グリモア-転生したのは魔法使い-   作:遊音

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モンハンXX買いました。


報道部-岸田夏海-

注意事項省略(一話参照)

 

女生徒「ねぇねぇ、彼女いたの?」

女生徒「好きな食べ物は?」

男生徒「是非バスケ部に!」

男生徒「連絡先交換しない?」

助けて下さい、四面楚歌なんて生易しいものじゃないです、八方塞がり以上の囲まれ方です。

将棋でもこんな囲いはないだろう。

女生徒「国家予算草案についてどう思う!?」

知らないよ!?

次から次へと包囲網が作られています。

女生徒「ねぇねぇ、先生が隠してる体質ってどういうこと?」

一馬「え、ええと...」

男生徒「柔道こそ青春だ!君も青春を謳歌しようじゃないか!」

助けてー、この地獄から誰かー···

夏海「お待たせー!転校生!」

ざわ···ざわ···

男生徒「どういう···事だ?」

夏海「さぁ、今こそ約束を果たして貰うわよ!」

どうしてそんな言い回しをするのか···

しかし、岸田さんが近づくと周りが距離を取り始めた、VIPや敬遠ではなく、警戒に近い感じだ。

僕としては解放されて少し楽になったけど。

夏海「さぁ、部室に連行ね!」

半場強引に連れて行かれた。

···何か悪い事してないのにしたような気分だよ。

その道の途中僕は足を止めた。

やっと、見つけた。浅梨さんとやらを。

一馬「あの、これ落としませんでした?」

浅梨「え?あぁ!道理でないと思いました!ありがとうございます!」

一馬「良かった、大切な物みたいだからね。」

浅梨「でもどうして私だと?」

一馬「昼頃トイレを聞かれた時かな?」

気付いてなかったっぽい。

浅梨「こ、これは失礼しました!先輩!」

先輩!?

一馬「い、いや僕今日転校してきたから貴女の方が先輩かと...」

浅梨「あ、あれ?でも私も一年経ってないくらいなので生きてきた年数で言えば先輩です!」

うわ、凄い理論。まぁ、この際どうでもいいか、変にややこしくするよりは。

浅梨「あ、紹介が遅れました。私、我妻浅梨と言います。」

一馬「僕は高宮一馬。」

浅梨「高宮さんですね、あ、しまった!そろそろ精鋭部隊に行かないと...10回連続遅刻したらペナルティでしたー!」

10回連続と言う言葉には突っ込んではいけないだろう。

そういって我妻さんは廊下を大爆走して怒られていた。

夏海「何よあんた、意外に優しいのね。」

一馬「落とし物くらいでそう言われても...」

夏海「( ̄ー ̄)」

一瞬岸田さんが良からぬ事を考えている様に見えた。

夏海「あんた浅梨の事どう思った?」

一馬「え?まぁ、正直ある意味凄い人だと。」

夏海「そうじゃなくて、直感で。」

一馬「え?あ、青髪って珍しいよね。」

夏海「あたしだってオレンジっぽい赤だし普通じゃない?」

一馬「そうだね。」

見せつける様に近付かないで欲しい。

夏海「こう···可愛いとかないの?」

一馬「うーん、まぁ、そうも思ったかな。」

口にするのは恥ずかしいけど。

夏海「ちなみにアイツ男よ。」

ちょっと待ってほしい。

一馬「え···?」

あのルックスで?男?

夏海「はい、一言お願いします!」

一馬「世の中って広いんだね···」

夏海「意外に狭いものよ?此処が私が所属している報道部の部室。さ、入った入った。」

一馬「失礼します。」

ガチャ

え?

夏海「ふふん、これでもう逃げ場はないわよ。」

逃げる気はなかったけどなぜか今物凄い嫌な予感がする。

一馬(···ひょっとしなくても僕今ピンチ?)

夏海「あ、そう言えば智花からあんたの連絡先が来ていたわ、これで間違いないかしら?」

一馬「うん、間違いないよ。」

夏海「これで何時でもあんたと連絡出来るのね、ネタの匂いがプンプンするわ。」

何て人だ。

後でこっそりブロックしておこうかな、南さんから岸田さんの連絡先は教えて貰っているし。

夏海「ま、分かんない事があったら何時でも聞いてくれて大丈夫だから。」

一馬「ありがとう。」

夏海「うん、最初の堅苦しさも無くなってきていいわね。」

あ、そう言えばいつの間にか普通に話してた。

気を使わせてしまったかな、何でも勝手に判断してはいけないね。

夏海「此方も容赦なく、色々問い詰めもとい、相談するから。」

前言撤回、いい人だけどある意味危ない人だ。

夏海「まぁ、前置きはこれくらいにして、本題に入るとするわ。」

一馬「うん。」

夏海「まぁ、聞きたい事は山ほどあるんだけど。今回は最低限にしておくわ。」

今回はって...

最初は普通の簡単な質問だった。

身長、好物、在籍部活、親等、趣味等彼女の腹黒もとい、計算高い性格とは打ってかわって拍子抜けする内容だった。

夏海「そう言えばあんたの体質って何?」

一馬「それは僕のハッ!?(゜ロ゜;)」

しまったこれが目的!

夏海「くっ···少し急いでしまったわ···!」

危ない···あと少しで暴露するところだった。

一馬「危なかったよ···岸田さん。」

夏海「しくじったわね···転校生、あんたやるじゃない。」

少し空気が歪んだ。一触即発とはこの事だろうか。

コンコン、ガチャガチャ!

夏海&一馬「ッ!」

智花「夏海ちゃーん、開けて下さーい!」

怜「夏海、開けてくれ、居るんだろう?」

救いの声が聞こえた。空気が元に戻った。

智花「いじわるしないで下さいよー」

怜「転校生、お前も居るんだろう?」

岸田さんが動かないから自分が行こうとした瞬間彼女に肩を掴まれた。

夏海「こうなったら実力行使よ!智花や怜が突入する前に吐きなさい!」

一馬「ど、どうせ何時か分かるでしょ!?」

少し距離が詰められただけで心臓がバクバク鳴り始めた。

女性に慣れていないのは自覚はあるが、ここまでとは思っていなかった。

夏海「あたしは今知りたいの!」

誰か助けて!

クラスの女子や我妻さんの時は呆気をとられて何もなかったけどいまはマズイ!

一馬「何でぇ!?近々分かると思うよ!?」

夏海「特大スクープの匂いがするわ!さぁ、言いなさい!」

遂に両肩掴まれて体一個分という至近距離まで来てしまった。

智花「ま、まさか転校生さんと夏海ちゃん···いい感じなんじゃ···」

怜「な、何だと!?そ、それは風紀委員として見過ごせないぞ!?」

外で凄い誤解を受けているが岸田さんはまるで聞こえてないかのように迫ってくる。

このままじゃ色んな意味でヤバい!

?「夏海、ボクだ。開けてくれ。」

淡々とした声が聞こえたかと思うと岸田さんはフリーズしてしまった。

?「?夏海。開けるよ?」

カチャカチャ...ガチャ

?「記事はどうだい····おっとごめんよ、頑張っているんだね。失礼した。」

智花「夏海ちゃ···あぁっ!」

怜「き、貴様らは何をしているんだ!ハレンチだぞ!」

夏海&一馬「これは違うんです!」

僕は普通に学園生活を送れるのだろうか?

 

To be continued...




長い...我ながら...まだ一馬が転校してきた初日です。
1日に一体何話使うのでしょうか。
密室で女の子と至近距離で見つめ会う。青春ですね。
まぁ、私は無縁ですがねw
メトメガアウー
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