葵「何としても出口を探し出すんや!!出来るか!?」

 

薫(おいでけーよ!ボリューム落とせ!)

 

 

 

 

 

 

そして夢の中。

 

薫「けど出口なんて何処に?」

 

葵『それはこっちでも調べるから!』

 

薫「葵!?」

 

皆本「抵抗はよせ!!大人しくこっちに来るんだ!!薫!!」

 

薫「皆本、夢に捕まったままなんだな!でも、だったら私が目を覚まさせてやるぜ!!」

 

皆本「!?」

 

薫「行くぞーーーー!!!」

 

そしてダッシュして皆本に接近する。

 

皆本「薫よせーーー!!!」

 

そしてジャンプして皆本を捕まえた。

 

薫「逃げよう皆本!!もう悪い夢は終わりだよ!!」

 

皆本「っは!!そうか!これは!!」

 

薫「はああ!!」

 

落下先にサイコキネシスを放った。すると黒い穴が開いた。

 

薫「よし!彼処から外に!」

 

皆本「待て!!出口とは限らない!夢のプログラムから食み出して、もっと深い昏睡に落ちるかも!!」

 

薫「でも!他にどうしようも無いじゃん!!」

 

黒い穴の奥深くへ落下した。

 

 

 

 

 

 

その頃現実では、薫と皆本が見事にシンクロ睡眠している。

 

賢木「シンクロナイズドスイミング!」

 

葵「ちゃうで!それを言うならシンクロナイズド睡眠や!」

 

幸菜「上手いね!座布団1枚!」

 

そんな話をしてると、柏木が入って来た。

 

柏木「葵ちゃん紫穂ちゃん幸菜ちゃん!出動準備よ!」

 

3人「え!?」

 

 

 

 

 

 

そしてその頃羽田空港では、サルモネア大統領が居た。

 

大統領「ん?」

 

部屋に入ると。

 

久具津「ダウト!」

 

澪「え!?何で!?何で分かるの!?」

 

桃太郎「あはは!本当弱えなお前!」

 

部屋に待機してたSP全員が気絶しており、京介達パンドラが待ち構えてた。久具津と澪が呑気にダウトをやっている。

 

京介「やぁ大統領。体の具合はどう?」

 

大統領「貴様ら、この間の!」

 

マッスル大鎌「あら〜コティンコティンの体ね〜!」

 

コレミツ『来たか。』

 

マッスル大鎌とコレミツが大統領を京介の隣に座らせる。すると京介が1本のUSBメモリを見せた。

 

京介「見せて貰ったよ。秘密の個人情報ファイル。ヤバイデータ山積みだね。」

 

大統領「返せ!!」

 

京介「バラされたくなかったら・・・そうだな、まず君の国で極秘に囚われてる高レベルエスパーのリストを渡して貰おうか?」

 

大統領「な!?バカな!断る!!」

 

京介「勘違いするな!これは取引じゃない!命令だよ!」

 

 

 

 

 

 

その後大統領を乗せた飛行機が飛び去って行った。

 

久具津「これで僕らも一気にワールドデビューですか!」

 

澪「でもどうしたの少佐?いきなり。」

 

京介「別に?君らも日本だけじゃ暴れ足りないだろ?それに、いずれ必ず、彼女がクイーンとして君臨する時が来る。今から出来るだけの事をしておかなきゃな。」

 

???「成る程。興味深いお話です。」

 

そこに1人の少女が現れた。ブラック・ファントムのユーリだった。

 

ユーリ「バレットの洗脳を解いたあの力、確かにただの高レベルエスパーとは一線を感じていますしね。」

 

澪「お前!?」

 

京介「もしやブラック・ファントムか!?」

 

テレポートしてユーリの目の前に現れた。そしてユーリの胸を掴んだ。しかし避けられてしまった。

 

ユーリ「クイーンの意味が何を意味するのか今一つ分かりかねますが、我が主人に報告させて頂きます。ごきげんよう。パンドラの皆々様。」

 

そう言い残してテレポートで帰って行った。

 

 

 

 

 

 

そして場所が変わってある家。セブンスターズと葵と紫穂と局長達がその家の近くで待機している。そしてザ・ハウンドとナオミと谷崎も居た。

 

桐壺局長「ここで間違い無いな!?ザ・ハウンド!」

 

初音『うん!中に多分黒巻1人!』

 

小鹿「良くやったわ初音ちゃん!はいご褒美!」

 

ソーセージを初音に食べさせる。そして上空では、鳥にリプレイスした明が探っていた。

 

明『初音の言う通りです!辺りにパンドラらしき奴らは見当たりません!』

 

大河「こっちも確認した。周りに誰も居ねえぞ。」

 

葵「にしても、良え所にすんでんな〜。」

 

敦「それに家賃が掛かりそうだな。」

 

紫穂「資金が豊富なのね。つまり・・・」

 

葵「パンドラに着いた方が待遇良えって事か?」

 

紫穂「う〜ん・・・」

 

ナオミ「あの、そこ考え込む所じゃ・・・」

 

斗真「お前ら裏切る気か?」

 

この家の中から黒巻が外を覗いた。

 

黒巻「チッ!よりにもよって少佐達の留守中に・・・まぁ良いや。何時返り討ちにしてやるかな?」

 

 

 

 

 

 

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今回のしりとり。

 

皆本『な、中村悠一!』

 

黒巻『ちょっとマニア!』

 

しりとり終了。

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柏木「では、飽く迄黒巻の確保を優先する事。大丈夫。あなた達ならやれるわ。では、ザ・チルドレン。」

 

谷崎「アンド!ザ・ワイルドキャット!」

 

柏木・谷崎「解禁!」

 

セブンスターズ「ダイノ解禁!」

 

 

 

 

 

 

紫穂「例え火の中水の中!」

 

葵「海の中は行かれへんけど!」

 

ナオミ「仲間の為にいざ突入!」

 

葵・紫穂・ナオミ「絶対可憐チルドレン!&ワイルドキャット!」

 

 

 

 

 

 

斗真「サイコキノ・斗真!」

 

零慈「ミックスアビリティ・零慈!」

 

敦「パイロキネシス・敦!」

 

大河「クレヤボヤンス・大河!」

 

美里「テレポーター・美里!」

 

幸菜「テレパス・幸菜!」

 

斗真・零慈「特務エスパー!」

 

セブンスターズ「セブンスターズ!!」

 

 

 

 

 

 

桐壺局長「うおおおお!!もろ共続けーー!!!」

 

特殊部隊「おおーーーー!!」

 

初音「あ!待って!」

 

全員「え!?」

 

すると局長達が何かを踏んだ。

 

初音「そこ地雷がいっぱいだから、突入はまず葵姐さんと美里姐さんに・・・って、もう遅い?」

 

桐壺局長「遅いわ!!」

 

葵「そこでそのまま待っといて!!すぐ黒巻捕まえて来るから!」

 

 

 

 

 

 

セブンスターズとチルドレンとナオミがテレポートで、家の中へ潜入した。床を見ると写真が荒らされてた。

 

ナオミ「随分慌ててるみたいね。」

 

すると誰かが横切るのを発見した。

 

ナオミ「はっ!」

 

斗真「居たぞ!!」

 

2人が走り出す。

 

ナオミ「制圧します!」

 

斗真「黒巻!!」

 

ナオミ「サイキック!スタン・サブジェクション!!」

 

斗真「PKサンダー!!」

 

電撃を1人の人影に当たった。しかしそれは鏡だった。

 

ナオミ「え!?鏡!?」

 

黒巻「ピンポーン。」

 

斗真「しまった!!」

 

後ろに黒巻が現れた。そしてシャッターを切った。斗真は避けれたが、ナオミが眠ってしまった。

 

斗真「ナオミさん!!」

 

黒巻「まずは1名様、悪夢にご案内!」

 

斗真「逃げんな!!」

 

紫穂「ナオミさん!!」

 

斗真「黒巻を追え!!」

 

葵「分かった!」

 

大河「待ちやがれ黒巻!!」

 

黒巻がドアを開けて部屋に入った。

 

セブンスターズ・チルドレン「!?」

 

部屋の中は、テレビが点いており、多くの写真が飾られている。

 

葵「何やこの部屋?」

 

敦「油断するなよ?」

 

するとその時、デジカメが自動でシャッターを切った。そして大河達が眠ってしまった。

 

黒巻「お次は7名様ご案内。」

 

斗真「おっと!ここに乗り遅れお客1名様入りま〜す!」

 

部屋に斗真も入って来た。ESPデバイスを身に付けてる右腕を前に伸ばした。

 

斗真「黒巻節子!皆本光一及び蕾見不二子管理官に催眠し、バベルの裏切りの罪で!PKジャッジメント!」

 

するとESPデバイスからモニターが出て、左右の『RELEASE』と『ARREST』が交互に発光する。

 

 

 

ナレーション『エスパー犯罪者に対しては、特務エスパーの要請により、東京都内某所にあるESP最高裁判所から判決が下される。』

 

 

 

そして結果は『ARREST』になった。

 

黒巻「っ!!」

 

斗真「アレスト許可!」

 

黒巻「だったらあんたも悪夢へ招待してやるよ!」

 

斗真「だったらお前をハワイへ招待してやるぜ!」

 

 

 

 

 

 

その頃薫と皆本は、夢の中の夜空の下に居た。

 

薫「葵・・・紫穂・・・」

 

皆本「よし!状況を整理しよう。僕らは今、黒巻節子の能力で同じ夢を見ている。切欠は念写で作った写真。僕達だけに、ある特定の女性が写ってるって事は分かった。それで同じ夢を・・・」

 

薫「皆本・・・」

 

皆本「ん?」

 

薫「さっきのって、本当に未来で起こる事なの?」

 

皆本「薫・・・」

 

薫「ただの夢だって思おうとしてるんだ。さっきから・・・でも!何だか胸がドキドキして、不安で堪んない・・・皆本は何か知ってるんでしょ!?ねぇ!」

 

皆本「・・・落ち着け!これはただの夢だ。兵部の手に乗せられちゃいけない。」

 

薫「だけど・・・」

 

皆本「それに、僕は信じてる。君達はザ・チルドレンじゃないか!だから決して負けない!」

 

 

 

 

 

 

その頃斗真は黒巻のシャッターを避けてばかりだった。

 

黒巻「どうしたどうした!避けてるばかりじゃ攻撃出来ないぞ!!」

 

斗真「へっ!てめぇに言われるのはごめんだぜ!PKシューティング!」

 

光の弾丸を放った。しかしシャッターで消された。

 

斗真「へぇ〜。面白いおもちゃだな。」

 

黒巻「早く悪夢へ連れてってやるよ!」

 

斗真「無理だな。そんな話をしてると、悪夢列車を拒否してるお客様がお目覚めだぜ。」

 

黒巻「何?」

 

すると眠ってた筈の紫穂が起き上がった。

 

黒巻「な!?お前!?」

 

紫穂「高レベルエスパーに、精神攻撃は効き辛い。」

 

???「流石だぜ紫穂。」

 

すると今度はセブンスターズが現れた。

 

黒巻「な!?お前ら何故!?眠ってたんじゃねえのか!?」

 

敦「眠ってる?見てみろよ。」

 

黒巻「え?・・・な!?」

 

確認した時驚いた。眠てったのは大河達の人形だった。

 

美里「あんたを欺く為に斗真と敦と零慈が人形を使ったのよ。」

 

斗真「その名も、PKフェイクドール。」

 

零慈「その名の通り、相手にそっくりな人形を作り出せる便利な能力だ。」

 

紫穂「そして私は、同じ精神感応系よ。」

 

幸菜「そして私も精神能力を持ってるわ!」

 

黒巻「フッ・・・じゃあもう1度最大深度で眠らせてあげる!!」

 

するとテレビに紫穂とセブンスターズが映し出された。

 

紫穂(ダメ!あれを見ちゃ!あの人の睡眠イメージに捕まる!)

 

すると紫穂が拳銃を取り出した。

 

紫穂「えい!!」

 

そしてテレビと黒巻が持ってるデジカメに向けて発砲した。テレビとデジカメのレンズが破壊された。

 

黒巻「な!?な、何でガキが銃なんか!!」

 

紫穂「これ、子供用よ?」

 

大河「そして特注品!」

 

黒巻「嘘を付け!!それに目瞑って撃つなよ!!」

 

紫穂「私はサイコメトラーよ!球が何処を飛んで行くのか、見なくても分かるわ!」

 

黒巻「こうなったら!!」

 

紫穂「待ちなさい!!」

 

斗真「待て黒巻!」

 

すると黒巻が壁に取り付けてあるボタンを押して部屋から逃げた。するとボタンの上にカウントダウンが表示された。

 

紫穂「これは?」

 

斗真「おいマズイぞ!!それ自爆スイッチだ!!それに解除不能だ!!」

 

紫穂「え!?」

 

黒巻が押したのは自爆スイッチだった。

 

斗真「はっ!ナオミさん!」

 

急いでナオミを助けに行った。

 

紫穂「葵ちゃん!起きて!」

 

葵「う〜ん・・・もうあかん・・・」

 

すると紫穂が葵の耳元に顔を近付けた。

 

紫穂「葵ちゃんはここが弱いのよね。」

 

そして葵の耳に息を吹き掛ける。

 

葵「う!?いやーーーー!!!み、耳はダメーーー!!!」

 

零慈「美里!」

 

美里「OKよ!」

 

 

 

 

 

 

そして外では、初音が何かを感じ取った。

 

初音「小鹿!伏せて!!」

 

小鹿「きゃ!」

 

桐壺局長「ん?」

 

すると家が自爆した。そして黒巻がバイクに乗って脱出した。

 

黒巻「あばよ局長!!」

 

アクセル全開にして逃げ去った。

 

桐壺局長「黒巻!!」

 

すると今度はもう2台のバイクが現れて黒巻を追った。

 

桐壺局長「あ、あの2人は!」

 

 

 

 

 

 

黒巻「残念だったね!!バーカ!!」

 

???「黒巻ーーー!!!」

 

黒巻「ん?」

 

2台のバイクが黒巻を追跡している。その正体は斗真と零慈だった。

 

零慈「大人しく観念しな!!」

 

斗真「降参すればハワイへ行かせてやるぜ!!」

 

黒巻「ふん!しつこい男は嫌いなんだよ!!」

 

すると黒巻の周りに地雷がテレポートされた。

 

黒巻「ん?」

 

地雷が爆発して、黒巻を地面に落とした。

 

 

 

 

 

 

そして家の外では、大河達がテレポートして帰還した。

 

葵「もう大丈夫!地雷は全部移動したで!」

 

桐壺局長「君達!!」

 

谷崎「ナオミーーー!!」

 

しかしパンチされた。

 

大河「今斗真と零慈が黒巻を追い込んでます!」

 

桐壺局長「そうか!」

 

美里「後紫穂も黒巻を追い込んでます!」

 

 

 

 

 

 

その頃黒巻は、フラフラしながら立ち上がる。すると目の前に紫穂が現れた。

 

紫穂「皆本さん達の救出方法、パンドラの組織の全容、全部教えて貰うわよ!」

 

そして斗真と零慈がバイクから降りて黒巻に歩み寄る。

 

斗真「さっさと教えろ。」

 

零慈「白状するんだな黒巻。」

 

黒巻「無駄さ!私からは何も手に入らない!何故なら!」

 

すると携帯を取り出して、自分に向けてシャッターを切って眠った。

 

紫穂「自分に能力を!?」

 

斗真「犯行した後に自殺する容疑者みたいな真似しやがって!」

 

零慈「いや此奴寝てるだけだから。」

 

紫穂がサイコメトラーで黒巻を読み取る。

 

斗真「どうだ紫穂?」

 

紫穂「防壁の中に閉じこもっちゃった。自分で目覚めない限り、もう何の情報も得られないわ。」

 

そこに葵が駆け付けた。

 

葵「耳朶責めとったらどうや?」

 

紫穂「あんなに敏感なの葵ちゃんくらいよ。」

 

斗真「まあでも黒巻を確保しただけでも上出来だ。帰るぞ。」

 

 

 

 

 

 

その頃薫と皆本は夜空を見上げていた。

 

皆本「外じゃどれくらい経ったのかな?何とか自力で脱出しないと。」

 

薫「私は別に・・・このままでも構わないかなって。」

 

皆本「ちょっと待て!脱出出来ない理由はそれかも知れないぞ!君の精神波は、僕や黒巻よりずっと強いんだし!」

 

薫「今の私、もう大人なのかな?子供なのかな?現実では自分が10歳の子供だって分かってるけど・・・どうしてもそう思えなくて・・・物凄い下ネタが思い付くけど、それは心の中で閉まって置きたい。大人になるって不思議だね・・・」

 

真剣に話すが、何処か巫山戯てるように聞こえる。

 

皆本「(つ、常に考えてるのか・・・)それはきっと、夢のプログラムが影響してるんだ。目覚めたら元に戻るし、今考えたり感じたりしてる事の殆どは、きっと忘れる筈だよ。」

 

薫「そんなのヤダ。忘れたくない。」

 

皆本「でかい図体して駄々捏ねるんじゃない!起きるんだ!」

 

薫「嫌だ!だって!今の私、10歳の時より10倍も・・・皆本の事が好きなんだもん!!」

 

皆本「っ!?(そうだ、あの時!)」

 

 

 

 

 

 

薫『知ってる?皆本。私さ・・・』

 

皆本『止めろ薫ーーーー!!!』

 

薫『大好き、だったよ。愛してる。』

 

 

 

 

 

 

あの時薫が言った言葉は、皆本への愛だった。

 

皆本(僕には・・・僕には確かに聞こえていた!あの言葉が!なのに、どうして今まで・・・!)

 

薫「夢かも知れないけど、でも、今の私は10歳の時からずっと守ってくれた男なんだよ!今の私嫌い・・・?今の皆本は、私が小さい時の薫のまましか無いの・・・!?」

 

皆本「薫・・・大丈夫!現実世界でも、君が大人になるまでずっと側に居る!必ずだ!」

 

薫「じゃあ皆本は私を・・・」

 

すると皆本は、薫の頬を優しく触れた。

 

皆本「その答えは、本物の君に会えた時に言うよ。」

 

薫「本当に・・・?じゃあ約束して・・・?」

 

目を瞑ってキスしようとした。

 

皆本「な!?」

 

しかし皆本は戸惑った。周りに誰も居ない事を確認して、勇気を出してキスしようとした。しかし薫が透けて空へ飛び去って行った。

 

薫『それで許してあげる。』

 

皆本「え!?」

 

薫『約束だよ!皆本!』

 

そして薫が消え去った。

 

皆本「っ!!」

 

 

 

 

 

 

そして現実世界で皆本が漸く目を覚ました。

 

皆本「薫!!」

 

横を見ると、薫が眠っていた。まだ10歳の子供のままだった。

 

皆本(子供の癖に、駆け引きなんかしやがって。でも、敵わないな。ありがとう。)

 

すると誰かが入って来た。賢木だった。

 

賢木「おおー!目を覚ましたか!」

 

そして他の皆がテレポートで入って来た。

 

皆「ちょ!皆!?」

 

葵「何や、また寝とるんかいな?」

 

大河「楽しそうに寝やがって。」

 

紫穂「でも、黒巻の力は途切れてる筈よ?きっとすぐ起きるわ!」

 

その言葉が的中した。薫が起き上がった。

 

薫「あれ・・・?ここは・・・?」

 

皆本「薫。」

 

薫「ん?おおー!皆本!!目が覚めたのか!!あれ?何で私まで寝てたんだ?」

 

紫穂「薫ちゃん!」

 

葵「何や覚えてへんの?」

 

敦「鈍感だなぁ明石は。」

 

皆本(そうだ。エスパーもノーマルもなく、ただの人間として生きて行けたら、僕らの未来は、きっと!)

 

斗真「皆本さん、体は大丈夫か?」

 

皆本「ああ。心配掛けてすまないな。」

 

外から京介がその様子を見ていた。

 

京介「甘いんだよ坊や。」

 

テレポートで去って行った。

 

 

 

 

 

 

そして蕾見も目が覚めた。

 

蕾見(本当は彼奴も気付いてるのかも知れないわね。あの子達が結ばれれば、自分も救われるかも知れないって。)

 

 

 

 

 

 

後日の学校。放課後になると、皆本が迎えに来た。車から降りて様子を見に行くと、葵と紫穂が寝ていた。

 

皆本「こら!そんな所で寝ちゃダメだ!」

 

葵・紫穂「はぁ〜い・・・」

 

後部座席に乗る。

 

葵「もう、ここん所ろくに寝てへんかったし・・・あかんもう限界・・・」

 

皆本「薫はどうした?」

 

紫穂「あの子元気だから、友達と寄り道して行くって・・・」

 

皆本「そうか。」

 

後部座席で葵と紫穂が眠った。

 

皆本(皆頑張ってくれたんだな。ありがとう。)

 

 

 

 

 

 

その頃薫は、将とちさとと一緒に帰ってる。

 

将「おお!噂をすれば超レアカードゲットだぜ!!」

 

ちさと「良かったね東野君!」

 

薫「なぁ東野、たまにはちさとちゃんに何かプレゼント買ってやれよ〜。ん?」

 

すると目の前に京介が現れた。

 

薫「兵部さん?」

 

ちさと「ん?誰?」

 

薫「あ、ちょっと知り合い。ごめん。先帰ってて?」

 

ちさと「何かあったら、防犯ブザー鳴らすのよ?」

 

薫「あはは、平気だって。」

 

ちさとは警戒していた。

 

薫「ちさとちゃ〜ん!また明日〜!」

 

ちさとと将は帰って行った。

 

 

 

 

 

 

京介「テレパスだね。クイーンのクラスメート?」

 

薫「あのさ、そのクイーンって言うの止めてくれる?」

 

京介「ん?なら君も兵部さんって言うの止めてくれよ?」

 

薫「・・・じゃあ何て呼んだら良い?まさか少佐は無いよね。」

 

京介「兵部京介。そう、ただの京介で良い。」

 

薫「ちぇ、ズルいよ・・・何だか怒る気しなくなっちゃった・・・」

 

京介「冗談だよ。今まで通り兵部さんで・・・」

 

薫「じゃあ京介!」

 

京介「ん?」

 

薫「ありがとう。皆本を助けてくれて・・・」

 

京介「・・・礼なんか良いさ。実際に助けたのは君だ。ヒントを出したのは君の涙に勝てなかったんだよ。」

 

薫「夢の事、私何も覚えてないんだ。どんな夢?私一体何の夢を・・・?」

 

 

 

 

 

 

???「薫!!」

 

 

 

 

 

 

薫「っ!?」

 

そこに斗真と皆本が駆け付けた。

 

皆本「そいつの言う事に耳を貸すな!!」

 

斗真「またナンパですかい?京介さんよ。」

 

薫「皆本!?斗真!?」

 

京介「やぁ!元気そうだね皆本君。」

 

薫「よ、よせよ3人共!」

 

京介「正直、君はもっと早くギブアップすると思っていたよ。まさか予想の10倍のプログラムを繰り返して粘るとはね。」

 

皆本「黙れ!!両手を地面に付け!」

 

斗真「降参したらハワイへ送ってやるぜ!」

 

京介「けど良い気になるなよ?未来を変えるのは飽く迄僕だ!」

 

斗真「薫!来い!」

 

薫が皆本の後ろに下がる。

 

皆本「お前こそ!薫は必ず僕が守り抜いてみせる!!」

 

薫「・・・!?」

 

京介「フッ。そのしつこさに免じ、クイーンは今しばらく君の元で預けてさせてやる。いずれまた会おう!」

 

捨て台詞を吐いてテレポートで去って行った。

 

皆本「待て!!」

 

斗真「京介!!」

 

すると皆本の目の前に1枚の写真が現れた。写真には京介との2ショットと「このロリコンムッツリ助平」と書かれてあった。

 

斗真「あのロリコンスケベストーカーナンパ爺い・・・!!」

 

薫「皆本、何だよこれ?お前どんな夢見てたんだ〜?」

 

皆本「あ・・・」

 

すると皆本は、あの夢を思い出した。薫とキスした夢を。

 

皆本「・・・五月蝿い!」

 

薫「何だよ!そんな人に言えないような夢なのか!?」

 

皆本「大人をからかうもんじゃない!」

 

斗真「でも、本当に面白いな。」

 

皆本「斗真君まで!?」

 

斗真「いや本気でそう思ってない。またハワイへ招待してやるよ京介。」

 

 

 

 

 

 

そして夜のイーストエデンでは、黒巻がまだ睡眠中だった。

 

黒巻「後5年〜・・・」

 

京介「分かった・・・マジで5年放って置くからな?」

 

こうして京介は本気で黒巻を5年放って置こうと決意したのだった。

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:花江夏樹
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花
      和泉零慈:甲斐翔真

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

     蕾見不二子:ゆかな
      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
      賢木修二:谷山紀章
     梅枝ナオミ:後藤麻衣
      谷崎一郎:家中宏
      小鹿圭子:中島沙樹
       宿木明:大浦冬華
      犬神初音:清水愛
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
      末摘花枝:下屋則子
       東野将:佐藤利奈
     花井ちさと:福原香織
  サルモネア大統領:金光宣明

         澪:釘宮理恵
    マッスル大鎌:三宅健太
      久具津隆:相馬幸人
      黒巻節子:渡辺明乃
       桃太郎:釘宮理恵
       ユーリ:井上麻里奈

      兵部京介:遊佐浩二

次回「合体だァァッ!!」
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