絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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キャリーが皆本と斗真を連れ攫った今日の夜、上空にバベル1が移動していた。

蕾見「(キャリー。アメリカ宇宙飛行士。キャロライン・マッギー大尉の心の中で蘇ったもう1つの人格。あの様子じゃどうやら思いはまだ・・・皆本君、君にはチルドレンの未来を守るナイトっつう大事な役目があるのよ!?そこん所わすれて貰っちゃあ・・・)不二子困っちゃうんだけどな〜。」

操縦士『管理官。まもなく洋上のスタートポイントに到着です。』

蕾見「ご苦労さん!葵ちゃんみたくマッハ2のようにいかないけど、蕾見不二子!出るぞー!」

そして連続テレポートで何処かへ向かった。


MISSION38「永遠の別れ」

翌朝のバベル。斗真を除いたセブンスターズとチルドレンが監禁されてた。そこに隊長が入って来た。

 

隊長「失礼致します!朝食をお持ち致しました!」

 

大河「サンキュー。」

 

幸菜「わぁーい!もうお腹ペコペコだよ〜!」

 

薫「ねぇおじさん、頭蓋骨に傷を負うのと。」

 

葵「地下に埋められると。」

 

紫穂「心に致命的な傷を負うのと。」

 

チルドレン「どれが良い〜?」

 

敦「笑顔で言うなよ。怖えだろ?」

 

隊長「え、お戯れを!あはははは!」

 

薫「あははじゃねえよ!」

 

葵「無理矢理一晩ここに閉じ込めておいて!」

 

紫穂「私達リミッター掛けられてるけど、レベル4程度の力は出せるのよ!?」

 

チルドレン「せーの、ドカーン!!」

 

ドカーンと言って脅す。隊長が逃げた。

 

隊長「失礼致します!」

 

ドアを閉める。

 

 

 

 

 

 

薫「冗談だっつーの。んな事やんねえよ。」

 

葵「皆本はん相手なら兎も角な!」

 

薫「おう!遠慮なくこう、サイキック!お尻ペンペン〜!なんつって〜!・・・」

 

葵「今頃どないしてるんやろう皆本はん・・・」

 

紫穂「あの人と一緒に居ると、私達、昔の感じに戻っちゃう・・・」

 

薫「なぁ局長!見たんだろ!?いい加減ここから出してくれよ!!私ら暴れたりしないからさ!」

 

 

 

 

 

 

司令室では、チルドレンとセブンスターズの監視をしていた。

 

薫『そうだ!ほら!これあげる!大事に取っておいた巨乳姉ちゃんの袋綴じ!』

 

桐壺局長「・・・もう限界!モニターを!モニターを切って!!今すぐ!!」

 

オペレーター「了解です!」

 

すぐに花畑のモニターに切り替えた。

 

 

 

 

 

 

敦「諦めろ。そんな事やっても局長が許してくれると思ってるのか?」

 

セブンスターズは朝飯食っている。

 

薫「大河達はどうなんだよ!斗真が居なくて悔しいのか!?」

 

大河「勿論悔しいさ。けど、彼奴は俺達のリーダーだ。必ずチャンスを作ってくれる筈だ。」

 

零慈「それまできっちり待機しねえとな。」

 

薫「・・・」

 

 

 

 

 

 

そして司令室では。

 

柏木「局長!」

 

耳元で局長に伝える。

 

桐壺局長「な!何!?あのババアの専用機が格納庫に無いだと!?」

 

大声で叫ぶ局長に強烈ビンタした。

 

柏木「こら!しっ!」

 

桐壺局長「す、すまん・・・しかしって事はまさか・・・」

 

賢木(皆本、チビ共に心配掛けやがって・・・罪な奴だぜ全く!それに斗真まで連れ攫われるとは・・・)

 

 

 

 

 

 

その頃部屋では、紫穂が監視カメラを読み取る。

 

葵「どうや?」

 

紫穂「モニターオフになってるみたい!詳しいあっちの状況は分からないけど。」

 

薫「ん〜・・・よっしゃ!こうなったら今の内にあれを使うっきゃねえか!」

 

葵「あれって何や?」

 

大河「また変な事でも考えてるのか?」

 

 

 

 

 

 

そして場所が変わってとある廃墟。この廃墟に、皆本とキャリー、更に斗真までも居た。皆本がキャリーに膝枕してあげてる。斗真は廃墟内を見ている。

 

斗真「この廃墟、久具津と澪が居たあの場所だな。」

 

皆本「にしても、斗真君までここに居るなんて。」

 

斗真「多分、キャリーの能力が増幅したお陰で俺も巻き込まれたらしい。」

 

自分の膝の上で寝ているキャリーを見詰める皆本。

 

皆本「(すまない。薫、葵、紫穂、そしてバベルの皆・・・けど僕は・・・訳を分からずキャリーを渡す訳には・・・けど、このままじゃキャロラインが宇宙へ行くって言う夢も、きっと失われてしまう・・・)僕は一体どうすれば!」

 

キャリー「うぅぅ・・・」

 

するとキャリーが起きた。

 

キャリー「おはよう光一。」

 

皆本「・・・おはようキャリー。」

 

斗真「眠り姫がお目覚めになられたか。」

 

キャリー「ん?あなたはあの時の?」

 

斗真「ああ、神楽斗真。セブンスターズのリーダーで皆本さんの仲間だ。勿論君に危害を加えない。」

 

キャリー「ん?光一どうした?キャリー寝てたから寂しい?よしよし。」

 

皆本の頭を撫でる。

 

斗真(何か和むな。)

 

皆本「キャリー聞いてくれ!やっぱりこの状態は不自然だ!君の為に・・・」

 

キャリー「そうだ!行こう?」

 

皆本「え?ちょ、ちょっと!」

 

斗真「おい待てよ!」

 

強引に引っ張られた。

 

 

 

 

 

 

向かった場所は浅草だった。

 

斗真「俺が撮影?」

 

キャリー「うん!」

 

カメラを斗真に持たせ、皆本の腕を掴む。

 

斗真「じゃあ行くぞ〜。」

 

写真を撮った後は、揚げまんじゅうを食べる。斗真の分は自分で払い、キャリーのは皆本が奢る。

 

斗真「揚げまんじゅう美味。」

 

キャリーも食べるが、熱過ぎて不機嫌になった。

 

皆本「あぁ、揚げたてだから、ふーふーしなさいふーふー。」

 

キャリーの手を握って、揚げまんじゅうをふーふーする。キャリーがふーふーした揚げまんじゅうを食べる。

 

キャリー「甘い・・・!初めての味!」

 

斗真「何か和むな。皆本さん、しばらく俺が護衛役やるから宜しく頼むぜ。」

 

皆本「分かった。任せるよ。」

 

キャリー「次あっち!」

 

引っ張られて走る。

 

斗真「待ってくれ!」

 

皆本「聞いてくれキャリー!僕らは!」

 

するとキャリーが止まった。

 

キャリー「光一はいや?」

 

皆本「え?」

 

キャリー「キャリーと一緒に居るの、いや?」

 

皆本「え!?」

 

キャリー「キャリー、どうしても日本でデートしてみたかった!光一の生まれた国見たかった!この目で!」

 

その後も数々の場所を回る。おみくじ、浅草パーク、お好み焼き店など。

 

キャリー「光一!早く早く!」

 

 

 

 

 

 

その頃部屋では、チルドレンと大河達がぜったいチルチルを観ていた。

 

桐壺局長「すっかり大人しくなったな。」

 

柏木「ええ。分かってくれたんでしょうか?」

 

しかしこの8人は人形だった。

 

 

 

 

 

 

本物はと言うと、通気口を通って脱出に成功してた。

 

薫「いやぁ〜、何時かこんな事もあろうかと、久具津さん昔作って貰ってたんだよね〜!」

 

紫穂「嘘おっしゃい!どうせオヤジ的な欲望か何かでしょ?」

 

薫「いやぁ〜バレた?」

 

大河「何で俺達まで行く事になってんだよ。バレたら逮捕は免れないぞ。」

 

薫「何言ってんだよ大河!お前斗真を見捨てる気か?」

 

大河「そうじゃない。」

 

敦「例え連れ去られても、命令を守るのが俺達特務エスパーの仕事だ。」

 

薫「命令命令って、もうその言葉聞き飽きた!」

 

幸菜「どうしよう美里さん・・・私達逮捕されたら・・・」

 

美里「仕方無いわよ。私でもどうにも出来ないの。」

 

葵「でも、ほんまに行くんか?もし、皆本はんがうちらよりキャリーの方を選んだりしたら・・・」

 

薫・紫穂「・・・」

 

葵「うちら、その時どないしたら良えんやろう・・・なぁ薫!紫穂!」

 

紫穂「葵ちゃん・・・」

 

薫「分かんないよ私だって・・・でも!でもこのまま黙って見てるなんてそんなの絶対嫌だ!絶対!」

 

零慈「薫・・・お前・・・」

 

葵・紫穂「・・・うん!」

 

 

 

 

 

 

一方その頃賢木は、ほたるの症状を読んでる。

 

賢木「ただの風邪だね。薬出しとこう。」

 

ほたる「本当ですか!?」

 

奈津子「良かったじゃん!ほたる〜!」

 

すると2人は真剣な顔して頷く。

 

ほたる「あぁそうだ〜!美味しいスイーツの店見付けたんですよ〜!」

 

奈津子「良かったら一緒にどうです?奢っちゃいますから!」

 

賢木「2人共気い遣ってくれてありがとな。俺の方こそ、今度奢らせてくれ。」

 

奈津子「・・・何かあったら言って下さいね?」

 

賢木「ああ。」

 

奈津子とほたるが医療室から出た。それと同時に、賢木の携帯に着信音が鳴った。

 

賢木「誰だ?この番号・・・もしもし?」

 

 

 

 

 

 

???『よう!調子どうよ!この合コン番長♪』

 

 

 

 

 

 

賢木「って!まさかその声は管理官!?」

 

蕾見『ピンポーン!』

 

通話相手は蕾見だった。蕾見が賢木に訳を話した。蕾見は今、皆本と賢木が通ってた大学に居た。

 

賢木『そうか。やはりアメリカの奴らはキャリーを捕まえて。』

 

蕾見「ええ。高レベルエスパーの開発実験を再開してるらしい。」

 

賢木『けど、キャリーの人格が生まれたのは、飽く迄偶発的な事故です。それに今回彼女が目覚めたのだって・・・』

 

蕾見「優れたエスパーの確保は、世界中の国家にとって最重要課題。お偉いさんの考えてる事は同じよ。昔も今も。」

 

賢木『っで、俺に一体何を?』

 

蕾見「さぁね〜。あ!そうそう修二!机の中にある大事ファイル、ちょっと悪戯しちゃった〜!」

 

賢木「え?」

 

蕾見『女の子のデータ管理だけじゃなくて、たまには真面目に仕事なさい?』

 

賢木「あ!ちょ!」

 

通話が切れた。机の中のファイルを捲る。

 

賢木「これは!!」

 

 

 

 

 

 

蕾見「(桐壺君は立場上動けないわ。頼んだわよ。こっちも何とかするまで時間を稼ぐ)じゃあまたね〜ウォーレンス教授!」

 

テレポートで去って行った。

 

ウォーレンス教授「ふ、不二子ちゅぁ〜ん・・・」

 

 

 

 

 

 

一方その頃斗真と皆本とキャリーはと言うと、服屋に来ていた。

 

キャリー「あ!これ可愛い!」

 

服に手を掛けた瞬間。

 

 

 

 

 

 

キャリー「え!?」

 

皆本「な!?」

 

斗真「ESPロック!?」

 

 

 

 

 

 

黒服A「これで超能力は使えん。大人しく同行して貰おうか。キャロライン大尉。いや、キャリー。」

 

斗真「此奴らまさか・・・!」

 

黒服B「あなた達も大人しくしていれば、こんな手荒な真似・・・」

 

斗真「五月蝿え!PKスマッシュ!」

 

黒服B「グフォア!?」

 

サイコキネシスで黒服Bに腹パンした。

 

斗真「そこでお寝んねしてな!」

 

皆本「キャリー!斗真君!逃げるぞ!」

 

斗真「合点承知!」

 

走って黒服達から逃げる。

 

 

 

 

 

 

3人は噴水広場まで逃げた。

 

斗真「また来たか。余計なおもちゃをお片付けしますか。」

 

黒服達に立ち向かう。

 

斗真「PKハリケーン!」

 

サイコキネシスで突風を巻き起こす。

 

斗真「お片付け完了!」

 

しかし黒服達が更に増え始める。

 

斗真「ひょえ〜、今度は害虫達に殺虫剤をぶち撒けるか。」

 

キャリー「光一・・・」

 

皆本「大丈夫だ。君に酷い事はさせない!」

 

 

 

 

 

 

???「格好良い台詞だね。あの子達に聞かせてあげたいもんだね。」

 

 

 

 

 

 

何処からか声が聞こえた。

 

黒服C「き、貴様は!」

 

街灯の上を見ると、京介の姿があった。

 

斗真「京介!」

 

皆本「兵部!?」

 

京介「随分手古摺ってるようだね斗真君。」

 

斗真「まあな!俺達と遊びたいおもちゃが大量発生してるんだ!」

 

皆本「お前何故!?」

 

京介「別に?僕はパンドラのリーダーで仲間のエスパーを常に探してる。ましては一気にバベルに侵入出来た子だ。気に掛けても不思議は無いだろ?」

 

そして指を鳴らすと、紅葉、葉、久具津、澪、マッスル大鎌が姿を現した。

 

京介「頼んだよ皆。」

 

黒服達が銃を構える。

 

澪「行くぞーーー!!!ライトニングテレポーテーションパーーンチ!!」

 

ロケットパンチで蹴散らす。

 

久具津「行くよ!1/1パーフェクトグレードモガちゃんマーク2!」

 

モガ「畏まりました!ご主人様!」

 

ロケットランチャーを打つ。

 

マッスル大鎌「ビーッグマグナーム!!」

 

ビッグマグナムとロケットランチャーで蹴散らす。

 

黒服D「この!!」

 

葉「おっと!手荒な事してると、女の子にモテないっすよ?」

 

紅葉「こら!あんたも少しは働きなさい!」

 

葉「はいはい。」

 

斗真「彼奴らやるね〜。」

 

すると京介が目の前までテレポートして来た。

 

京介「クイーン達は動きを封じられてる。けど、僕らが暴れる分には、外交問題にはなりようが無いしさ。」

 

斗真「確かに!」

 

皆本「お前・・・」

 

京介「来いよ。」

 

斗真と皆本とキャリーをテレポートで何処かへ連れて行った。

 

 

 

 

 

 

テレポートした場所は、お台場。キャリーが皆本の後ろに隠れる。

 

京介「そう怖がらないでくれよ。僕らは君の仲間だ。」

 

桃太郎「そうそう!けど京介、僕は嬉しいぞ!お前がロリコンを見付けてくれて!にゅふふ〜。」

 

京介「って!怪しまれるだろうが!」

 

斗真「もう十分怪しいけどな。」

 

京介「ちょ!!」

 

皆本「まさかキャリーを目覚めさせたのは!」

 

京介「あ?人聞きの悪い事を言わないでくれ。理由は僕にだって分からないしさ。」

 

斗真「そうか。」

 

京介「分かっているのは、僕の提案を君が聞くべきだって事かな?」

 

皆本「提案?」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回のしりとり。

 

皆本『猫。』

 

キャリー『恋って素敵!』

 

しりとり終了。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

その頃バベルでは異常事態が発生した。

 

オペレーター『ザ・チルドレンとセブンスターズが脱走した模様!』

 

零慈「おいおい気付かれたぞ!」

 

幸菜「見付かっちゃったーーー!!」

 

紫穂「薫ちゃん!」

 

薫「くそ!もうバレちまったのか!」

 

零慈「だから止めとけって言ってたのによ!」

 

大河「仕方無え・・・おい!こっちだ!」

 

8人は急いで脱出ルートを走る。司令室では。

 

柏木「お辛絵ですね。憎まれ役も。」

 

桐壺局長「外交問題だけでは無い。もしこの件でバベルのエスパーが失墜したならば・・・」

 

柏木「我が国のエスパー達は、より険しい社会で生きる事になりますから・・・」

 

すると別の警報が鳴った。

 

オペレーター「監視衛星より警告!都内でESP戦闘の反応あり!」

 

モニターを映すと、マッスル大鎌が映った。

 

桐壺局長「マッスル!?」

 

 

 

 

 

 

急いでECMのトレーラーを向かわせた。現場に到着と同時にECMを発動させた。

 

マッスル大鎌「ん?ヤバ!澪撤退!!」

 

澪「え!?」

 

紅葉「さっさと来る!」

 

急いでテレポートしてこの場を離れた。

 

黒服A「くそ!思わぬ邪魔が!大尉達を探せ!大統領からの叱責は免れんぞ!!」

 

 

 

 

 

 

そしてその頃斗真達。

 

京介「皆本、その子がアメリカ政府に渡ればどう言う目に遭うか、君だって想像は付くだろ?それは僕の望む所じゃない。どうだい?手を貸そうじゃないか?その子と3人で僕らのアジトに来い。そうすれば君達は幸せに暮らせる。」

 

斗真「勧誘か。」

 

キャリー「光一・・・」

 

京介「君だって心の底じゃ、それを望んでる筈だ。」

 

皆本「・・・僕が、望んでいるだと・・・?そんなバカな!」

 

 

 

 

 

 

するとその時、海からウォータードラゴンが現れて、キャリーを捕まえた。

 

キャリー「きゃあああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

皆本「キャリー!!」

 

斗真「あれは、ウォータードラゴン!?」

 

後ろからある3人が来た。

 

京介「僕に気配を察知させなとは、流石だな。エスパーキラー。」

 

 

 

 

 

 

斗真「ケン!メアリー!グリシャム大佐!」

 

 

 

 

 

 

グリシャム「彼女はアメリカのエスパーだ。渡して貰う。」

 

ケン「抵抗するなら我々が相手デース!」

 

メアリー「容赦しないネー!」

 

キャリー「光一・・・!」

 

斗真「人質作戦か・・・」

 

京介「面白い。一戦交えようじゃないか。数十年振りに。」

 

 

 

 

 

 

司令室では。

 

オペレーター「続いて、お台場での反応です!」

 

賢木(兎に角皆本は彼処に居る訳だな?)

 

桐壺局長「待ちたまえ賢木君!」

 

賢木「いやぁ〜!これはその・・・」

 

隠れていたが、気付かれてしまった。

 

桐壺局長「ふぅ〜、どいつもこいつも・・・」

 

柏木「局長?」

 

桐壺局長「そうだ!兵部少佐やパンドラが暴れておるのなら、これは特務エスパーの出動も当然ではないか!」

 

賢木「っ!?」

 

柏木「っ!!」

 

桐壺局長「賢木君!君に臨時の運用主任を命ずる!チルドレンとセブンスターズを率いて何時ものように事態を収拾したまえ!何時ものように。」

 

賢木「局長・・・」

 

桐壺局長「っと!管理官にも伝えておくように。」

 

賢木「了解っす!」

 

 

 

 

 

 

その頃セブンスターズとチルドレンはエレベーターに居た。

 

紫穂「これからどうする?」

 

葵「出て来てもうたけど、当てもあらへんしなぁ・・・」

 

薫「う〜ん・・・」

 

そして1階に降りて走り出した瞬間。

 

チルドレン「うわああ!!」

 

目の前に賢木が立っていた。

 

大河「ゲッ!賢木先生・・・」

 

美里「完璧にお手上げね。」

 

幸菜「逮捕されたくなーい!」

 

賢木「・・・良い物見せてやろうか!」

 

リミッター解除装置を見せた。

 

紫穂「それ!?」

 

葵「どないしたん!?」

 

賢木「へへ!管理官の粋な計らいさ!」

 

あの時ファイルの中にあったのは、リミッター解除装置だった。

 

薫「リミッターを解禁してくれるのか!?」

 

賢木「ああ!今日は俺が現場運用主任だ!そこで皆本とキャリーと斗真の元へ駆け付けるぞ!」

 

チルドレン「・・・うん!!」

 

 

 

 

 

 

その頃お台場では、京介とグリシャムが激しい戦いを繰り広げていた。

 

京介「中々やるね!」

 

グリシャム「君の能力が優秀だからだよ!」

 

戦ってる京介とグリシャムに銃を構えるケンだが。

 

ケン「Oh!これでは大佐に当たってしまうヨー!」

 

桃太郎「ふん!情けねえな!」

 

ケン「ん?ウワ!?」

 

後ろから桃太郎のビームを喰らった。

 

桃太郎「狙いってのはこうやって付けるのさ!」

 

皆本「キャリーを離せ!!」

 

斗真「さもないと痛い目見るぞ!PKカッター!!」

 

右手からカッターを連射する。しかし弾かれてしまった。

 

斗真「何!?」

 

メアリー「そんな程度デスカ?あなたの能力は。」

 

皆本「舐めるな!!こんな話をしってるかい?昔々ある所に、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に!!」

 

メアリー「Oh NO!!」

 

斗真「効いた。」

 

そしてメアリーはヘトヘトになって落ちた。

 

皆本「ただの小型ECMなんだけどね。」

 

ポケットから隠し持ってた小型ECMを取り出した。

 

斗真「ありゃ何時の間に。」

 

ECMでウォータードラゴンが消滅して、キャリーを解放した。落ちて来るキャリーをキャッチした。

 

キャリー「光一!」

 

皆本「良かった。怪我は無いかい?」

 

斗真「解放完了!」

 

京介「勝負あったな!」

 

するとグリシャムが京介に催眠能力を掛けた。

 

グリシャム「勝ちを確信して気が緩むのを待っていたんだ。力を使わせて貰った。」

 

京介「僕のヒュプノを?ん?」

 

皆本「キャリー!?」

 

するとキャリーがヒュプノに掛かった。

 

キャリー「ああ!!」

 

グリシャム「記憶を無くして君は別人に生まれ変わるのだ。これで追っ手の目を眩ませられる。ひっそりと残りの人生を送るが良い。」

 

京介「じじい・・・貴様、始めからそのつもりで・・・!!」

 

そしてヒュプノの能力を大幅に上げた。キャリーが苦しむ。しかし。

 

キャリー「嫌!!」

 

グリシャム「っ!?」

 

キャリー「私、確かめたい事があるの!光一の、その為に必死に目覚めて!」

 

皆本(キャリーが、戻った?)

 

斗真(ヒュプノを遮った?)

 

キャリー「それに、私はもうすぐ・・・お願い!最後まで思いを遂げさせて!」

 

京介「良いだろう。彼女の思いと、母国に逆らってまでの心行きに免じて、この場を引いてやる。」

 

グリシャム「・・・」

 

京介「クイーンには黙っておいてやるよ。言っとくがこれは貸しだぜ?」

 

斗真「ああ。今度返してやるよ。」

 

皆本「兵部・・・」

 

京介がテレポートで去った。

 

皆本「キャリー、君は・・・」

 

 

 

 

 

 

???「そこまでだ!」

 

そこにECMトレーラーが来た。

 

黒服「その女は我々が保護する!」

 

 

 

 

 

 

???「そうはさせないぜ!!」

 

そこにバベル3が到着した。

 

賢木「よっしゃ行くぜ!!」

 

チルドレン「了解!!」

 

皆本「賢木!!」

 

大河「よう!元気だったか斗真!」

 

斗真「お前ら!!・・・丁度良い!行くぜ!」

 

5人「おう!」

 

セブンスターズ「解禁転生!」

 

賢木「特務エスパー!ザ・チルドレン!解禁!」

 

 

 

 

 

 

葵「どんなピンチも諦めへん!」

 

紫穂「絶対可憐な乙女の恋路!」

 

薫「キュンと痛い胸の奥!パワーが今目覚めて溢れるぜ!」

 

チルドレン「絶対可憐!チルドレン!」

 

 

 

 

 

 

斗真「サイコキノ・斗真!」

 

敦「パイロキネシス・敦!」

 

大河「クレヤボヤンス・大河!」

 

美里「テレポーター・美里!」

 

幸菜「テレパス・幸菜!」

 

零慈「ミックスアビリティ・零慈!」

 

斗真「銀河を貫く正義の刃!」

 

黒服達「っ!?」

 

斗真「特務エスパー!」

 

セブンスターズ「セブンスターズ!」

 

 

 

 

 

 

黒服「特務エスパー!?」

 

斗真「銀河炸裂!!」

 

薫「サイキック!ラブハートエンド!!」

 

斗真「PKトルネード!!」

 

敦「火炎星!一文字竜巻!」

 

零慈「PKウインド!!」

 

サイコキネシスとパイロキネシスでECMトレーラーを破壊した。

 

黒服「おのれ!!」

 

斗真「おっと!サイマグネット!」

 

薫「サイキック!イージスシールド!」

 

弾丸をサイマグネットとイージスシールドで防いだ。すると薫から天使の翼が現れた。

 

キャリー「あ!あなたが!」

 

葵「はいはいはいはい!!」

 

美里「はああああああ!!」

 

連続テレポートで拳銃をテレポートさせた。

 

紫穂「降参した方が身の為よ?」

 

大河「さぁどうだ?まだやるってのか?」

 

幸菜「今度は容赦しないわよ?」

 

キャリー「あなたがやっぱり・・・」

 

すると薫がESPロックを壊した。

 

薫「ボーッとすんな。行け皆本!ここは私らに任せて、2人でどっか隠れてろ。お前が居ると足手纏いなんだよ!」

 

皆本「薫・・・」

 

キャリー「ありがとう!」

 

2人でテレポートして逃げた。

 

葵「薫・・・」

紫穂「薫ちゃん・・・」

 

賢木「アルバート捜査官ってのはあんたかい?電話だぜ。」

 

携帯をアルバートに渡す。

 

アルバート「私に?・・・だ!大統領!!」

 

それは、大統領からの電話だった。

 

 

 

 

 

 

ホワイトハウスでは。

 

大統領「ただちに撤収したまえ。君達の部隊は解散だ。我が国では君達の事一切感知しない。」

 

アルバート『ど、どう言う意味ですか・・・?』

 

大統領「言葉通りの意味だ。」

 

電話を切る。

 

大統領「こ!これで良いのかな不二子ちゃん!?」

 

そこには蕾見も居た。

 

蕾見「OK!恩に着るわ。」

 

大統領「じゃあ例の件、女房には内緒にしていてね?」

 

蕾見「大丈夫だって!私達昔から友達じゃない。」

 

 

 

 

 

 

解散を命じられたアルバート達は唖然としていた。

 

賢木「ご苦労さん。」

 

 

 

 

 

 

その頃皆本とキャリーは、お台場近くの浜辺に居た。

 

キャリー「良い所だね。日本って。今日は楽しかった。」

 

皆本「キャリー、君は一体・・・」

 

キャリー「光一!最後にあなたに会ったあの日、私が心の中に入った事覚えてる?」

 

皆本「っ!・・・忘れる訳、無いだろ・・・」

 

 

 

 

 

 

それは、大学時代、キャリーがキスした時だった。

 

キャリー(ここが光一の中・・・)

 

すると誰かの泣き声が聞こえた。皆本の心の中で泣いてる少年時代の皆本だった。

 

キャリー『どうして泣いてるの?』

 

皆本『分からない・・・分かんないかえあ悲しいんだ・・・』

 

キャリー『心の中で泣くのは、もう止めて?分からないならそれで良いの。悲しいならそのままで良いわ。』

 

皆本を優しく抱く。

 

キャリー『でも、独りで泣かないで?この世界には、あなたを愛しい人が居るの。だから泣きたいなら一緒に泣きましょ?そのままのあなたでここに居て良いのよ?光一。(これが、私にしてあげられる全部。)』

 

キスを止めると、皆本が涙を流してた。

 

皆本「キャリー・・・君は・・・」

 

キャリー「あなたもキャロラインも困らせたくなかったから。大好きだったよ。光一・・・はっ!」

 

すると何かを見て驚いた。それは、皆本の後ろに居る天使の姿に驚いてた。それを見たキャリーが気を失った。

 

皆本「キャリーーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

そして現在。

 

キャリー「きっとあなた達は、生まれる前からの絆で結ばれてるんだわ。」

 

皆本「!?」

 

キャリー「私は見たかったの。あなたと運命を共にするその子の顔を。だからキャロラインの中で今まで・・・」

 

皆本「キャリー!一体何を!?」

 

キャリー「最後にもう1度会えて嬉しかった。ありがとう光一・・・もう行かなきゃ、キャロラインがもう起きたいって言ってるから・・・」

 

皆本「キャリー!」

 

キャリー『これからも、キャロラインの中に居るけど、もう起きないと思うからさよならです。寝てた時の事は覚えてないけど、きっと光一の夢を見てたと思うよ。だからこれからもそう、夢の中で会います。キャリーも天使になって、光一の傍に居るから・・・きっと・・・』

 

そこにセブンスターズとチルドレンと賢木が駆け付けた。

 

薫「皆本!!」

 

斗真「皆本さん!キャリーは!?」

 

皆本「・・・行ったよ。」

 

薫「え?」

 

斗真「そうか・・・」

 

するとキャロラインが目を開けた。

 

キャロライン「あれ?ここは?」

 

皆本「キャロライン。」

 

キャロライン「あら皆本君、よね?どうしてあなたが?」

 

 

 

 

 

 

そして後日、キャロラインが月へ旅立つ準備が整った。

 

クルー『3、2、1、リフトオフ!』

 

遂にシャトルが発進した。

 

大河「遂にシャトルが旅立ったか。」

 

斗真「キャロライン、キャリーと共に行ってらっしゃい。」

 

薫「皆本の奴・・・」

 

紫穂「どうして、行くなとか、消えるなっとか言わなかったって?」

 

薫「好きだったなら遠慮する事無いじゃん。」

 

紫穂「仕方無いでしょ?キャロラインさんの人生とか夢とか犠牲にしたくないじゃん?」

 

葵「キャリーかて、そう言うのを望んでへんかったやろ?」

 

薫「分かってるよ、そんな事・・・」

 

敦「分かってるならそれで良いじゃねえか。」

 

薫「でも言って欲しいじゃん!正しくなくたって、そう思ってるって!」

 

零慈「薫・・・」

 

薫「世界中で1番大事だと思ったんだったら・・・私だったら・・・」

 

 

 

 

 

 

シャトルが旅立つ光景を、皆本が静かに見送ってた。

 

皆本(キャリー・・・)

 

1枚の羽根が舞い降りた。

 

皆本「翼が欲しかったのは僕だ!僕が君を・・・済まなきゃいけなかったのに・・・!!(あの時も本音が言えなかった・・・言う訳にはいかなかった・・・)」

 

そこにセブンスターズとチルドレンが戻って来た。

 

斗真「皆本さん、戻ったぜ。」

 

皆本「・・・やぁ、見送りありが・・・っ!」

 

薫の背中から天使の翼が現れてた。薫は今でも不機嫌なまま。

 

紫穂「あんまり関わらない方が良いわよ?機嫌悪いから。」

 

葵「要するにヤキモチやヤキモチ。」

 

皆本「そうか。」

 

薫「そうかじゃねえよ!!言う事違うだろうがバカ!!だからダメなんだよ此奴は!!」

 

美里「あら、素直に気持ちを伝えれば良いじゃない。」

 

幸菜「そうそう。素直に言えば気持ちが落ち着くよ?」

 

薫「五月蝿い!!そんな簡単に素直になれねぇよ!!」

 

皆本(もしもう1度同じ事があったら・・・僕は言えるだろうか?君さえ居ればそれで良い・・・なんて。)

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:南羽翔平
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花
      和泉零慈:甲斐翔真

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

     蕾見不二子:ゆかな
      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
      賢木修二:谷山紀章
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
    オペレーター:後藤沙緒里
      高倉さん:四宮豪
      菅原さん:金光宣明

 メアリー・フォード:千葉妙子
  ケン・マクガイア:羽多野渉
   JDグリシャム:菅生隆之

      キャリー:名塚佳織
  ウォーレンス教授:坂口候一

         澪:釘宮理恵
      真木司郎:落合弘治
    マッスル大鎌:三宅健太
       藤浦葉:羽多野渉
      加納紅葉:千葉紗子
       桃太郎:釘宮理恵

      兵部京介:遊佐浩二

次回「疑心暗鬼帳(ぎしんあんきちょう)
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