絶対可憐チルドレン ANOTHER ESPER   作:naogran

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ある日、エスパー犯罪者が逮捕された。任務に向かってたのはナオミと斗真だった。

斗真「一件落着だな。」

ナオミ「はい。」

谷崎「今日もご苦労!!私のナオミーーー!!!」

しかしサイコキネシスで飛ばされてしまった。

ナオミ「その腐った頭!全部外に出せ!!!」

2人は浮遊して去って行った。

谷崎「待てナオミ!まだ足らんぞ!もっと!愛のエナジーを!!」

ナオミ「五月蝿えこっちとら忙しいんだよ!!」

斗真「(怖えなナオミさん・・・)そうだナオミさん、そろそろ大学受験だって?」

ナオミ「そうなんです。」

斗真「受験頑張ってね。」

ナオミ「はい!」

しかしその夜、谷崎が謎の女にやられている事を知る由もなかった。


MISSION41「えっ、皆本が!?」

翌朝のバベルでは、異常事態が起こった。

 

皆本「え?谷崎主任が?嘘だろ?」

 

賢木「いやぁぶっ倒れてる所を今朝方発見されたんだが。」

 

谷崎「ここは何処・・・?」

 

記憶喪失になったかのような言葉を発してる。

 

ナオミ「しっかりして下さい!私です!あなたの梅枝ナオミです!」

 

しかし谷崎の記憶が戻らないままだった。

 

ナオミ「うわぁーーーん!!私がいけないんですーーー!!主任のあなたにあの衝撃を与えたからーーー!!!」

 

斗真「記憶喪失を起こしたか。」

 

賢木「ああ。見ての通り谷崎主任が記憶を失ってる。不審な点は特に見られねえし、一時的なものだと思うが。」

 

ナオミ「良かった・・・」

 

賢木「けどナオミちゃん、本当にそれで良いのかい?」

 

皆本「こら賢木!」

 

斗真「先生!」

 

ナオミ「・・・確かにそうかも。」

 

賢木「だろぉ?」

 

皆本「いや!!だから君も、悪魔の囁きに耳を貸しちゃ・・・ん?」

 

すると谷崎の横にある花を見た。

 

皆本「アザミの花?」

 

斗真「ナオミさん、あのアザミは?」

 

ナオミ「ええ、発見された時、何故か主任が握り絞めてたらしいんですよ。」

 

賢木「ひょっとしてナオミちゃんの為に花束を買おうとしてたのか?」

 

ナオミ「・・・」

 

しかし斗真はアザミを見て何かを感じてた。

 

皆本「どうした斗真君?」

 

斗真「あのアザミ、何か違和感を感じる。」

 

オペレーター『ザ・チルドレンとセブンスターズに出動要請!メンバー及び運用主任は至急司令室に集合して下さい!』

 

皆本「行って来る!」

 

斗真「じゃあナオミさん、行って来る。」

 

 

 

 

 

 

すぐに現場へ急行した。セブンスターズがバイクと車から降りた。

 

皆本「特務エスパーザ・チルドレン、セブンスターズ、ただいま到着しました!」

 

警部「この子達が特務エスパー?彼らなら兎も角、彼女達はまだ子供じゃないか。」

 

皆本「ええ。でもレベルは7。場数も踏んで経験豊富ですし、今尚成長中です。」

 

紫穂「取り敢えず中を探れば良いのね?」

 

大河「ミッション開始。」

 

すると紫穂の制服のボタンが解けた。

 

紫穂「あ、ボタンが。」

 

薫「お〜?それってつまり、ここん所の成長か〜!?」

 

興奮した薫が紫穂の胸をわしわしする。

 

葵「うちも袖が突っ張って動けへん。」

 

すると薫の制服のボタンも解けた。

 

薫「お!私も成長!?」

 

それを見た葵がボタン全部自分で解いた。

 

葵「う、うちもや。」

 

薫「袖って言ったじゃん・・・悲しい嘘は止めて・・・」

 

紫穂「そうよ。胸なんて小さい方が可愛いわよ〜。」

 

皆本「って遊ぶな!!」

 

敦「ったく、火炎星!制服返し!」

 

パイロキネシスで、3人の制服を直した。

 

敦「出来たぞ。」

 

チルドレン「ありがとう!敦さん!」

 

皆本「あの、それで検挙の対象は?」

 

警官「国際ギャング団です。廃工場を、我が国の活動拠点にしているらしく。」

 

警部「高レベルエスパーを用心棒にしてる情報も入ってね。」

 

皆本「成る程、それで僕らに協力を。」

 

美里「高レベルエスパーを用心棒ねぇ、相手は弱虫なのかしら?」

 

大河「・・・中は空っぽ、いや、人影1人確認!」

 

皆本「え?」

 

 

 

 

 

 

工場の扉を開けて中に入る。

 

皆本「動くな!手を上げて大人しく!」

 

すると周りのドラム缶が飛んで来た。

 

薫「危ねえ!!」

 

イージスシールドで防いだ。そこに巨漢の男がドラム缶を持って現れた。

 

幸菜「彼奴が犯人!?怖そうな顔!」

 

巨漢の男「うおりゃああああああ!!!」

 

持ってるドラム缶を投げた。

 

零慈「やらせるか!ファイヤートルネード!」

 

熱風でドラム缶を飛ばした。

 

皆本「行けるぞ!葵!美里君!」

 

葵「よっしゃ!」

 

美里「拘束開始!」

 

持ってるESPロックを、巨漢の男にテレポートさせた。ロックが掛かって超能力使用不能となった。

 

斗真「おっしゃ!行くぜ薫!」

 

薫「よっしゃ!!」

 

2人は一斉に走り出してジャンプした。

 

斗真「PK!!」

 

薫「サイキック!!」

 

斗真・薫「ダブルドラゴンキック!!!」

 

ダブルドラゴンキックで巨漢の男が倒れた。

 

薫「ふぅ〜。」

 

斗真「どうだ。」

 

すると巨漢の男が起き上がった。

 

 

 

 

 

 

巨漢の男「あれ?ここは何処?俺は誰だ?」

 

 

 

 

 

 

皆本「え?」

 

警部「惚けやがって!連行しろ!」

 

幸菜「待って下さい!」

 

警部「何?」

 

幸菜「・・・記憶が消されてる?」

 

美里「記憶が?皆さん!先に病院へ連行して下さい!」

 

警官「わ、分かりました。」

 

巨漢の男を連行した。皆本と斗真がその辺を探る。すると、アザミの花があった。

 

皆本「これは?」

 

斗真「アザミ?」

 

薫「えへへやったぜ!」

 

紫穂「って、服破れてるじゃない。」

 

薫「いやぁ〜。」

 

葵「はぁ、こりゃあ朧はんに代わりの制服貰わなあかんな。」

 

皆本「皆お疲れ。悪いけど3人共先に帰ってくれるか?」

 

薫「え?良いけど、皆本と斗真達は?」

 

斗真「警部達と一緒に、もう少しここで調べたいからな。」

 

薫「うん分かった!」

 

紫穂「早く帰って来てね?」

 

葵「仕事熱心にも程々にやで?」

 

皆本「分かった分かった。」

 

 

 

 

 

 

夕方になって、皆本は考え中だった。幸菜がアザミの花を調べてる。

 

幸菜「このアザミ、何か違和感を感じる。」

 

大河「どんな違和感だ?」

 

幸菜「何だろう・・・何か特別な物を持ってるような・・・」

 

皆本(あのエスパー、谷崎主任と同じ事を・・・それにあの花・・・ん?)

 

すると目の前に、アザミの花が大量にあった。そして壁に、謎の紋章が刻まれてあった。

 

敦「アザミがこんなに?」

 

斗真「・・・そう言えば、アザミの花言葉は、独立、報復、厳格、触れないで。その4つだったな。」

 

美里「けど、誰が何の為に?」

 

零慈「聞いただけで嫌な予感しかしねえな。」

 

工場の屋根の上から、ブラック・ファントムのユーリが傍観していた。

 

 

 

 

 

 

その日の夜、薫達は新しい制服を見ていた。

 

薫「あはは!結構サイズ違うな〜!」

 

葵「こっちのボタン、1度は全部取れて、敦はんが付け直してるんやな!」

 

薫「修理の後もあちこちあるし。」

 

紫穂「それぞれ色んな任務の思い出ね。」

 

すると賢木が薫の頭を撫でた。

 

賢木「新しい方もすぐにそうなるさ!お前らと皆本は、バベルイチの良いチームなんだし。」

 

紫穂「先生?」

 

薫「って何で居んのさ!」

 

葵「呼んでへんで。」

 

紫穂「柏木さんに無理矢理くっ付いて来たんでしょ?」

 

賢木「さ、さぁそろそろ飯だぜ!それともあれか?小1時間気を引かせて、柏木一尉と俺を2人きりにしてくれるのか?」

 

紫穂「何このエロ医者。」

 

葵「サイテー・・・」

 

薫「テメェ巫山戯んじゃねえ!」

 

キッチンでは、柏木が晩飯を作ってた。

 

柏木「ふふふ。賑やかね。」

 

 

 

 

 

 

タクシー運転手「お忘れ物はありませんね?」

 

その頃皆本と斗真は家の傍まで来ていた。皆本がタクシーから降りた。

 

皆本「(花言葉、天使の羽・・・それに記憶の操作・・・)ブラック・ファントム?」

 

斗真「ブラック・ファントムが?」

 

 

 

 

 

 

???「その通り。」

 

 

 

 

 

 

皆本「え?」

 

斗真「誰だ?」

 

目の前の手摺に座ってる少女が居た。ブラック・ファントムのユーリだった。

 

ユーリ「皆本光一二尉。そして神楽斗真。あの谷崎とか言う男から得た情報通り、中々切れ者のようですね。」

 

斗真「お前は!?」

 

皆本「まさか、僕達を試す為に!?」

 

するとユーリがテレポートして、皆本の後ろに立った。そして皆本に電撃を放った。

 

皆本「ぐああああ!!!!」

 

電撃を喰らった皆本が倒れた。

 

斗真「皆本さん!!ぐああああ!!」

 

そして斗真も電撃を喰らった。

 

ユーリ「邪魔者は排除しました。」

 

ブラック・ファントム「宜しい。調査を続行しなさい。我々の洗脳を解くザ・チルドレンとセブンスターズのあの力、放置すれば後々障害になる。」

 

ユーリ「畏まりました。」

 

 

 

 

 

 

斗真「聞いたぜその会話。」

 

 

 

 

 

 

ユーリ「!?」

 

電撃を喰らった筈の斗真が起き上がった。

 

斗真「お前らの目的はその事だったのか。」

 

ユーリ「何故!?」

 

斗真「ステルスサイマグネット。俺しか見えない透明なバリアを展開する事が出来る便利物だ。こうなると思って備えてたんだ。俺と遊ぶか?ブラック・ファントムのユーリさんよぉ。」

 

ユーリ「何故私の名前を!?」

 

斗真「気絶演技してる最中に思考を読ませてもらった。」

 

ユーリ「くっ!」

 

テレポートで逃げ去った。

 

斗真「逃げたか。そうだ!皆本さん!皆本さん!」

 

しかし皆本が起きる気配が感じなかった。ESPデバイスでバベルに連絡する。

 

斗真「こちら神楽斗真!局長!応答願います!」

 

 

 

 

 

 

その後、賢木の携帯に着信音が鳴った。

 

賢木「ん?はい賢木です。」

 

桐壺局長『そこに今、柏木君とチルドレンは居るのかね?』

 

賢木「はい。」

 

桐壺局長『では汚らわれないようにしてくれ。実は・・・皆本君が襲われた。』

 

賢木「っ!?」

 

桐壺局長「斗真君が発見したんだ。帰宅しようとした際、何者かに狙われたようだ。」

 

賢木「ええ、了解です。すぐに戻ります。」

 

紫穂「どうしたの先生?急用?」

 

葵「せやたら、うちが本部までテレポートで送ってやるで。」

 

振り向いた賢木の顔は怖かった。

 

チルドレン「え?」

 

賢木「あ、大丈夫!大した事じゃないんだから!柏木さん、後の事は宜しく。」

 

柏木「え、ええ、それは構いませんけど・・・」

 

しかしチルドレンの目は異様だった。すぐに笑顔を作った。

 

紫穂「ただ事じゃないそうなのよね?」

 

薫「なのに大した事じゃない?」

 

葵「女の勘舐めてるやろ?」

 

賢木「ええ!?」

 

薫「この世には2種類の人間が居るんだ!」

 

紫穂「進んで白状する人間と、力尽くで白状させられる人間!」

 

葵「先生白状しいや!」

 

柏木(エスパーだってのに、男の人ってダメだなぁ・・・)

 

賢木「ったくしょうがねえな、取り敢えず、命に別状が無いって事だから落ち着いて聞けよ?」

 

チルドレン「え?」

 

 

 

 

 

 

その頃奈津子とほたるは、バベルを後にして外出していた。

 

奈津子「皆本さん大丈夫かしら?」

 

ほたる「う〜ん・・・あ!今抜け駆けしてお見舞い行こうしてたでしょ!?」

 

奈津子「あんた!また心を読んだのね!?」

 

ほたる「そんなの読まなくても分かるわよ。」

 

するとバベルから爆音が響いた。

 

奈津子・ほたる「な、何!?」

 

 

 

 

 

 

バベル内では、京介と桃太郎が侵入していた。京介が桐壺局長を押し込んでた。

 

桐壺局長「皆本はやはり貴様か・・・!?」

 

京介「いやいや、ここの監視から面白い事になってる報告が入ってね?お見舞いに来ただけさ。」

 

サイコキネシスの威力を増加させて、桐壺局長を気絶させた。そこにセブンスターズが駆け付けた。

 

斗真「京介か!?」

 

敦「彼奴何しに来たんだ!?」

 

斗真「行くぞ!」

 

5人「おう!」

 

ファイブセブン「ESPリミッター!」

 

零慈「サイコリミッター!」

 

セブンスターズ「天装解禁!」

 

 

 

 

 

 

斗真「嵐のサイキックパワー!神楽斗真!」

 

美里「息吹のテレポートパワー!赤坂美里!」

 

敦「巌のパイロキネシスパワー!芝浦敦!」

 

幸菜「芽萌のテレパスパワー!篠崎幸菜!」

 

大河「怒涛のクレヤボヤンスパワー!栗栖大河!」

 

零慈「命のミックスアビリティパワー!和泉零慈!」

 

セブンスターズ「平和を護るはエスパーの使命!特務エスパー!セブンスターズ!」

 

 

 

 

 

 

斗真「京介!何をする気だ!?」

 

京介「ちょっとお見舞いに来たのさ。」

 

そう言って皆本を読み取る。

 

京介「ん?これは?(成る程、確かに命に関わる事は無さそうだな。だが・・・)」

 

 

 

 

 

 

???「兵部京介ーーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

すると壁が破壊された。出て来たのは蕾見だった。

 

幸菜「管理官!」

 

蕾見「人ん家の庭にノコノコと!良い度胸じゃない!」

 

京介「落ち着けよ不二子さん。慌てたんでメイクが粗いぜ?」

 

蕾見「え!?嘘!?マジ!?」

 

零慈「どんだけ若く見せたいんだこの人は・・・」

 

京介「それにもう帰る所さ。来な、桃太郎。」

 

桃太郎「え?何だ?」

 

すると桃太郎の意識が無くなった。そして皆本の額に乗せた。

 

蕾見「皆本君に何を!?」

 

敦「何する気だ!?」

 

京介「治療だよ。バベルは彼を治せないが、僕なら可能だ。連れて行くとクイーンが怒るから桃太郎を置いて行く。いじめるなよ?」

 

そう言い残して去って行った。

 

蕾見「あ!こら!!」

 

葵「皆本はん!」

 

斗真「お前ら!?」

 

賢木「な、何だ!?」

 

薫「滅茶苦茶じゃん!」

 

葵「どう言う事や!?」

 

柏木「何があったの!?」

 

紫穂「皆本さんは無事!?」

 

蕾見「えっと・・・何から話せば・・・」

 

大河「さぁ・・・」

 

すると桃太郎が立ったと同時に皆本が起き上がった。

 

皆本「ここは・・・?」

 

斗真「皆本さん!」

 

葵「皆本さんはん!」

 

紫穂「気が付いた!?」

 

皆本「あなた達誰?僕さっきまで学校に居たのに・・・」

 

すると次の瞬間。

 

 

 

 

 

 

皆本少年「何でこんな所に?」

 

 

 

 

 

 

なんと皆本が子供の姿になってしまった。

 

全員「み・・・皆本!?」

 

突然の出来事に全員が愕然とした。一体何があったのか。

 

 

 

 

 

 

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今回のしりとり。

 

ユーリ『ゾウリムシ。』

 

皆本少年『しっかり頑張るぞ!』

 

しりとり終了。

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翌朝。賢木がオペレーションルームで記憶喪失の原因を話した。

 

賢木「谷崎主任の記憶喪失も、皆本とほぼ同じ原因である事が判明しました。記憶は消されず、脳に残っているが、何らかの干渉で思い出せなくなってる状態です。」

 

蕾見「賢木君のサイコメトリーまで欺くとは。」

 

柏木「一体何者が?」

 

賢木「分かりません・・・元に戻すには、犯人の能力を分析する必要があります。ただし、あのモモンガはテレパシーで皆本に接続し、兵部の仕込んだ催眠プログラムに従って治療を行ってるようです。」

 

蕾見「兵部は親切で何かをする奴じゃないわ。何か魂胆がある筈よ。」

 

賢木「当面モモンガには手を出さず、皆本の傍に置いておく方が得策かと。」

 

桐壺局長「くそ!完全に少佐ペースじゃん!」

 

柏木「見た目が子供になったのは?」

 

蕾見「実際の皆本君は大人のままだけど、私達はヒュプノ視覚情報で弄られて。」

 

柏木「少年の姿の幻を見せられている。」

 

賢木「しかし皆本は、過去10年間程の記憶を消えています。つまり今は催眠のお陰で、精神と外見が一致しているんです。」

 

 

 

 

 

 

その頃子供になってしまった皆本は、セブンスターズとチルドレンと一緒に食堂に居た。

 

皆本少年「僕の居た時から、いや、覚えてる時から10年・・・参ったな・・・丸でタイムスリップだよ。」

 

葵「でも流石皆本はんや!」

 

紫穂「理解が早いし、こんな状況でも冷静ね。」

 

斗真「凄え頭脳だなおい。」

 

皆本少年「他にどうしようも無いんだもん。それに襲われたって事は、大人の僕を犯人の正体に迫ってたと思ってるんだ。」

 

薫「え?」

 

皆本少年「バベルのエスパーなら、その線から犯人を捕まえれるのは時間の問題だと思うから。」

 

敦「確かに、その言葉に一理あるな。」

 

 

 

 

 

 

そして、あの工場にザ・ハウンドが居た。

 

小鹿「手掛かりはきっとここにある筈よ。初音ちゃん!」

 

初音「了解!」

 

狼にメタモルフォシスして調査する。

 

明(皆本さん、仇は必ず俺達が!)

 

 

 

 

 

 

そしてチルドレンは、3人でこそこそ話してた。

 

薫「す、凄いね。」

 

葵「天才少年やもんな。」

 

紫穂「同い年とは思えないわね。」

 

幸菜「昔から天才少年って凄いよね。」

 

斗真「けどそれが原因で周りが馴染めなくなったんだ。」

 

皆本少年「ねぇ、折角だからそれまで色々見て回りたいんだ。10年後の世界、興味あって当然だろ?外に連れ出して案内してくれない?頼むよ紫穂ちゃん。葵ちゃん。そして薫ちゃん。」

 

名前で呼ばれた3人がキュンとした。

 

皆本少年「斗真さん。大河さん。敦さん。美里さん。幸菜さん。零慈さん。」

 

斗真「何か皆本さんからそう呼ばれるとしっくり来ない感じ。」

 

 

 

 

 

 

そして部屋に連れてある物を用意した。

 

皆本少年「あ、あの・・・何をしてるの?」

 

薫「何って、皆本の服だよ?」

 

皆本少年「全部女の子のじゃないか!」

 

用意したのは服だった。しかも全て女の子用。

 

葵「バベルの警備を舐めとったらあかん!」

 

紫穂「女装でもしなきゃ抜け出せないわ!」

 

零慈「何だその罰ゲームみたいなルールは!」

 

薫「と言う訳でこれを!」

 

葵「皆本ハーマイオニーとでも名乗るんや!!」

 

メイド服を着た皆本少年を想像する。

 

皆本少年「ちょっと嘘だろ!!」

 

敦「そんな皆本さん見たくねえよ!!」

 

紫穂「大丈夫!すぐ気持ち良くなるから!」

 

薫「そうそう!」

 

葵「こうなったら実力行使や!」

 

皆本少年「止めてーーー!!!」

 

葵「テレポート衣替え!!」

 

テレポートでメイド服を着させようとしたが、外れてしまった。

 

葵「あれ?ほい!」

 

何回も着させようとしたが、全て外れるばかりだった。

 

薫「何やってんだよ葵。」

 

美里「調子悪いの?」

 

葵「いや、何か変・・・テレポートの座標が感覚と一致せえへん・・・」

 

斗真「分かった。今の皆本さんの姿は偽物なんだ。俺達はヒュプノで皆本さんの子供時代の姿を見せられてるんだ。今の皆本さん自身は大人のままになってるんだ。テレポートの感覚がズレるのは当たり前だ。」

 

薫「そっか。じゃあどうする?」

 

葵「賢木先生の所へ行こう。」

 

紫穂「あの人なら男性サイズの女物を持ってる筈。」

 

皆本少年「え!?どうしても女装!?」

 

賢木「持ってねーーーー!!!!」

 

斗真「おっと先生。柏木さんも。」

 

賢木「外出許可を出してやっから遊びに行くなか行って来い!」

 

柏木「ほら。着替えよ。」

 

薫「え?良いの?」

 

柏木「それとこれ、一応渡しておくわ。」

 

渡されたのはリミッター解禁装置。

 

柏木「チルドレンの解禁携帯。私達の連絡と、非常時の解禁用よ。」

 

紫穂「一層ずっと解禁しておけば?」

 

敦「ダメだ。暴走して街を壊したいのかお前ら?」

 

柏木「出力は何時もの半分程度に落としておいたから、ESPの使用に不都合は無いわ。任せて良いわね?」

 

皆本少年「はい!信頼してくれてありがとうございます!柏木さん!」

 

すると柏木が頬を赤くした。そして皆本少年を抱き締めた。

 

柏木「良い子!!そして可愛い!!」

 

チルドレン「コラーーー!!!!」

 

賢木「チルドレンは最高のボディガードなんだし、子供同士のんびり遊んだ方が記憶の修復も早いだろ?後の事は安心して俺達に任せろ!」

 

皆本少年「はい!先生なら必ず元に戻してくれると信じてますから!捜査の方を宜しくお願いします!」

 

すると今度は賢木までも頬を赤くして皆本少年を抱き締めた。

 

賢木「偉いぞ皆本ーーーー!!そして賢くて可愛いーーーー!!!」

 

チルドレン・柏木「コラーーー!!!」

 

斗真「賢木先生、昨日の事について話したい事が。」

 

賢木「昨日の?」

 

チルドレンは皆本少年と遊びに行った。

 

 

 

 

 

 

セブンスターズがオペレーションルームで昨日の出来事を話した。

 

桐壺局長「何!?本当かね!?」

 

斗真「ええ。工場の任務から帰宅途中にブラック・ファントムの少女に遭遇しました。少女の名前はユーリ。ゴスロリの格好をしていました。」

 

大河「ユーリ。」

 

斗真「そしてユーリは、あのブラック・ファントムの娘です。」

 

美里「ブラック・ファントムの娘・・・!?」

 

斗真「そして彼女は、皆本さんに電撃を浴びせて、谷崎主任と同じ記憶喪失を起こさせました。」

 

賢木「斗真は大丈夫だったのか?」

 

斗真「ああ。予め俺しか見えないバリアで遮ったんだ。ただ、1つ問題が。」

 

柏木「問題?」

 

斗真「彼女の能力を読もうとしたが、1ミリも読めませんでした。今の所彼女の能力は不明です。」

 

桐壺局長「ふむ、そうか。」

 

斗真「もし何か分かったらすぐに知らせます。」

 

桐壺局長「宜しく頼むぞ!くれぐれも油断はしないように!」

 

斗真「了解!」

 

 

 

 

 

 

その日の夜、皆本少年が料理を作ったが、どれも失敗ばかり。

 

薫「あれ?何この豚エッグは・・・?」

 

皆本少年「だから料理は無理って言ったろ・・・」

 

葵「そこは10年の間に身に付けた技術なんやな・・・」

 

斗真「そう落ち込むなって。料理が出来る奴ならここに1人居るじゃねえか。」

 

薫「そっか!そうだったな!」

 

そしてテーブルにハンバーグや唐揚げやサラダを置いた。

 

斗真「今日はフルコースだ!じゃんじゃん食ってくれ!」

 

薫「わーい!」

 

斗真「まだ君に言ってなかったな。俺はここでチルドレン達と同居してるんだ。」

 

皆本少年「そうだったんですか?」

 

斗真「敬語はよしてくれよ。普通に話せばありがたいぜ。」

 

紫穂「早く食べよ?それから・・・4人でお風呂に入らなくちゃね!何時ものように!」

 

薫「おお!ナイスアイデア!」

 

皆本少年「ちょ、ちょっと待って!?何時もの!?僕21なんだよね!?」

 

薫「今は子供同士じゃん。」

 

皆本少年「子供同士ってそれはキツイ!かなりキツイよ!!」

 

葵「本気にすんなや。」

 

薫「皆本君のエッチ!」

 

紫穂「あ、ちょっと本気で期待してた。」

 

皆本少年「おい・・・」

 

斗真「ナチュラルに透視すんなや・・・」

 

薫「でも!」

 

 

 

 

 

 

その後4人がベッドに入る。

 

薫「寝るのは一緒な?」

 

葵「まぁそのくらいやったら・・・」

 

皆本少年「ってそれもマズイだろ!」

 

紫穂「何がマズイって言うの?分かんな〜い。」

 

斗真(此奴ら・・・)

 

 

 

 

 

 

その日の夜。皆本少年は眠れなかった。

 

皆本少年「やれやれ・・・僕が使ってた部屋は・・・」

 

自分の部屋へ行こうとした時、寝ている薫に掴まれた。

 

薫「もっと遊ぼうぜ皆本・・・」

 

皆本少年(もし、このまま元に戻らなかったら、ここには僕の居場所があるんだろうか・・・?)

 

 

 

 

 

 

そして翌朝。

 

斗真「よう。起きたか皆。」

 

葵「え!?ランドセルが4つ!?」

 

薫「誰が?何時の間に?」

 

斗真「これ、京介からのプレゼントらしい。」

 

紫穂「え!?兵部少佐!?」

 

斗真「明朝にここに来たんだ。彼奴から『坊やを頼むよ。楽しんでおいで。』って。」

 

するとインターホンが鳴った。花井ちさとと東野将だった。

 

ちさと「おはよー。」

 

将「皆本〜!学校行こうぜ〜!」

 

薫「と、東野の奴一体!?」

 

紫穂「兵部少佐が何かしたのよ!」

 

斗真「彼奴、面白い事やりやがって。」

 

皆本少年「学校・・・?」

 

 

 

 

 

 

すぐに斗真はバベルへ向かった。

 

大河「何!?クラスメイトが皆本さんの名前を!?」

 

斗真「ああ。周りからもう認知されたようにな。」

 

零慈「まさか、京介の仕業なのか?」

 

美里「それしか考えられないわ。」

 

幸菜「これからどうする?」

 

敦「明石達の小学校へ行こう。何か手掛かりが掴めるかも知れない。」

 

斗真「よし!行こう!」

 

 

 

 

 

 

バイクと車に乗って、小学校へ向かった。

 

斗真「ここか。」

 

大河「・・・おいどうなってんだ!?パンドラの連中が学校に居るぞ!?」

 

零慈「何!?」

 

幸菜「・・・本当だ!でも違う記憶を持ってる。学生と教師の記憶を持ってるわ!」

 

美里「兵部京介の仕業なのかしら?」

 

大河「けど彼奴ら、楽しそうだな。」

 

幸菜「チルドレン達に危害を加える気は無さそうね。」

 

するとその時。

 

 

 

 

 

 

斗真「っ!?」

 

 

 

 

 

 

美里「どうしたの斗真?」

 

斗真「ユーリの気配が!」

 

敦「何!?」

 

斗真「小学校の方だ急ごう!」

 

 

 

 

 

 

そして小学校の屋上には、ユーリが立っていた。彼女の手には初音を締めてた。

 

初音「許さない・・・お前・・・!!」

 

明「は・・・初音・・・!!逃げろ・・・!!」

 

屋上には、明と小鹿主任が倒れてた。

 

初音「明!明!」

 

ユーリ「お黙り。獣。」

 

初音「ああああああああああ!!!!」

 

電撃を流し込んで初音を気絶させた。

 

ユーリ「待ってなさい。クイーン。」

 

???「そこまでだ!」

 

ユーリ「ん?」

 

そこにセブンスターズが現れた。

 

斗真「ユーリ!大人しくしろ!」

 

ユーリ「あら、また会ったわね。」

 

大河「明!初音!小鹿主任!」

 

幸菜「・・・大丈夫。気絶してるだけだわ。」

 

敦「彼奴がユーリ・・・」

 

美里「ブラック・ファントムの娘・・・」

 

斗真「俺達特務エスパーが!」

 

セブンスターズ「悪しき犯罪者に天罰を下す!」

 

果たして彼らは、皆本を元に戻す事が出来るのか。

 

「NEXT」




         キャスト

      神楽斗真:松下優也
      栗栖大河:花江夏樹
       芝浦敦:佐野岳
      赤坂美里:大久保桜子
      篠崎幸菜:矢野優花
      和泉零慈:甲斐翔真

       明石薫:平野綾
      三宮紫穂:戸松遥
       野上葵:白石涼子
      皆本光一:中村悠一

     蕾見不二子:ゆかな
      桐壺帝三:小杉十郎太
       柏木朧:浅野真澄
     常盤奈津子:中尾衣里
     野分ほたる:佐藤利奈
       宿木明:大浦冬華
      犬神初音:清水愛
      小鹿圭子:中島沙樹
     梅枝ナオミ:後藤麻衣
      谷崎一郎:家中宏
     花井ちさと:福原香織
       東野将:佐藤利奈
    オペレーター:後藤沙緒里

      皆本少年:釘宮理恵

ブラック・ファントム:立木文彦
       ユーリ:井上麻里奈

       桃太郎:釘宮理恵
      兵部京介:兵部京介

次回「オーバー・ザ・フューチャー〜サイキック・サイ・サイ・サイコ〜」
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